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投稿日 2015年12月19日土曜日

祝、深度32メートル到達

本日の記録


作業時間 10:00〜17:30
掘削記録 20cm(深度3,200cm) 3週間振りに掘り進められました
開始水位 545cm(水深2,635cm)

午前中は晴れましたが、午後は曇り。風が冷たく、泥遊びにはきつい1日でした。これからどんどん、寒くなるんだよね。


道具と材料


・オーガ本体+延長パイプ×17+90cm短尺パイプ=3,240cm
・突き棒2号+塩ビHIVP25×200×16=3,370cm
・ポンプ式井戸掘り器


掘削の状況


沈殿した土砂をポンプ式井戸掘り器1号で浚います。
ポンプ式井戸掘り器を井戸底に降ろすと、マーキング位置は高さ87cmです。先週、最後に浚ったときは-25cmまで下がりましたので、1m以上も掘りクズが溜まっています。1週間の間に、またヤマ(井戸壁の崩落)が起きたのでしょうか?
ポンプ式井戸掘り器1号を井戸底に押し込むと、マーキングは一気に高さ-24cmまで下がりました。先週とほぼ同じ深さまで、土砂を浚うことができました。でも、ポンプ式井戸掘り器を上下すると、ネットリした感触がありますね。掘りクズを取り切れていません。
ポンプ式井戸掘り器を引き上げると、多量の粗砂と砂利が揚がってきました。

ポンプ式井戸掘り器1号で沈殿した土砂を浚います
ポンプ式井戸掘り器1号が着底しました、
マーキングの位置は高さ87cmです
ポンプ式井戸掘り器1号がハンドル高さ-24cmまで
下りました
圧力抜き孔から泥水が見えます、
土砂の取込みがすくないかな?
粗砂が多量に揚がりました

再度、沈殿した土砂をポンプ式井戸掘り器1号で浚います。
ポンプ式井戸掘り器を井戸底に降ろすと、マーキング位置は高さ25cmです。先程が高さ87cmでしたので、約60cm分の掘りクズを浚えています。
ポンプ式井戸掘り器1号を井戸底に押し込むと、マーキングは同じく高さ-24cmまで下がりました。ポンプ式井戸掘り器を上下しても抵抗はありません。
ここまでは順調です。

再度、ポンプ式井戸掘り器1号を投入してみます
ポンプ式井戸掘り器1号が着底しました、
マーキングの位置は高さ25cmです
ポンプ式井戸掘り器1号がハンドル高さ-24cmまで
下りました
圧力抜き孔まで砂利が詰まっています
粗砂と砂利が多量に揚がりました

井戸底浚い2回分で揚がってきた砂利です。だいぶ大き目の砂利が揚がるようになりました。
まだ、スクリュードライバーに使った、ダクトテープの破片も揚がって来ます。

井戸底浚い2回分で揚がってきた砂利です、
まだダクトテープの破片も揚がって来ます

径50mmオーガで、突き固めてしまった掘りクズを掘り直します。
径50mmオーガを井戸底に降ろすと、ハンドル高さは104cmです。先週はヤマが起きて、ハンドル高さが100cmから126cmまで出戻ったので元に戻った勘定です。
ハンドルを回すと固いです。と言うか砂利でオーガが回転しない。砂利は一つや二つではないですね。多量の砂利が固まっていてオーガの回転を邪魔しています。掘りクズの砂利が沈下したのか、ヤマで井戸壁から砂利が落ちたのかは判りません。しかし、これで3〜4回掘り下げた位置ですが、こんなに固く砂利が団結するもんですかね。

砂利が固まった層は20〜30cmでした。それを突破すると残りは砂層です。ここは比較的、楽に掘り下げられました。でも、固くて掘りクズとは思えません。
10分程でハンドル高さ40cmまで、掘り直しました。

径50mmオーガで掘りクズを掘り直します
径50mmオーガが着底しました、
ハンドル高さは104cmです

径50mmオーガがハンドル高さ40mまで下がりました

もう4~5回目になりますが、径75mmオーガで井戸底を掘り直します。
径50mmオーガを井戸底に降ろすと、ハンドル高さは117cmです。
ハンドルを回すと、やはり掘りクズの頂上部の砂利に邪魔されます。カチカチでオーガが弾かれてしまいます。うーん、ヤバイ。オーガじゃ、ムリポ。

何とかオーガを井戸底に押し込みますが、今度はオーガが噛んでしまって、上がらなくなります。梃子を掛けて、何時もの「ギコギコ作戦」で何とか脱出できました。
押し込む→噛む→ギコギコ作戦、この繰り返しで、徐々にオーガが下っていきます。やはり掘りクズではないです。ヤマで井戸壁の土砂が纏まって崩落したとしか思えん!!

