本日の記録
作業時間 9:00〜18:30
掘削記録 45cm(深度3,405cm) 30cmは下穴です
開始水位 577cm(水深2,783cm)
本日は晴です。そして暖かく、井戸掘り好日です。ドカジャンを脱ぎ、ビーニー帽とネックウォーマーを取り、セーターを脱いでも平気です。4月ぐらいの陽気ですね。
春先のような暖かい一日でした |
昨夜は異動した知人と情報交換の呑み会でした。当然、宿酔いです。頭痛い。(笑)
道具と材料
・オーガ本体+延長パイプ×18+90cm短尺パイプ+45cm短尺パイプ=3,465cm
・突き棒2号+塩ビHIVP25×200×17=3,570cm
・砂回収器:スクリュードライバー2号(SD2)
掘削の状況
先ずは沈殿した土砂を浚います。ヤマ(井戸壁の崩落)も起きているはずです。
前回(2/11)は最初に塩ビのポンプ式井戸掘り器3号(V3)を使いましたが、失敗でした。井戸底の掘りクズを突き固めてしまいました。重いですが、STK鋼管で製作した砂回収器:スクリュードライバー2号(SD2)を最初から使いましょう。
SD2を井戸底に降ろすと、ハンドル接続前のパイプの高さは73cmです。180cm定尺パイプに45cm短尺パイプを挿げ足しています。持ち手パイプを動滑車で上げ下げして、SD2の自重で持ち手パイプを下げます。これでパイプ位置が高さ38cmまで沈み込みました。
砂回収器:スクリュードライバ2号(SD2)を 井戸底に降ろしました、 パイプの高さは73cmです |
SD2を複合滑車で上げ下げすると、 自重でパイプの高さ38cmまで下がりました |
SD2にハンドルを繋ぎました。ハンドル高さは88cmです。苦労した砂利層部分は通過しています。
SD2を井戸底に押し込みますが、いきなり突っかかりました。ヤマで崩れた井戸壁の土砂に砂利が含まれているようです。複合滑車でハンドルを吊るして、吊下回転作戦で突破します。
砂利を突破した後、SD2のハンドルが高さ65cmまで下がりました。ここで突っかかりましたが、今度は石の感触です。たぶん、2/6に径50mmオーガで深度33m50cm付近を掘り下げた際に衝突した石でしょう。深度も合っています。また、吊下回転作戦で突破します。
SD2のハンドルが高さ60cmまで下がりました。ハンドルが重いです。残り10cmが中々下がりません。ハンドルは右回転、左回転、いずれも可能ですが、超重いです。SD2のハンドルが高さ57cmまで下がりました。限界です。
SD2が取り込んだ土砂で満杯で、先端の爪が井戸底を掻いているのかも知れません。SD2を引き上げてみましょう。
SD2が着底しました、ハンドル高さは88cmです、 180cm定尺パイプと45cm短尺パイプを 挿げ足しています |
SD2がハンドル高さ57cmまで下がりました、 目標は残り7cmですが土層が固過ぎます |
SD2を引き上げました。
SD2の中身は土砂が満杯になっていません。予想が外れました。泥水しか見えません、棒を差し込むと土砂の頂上は15cm下です。
SD2の先端を見ると、土砂の塊が入り口を塞いでいました。これでは土砂を取り込むことは出来ません。
この塊は井戸底の土層を切り取ったようです。つまりSD2で新たに掘り下げを行っていたみたい。またオーガとSD2の長さを間違えたようです。ハンドルが重いはずです。
後で検算してみます。
SD2が帰還しました、SD2の中身は少なめです、 棒を差し込むと土砂の頂上は15cm下です |
SD2の先端に土砂が詰まっています |
SD2から土砂を排出しました |
SD2で浚った土砂を笊で篩い分けました。砂から泥水がきれいに分離しました。粘土質が少ないということです。砂利も少なめですが、突っ掛かった石が揚ってきました。
SD2で浚い揚げた土砂を笊で篩い分けました、 大きな石は2/6に径50mmオーガが衝突した石です |
この石は6.0×3.0×1.0cmで、 クッキーのような平たい石でした、 一部はオーガで砕けています |
SD2の先端に詰まった土砂の塊を除去しました。
SD2のゴム弁を支えるSUS針金が2本共に破断して、ゴム弁が外れかかっています。危ないところでした。
