ブログランキング・にほんブログ村へ
ポチッと応援願います
初めての方はこちらへ 

投稿日 2015年8月8日土曜日

井戸掘り好日です、やっと涼しくなりました

本日の記録


作業時間 9:00〜18:30
掘削記録 10cm(深度2,315cm) 先週の下穴拡張に手間が掛かってしまいました。 
開始水位 509cm(水深1,796cm)

関東は昨日まで連日の猛暑日で35度超えでしたが、今日は薄曇で過ごし易い一日でした。その一日を井戸底の砂利と対峙していました。


道具と材料


・オーガ本体+延長パイプ×12+90㎝短尺パイプ+45㎝短尺パイプ=2,385cm
・突き棒2号+塩ビHIVP25×200×12=2,570cm
・ポンプ式井戸掘り器
・チゼル型アースクラッシャー


掘削の状況


いつもの様に沈殿した粘土を浚います。先週の堀クズも揚がってきます。

沈殿した粘土を浚います、トロトロです 
細砂、粗砂、豆砂利が揚がりました 
パイプ下部には豆砂利が詰まっています

先週掘り下げた50cmの内、23cmが下穴のままです。井戸壁から飛び出した石で、径75mmオーガが突っ掛かって作業を中断していました。堀クズも残ったままです。今日はこれから片付けます。

突き棒で石を外せるか試してみましょう。
突き棒を井戸底に降ろすと、パイプの残りは110cmです。突き棒の全長は23m70cmなので堀クズの頂部まで深度22m60cmです。
突き棒で井戸底を突いてみますが固いです。先週、掘り下げた50cmの内、17cmは下穴を拡張してあるので、解れた堀クズが溜まっているはずです。普通はグズグズで、突き棒が簡単に突き刺さるはずですが、5cmしか下がりません。一週間で堀クズが締まってしまったのでしょうか? 良くわからん。

突き棒が着底しました、井戸底を解します 
突き棒は、頑張って突いても5cm程しか下がりません 
突き棒が帰還しました

堀クズが締まっているなら、再度掘り下げれば良かろう。と言う事で、径75mmオーガを降ろしました。これで堀クズを掘り下げ、ついでに下穴を拡張してみます。頑張れば、井戸壁の石も外れるかもしれません。
ハンドルの高さは58cm、前回は38cm位置で石に突っ掛かりましたので、ここから20cm下です。
ハンドルをグリグリ回して堀クズを掘り下げますが、堀クズが邪魔をして回転が渋いです。ガキッン、ゴキッンと引っ掛かります。そして、僅か10cm下がった所で回転がストップしました。堀クズの石を噛んでしまった様です。

径75mmオーガで先週の下穴を拡張します 
径75mmオーガが着底しました、ハンドル高さは58cmです 
径75mmオーガは堀クズに邪魔され10cmしか下がりません

オーガの力技は効きません。素直に堀クズを掃除しましょう。
ポンプ式井戸掘り器で井戸底を浚うと、砂利と言うか石がたくさん揚がってきました。これがオーガの回転を邪魔していたようです。続けて井戸底を浚いましたが、粗砂が少しだけです。
3回目、ポンプ式井戸掘り器で井戸底を探ると段差があります。この位置でも井戸壁から石が飛び出している様です。結構、大きな石に感じます。

井戸底を浚うと、砂と砂利が揚がりました
パイプ下部に大き目の砂利がぎっしり詰まっています 
一度に揚がった砂利です

井戸壁の石をチゼルで外しましょう。
チゼル型アースクラッシャーを井戸底に降ろします。今回も動滑車は使いません。
チゼルでも井戸底を探ると、段差が判ります。石を目指して、手打ちでチゼルを打ち込みます。10回程、打ち込むと段差がなくなりました。石は外れた様です。

75mmチゼルで壁から飛び出した石を始末します 
75mmチゼルが着底しました 
75mmチゼルで井戸壁の石を除去しました、
絵的にはサッパリ判りませんね

下穴拡張の再開です。
チゼルを打ち込んだ事で、井戸底の堀クズは突き固められているでしょう。径75mmオーガでは弾かれる可能性があります。径50mmオーガから下穴拡張をやり直します。
径50mmオーガを井戸底に降ろすと、ハンドル高さは54cmです。堀クズを1回浚ってますが、たいして変わりません。井戸壁から崩れた土砂で埋まったのでしょうか?
井戸底は固いです。30分掛けて先週掘り下げた深度23m5cm、ハンドル高さ15cm位置に達しました。

