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投稿日 2016年6月25日土曜日

祝、深度38メートル突破

本日の記録


作業時間 11:00〜19:30
掘削記録 35cm(深度3,820cm) 
開始水位 574cm(水深3,211cm)

昨日から梅雨前線が活発で、早朝は豪雨でした。昨日は歓送会で呑み過ぎて宿酔です。二度寝して雨が上がるのを待ちました。9時過ぎには小雨になり空が明るくなりました。10時半で雨は止みました。井戸掘りへGo!!

今日は改造した砂回収器だけで井戸底を掘削しました。砂層はもちろん多少の砂利層なら打ち抜くことができました。井戸壁の崩落が無ければ、グイグイ掘り進められるのですがね。


道具と材料


・オーガ本体+延長パイプ×20+90cm短尺パイプ+45cm短尺パイプ=3,825cm
・突き棒2号+塩ビHIVP25×200×17=3,570cm ←最近、使ってません
・砂回収器:スクリュードライバー2号(SD2)


掘削の状況


改造した砂回収器:スクリュードライバー2号(SD2)で掘りクズを浚います。

SD2を井戸底に降ろすと​、持ち手パイプの6組目の途中で止まりました。残り1本半です。先週(6/19)と同じ現象です。深度30.7m地点の砂利層で石に引っ掛かっています。
持ち手パイプを手で上げ下げして、更に回転させたらズゴッと下りました。

SD2が着底しました。20本目の180c​m定尺パイプに90cm短尺パイプを挿げ足して​、ハンドル高さは125cmです。

先端の爪部を交換式に改造した
砂回収器:スクリュードライバー2号(SD2)で
掘りクズを浚います
SD2が着底しました​、
20本目の180c​m定尺パイプに
90cm短尺パイプを挿げ足して​、
ハンドル高さは125cmです

SD2を井戸底に押し込みます。土層の締まりは緩いです。
チョイ上げ作戦でSD2が下っていきます。最初の20cmほどは堀クズに砂利の感触がしました。ハンドル高さ103cmで石に衝突しましたが、ハンドルを左右に回して突破しました。これより下は砂だけのようです。

SD2がハンドル高さ60cmまで下りました、これで高さ65cm分の土砂を取り込みました。引き上げましょう。

SD2がハンドル高さ60cmまで下りました、
これで高さ65cm分の土砂を取り込みました

SD2を引上げました。SD2の中身は10cmほど下です。
土砂を排出​しましたが、トロトロです。

SD2を引上げました、
SD2の中身は10cmほど下です

SD2から土砂を排出​しました、トロトロです

SD2で浚い揚げた土砂を笊で篩い分けました。ハンドル高さ103cmで突っ掛ったのは、この茶色の石でしょうか。

SD2で浚い揚げた土​砂です、
ハンドル高さ103㎝で突っ掛ったのは
この茶色の石でしょうか

2回目、SD2で残りの掘りクズを浚います。

SD2を井戸底に降ろすと​、また持ち手パイプの6組目の途中で止まりました。残り1本半です。先ほどと同じです。井戸壁の石のサイズが判りませんが、除去します。もし、大型の石だと引上げに失敗するかもしれませんが、いずれ井戸穴の径を拡張しなければならないのです。勝負勝負!!

持ち手パイプを30cmほど引き上げて、手を緩めて打ち込みます。ガキッと石に当たる感触が伝わります。4~5回繰り返したら、ズボッとSD2が下りました。突破したようです。

SD2が着底しました。20本目の180c​m定尺パイプに90cm短尺パイプを挿げ足して​、ハンドル高さは128cmです。掘り下げが、進捗していません。井戸壁が崩れて浅くなっています。

2回目、SD2で残りの掘りクズを浚います
SD2が着底しました​、
20本目の180cm定尺パイプに
90cm短尺パイプを挿げ足して​、
ハンドル高さは128cmです

SD2を井戸底に押し込みます。ところが、ハンドルを数回回すとガクガクと、ハンドル高さ62cmまで落下しました。一気に落ちるというより、井戸壁に引っ掛かりながら下がっていく感じでした。井戸穴に余裕がなく、SD2が引っ掛かりながら井戸底に落ちていっていたようです。
もしかしたら、先ほど打ち抜いた井戸壁の石が、井戸穴に詰まったのかもしれません。