SD2のゴム弁を支えるSUS針金が切れて、 ゴム弁が外れかかっています |
SD2のSUS針金を交換しました。
ついでにボルト台座のボルトも4×15mmから4×10mmの短めに一部交換、追加しました。合わせて、内側に曲げていた爪も外側に拡げました。これで、もっと大きな石でも、回収できるようになるはずです。
手を焼いていた掘りクズをやっと始末できました。
これから、径50mmオーガで新たに下穴を穿ちます。今日の目標は深度24mです。残り40cm。
径50mmオーガを井戸底に降ろしました。ハンドル高さは87cmです。90cm短尺パイプに45cm短尺パイプを挿げ足しています。
径50mmオーガを井戸底に捻じ込みます。手応えは完全な砂層です。豆砂利すら感じません。
締まりは緩いようです。ハンドル高さ5cm下がると一休み。オーガの下がりは悪いです。
道具がだいぶ、くたびれて来ているのが原因ですかね。
径50mmオーガがハンドル高さ45cmまで下がった所で、ちょっと砂利の感触がありました。
そして、径50mmオーガがハンドル高さ40cmまで下がりました。深度34m5cmに到達です。
穿った下穴を、径75mmオーガで拡張します。
径75mmオーガを井戸底に降ろすと、ハンドル高さは116cmです。径50mmオーガで下穴を穿っている内に、30cmほどヤマが起きて浅くなっています。
径75mmオーガを井戸底に捩じ込みます。ハンドル高さが100cmに下がった所で突っ掛かりました。まだ、下穴部分には達していません。ヤマで崩落した土砂の部分で突っ掛かりました。土砂の中に大き目の石が含まれているようです。
複合滑車でハンドルを引き上げ、吊下回転作戦を実行します。これで大き目の石が動きました。しかし、突破はできません。オーガ先端のブレード部分に石が引っ掛かっているようです。オーガの回転に合わせて、石も動いているようです。回転することはできるのですが、ハンドルが重たいです。このまま、続行です。その内、突破出来るでしょう。
径75mmオーガのハンドルが高さ85cmまで下がりました。ここから下穴部分の拡張です。大きめの石はここまで突破できていません。下穴拡張部分になったら、更にハンドルが重くなりました。大き目の石を引き摺りながら、固い土層を拡張しているので、当たり前です。
いつもなら、もっと根性を出す所ですが、宿酔で身体が動きません。下穴部分を高さ15cm分拡張して、ハンドル高さが70cmまで下がった所でギブアップです。今までは大きな石でも径75mmオーガで突破できました。突破出来ないサイズの石って事なの? ショックがでかいです。(ショックで、ハンドルが下がったときの撮影を忘れました)
邪魔な大き目の石を、SD2で先ずは浚い上げましょう。
SD2で井戸底で邪魔をしている石を浚い揚げます。
SD2を井戸底に降ろしました。写真を撮影して、トラックロープを設置して、ハンドル高さを測定しようとしたら、ガクッと井戸底に落ち込みました。落下する前は、目見当で120cmぐらいかと…。
SD2が井戸底に落ち込んだ後のハンドル高さは53cmです。午前中にSD2が達した深度よりも下がっています。径75mmオーガが拡張した部分の土砂も取り込んで、もう一段下まで下がりました。
SD2を井戸底に押し込みます。でも早速、SD2が突っ掛かります。また、吊下回転作戦の実行です。しかし、土層が固くて中々下がりません。これは新たにSD2で土層を掘り下げている感触です。
20分掛けて、SD2がハンドル高さ47cmまで下がりました。掘りクズの中の大き目の石も取り込めたでしょう。ここまでで充分のはず。
SD2を引き上げました。
SD2の中身は土砂が満杯になっていません。大して掘り下げていませんからね。棒を差し込むと土砂の頂上は20cm下です。
SD2で浚った土砂を笊で篩い分けました。邪魔をしていた石は何奴じゃ!!
残念ながら、浚い揚げた砂利の中には、オーガを邪魔するような石はありません。失敗です。
邪魔な石を浚い損ねました。
もう少し下まで掘り下げなくてはダメだったようです。根性なしめ!!