径50mmオーガで再度、下穴を抉じ開けます 
径50mmオーガが着底しました、
ハンドル高さは54cmです 
先週の掘削深度23m5cmまで下がりました、
ハンドル高さは15cmです 

更に10分程掛けて、新たに5cm分を掘り下げました。これで、深度23m10cm、ハンドル高さ10cm位置に達しました。

径50mmオーガでもう5cm掘り下げました、
深度23m10cmです

これで再度、下穴を確保しました。ここから径75mmオーガで下穴を拡張します。径75mmオーガを井戸底に降ろすと、ハンドル高さは64cmです。
径75mmオーガで砂利層を、「ハンドルちょい上げ」作戦で掘り下げていきますが、固いです。砂利を引き剥がすのに苦労します。
そして、ハンドル位置は35cmになりました。下穴を掘り下げた位置まで、残り25cmです。いつの間にか、先週、オーガが突っ掛かった38cm位置を通過してました。しかし、ここで限界です。ハンドルが低くて、腰がやられそうです。
45cmの短尺パイプを繋いでハンドルを延長します。

径75mmオーガの再投入して下穴を拡張します 
再度径75mmオーガが着底しました、
ハンドル高さは64cmです 
ハンドルが低くて力が入りません、
45cmの短尺パイプを繋ぎます 

短尺パイプを繋いで、やっと楽になりました。
目標は下穴を掘り下げたハンドル位置10cm+45cm短尺パイプで、ハンドル高さ55cmです。
砂利層を「ハンドルちょい上げ」作戦で掘り下げます。そして、砂利層を突破して、砂層に突入しました。ハンドル高さ55cmに到達しました。下穴を開けた最下部です。
砂層だと径75mmオーガでも何とか掘り下げが可能です。オマケで5cm分を掘り下げました。ハンドル高さは50cm、深度23m15cmに到達です。

径75mmオーガで5cmを追加で掘り下げて、
深度23m15cmに到達です

井戸底の堀クズを始末します。
ポンプ式井戸掘り器を降ろすと、砂利層を打ち抜いた小石と豆砂利が、一度にたくさん揚がってきました。
2回目は細砂と豆砂利が揚がりましたが、量が少ないです。井戸底で砂が締まってしまったのでしょうか?

井戸底から砂利がたくさん揚がりました 
一度に揚がった砂利です、大量!!
細砂と豆砂利が揚がりましたが、量が少ないです

突き棒で井戸底の堀クズを解してみましょう。
突き棒を降ろすと地上の残りパイプ長は80cmです。突き棒の全長は23m70cmです。計算上の深度は22m90cmになります。掘削深度23m15cmに対して25cm浅くなっています。この内、20cm分は堀クズのはずです。
しかし、突き棒で井戸底を突いても5cm程度しか下がりません。あれー、本当の井戸底なの?

突き棒で掘りクズを解してみましょう 
持ち手パイプの残りは80cm、
掘りクズ頂部まで22m90cmです 
突き棒で突きましたが5cm程しか下がりません

オーガを降ろせば、堀クズの有無を確認できますが、本日はここでタイムアップ!!
堀クズの確認は明日の宿題にします。


感想と構想


7/18から手を焼いていた砂利層を、先週8/2に打ち抜きました。そして今日、堀クズを浚いました。砂利は笊1杯分になりましたが、豆砂利が大半です。目立つ大きな石もなく小石ばかりです。
今日はアースクラッシャーまで投入したのに、相手はこんな小石だったのでしょうか?
コスパが悪すぎます。

今日一日で掘り揚げた砂利は笊一杯分になりました


アルバム


2015年8月8日


投稿日 2015年8月5日水曜日

インパクトドライバーの取扱説明書を探しました

道具の検討


よっちゃんから貰った、インパクトドライバーと付属品一式です。撮影のために、ピカピカに磨きました。

松下電工 インパクトドライバー EZ6501C
ニッケル水素電池 EZ9200 12V 3.0Ah
急速充電器 EZ0208
ランタン EZ3770

現在は生産中止で廃番となっているので、当時の価格は判りません。通販サイトの代替品をみると参考基準価格で、本体が2万円オーバー、バッテリーは1.6万円オーバです。バッテリーが2個なので、合計5万円以上になります。高っけー!! 