ハンドルを数回回すとガクガクと、
高さ62cmまで落下しました

ここから更にSD2を井戸底に押し込みます。土層の締まりは緩いです。先ほど打ち抜いた石の感触はありません。

そして、SD2がハンドル高さ40cmまで下がりました。掘削済の最深部まで掘りクズを始末できました。ここから新たな掘り下げですが、ハンドルが低過ぎます。45cm短尺パイプを挿げ足しましょう。

SD2がハンドル高さ40cmまで下がりました、
45cm短尺パイプを挿げ足します

SD2に45㎝短尺パイプを挿げ足しました。ハンドル高さは96cmになりました。

更にSD2を井戸底に押し込みます。
SD2がハンドル高さ85cmまで下がりました。掘り下げた最深部です。ここからやっと新たな掘り下げです。土層は砂と豆砂利のようです。

SD2に45cm短尺パイプを挿げ足しました、
ハンドル高さは96㎝になりました、
井戸壁が若干崩れています
SD2がハンドル高さ85㎝まで下がりました、
ここから新たな掘り下げです

更にSD2を井戸底に押し込みます。
何とかSD2が数cm下りました。ハンドル高さは82cmです。ここで砂利と衝突しました。1個ではありません。砂利層です。手強い…。!!
SD2だけで砂利層を突破するのは厳しいです。幸い砂利層は数cmで、砂利も小粒でした。もう少し、鍛錬しないとダメですね。


SD2を更に押し込みます。ハンドル高さ75cmまで下がりました。土層は砂層か粘土層です。土層が粘るので粘土層だと思います。
さらにSD2を井戸底に押し込み、ハンドル高さが70cmまで下りました。これで高さ48㎝分の土砂を取り込みました。新たに掘り下げた15cm分は土砂が解れて、倍の容量になっていると思います。引き上げましょう。

SD2がハンドル高さ70cmまで下りました、
これで高さ48㎝分の土砂を取り込みました

SD2を引き上げると、ハンドル高さ90cmで噛んでしまいました。やっぱりなー。計算ではまだ余裕があるはずなのに…。
SD2を複合滑車(ダブルタイフーン)で、ハンドル高さ130cmまで引き上げて、引き抜くことができました。これで、また井戸壁を傷付けてしまいましたね。

SD2を引き上げるとハンドル高さ90cmで
噛んでしまいました
SD2を複合滑車(ダブルタイフーン)で、
ハンドル高さ130cmまで引き上げて、
引き抜くことができました

SD2を引上げました。SD2の中身は5cmほど下です。やはりまだ余裕があるのに、何で噛んだんだろ?
SD2から土砂を排出​すると、トロトロ泥水が噴出しました。現場はビジャビジャです。

SD2を引上げました、
SD2の中身は5cmほど下です
SD2から土砂を排出​すると、トロトロ泥水が噴出しました

SD2で浚い揚げた土砂を笊で篩い分けました。豆砂利が少し揚がりました。
深度30.7m地点で引っ掛かって、打ち抜いた石が揚がりません。引き上げ損ねたようです。

SD2で浚い揚げた土​砂です、豆砂利が少し揚がりました

3回目、SD2で新たに井戸底を穿ちます。今回は井戸壁の石には引っ掛かかりません。石は打ち抜けたようです。
SD2を井戸底に降ろすと​、先ほどより持ち手パイプが下がりません。掘りクズが井戸底に溜まっているようです。ハンドルを取り付けるには高過ぎるため、算段していると、また50cm以上井戸底にガクッと落下しました。ハンドルを取り付けてみましょう。

20本目の180c​m定尺パイプに90cm短尺パイプと45cm短尺パイプを挿げ足して​、ハンドル高さは77cmです。(この時点で落下した高さ50cm分の土砂を取り込んでいたのですが、作業中は気が付かなかったです。)

3回目、SD2で新たに井戸底を穿ちます
SD2が着底しました​、
20本目の180cm定尺パイプに
90cm短尺パイプと45cm短尺パイプを
挿げ足して​、ハンドル高さは77cmです