径75mmオーガで井戸底を掘り直します
径75mmオーガが着底しました、
ハンドル高さは117cmです

ハンドル高さが75cmまで下がりました。ここから下は2週間前に穿った下穴部分です。径50mmの下穴を、径75mmオーガで拡張します。
砂利は感じません。オーガが突っ掛かったら「ちょい上げ作戦」で気持ち良く掘り下げる事ができました。

井戸掘りは楽しいなー♪

ハンドル高さが40cmまで下がりました。下穴を穿った最深部、32m80cmに到達です。ここまで1時間弱掛かりました。
しばらくまともに井戸掘りができなかったので、もうこのまま少し掘り下げましょう。下穴なしで、径75mmオーガで井戸底に挑戦です。
40分掛けて更に20cmを掘り下げました。ハンドル高さは20cmです。ハンドルが低過ぎて、ぎっくり腰が危ない。(笑)
深度32mに到達です。パチパチ!!

5mmオーガのハンドルが高さ75cmまで下がりました、
ここから下は下穴の拡張です
径75mmオーガでハンドル高さ40cmまで
下穴を拡張しました
径75mmオーガで新たに20cm分を掘り下げました、
ハンドル高さは20cmです

径75mmオーガを引き上げます。しかし井戸底で噛んでしまいました。ハンドルが低過ぎて力を入れられません。梃子を掛けて「ギコギコ作戦」で脱出します。
オーガを上下させて、井戸壁を掃除すべきですが、今回は省略。この所、井戸壁掃除しても、あまり効果がないような気がしてきてます。

径75mmオーガを引き上げます、
しかし井戸底で噛んでしまったため、
梃子を掛けます
井戸底で噛んだオーガを、
滑車で引き上げながら梃子を掛けます

突き棒2号で深度を確認して、堀クズをシェイクします。
突き棒2号を井戸底に降ろすと、マーキング位置は高さ16cmでした。これは黄テープです。
突き棒で井戸底を突くと、マーキングの位置が高さ-77cmまで下がりました。赤テープは黄テープの1m上に貼ってあり、こちらは高さ23cmです。

掘りクズの頂上部20〜30cmに、砂利が纏まって沈下しています。このままだと、ポンプ式井戸掘り器に取り込めません。突き棒を上下させて、砂と砂利をシェイクしてスライム状に解します。これでポンプ式井戸掘り器で回収できるはずです。大きな石が無ければですが…。

突き棒2号で深度を確認して、
堀クズをシェイクします
突き棒が着底しました、
マーキングの黄テープ位置は高さ16cmです
突き棒で井戸底を突くと、
マーキングの位置が高さ-77cmまで
下がりました

ポンプ式井戸掘り器1号で掘りクズを浚います。
ポンプ式井戸掘り器1号を井戸底に降ろすと、
マーキング位置は高さ54cmです。朝方より30cmほど出戻っています。うー…。

ポンプ式井戸掘り器1号を突いて、井戸底に押し込みます。するとマーキングの位置は高さ-6cmまで下がりました。朝方は-24cmまで、下がったのに。ぐぬぬ!!

大きな石にでも衝突しているのですかね?