使い方をざっくり教わったのですが、メンテ方法が判りません。特に気になるのが、バッテリー関連です。充電式バッテリーは使用中に劣化します。いわゆる「メモリー効果」で、充電しても完全放電できずにパワーダウンしてしまう現象です。
貰った充電器には「リフレッシュ充電」機能が付いており、メモリー効果をリセットすることができるようです。しかし、よっちゃんからは「リフレッシュ充電すると、バッテリーが壊れたことがあるから止めとけ」と言われました。
うーん、納得できません。取扱説明書を探して調べてみましょう。

本体の刻印から、製品は「松下電工株式会社 EZ6501」です。型番末尾違いで2製品の取扱説明書が見つかりました。何れも、10年以上前の2003年5月に生産終了しています。

◆パナソニック 法人のお客様
 https://www.panasonic.com/jp/business.html

  法人向けトップ > 電気・建築設備エコソリューション > 電設資材 > 電動工具 > 取扱説明書 > ダウンロード

 EZ6501V取扱説明書
 EZ6501C取扱説明書

製品の違いは締め付けトルクでした。EZ6501Vの方が高出力です。イラストの違いから、貰ったのは、EZ6501Cと判明しました。しかし、取扱説明書を読んでいくと変です。「リフレッシュ充電」の説明がない。念のため、EZ6501Vの取扱説明書を見ると、「リフレッシュ充電」の記載があります。バッテリーの容量も違います。
・EZ6501Vバッテリー型番:EZ9107 1.2Ah
・EZ6501Cバッテリー型番:EZ9006 2.0Ah
何れもニッケルカドミウム電池です。

つまり、本体=EZ6501C、充電器=EZ6501V用のニコイチのようです。バッテリーが壊れたのも、これが原因?



充電器とバッテリーについても、調べてみましょう。貰ったインパクトドライバーのバッテリーは、容量の大きなニッケル水素電池 EZ9200 3.0Ahにアップグレードされています。インパクトドライバーとバッテリーと充電器の組み合わせは大丈夫かいな?


上記サイトで、充電器の取扱説明書も見つかりました。
EZ0208取扱説明書

仕様を確認すると、問題ありません。各ニッケルカドミウム電池も、ニッケル水素電池にも対応しています。バッテリーが壊れたのは充電器が原因ではない様です。

リフレッシュ充電を、試してみようかな? でもバッテリーがダメになったら困ります。バッテリーは高価だし、そもそも、ニッケル水素電池 EZ9200も生産中止のようです。

そう言えば、よっちゃんは「バッテリーはまだ使えるはずだけど、相当古いのでダメだったら交換して。ネットを検索すれば、パチモン売ってるよ。」と言ってたっけ。探してみましょう。

4,150円、いくつか販売してますが、送料無料なのでこれが1番安いかな。サイトのお勧め品です。
内部の電池を交換した、リサイクル品も多く販売されている様です。しかし、ノンブランド品もリサイクル品も、正規品の1/3とはいえ高価です。
改良版 パナソニック12vバッテリー ezt901バッテリー パナソニック互換12vバッテリーEZ9200 3000mAh EZ9108(S) EY9200(B) EY9201(B) EZ9001 EZT901 パナソニック12v など対応 ニッケル水素電池
DodopR
https://www.amazon.co.jp

バッテリーが壊れる危険のある、リフレッシュ充電は中止。追加投資はなるべく抑えたい。
こちらは本職ではないので、インパクトドライバーの日々の稼動時間は、たいしたことはありません。今のバッテリーの状態で、少々のパワーダウンは我慢して使い続けることにします。


感想と構想


インパクトドライバーが、今回の井戸掘りの機材のなかで一番のお宝となりました。

【訂正】
気が付きませんでした。
1番上の写真を拡大すると、「作業量1.5倍(判読できず)高容量電池パックVタイプ搭載」のシールが本体上部に貼ってあります。
取扱説明書では判りませんでしたが、本体=EZ6501C、充電器(バッテリー)=EZ6501V用の販売バリエーションが当時あった様です。ニコイチではなかったのね。(笑)