SD2を井戸底に押し込みます。砂利がまとまって沈下しているようです。ハンドルにガリガリと砂利の感触が伝わりります。

SD2がハンドル高さ70cmまで下りました。先ほど掘り下げた最深部です。土層は粘る粘土で、締まっています。根性を入れないとハンドルが回りません。

新たな土層を掘り下げています。ハンドルが固いです。息を止め、腰を入れないとハンドルを回せません。当然、長続きしません。1回3分の作業で、1cm下がるかどうかです。体力が急激に消耗します。
そんな締まった土層ですがハンドル高さ60cmまで下ると、締りが緩くなった気がします。その替り、砂の中にチラホラと豆砂利が混じり始めました。

SD2がハンドル高さ50cmまで下りました。これで高さ20cm分を新たに掘り下げました。取り込んだ土砂は高さ27㎝分です。(本当はSD2を降ろした時に落下した、高さ50cmの土砂がオンされています。)

SD2がハンドル高さ50cmまで下りました、
これで高さ27㎝分の土砂を取り込みました

SD2を引き上げるとハンドル高さ64cmで噛んでしまいました。ハンドルを回して噛みを解そうとしましたが、ガチガチに噛んでハンドルが回りません。
SD2を複合滑車(ダブルタイフーン)で、引き上げますが、やはり固くてダメです。完全に噛んでしまいました。ダブルタイフーンのロープを緩めて、SD2を下げると何とかハンドルが回りました。しかし、引き上げるとガッチリ噛んでしまいます。重症です。
ダブルタイフーンのロープを煽るように上げ下げして、騙し騙し引き上げます。うー、1cm位しか上がりません。ピンチです。

派手にロープを煽ると井戸壁が崩れるのでやりたくはないのですが、上げ下げする範囲を広げます。SD2の上に覆い被っている掘りクズを解す作戦です。
SD2がジリジリと上がり始めました。行けそうです。でも中々引き抜けない。そして、ハンドル高さ183cmまで引き上げて、やっと引き抜くことができました。引き抜くのに約45分掛かりました。体力を消耗しました。

SD2を引き上げるとハンドル高さ64cmで
噛んでしまいました
SD2を複合滑車(ダブルタイフーン)で、
ハンドル高さ183cmまで引き上げて、
引き抜くことができました

噛んで苦労しましたが、やっとSD2を引上げました。SD2の中身は盛り盛りです。幾つか砂利が見えます。これでは噛むはずです。
SD2から土砂を排出​しました。今回もトロトロです。

SD2を引上げました、
SD2の中身は盛り盛りです
SD2から土砂を排出​しました、
今回もトロトロです

締まった土層の掘り下げと、噛んだSD2の引き上げでフラフラです。最後に浚い揚げた土砂の始末は明日にします。
疲れましたわ。


感想と構想


深度38mをやっと突破しました。ブログを確認すると、深度37m突破は5/8です。この1mを掘り下げるのに1ヶ月半以上掛かりました。手強かった。

課題と対策は判りました。新しい砂回収器を建造しましょう。


アルバム


2016年6月25日


投稿日 2016年6月22日水曜日

井戸穴拡張器、設計開始

道具の検討


井戸穴が深度37mを超えた辺りで、井戸掘り道具が次々とワヤになりました。
径50mmオーガはブレードが歪み、ハンドルはボスピンが折れ、砂回収器:スクリュードライバー2号(SD2)は爪にクラックが入りました。それぞれ修繕しましたが、もう一つ壊れました。ねじなし電線管の持ち手パイプの最下部、道具との接続用コネクタです。
ここは、長さ66mmのカップリングを被せていましたが、長期の使用で変形してしまいました。これを長さ200mmの構造用鋼管STKM11Aへ5/29に交換しました。

写真が持ち手パイプ最下部、道具との接続箇所です。砂回収器を接続しています。外部装着パイプをカップリングから、長いSTK鋼管に変更したことで、道具装着の運用が楽になりました。

ん? 閃きました!!