ポンプ式井戸掘り器1号が着底しました、
マーキング位置は高さ54cmです
ポンプ式井戸掘り器1号を井戸底に押し込みました、
マーキングの位置は高さ-6cmまで下がりました

ポンプ式井戸掘り器を引き上げます。
圧力抜き孔まで、砂利が詰まっています。原因はこれですかね。砂利が圧力抜き孔を塞いだため、井戸底の砂を取り込めず、掘りクズを突き固めてしまったと思えます。

圧力抜き孔をトリカルネットで塞ぐと、やはり砂が抜けなくなるため、同じ原因だとおもいます。でもこれ以上、圧力抜き孔を大きくすると、せっかく取り込んだ砂利が溢れてしまいます。

揚がってきたのは大量の粗砂と砂利でした。

圧力抜き孔まで砂利が詰まっています
ポンプ式井戸掘り器1号で多量の粗砂と砂利が
揚がりました

突き棒2号で突き固めた堀クズを解します。
突き棒2号を井戸底に降ろすと、マーキング位置は23cmです。先程より出戻ってます…。
ここから井戸底を突いて解しますが固いです。んー、おかしい。下がらない。
ガシガシ突いても、マーキングの高さが-17cmまでしか下がりませんでした。先程のポンプ式井戸掘り1号でカチカチに突き固めてしまったようです。4時間かけてオーガで掘りクズを解しましたが、一瞬で突き固めてしまいました。オーノー!!!!
脱力感が甚だしい…。

突き棒2号で突き固めた堀クズを解します
突き棒2号が着底しました、マーキング位置は23cmです、
ここから井戸底を突いても高さ-17cmまでしか
下がりませんでした

今日はギブアップ。
それでも、突き棒で少し解した掘りクズは浚っておきましょう。今度は芸を変えて、ポンプ式井戸掘り器2号で掘りクズを浚います。
ポンプ式井戸掘り器2号を井戸底に降ろすと、
マーキング位置は高さ72cmでした。脱力して撮影忘れました。
ポンプ式井戸掘り器2号を井戸底に押し込みます。マーキングの高さは6cmに下がりました。先程より出戻っていますが、これはソケットの長さの違いかな?
出戻りはないけど、進展もなし。ちゃんちゃん。

ポンプ式井戸掘り器2号を井戸底に降ろしました、
マーキング位置は高さ72cmから6cmに下がりました
ポンプ式井戸掘り器2号が帰還しました
圧力抜き孔には洗われた豆砂利が見えます
粗砂と砂利が揚がりました


感想と構想


少しは掘り進められましたが、一日掘りクズと対決していました。
オーガで半日掛けて解した掘りクズが、一瞬で突き固められてしまったのは、ショックです。膝が崩れましたわ。(笑)

ポンプ式井戸掘り器1号、2号共に、確実に掘りクズが揚がります。これは上出来ですが、残った掘りクズを突き固めてしまうのが難点です。圧力抜き孔のトリカルネットが悪いのは判りました。もう少し、ネットの目を粗くすれば良いはず。これで余分な砂は抜けて、砂利だけ確保できるはずです。抜けた砂はもう一度、浚えば良いのです。

ピコーン、閃きました。

ポンプ式井戸掘り器が掘りクズで一杯になるから、それ以上取り込めずに、掘りクズを突き固めてしまうんだよね。
だったら、容量を増やせば良いやん。ポンプ式井戸掘り器の本体はVP50で1mです。これを1.5m、いや、いっそのこと2mに延長すれば容量は倍になります。イイネ!!

スクリュードライバーの砂収納容器用に、2mのVU50があります。薄手ですがこれで試作して見ましょう。排水孔が開いていますが、逆にして圧力抜き孔にすれば良い。
給水栓ソケットも50×25インクリーザーも、ストックがあったはず。

明日サクッと製作して試して見ましょう。
ポンプ式井戸掘り器3号です。


アルバム


2015年12月19日


投稿日 2015年12月17日木曜日

日本ブログ村に参加しました

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日本ブログ村に参加することにしました。井戸掘りのノウハウを交換できることを期待しています。

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でも、ダラダラしたブログだし、読んでもらえないかもしれません。目次替りのトップページぐらい用意しておきましょう。(11/17完成)

井戸掘りを1年以上続けているので、ブログの投稿数も300件近くになっています。長過ぎるよなー。
では、井戸掘りのダイジェスト記録を作りましょう。と思ったらこれが大変!! 300件近い投稿を読み直して、通勤時間や休憩時間にスマホでちょこちょことダイジェストを書くのに、半月近く掛かってしまいました。(12/1完成)



さあ、日本ブログに参加しましょう。入会案内を読んでみました。どうやら投稿記事にバナーを貼らないといけないらしいです。毎回は面倒だし、過去分はどうすんの?