アルバム


2015年8月5日

投稿日 2015年8月4日火曜日

amazonから心憎いレコメンドメール、アースオーガ

道具の検討


今日、メールの受信フォルダを見ると、amazon君からメールが届いています。


先週、「アースドリル」をネットで検索していました。ネット通販サイトも幾つかヒットして、商品説明をチェックしていました。幾つかは、お気に入りに登録したはず。amazonもその一つ。

で、今朝になってレコメンドメールが届いたと。
絶妙なタイミングです。井戸穴の口径拡張用に、是非とも欲しい。今からなら、夏休みにチャック製作の時間も取れます。て言うか、チャックの構造を検討するため、早めに実物を入手しないと!!

もう少しで、「1-click注文」をポチッとしそうになりました。

待て待て、落ち着け!!
・他に井戸穴拡張の上手い手段はないの? 
・砂利層とか、ドリルで本当に拡張できるの?
・径150mmは判るけど、径200mmが必要なの?
自問自答です。

今は、径25mm→径50mm→径75mmの順に、オーガで井戸穴を掘り下げています。次は、径100mm→径125mmの順で、深度30m分(予定)の井戸穴の口径をオーガで拡げる予定です。
レコメンドされた径150mmのアースオーガが必要なのはその次の段階です。かなり先。
その頃には、径100mm、径125mmの経験で、もっと良いアイデアが出るかも知れません。

ここは、グッと我慢の子です。

井戸掘りを始める際に購入した、
径75mm、径100mm、径125mmのオーガ
(撮影:2014/11/14)

話は、今ある全てのオーガを出動させてからだわ。


投稿日 2015年8月3日月曜日

インスリーブソケットがイイね

道具の検討


よっちゃんアイデアの、内部ソケットとやらを探してみました。
商品名は「インスリーブソケット」でした。ISSです。

◆東栄管機株式会社
 http://toeikanki.jp

インスリーブソケット(VU特殊継手:ISS)
(引用:東栄管機株式会社)

寸法図もありました。色々チェックしてみます。
よっちゃん曰く、「内部ソケットはゴミが引っ掛かるので、普通は使わない。」とのことでした。ISSも縦引き配管用です。ゴミのせいですね。
VU ISS 寸法図  (引用:東栄管機株式会社)

気になるのはDVソケットと比較した場合の接続強度と、ソケット自体の物理強度です。材料は塩ビで同じですから、厚さと接続長を比較してみます。
給排水用の塩ビ製品はJIS規格がありますが、VUパイプとDVソケットのスペックは、メーカーのカタログから引いてみました。許容誤差は無視してます。

◆クボタシーアイ株式会社
 https://www.kubota-ci.co.jp
 硬質ポリ塩化ビニル系製品 - クボタシーアイ

◆株式会社クボタケミックス
  https://www.kubota-chemix.co.jp/
  下水道用硬質塩化ビニル管

  クボタシーアイ株式会社の完全子会社化と社名変更について
  https://www.kubota.co.jp/new/2016/16-07j.html

(1)VU100のスペック
 外径D:114mm
 概略内径d:107mm
 厚さt:3.1mm

(2)DVソケットのスペック
 外径D:124mm
 内径d:100mm 口側内径d1:114.55mm
 底側内径d2:113.20mm
 厚さt:(D-d1,2)/2=4.725mm〜5.4mm
 長さL: 104mm
 接続長l:50mm

(3)VU ISS100のスペック
 外径D:114mm
 内径d:100mm
 口側内外径d1:107.7mm
 底側内外径d2:106.6mm
 厚さt:(D-d1,2)/2=3.15mm〜3.70mm
 長さL:100mm
 接続長l:45mm

ISSの外径は、VU100と同じ114mmです。ソケット分、井戸穴の径を拡げる必要はありません。イイね。

ISSの肉厚はDVソケットより1.5mm以上薄いです。イケてない。その分、物理強度が低いと思われます。でもVU100と同じ程度の厚さです。

ISSの接続長はDVソケットより5mm短いです。当然、接続強度もその分、低いはずです。

総論
ISSはDVソケットより薄手なので、剪断強度は低いと思います。例えば、VU100を繋いで横倒しした場合等ですね。しかし、井戸のケーシングパイプは井戸底に真っ直ぐ下げますので、剪断強度は気にしなくても良いでしょう。