持ち手パイプ最下部、道具との接続箇所です、
外装パイプで道具装着の運用が
楽になりました
(撮影:2016/6/19)

閃いたのは、先延ばしにしている、井戸穴の拡張です。
井戸穴は径75mmのオーガで掘削しています。挿入予定のケーシングパイプはVU100を予定しています。井戸穴を覗くと偏心しているようなので、径150mm位まで拡張しなければならないでしょう。

オーガヘッドは交換式で径100mmと径125mmまでは用意してあります。ただ、これで井戸穴を拡張すると土砂が井戸底に落ちます。今なら深度37m超えです。ここで井戸穴を拡張すると、土砂を深度37mの井戸底から浚い上げなくてはなりません。面倒クセー!!




対策をずーと考えてきました。1年間以上ね。(笑)
結論が出ないので、先延ばしにしてきたら、深度が30mを超えてしまいました。


井戸穴拡張案1
基本はオーガの先端にバスケットを付けて、落ちた土砂をキャッチする方法です。最初は塩ビパイプを装着するつもりでしたが、捩れて塩ビが割れて脱落する可能性があることに気が付きました。アカン!!




井戸穴拡張案2
次のアイデアは金網製の籠です。しかし既製品があるのか判りません。じゃあパンチ穴を開けたアルミ板でバスケットを作るか。でも、アルミ溶接の機材はないので、リベット打ちです。自信ねー!!




井戸穴拡張案3
その次に考えたのは砂回収器自身をバスケットにすることです。こんな感じ。イイね!!

オーガ Powerd By スクリュードライバー

径75mmから径100mmへの拡張にはSTK76.3、径100mmから径125mmの拡張にはSTK101.6が使えます。いけるやん!!
図は長さ100cmの砂回収器2号を接続していますが、今や長さ200cmの砂回収器3号があります。一気に井戸穴を拡張できるでしょう。

頭の中でシミュレーションしてみます。
径75mmのサイズで掘られた井戸穴に、先ずはSTK76.3の砂回収器が入っていきます。そして、径100mmオーガが井戸穴を拡張していきます。掘りクズの砂、砂利、粘土はオーガから離れ落ちて、砂回収器の中に収納されます。

良いような感じですが、ちょい待て。「オーガから離れ落ちて」って本当かね。径100mmオーガのブレード上に、土砂が押し上げられるんじゃね?

オーガを逆回転させれば、土砂を払い落とせるかな?
ブレードの上に土砂が押し上げられるのは、ブレード先端で削り取られた土砂が駆動力になっています。逆回転させれば多少は土砂が落ちるかも知れませんが、根本解決にならない気がします。

じゃあ、振ってみますか。
でも、オーガのブレード先端と、砂回収器の土砂排出孔の間は20cmほどしかありません。引き上げ過ぎると、土砂が井戸穴とバスケットの砂回収器の間に落ちてしまう気がします。砂回収器が噛みそうです。
もう一工夫が必要です。




ここまでが、1年以上考えていた内容ですが、ここでアイデア切れでした。

井戸穴拡張案4
そして6/19に外部装着パイプを見て、閃いたのがこれです。図面を描きました。

井戸穴拡張器組立図

外部装着パイプの外側に更に角パイプを被せています。ここに鉄プレートのマウントを装着。井戸壁を削る爪はマウントに取り外し可能としました。

井戸穴拡張器部品図(マウント)

井戸壁を削る爪は角度を付けて立ててあります。削り取った井戸壁の土砂は下に落ちるしかないです。落ちた土砂は、バスケットの砂回収器で確保されることになります。

井戸穴拡張器部品図(爪)

爪のサイズは径100mm、125mm、150mmを用意するつもりです。
土砂を受け止めるバスケットは井戸穴を広げる度に径125mm、150mmのSTK鋼管が必要です。面倒ですが収容する土砂の容量を考えると、径75mmの砂回収器をちまちまと使うよりも効率的でしょう。


感想と構想


新たに考案した井戸穴拡張案4ですが、図面を描いている内に問題に気が付きました。今のままだと、センターが取れないのではないでしょうか。
井戸壁にブレードを当てて削ろうとしても、持ち手パイプを押して逃げてしまう気がします。では反対側にもブレードを取り付ければ良いかと考えましたが…。ブレードを増やすと掘削面への喰い付きが悪くなります。

