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投稿日 2015年5月23日土曜日

これで井戸底の石をサクッと上げたるわ

本日の記録


本日は朝一でホームセンターに資材の調達です。
午前中は道具製作、午後は私用で井戸掘りはお休みです。


資材の購入


・TSソケット 1個
・スパッドスカートパッキン 1個
・アンテナマスト 2本

石回収器に取り付けるゴム爪を探しました。戸当てのゴムもありましたが、固すぎます。養生材のクッションはウレタンのスポンジで、柔らか過ぎ。ふちゴムは薄過ぎます。見当を付けていた資材は、何れも外れです。
そして、ゴム材コーナーの外れのパッキン類で見つけたのが、スパッドスカートパッキンです。トイレの排水管のパッキンです。これでやってみましょう。

ソケットとトイレ用のパッキンを購入しました

電材コーナーを覗いたら、アンテナマストが入荷していました。予備を含めて、こちらも2本購入です。


作業の準備


現場からポンプ式井戸掘り器を回収。
スイコを組込んだキャップは取り外し可能ですが、キャップ取り付け時の見切り用のリングが邪魔ですね。ボンドで接着してタップビスを打ち込んであるので、取り外すのが厄介です。ノコギリで刻みを入れて、抉ってみましょう。

ポンプ式井戸掘り器2号を分解します

砂を噛んで固まっていたキャップを何とか外して、TSソケットを当ててみました。キャップとソケットの寸法は同じでした。リングの取り外しは不要です。

寸法は同じだったようです

口径の比較です。パッキンを付けても充分な大きさです。想定される5〜6cmの大きさの石でも取り込めるでしょう。
ゴムパッキンはSUS針金で四方を結束します。

口径がこれだけあれば井戸底の石を浚えるでしょう
パッキンを付けても十分なサイズです

道具箱を漁っていたら、丸いゴム板が出てきました。スイコ弁用の予備です。これでゴム膜方式も試してみましょう。
ストップホールを開けて、一文字に切り裂きます。周囲の八方に結束用の穴を千枚通しで開けます。

ゴム膜式に加工しました

ソケットに結束用の穴を開けて、加工終了。パイプ本体とは、タップビス2本で固定しました。SUS針金を現場から回収してくるのを忘れてました。結束は現場でやります。

ロックリトリーバー準備完了です

本日はここで終了。
ソケットを縦割りして径を拡げる加工は、パッキンの具合いを確認してからにします。


>感想と構想


このまま、現場でトライアルに入りたいところですが…。
今日の午後は横浜で知人の結婚式です。手を洗って、髭を剃って、スピーチの練習もしないと。


アルバム


2015年5月23日


投稿日 2015年5月22日金曜日

石回収器、整いました

道具の検討


井戸底の石を何とかして回収しないと、先に進みません。パンサークローで引き揚げるつもりでしたが、井戸底で回収不能になるリスクがあります。先日は軽く考えていました。しかし数日間、頭の中でシミュレーションしていましたが、やはり危険です。今更リスクを負う必要はないです。これで万が一にも回収不能になったら、アホです。

製作中のパンサークロー(撮影:2015/4/30)

と言う事で、バックアッププランの石回収器(ロックリトリーバー)を具体化する事にしました。例によって、考案をブログを使って整理していきます。



案1 ゴム膜方式
材料:VP65(外径76mm、内径67mm、肉厚4.1mm)、1mmゴム板、SUS針金

スイコのゴム弁を取り付けるには座金等が必要です。このため、口径が小さくなり取り込める石のサイズが制限されます。
そこで、塩ビパイプの先端に太鼓の革の様にゴム膜を張って、これに縦に裂け目を入れます。井戸底の石に当たれば、ゴム膜が広がりパイプ内に石を取り込みます。パイプの口径のサイズの石まで取り込めるはずです。これ以下のサイズの石も調整せずに取り込み可能です。イイね!!

ゴム膜を張るのにホースバンドを使いたいですが、VP65の径だと井戸穴の径と同じなのでネジ部分が引っ掛かってしまいます。ならば、針金で結束すればよろし。そのまま結束すると滑り落ちる可能性があるので、VP65の外径にぐるりと溝を掘ります。肉厚が4.1mmなので強度的には大丈夫でしょう。

持ち手パイプのHIVP25との接続には65×25のレジューサーを使って…、ダメです。VP65にソケット類を装着すると、井戸穴の径を超えます。パイプにゴム膜を被せた所も危ないかもしれません。ぐぬぬ。

50×25のレジューサーを縦割りして径を狭めて、VP65の内側に押し込んで、何とか調整すれば接続できるかな?