RSS? Ping? トラックバック? 判らん。(笑)

まー、少し試してみますか。



私はブログサービスとして、GoogleのBloggerを使っています。


どうやら、Bloggerはブログのレイアウトをカストマイズできるらしい。これで、バナーを自動で貼れそうです。過去分の投稿まで直すのはゴメンです。

テンプレート? ウィジット? 喰ったことないわー。(笑)

で、試してみたら出来ました。けど、モバイル版が出ない。直接、HTMLのテンプレートを修正しないとダメらしい。Google先生に教えて貰って成功。ブログに自動で部品を貼り付ける方法は判りました(12/7完成)



日本ブログ村への参加ですが、ブログの整備とか、色々準備に手間取ったお陰で、しばらく放ったらかしにしてました。イカンイカン。

参加カテゴリーを決めました。そもそも、自然農法の家庭菜園のために井戸掘りを始めたので、今回は「花・園芸」カテゴリーの「自然農・自然農法」のサブカテゴリーを選びました。ブログランキングとかがあるようですが、今回はパス。
登録完了です。(12/17完成)


感想と構想


日本ブログ村は、ブログのアグリゲーションサイトです。参加するにはカテゴリーを選ぶ必要があります。カテゴリーは複数選べます。けど、井戸掘りのカテゴリーはありませんでした。(笑)

でも、選んだ「自然農・自然農法」のカテゴリーに「DIY井戸掘り」が合うのかしらん?
何か違う気が…、まー良いか。(笑)


投稿日 2015年12月16日水曜日

打ち抜き井戸の掘り方 その2

井戸報告


私の打ち抜き井戸の掘り方の続きです。Step1 井戸穴を掘るの後半です。

Step1 井戸穴を掘る
Step2 ケーシングパイプを挿入する
Step3 揚水パイプを設置する
Step4 ポンプを設置する
Step5 揚水試験

井戸掘り道具の説明は、井戸掘り道具の紹介をご覧ください。


土層が固いときは


土層が固いと、オーガでは食い込んでくれません。こういうときは突き棒の登場です。突き棒で土層を崩し、オーガで引き剥がすことで掘り進められます。

突き棒は単に斜め切りするだけでなく、縦割りすると内部に土砂が詰まらずパワーが発揮できます。

これを井戸底に降ろして突いて突いて突き捲ります
(撮影:2015/12/6)
上が斜め切りした突き棒1号、鋭さはないが耐久力あり
下が縦割りした突き棒2号、掘削効率良だがちょい弱い
(撮影:2014/11/22)

突き棒は固い土層を解すだけではなく、 石と衝突したときに周りの土砂を解して、石を取り除く働きもします。

突き棒にはHIVP25の塩ビパイプで持ち手を付けています。接続には40×25の異径ジョイント(インクリーザー)を使います。
慣れると深度20mの井戸底でも、手に伝わる感触で石のありかや、周囲の様子が判るようになります。


砂利層が現れたら


深度9m~13mは4mの厚さの砂利層でした。それより小規模の砂利層は何度も遭遇しています。砂利層に単管の突き棒で果敢に挑戦すると、すぐに刃先が曲がってしまいます。また、砂利層には後述するパーカッション(衝撃)式のハツリ機は使えません。砂利の一層目は剥がれますが、それがクッションになり、それより下の砂利は剥がせないのです。

そこで、使うのが径25mmオーガです。先端の三角錐を砂利と砂利の間に差し込み、捻ることで砂利が簡単に引き剥がせます。その後は径50mmオーガで穴を拡張することで、砂利層でも打ち抜くことができます。先端の三角錐は特殊合金で熱処理済みです。強度抜群!!