最初はヤマで崩れた土砂の中に、大き目の石はあったはず。これを径75mmオーガで井戸穴を拡張しながら、深い部分まで引き摺りこんでしまったようです。多分、大き目の石は下穴部分の上で、拡張した部分の最深部です。最後にSD2を下穴部分の最深部まで投入しましたが、石を取り込むには、もう一段下まで差し込まないと、ゴム弁の中に取り込めないのでしょう。
疲れました。
昼過ぎまで、宿酔いで身体が動きません。15時過ぎて、やっと酒が抜けたと思ったら、掘りクズの中の大きめの石に邪魔されました。
素直にそこで掘りクズを浚い揚げれば良かったのに、無理をして石を深い位置まで引き摺り込んでしまいました。
明日、がんばりましょう。
身体が動かないので、気になっていた細かな作業を片付けました。
一つはオーガの持ち手パイプの保持ロープの交換です。5mmのポリロープを使っていますが、擦り切れています。追加購入したポリロープはしなやかで扱い易いのですが、強度が落ちるようです。
以前購入した中古ロープで、保持ロープを作り直しました。
全ての保持ロープを点検して、5箇所のロープを交換しました。
ねじなし電線管のボルトも点検しました。いつも上げ下げ時に目検でチェックしていたはずですが、何箇所もボルトが緩んでいました。危ない所です。
全て、インパクトドライバーで締め付け直しました。
最後に掘り揚げた砂利の始末です。篩い分けてバケツに収納していましたが、いっぱいです。
SD2のゴム弁を支えるSUS針金が2本共に破断しています |
SD2のゴム弁を支えるSUS針金を交換しました |
SD2のボルト台座を交換しました、 大きな石でも回収できるように期待しています |
手を焼いていた掘りクズをやっと始末できました。
これから、径50mmオーガで新たに下穴を穿ちます。今日の目標は深度24mです。残り40cm。
径50mmオーガを井戸底に降ろしました。ハンドル高さは87cmです。90cm短尺パイプに45cm短尺パイプを挿げ足しています。
径50mmオーガを井戸底に捻じ込みます。手応えは完全な砂層です。豆砂利すら感じません。
締まりは緩いようです。ハンドル高さ5cm下がると一休み。オーガの下がりは悪いです。
道具がだいぶ、くたびれて来ているのが原因ですかね。
径50mmオーガがハンドル高さ45cmまで下がった所で、ちょっと砂利の感触がありました。
そして、径50mmオーガがハンドル高さ40cmまで下がりました。深度34m5cmに到達です。
径50mmオーガで新たに下穴を穿ちます |
径50mmオーガが着底しました、 ハンドル高さは87cmです 90cm短尺パイプに45cm短尺パイプを 挿げ足しました |
径50mmオーガがハンドル高さ40cmまで 下がりました、 深度34m5cmに到達です |
穿った下穴を、径75mmオーガで拡張します。
径75mmオーガを井戸底に降ろすと、ハンドル高さは116cmです。径50mmオーガで下穴を穿っている内に、30cmほどヤマが起きて浅くなっています。
径75mmオーガを井戸底に捩じ込みます。ハンドル高さが100cmに下がった所で突っ掛かりました。まだ、下穴部分には達していません。ヤマで崩落した土砂の部分で突っ掛かりました。土砂の中に大き目の石が含まれているようです。
複合滑車でハンドルを引き上げ、吊下回転作戦を実行します。これで大き目の石が動きました。しかし、突破はできません。オーガ先端のブレード部分に石が引っ掛かっているようです。オーガの回転に合わせて、石も動いているようです。回転することはできるのですが、ハンドルが重たいです。このまま、続行です。その内、突破出来るでしょう。
径75mmオーガのハンドルが高さ85cmまで下がりました。ここから下穴部分の拡張です。大きめの石はここまで突破できていません。下穴拡張部分になったら、更にハンドルが重くなりました。大き目の石を引き摺りながら、固い土層を拡張しているので、当たり前です。