次に引張強度です。ISSの肉厚がVU100と同じですので、ソケット自体の強度は問題無し。パイプが無事で、ソケットだけがが引き千切れることはありません。

最後に問題なのが、ボンドで接着した部分の引張強度です。DVソケットが接続長50mm、ISSが45mm、10%の差異がどれだけ影響するのかが見えません。

いけるかな? いけそうな気がする。強度が心配なら、それこそダクトテープで補強すればよろし。「怪しい伝説」みたいにね。



VUパイプは排水用です。圧力の掛かる給水用や、土圧の掛かる埋設排水用には強度の高いVPパイプを使います。因みに電設用にはもっと薄いVEパイプの規格があります。
VPパイプがどれだけ強度があるか、参考までに同じ様に比較してみましょう。

(4)VP100のスペック
 外径D:114mm
 概略内径d:100mm
 厚さt:6.6mm

(4)TSソケット
 外径D:130mm
 口側内径d1:114.70mm
 厚さt:(D-d1)/2=7.65mm
 長さL:200mm
 接続長l:84mm

うーん、ゴツい。


感想と構想


平日なので、本業に勤しんでますが、身体がキツイです。土日の力仕事は、よっちゃんメインだったのに…。特に下半身が筋肉痛でダメです。しゃがみ込んで作業してたからかな?

投稿日 2015年8月2日日曜日

祝、深度23メートルの砂利層、突破しました

本日の記録


作業時間 10:00〜16:30
掘削記録 50cm(深度2,305cm) 23cm分は下穴のみです。2週間振りに掘り進めるかことができました。 
開始水位 503cm(水深1,752cm)

朝一でウメボシの天日干し、4日目。本日で終了です。
今日もよっちゃんと一緒に井戸掘りです。


資材の購入


・インパクトドライバー用ショートソケット 12mm
・インパクトドライバー用足場クランプソケット 17mm
・塩ビDVソケット 50mm

ポンプ式井戸掘り器のスイコのソケットにヒビが入ってます。早々に交換が必要なので、資材を購入しました。


作業の準備


よっちゃんから素敵なプレゼント!!
オーガの持ち手パイプのボルトは、モンキーレンチとプライヤーで付け外ししています。前回、GWによっちゃんが応援に来てくれた時、この作業を見て、「ボルト山が痛むし、時間の無駄。インパクトドライバーを買うべし。」とアドバイスをもらいました。
その日にホームセンターに一緒に行って、品も見てもらったのですが、インパクトドライバーって高価なんですよね。アマチュア用に安いのがありますが、直ぐにヘタるとの事です。まー、自分も経験済みですが…。
本職用はお値段が3倍程度です。諦めていたら、今回、中古のインパクトドライバーを持ってきてくれました。20年落ちで、バッテリーを一度交換しているそうですが、さすが本職用です。パワーも充分!! よっちゃん、ありがとん。
これで現場で、穴開け等の作業も出来ます。

よっちゃんから、中古ですが
本職用のインパクトドライバーを譲って貰いました

昼食に出かけたついでに、ホームセンターで、良く使う径の専用ソケットを購入してきました。これ以外の径はボックスレンチのソケットを使います。

昼食のついでに、インパクトドライバーの
ソケットを購入してきました


道具と材料


・オーガ本体+延長パイプ×12+90㎝短尺パイプ=2,340cm
・突き棒2号+塩ビHIVP25×200×12=2,570cm
・ポンプ式井戸掘り器


掘削の状況


昨日の作業で沈殿した粘土と、堀クズを浚います。

沈殿した粘土を浚いました
井戸底浚い2回目、細砂と粗砂です

細砂と粗砂ばかりで、砂利が揚がりません。昨日、アースクラッシャーと径75mmオーガで砕いたはずの砂利は何処? 井戸底で固まっているのでしょうか? 
突き棒で井戸底を突いて、解してみましょう。砂はあるようですが、突き棒は5cm程しか下がりません。その下は石です。

突き棒で堀クズを解してみます
突き棒が着底しました、
突いても5cmしか下がりません

堀クズを掃除して、井戸底でオーガの邪魔をしている石を片付けましょう。昨日の終わりに、径75mmオーガで、径25mmオーガが衝突した深度まで掘り下げました。堀クズが無くなれば、邪魔な石は顔を出すはずです。
ポンプ式井戸掘りを降ろすと、細砂と粗砂が揚がってきます。