上手くいかんのー

でも、スパイラルボーラーのオーガは最大で径125mmです。井戸穴は径150mmまで拡張する予定なので、その時のために何か道具を考えておく必要があります。
径150mmのアースドリルなるものを見付けましたが、お高いです。また、持ち手パイプとの連結に苦労しそうです。

画期的なアイデア絶賛募集中、笑

【2018/6/15】
図のリンクが壊れていたので、再投稿します。

投稿日 2016年6月19日日曜日

砂回収器で穴を掘るぜ

本日の記録


作業時間 9:00〜18:00
掘削記録 20cm(深度3,785cm) 
開始水位 579cm(水深3,186cm)

本日は曇り、昨日ほど気温が上がらなくて助かりますが、湿度が高く不快です。
朝起きると、久し振りに体調が良い。数週間振りかも。昨日の井戸掘りの効果でしょうか。もしかして、運動不足が原因か?

改造した砂回収器だけで井戸底を掘削する方法を試しました。今の砂層なら掘り下げられます。ただ、井戸壁の崩落が止まらず、効率が悪いです。


道具と材料


・オーガ本体+延長パイプ×20+90cm短尺パイプ+45cm短尺パイプ=3,825cm
・突き棒2号+塩ビHIVP25×200×17=3,570cm ←最近、使ってません
・砂回収器:スクリュードライバー2号(SD2)


掘削の状況


改造した砂回収器:スクリュードライバー2号(SD2)で掘りクズを浚います。

SD2を井戸底に降ろすと​、20本目の180c​m定尺パイプに90cm短尺パイプを挿げ足して​、ハンドル高さは115cmです。一晩で高さ55cm浅くなりました。

先端の爪部を交換式に改造した
砂回収器:スクリュードライバー2号(SD2)で
掘りクズを浚います
SD2が着底しました​、
20本目の180c​m定尺パイプに
90cm短尺パイプを挿げ足して​、
ハンドル高さは115cmです、
一晩で高さ55cm浅くなりました

SD2を井戸底に押し込みます。土層は締まっています。昨日、土砂を浚った後で井戸壁が崩れた土砂なのに、なぜこんなに締まっているのでしょうか。
ハンドルが重く、SD2は中々下りません。

SD2がハンドル高さ99cmまで下った所で、石と衝突しました。昨日と同じように、SD2の爪先で石を動かします。SD2がハンドル高さ95cmまで下がり、石を突破できました。コツを掴んだようです。

更にSD2を井戸底に押し込み、ハンドル高さ60cmまで下りました。掘削済の最深部です。ここまでに土砂を55cm取り込んでいます。もう少しなら掘り下げられるでしょう。

SD2がハンドル高さ60cmまで下りました、
掘削済の最深部です

新たに掘り下げる土層は完全な砂層です。砂利の手応えはありません。しかし、砂層は粘りがあり、フルパワーを掛けないと掘り下げられません。腰を入れてハンドルを回しますが、息が直ぐに上がってしまいます。掘り下げられるのは1回で1~2cmです。休憩を入れながら、汗をかいています。

30分ちょっと掛けて、SD2で新たに高さ10cm分を掘り下げました。ハンドル高さは50cmです。これで取り込んだ土砂は高さ65cm分です。

SD2で新たに高さ10cm分を掘り下げました、
ハンドル高さは50cmです

SD2を引上げました。SD2の中身は目一杯、砂が詰まっていました。

SD2を引上げました、
SD2の中身は目一杯、
砂が詰まっていました
SD2から土砂を排出​しました

SD2で浚い揚げた土砂を笊で篩い分けました。どでかい石が揚がりました。
ハンドル高さ99cmで衝突した石です。

SD2で浚い揚げた土​砂です、
どでかい石が揚がりました

石のサイズは7.0×4.0×4.0cmでした。昨日の石より一回り大きい。
大きな石は縦方向でないと取り込めないサイズでした。

石のサイズは7.0×4.0×4.0cmでした
大きな石は縦方向でないと取り込めないサイズでした

2回目、SD2で残りの掘りクズを浚います。
SD2を井戸底に降ろすと​、20本目の180c​m定尺パイプに90cm短尺パイプを挿げ替えて​、ハンドル高さは111cmです。井戸壁が崩落しています。高さ60cmほど浅くなっています。65cm掘り下げて、60cm浅くなる。賽の河原ですな。