いつもなら、もっと根性を出す所ですが、宿酔で身体が動きません。下穴部分を高さ15cm分拡張して、ハンドル高さが70cmまで下がった所でギブアップです。今までは大きな石でも径75mmオーガで突破できました。突破出来ないサイズの石って事なの? ショックがでかいです。(ショックで、ハンドルが下がったときの撮影を忘れました)
邪魔な大き目の石を、SD2で先ずは浚い上げましょう。
径75mmオーガで下穴を拡張します |
径75mmオーガが着底しました、 ハンドル高さは116cmです、 30cmほどヤマで浅くなっています |
SD2で井戸底で邪魔をしている石を浚い揚げます。
SD2を井戸底に降ろしました。写真を撮影して、トラックロープを設置して、ハンドル高さを測定しようとしたら、ガクッと井戸底に落ち込みました。落下する前は、目見当で120cmぐらいかと…。
SD2が井戸底に落ち込んだ後のハンドル高さは53cmです。午前中にSD2が達した深度よりも下がっています。径75mmオーガが拡張した部分の土砂も取り込んで、もう一段下まで下がりました。
SD2を井戸底に押し込みます。でも早速、SD2が突っ掛かります。また、吊下回転作戦の実行です。しかし、土層が固くて中々下がりません。これは新たにSD2で土層を掘り下げている感触です。
20分掛けて、SD2がハンドル高さ47cmまで下がりました。掘りクズの中の大き目の石も取り込めたでしょう。ここまでで充分のはず。
SD2で井戸壁から崩落した土砂を浚います |
SD2が着底しました、 ハンドル高さを測定する前に井戸底に 落ち込みました |
SD2が井戸底に落ち込みました、 ハンドル高さは53cmです |
吊下回転作戦で、 SD2がハンドル高さ47cmまで下がりました |
SD2を引き上げました。
SD2の中身は土砂が満杯になっていません。大して掘り下げていませんからね。棒を差し込むと土砂の頂上は20cm下です。
SD2が帰還しました、SD2の中身は少なめです、 棒を差し込むと土砂の頂上は20cm下です |
SD2から土砂を排出します |
SD2で浚った土砂を笊で篩い分けました。邪魔をしていた石は何奴じゃ!!
残念ながら、浚い揚げた砂利の中には、オーガを邪魔するような石はありません。失敗です。
SD2で浚い揚げた土砂を笊で篩い分けました、 オーガを邪魔するような石はありません |
邪魔な石を浚い損ねました。
もう少し下まで掘り下げなくてはダメだったようです。根性なしめ!!
最初はヤマで崩れた土砂の中に、大き目の石はあったはず。これを径75mmオーガで井戸穴を拡張しながら、深い部分まで引き摺りこんでしまったようです。多分、大き目の石は下穴部分の上で、拡張した部分の最深部です。最後にSD2を下穴部分の最深部まで投入しましたが、石を取り込むには、もう一段下まで差し込まないと、ゴム弁の中に取り込めないのでしょう。
疲れました。
感想と構想
昼過ぎまで、宿酔いで身体が動きません。15時過ぎて、やっと酒が抜けたと思ったら、掘りクズの中の大きめの石に邪魔されました。
素直にそこで掘りクズを浚い揚げれば良かったのに、無理をして石を深い位置まで引き摺り込んでしまいました。
明日、がんばりましょう。
身体が動かないので、気になっていた細かな作業を片付けました。
一つはオーガの持ち手パイプの保持ロープの交換です。5mmのポリロープを使っていますが、擦り切れています。追加購入したポリロープはしなやかで扱い易いのですが、強度が落ちるようです。
以前購入した中古ロープで、保持ロープを作り直しました。
全ての保持ロープを点検して、5箇所のロープを交換しました。
オーガを降ろしながら保持ロープを点検しました、 これは予防交換が必要です |
保持ロープを交換いました |
ねじなし電線管のボルトも点検しました。いつも上げ下げ時に目検でチェックしていたはずですが、何箇所もボルトが緩んでいました。危ない所です。
全て、インパクトドライバーで締め付け直しました。
ねじなし電線管の連結部のボルトが緩んでいます、 インパクトドライバーで締め付けました、 他の箇所も緩んでいたので処置しました |
最後に掘り揚げた砂利の始末です。篩い分けてバケツに収納していましたが、いっぱいです。