突き棒で解した細砂と粗砂が揚がってきます
細砂がまだまだ揚がってきます

径25mmオーガで再度、邪魔な石に挑戦です。オーガを井戸底に降ろすと、ハンドル高さは72cmです。
ハンドルを回すと、オーガが下がっていきます。径25mmオーガの刃先が振れて、石がある位置を突破した模様です。まだ砂利層でガリガリ、ゴリゴリと砂利を砕く感触が伝わります。ハンドルが30cm下がると、砂利の感触がなくなりました。
砂利層の下は5cmの砂層でした。そしてまた砂利層。続けて、再度砂層です。ハンドルの高さは20cmまで下がりました。深度32m位置です。

今日こそ径25mmオーガで砂利層を突破してみせます
径25mmオーガが着底しました、
ハンドル高さは72cmです
径25mmオーガが深度23mまで下りました

やっと邪魔な石を突破しました。
次に修理した径50mmオーガで、砂利層に穿った下穴を拡張します。オーガを井戸底に降ろすと、ハンドル高さは62cmまで下がりました。
ハンドルを回転させ、オーガが井戸底に喰いこんだら、ちょいとハンドルを引き上げていきます。粘土層ならこれで簡単に井戸穴を拡張できますが、砂利層は簡単には行きません。オーガが引っ掛かる相手は、ガッチリ団結した砂利です。引き剥がすのにパワーが必要で、腰がやられてしまいます。よっちゃんと交代でハンドルを回します。
残り5cmで、よっちゃん曰く「急にハンドルが下がったよー」 砂層に変わり、抵抗が無くなった様です。ハンドル高さは20cmになりました。深度23m位置、下穴の最深部に到達です。
ここで選手交代。ハンドルが低いので飲料ケースに腰を降ろして、更にハンドルを回します。ハンドルは更に5cm下って、深度23mと5cmになりました。ハンドル高さは15cmです。

径50mmオーガで砂利を抉じ開けます
径50mmオーガが着底しました、
ハンドル高さは62cmです
径50mmオーガで深度23m5cmまで掘り下げました

井戸穴拡張の最終段階です。径75mmオーガを井戸底に降ろします。オーガのハンドル高さは64cmです。
径75mmオーガは丈夫です。フルパワーでハンドルを回しても大丈夫。よっちゃん頑張れ!!
オーガが引っ掛かったらちょい上げ作戦ですが、固い固い。結局、ハンドル高さが38cm、深度22m82cm位置でギブアップ。
多分、井戸壁から大き目の石が飛び出てます。オーガの回転が完全にストップしました。

径75mmオーガがハンドル高さ38cmでストップ、
深度22m82cmです
径75mmオーガが帰還しました

井戸壁の石は、堀クズを掃除して、チゼルを打ち込まないと突破できませんね。今日はここで、終了とします。


感想と構想


井戸掘りコンビの写真を掲載しておきます。二人共、汗でびっしょり。芳しい臭いがしています。

ブログ主初登場、
オーガのハンドルに腰を降ろしてグリグリ作戦です
よっちゃんは親バレすると不味いらしい

暑くてきつくて、休み休みの作業です。休み時間に、今後の井戸掘り計画を会話しました。


よっちゃん 「ケーシングパイプは100mmを使うらしいけど、井戸穴はどこまで拡げるの?」

儂 「VU100をソケットで繋げるので、ソケットの外径が125mm。井戸穴は最低でも150mm、もしかしたら、200mmは必要かも。125mmのオーガは用意したけど、それ以上は考えとらんわ。」

よっちゃん 「今の径75mmでも苦労しているのに、200mmは無理っしょ!! 内部ソケット使うか、鉄板を巻いてビス止めしてダクトテープで締め付けたら?」

儂 「内部ソケットにダクトテープね…。」


井戸の径を拡げるのは、確かに大変です。よっちゃんのアイデアを捻ってみましょう。
因みに近所のホームセンターでは、内部ソケットとやらは、扱っていませんでした。


アルバム


2015年8月2日


︿
blog.isMobileRequest=true, blog.local=ja がんばれ日本!!