2回目、SD2で残りの掘りクズを浚います
SD2が着底しました​、
20本目の180c​m定尺パイプに
90cm短尺パイプを挿げ替えて​、
ハンドル高さは111cmです、
井戸壁が崩落しています

SD2を井戸底に押し込みます。土層の締りは緩いです。
ハンドルを回すと、SD2がグイグイ下っていきます。砂利は感じません。砂だけのようです。

昼食を挟んで40分ほどで、SD2がハンドル高さ50cmまで下りました。実質は30分以下ですね。これで高さ60cm以上の土砂を取り込みました。

SD2がハンドル高さ50cmまで下りました、
これで高さ60cm以上の土砂を取り込みました

SD2を引上げました。SD2の中身は5cmほど下です。

SD2を引上げました、
SD2の中身は5cmほど下です
SD2から土砂を排出​しました

SD2で浚い揚げた土砂を笊で篩い分けました。砂利は少なめです。

SD2で浚い揚げた土​砂です、砂利は少なめです

3回目、SD2で残りの掘りクズを浚います。
SD2を井戸底に降ろすと​、20本目の180c​m定尺パイプに90cm短尺パイプを挿げ足して​、ハンドル高さは101cmです。井戸壁の崩れが止まりません。

3回目、SD2で残りの掘りクズを浚います
SD2が着底しました​、
20本目の180c​m定尺パイプに
90cm短尺パイプを挿げ足して​、
ハンドル高さは101cmです、
井戸壁の崩れが止まりません

SD2を井戸底に押し込みます。土層の締りは緩いです。同じ場所を浚うのは3回目です。
ハンドルを回すと、SD2がグイグイ下っていきます。最初は砂層、途中から砂利の感触が伝わります。

SD2がハンドル高さ50cmまで下りました。1回目に掘り下げた地点です。現時点の最深部です。取り込んだ土砂は51cm分です。もう少しだけ取り込めそうです。

SD2がハンドル高さ50cmまで下りました、
1回目に掘り下げた地点です

新たに掘り下げる土層はやはり砂層です。粘りがあり、フルパワーを掛けないと掘り下げられません。体力が失われて、一度に掘り下げられる時間は3分もありません。腰が…。

1時間ほど掛けて、SD2で新たに高さ10cm分を掘り下げました。ハンドル高さは40cmです。この位置の土層は豆砂利混じりです。これで取り込んだ土砂は高さ61cm分のはずです。引上げます。

SD2で新たに高さ10cm分を掘り下げました、
ハンドル高さは40cmです

SD2を引上げたら、ハンドル高さ55cmで噛んでしまいました。とほほ…。

ハンドルを回して、噛みを解そうとしましたがガッチリ固まっていて動きません。ヤバイ、重症かも!!
複合滑車(ダブルタイフーン)で、小刻みにロープを引き上げる作戦に変更です。ハンドル高さを巻尺で測りながら作業を進めます。ジリジリと上がってきました。
15分程でハンドル高さ121cmまで引上げて、SD2を引き抜くことができました。大事にならなくて良かったのですが、これで井戸壁を傷つけてしまったはずです。盛大に井戸壁が崩落しなければ良いのですが。

SD2を引上げたら、ハンドル高さ55cmで
噛んでしまいました
複合滑車(ダブルタイフーン)で
ハンドル高さ121cmまで引上げて、
引き抜くことができました

SD2を引上げました。SD2の中身は盛り盛りです。これでは噛むはずです。

SD2を引上げました、S
D2の中身は盛り盛りです、
これでは噛むはずです
SD2から土砂を排出​しました

SD2で浚い揚げた土砂を笊で篩い分けました。豆砂利が多く揚がりました。

SD2で浚い揚げた土​砂です、
豆砂利が多く揚がりました

4回目、SD2で残りの掘りクズを浚います。
SD2を井戸底に降ろすと​、20本目の180c​m定尺パイプに90cm短尺パイプを挿げ足して​、ハンドル高さは138cmです。井戸底で噛んだことで、井戸壁が崩落して高さ100cm近く、一気に浅くなりました。やっちまいました。