径25mmオーガで砂利層を突破します
(撮影:2015/6/21)
砂利層からはこんな石が揚がってきました
(撮影:2015/4/5)

径25mmオーガの前は構造鋼板で自作の道具を使っていましたが、砂利層の団結が強く、1ヶ月半程で鋼板が捻れてしまいました。砂利層突破器:マグマライザーです。

自作の砂利層突破器、
マグマライザーを投入します
(撮影:2015/4/12)
肉厚4.5mmの構造鋼板の三角錐がグニャリと曲っています
(撮影:2015/5/31)


石と衝突したら


打ち抜き井戸は、ケーシンパイプを入れる穴を掘り下げていく掘り方です。運悪く、人頭大の石や岩盤に行き当たったら掘削は失敗です。それどころか、拳大の石でもポンプ式井戸掘り器で取り込めないので、対応に苦慮します。井戸掘り経験者の方は石を引き上げる道具を工夫していますが、深度10mオーバでは石の引き上げは難しいものです。ではどうしましょう?

えい、砕いてしまえ!!
そこで開発したのが、突き棒3号:アースクラッシャーです。単管に鉛ペレットを詰めて重量アップし、17Hの各種ハツリ機を装着できるようにしました。

最強力なのが、一点集中攻撃のブルポイントです。これを撃ち付ければ拳大の石など撃破できます。難点は井戸穴の中心部に石がないと、効果が出ないことです。

長さ45cmのブルポイントです
(撮影:2015/3/8)

井戸底を満遍なく攻撃できるのは、幅75mmのチゼルです。井戸穴の径と同サイズなので回転させながら打ち込めば、どんな位置の石でも撃破できます。

幅75mmのチゼルです
(撮影:2015/4/12)

アースクラッシャーは2015年2月の寒風の中、3週間の土日を計6日間掛けて鋭意製作した超兵器です。ブログに図面の画像をアップしてあります。DXFフォーマットのデータもありますので、欲しい方はご連絡ください。
【2016/2/26】各種図面を井戸掘りアーカイブスで公開しました。こちらからダウンロードしてご利用ください。

2016年2月26日金曜日

井戸掘りアーカイブスを公開しました


穴が深くなったら


穴が深くなったら持ち手パイプを延長します。

塩ビパイプにはネジ式のオスソケット=バルブソケットと、メスソケット=給水栓ソケットがありますので、これを使いましょう。
パイプをどんどん延長していくと、パイプが暴れて取り回しに苦労します。このため、ソケット部分で分離・接続を繰り返すことになります。塩ビのソケットではネジ山がバカになりますので、ここにはメタルのソケットを使ってください。ただし、メタルソケットは高価です。

私は分離・接続の手間を省くため、2mのVP25を3本1組で使っています。つまり分離・接続は6m毎に行います。これはヤグラの高さと関係します。ヤグラが4.5mなので、これ以上の長さ、たとえば4本1組て8mにすると、やはりパイプが暴れます。逆に2本1組にすると、分離・接続の手間が1.5倍になるってことですね。

分離・接続箇所には下のメタルソケット、
その他の場所には上の普通ソケットを使っています。
(撮影:2014/12/27)




オーガの持ち手パイプには、ねじなし電線管E25を使っています。電工用の亜鉛引きの鉄パイプです。こちらの分離・接続方法は試行錯誤しましたが、15AのSGP鋼管を内部に挿入してコネクタとして、各2本のボルトで連結する方式に落ち着きました。

コネクタがパイプ内部にあることで接続部に砂が浸入しないので、分離・接続が容易です。
各ボルト2本で連結しているのは、負荷の分散です。以前は各ボルト1本で連結していましたが、使用しているうちに、ねじなし電線管のボルト穴が変形してしまいました。

手持ちの15Aの長ニップルでコネクタを試作しました
(撮影:2015/2/11)
ねじなし電線管の連結状態です
(撮影:2015/2/11)

写真は試作です。ストックにあった長さ20cmの15Aの長ニップルでコネクタを作りました。長ニップルは高価なので、量産は15Aの黒管を使いました。

量産モードです(撮影:2015/3/7)




打ち抜き井戸の掘り方 Step1 井戸穴を掘るはこれで終わりです。深度10mまでなら、これの繰り返しで確実に打ち抜けます。

しかし、深度30mを掘り下げるのには他に、ヤグラ、滑車、手巻きウインチ等を駆使する必要があります。パイプを繋ぐ作業だけでもコツや工夫があるのですが…。これは別の記事にまとめることにします。

待ちきれない方は、ブログの記事を順にお読み下さい。試行錯誤のドタバタが楽しめますよ。当人は涙目でしたが。(笑)




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