4回目、SD2で残りの掘りクズを浚います
SD2が着底しました​、
20本目の180c​m定尺パイプに
90cm短尺パイプを挿げ足して​、
ハンドル高さは138cmです、
井戸底で噛んだことで高さ100cm近く
一気に浅くなりました

SD2を井戸底に押し込みます。土層の締りは緩いです。
ハンドルを回すと、SD2がグイグイ下っていきますと、言いたいところですが体力が続きません。一休み一休み。

休み休みの作業で、SD2がハンドル高さ65cmまで下りました。これで高さ70cm以上の土砂を取り込みました。

SD2がハンドル高さ65cmまで下りました、
これで高さ70cm以上の土砂を取り込みました

SD2を引上げました。SD2の中身は5cmほど下です。

SD2を引上げました、
SD2の中身は5cmほど下です
SD2から土砂を排出​しました

SD2で浚い揚げた土砂を笊で篩い分けました。砂利は少ししか揚がりません。

SD2で浚い揚げた土​砂です、
砂利は少ししか揚がりません

5回目、SD2で残りの掘りクズを浚います。
SD2を井戸底に降ろすと​、持ち手パイプの6組目の途中で止まりました。残り1本半です。SD2が長さ1m、ねじなし電線管1.8m×16.5本で、深度30.7m地点です。手巻きウインチを操作して、持ち手パイプを上下させても下りません。
「えー、ここまで一気に井戸壁が崩れて、浅くなったの?」、焦ります。

持ち手パイプを手で上げ下げして、更に回転させたらズゴッと下りました。井戸壁の出っ張りに引っ掛かっていたようです。
※スマホでブログの柱状図を確認すると、該当地点は礫混じり砂層でした。井戸壁の石が邪魔をしていたようです。


SD2が着底しました。20本目の180c​m定尺パイプに90cm短尺パイプを挿げ足して​、ハンドル高さは131cmです。井戸壁の崩落が止まりません。

5回目、SD2で残りの掘りクズを浚います
SD2が着底しました​、
20本目の180c​m定尺パイプに
90cm短尺パイプを挿げ足して​、
ハンドル高さは131cmです、
井戸壁の崩落が止まりません

SD2を井戸底に押し込みます。今回も土層の締りは緩いです。
天候が崩れてきました。時間がありません。根性を入れてハンドルを回すと、SD2が下っていきます。

SD2がハンドル高さ60cmまで下りました。これで高さ70cm以上の土砂を取り込みました。
最深部まで残り20cm分の土砂が溜まっていますが、手が届きません。

SD2がハンドル高さ60cmまで下りました、
これで高さ70cm以上の土砂を取り込みました

SD2を引上げました。SD2の中身は7cmほど下です。もう少し余裕がありました。

SD2を引上げました、
SD2の中身は7cmほど下です、
もう少し余裕がありました
SD2から土砂を排出​しました

SD2で浚い揚げた土砂を笊で篩い分けました。豆砂利が少し揚がりました。

SD2で浚い揚げた土​砂です、豆砂利が少し揚がりました

砂回収器単独で井戸底を掘り下げるにはパワーが必要です。腰がフラフラになりました。
天候が崩れて17時過ぎから薄暗くなり、雨も降り出しました。本日はここまで!!


感想と構想


砂回収器で新たな井戸穴を、高さ20cm分掘り下げることができました。やったやった!!
しかし、掘り下げ位置まで下る前に、砂回収器が一杯になってしまいます。新たな掘り下げは10cm毎の作業です。効率悪し。

砂回収器の容量(=長さ)を大きくできれば、掘りクズの回収と掘削を同時にできるはずです。
やはり、革命を起こすしかないです。

2016年6月2日木曜日


鑿井方法に革命を!!


ねじなし電線管の持ち手パイプを4本用意しましたが、中々登場する機会がありません。


アルバム


2016年6月19日

︿
blog.isMobileRequest=true, blog.local=ja がんばれ日本!!