案2 ゴム爪方式
材料:VP65(外径76mm、内径67mm、肉厚4.1mm)、ゴム足、ボルトナット

ゴム膜だと強度が心配です。パイプ先端に被せたゴムが擦り切れそうです。パイプの内部にスプリング板で爪を付ければ、井戸底の石をキャッチできますね。
スプリング板は材料のイメージが湧かないし、加工も面倒い。ゴム爪にしましょう。内部に雄ネジを組込んだゴム足が見つかればGoodです。と言う事でネット検索。

一体型は見つかりませんが、雄ネジを差し込むタイプがありました。でも、高さが足りません。
FM16446 【7セット】 直送 他メーカー同梱不可 TM型ビス止めゴム足
iDECA
https://www.amazon.co.jp
用途は判りませんがこんなのも見つかりました。高さがあるのでいい感じです。
光:光 ゴム当り止め GD45-1 型式:GD45-1(販売停止) 
https://www.amazon.co.jp
ドアが当たるとこに取り付ける緩衝用のゴムですね。ホームセンターで実物を見てみましょう。
MK ゴムセーフ戸当 白 50mm 3621669 M60050S
MK
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パイプ内部にネジ止めするには、ドライバーが入りません。スタッピドライバーを購入するか、パイプに切れ目を入れるしかないですね。
ゴムの内部にナットを入れて、パイプの外側から皿ネジで締め付けられれば、パイプ径も太くならずに具合いが良いのですが…。実物で検証してみましょう。

持ち手パイプのHIVP25との接続の課題は案1と同じです。



案3 ソケット利用(案2の改良です)
材料:TSソケット50(外径:70mm、内径:60.8mm、肉厚:4.5mm)

ロックリトリーバーが成功するかどうかは、試してみないと判りません。そのためにVP65(2m単位で販売)を購入するのはちょっと…。それに持ち手パイプのHIVP25に繋ぐメタルソケットやレジューサーも必要です。失敗したときにショックが大きい。もっと簡単に出来ないかなと頭を捻って、思いつきました。
ポンプ式井戸掘り器2号(VP50)ですが、スイコ用キャップの脱着不具合で稼働していません。これを使いましょう。呼び径50mmのTSソケットを、キャップの替りに取り付けます。ソケットは内径60mmです。VP65より内径が7mmほど細くなってしまいますが、その分、縦に切れ目を入れて拡張できるようにします。塩ビ製なので大きな石を銜えたとしても、鉄ほどは変形しないでしょう。その分、取りこぼしの可能性もありますが…。
ゴム爪も、もっと簡単にした方が良いかもしれません。当り止めのゴムでは硬すぎる気がしてきました。

ちょいとネット検索。

ガラスとかに使う、ふちゴムです。これよりもう少し肉厚のモノが欲しいです。50mもいらん。
コクゴ 玉なし溝ゴム No.108 溝幅5mm 50m巻
KOKUGO
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引越しとかで使う養生材ですね。発泡ウレタンで柔らかそうです。接着剤でソケットに付ければいいかもしれません。
コーナーガード ST トラ柄L 16mm×44mm×900mm 【20本入】 (角養生クッション)
日大工業株式会社
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ポンプ式井戸掘り器2号の流用なので、持ち手パイプとの接続は考慮する必要はありません。



取りあえず、週末は案3で試行してみましょう。
カラス口も検討してみます。



投稿日 2015年5月21日木曜日

井戸掘りしたい

道具の検討


平日は本業に勤しんでいますが、週末が待ち遠しいです。井戸掘りしたい。

また、ブログを読み返しています。井戸底の硬いもの(多分、ジャガイモみたいな丸石)と衝突した以降の記録です。

パンサークローで取り除ければ良いのですが、井戸穴の径より大きな石ではお手上げです。でも、径75mmオーガを回転させたときの記録を見ると、回転がし辛いですがある程度は廻しています。もし、井戸穴の径より大きな石ならば、オーガ先端の三角錐とぶつかって空転するはずです。このことから想定される石のサイズは、ポンプ式井戸掘り器のスイコの口より大きく、75mmオーガのブレードとサイドブレードの間に取り込めるサイズのはずです。

過去最大の石は長径7cm、短径5cmでした。このときはオーガのシャフトとサイドブレードの間に挟まって揚がってきました。

過去最大の石です(撮影:2014/11/16)

今回の井戸底の石は、これよりやや大きいと想定しています。
きっとパンサークローで取り除けます。たぶん取り除けると思います。取り除けるんじゃないかな。ま、ちょっとは覚悟しておけ。(笑)


そのときは、塩ビパイプで石回収器を作ります。天使の掌(たなごころ、palm)のように優しく井戸底から石を掬い上げてみせます。

名づけて、エンゼルパーム!!(構想中)

んー、ヤシ油(パーム油、palm)の洗剤みたいな名前。(笑)
止めた、改名。ロックリトリーバー(rock retriever)!!

投稿日 2015年5月20日水曜日

石回収器の検討、その2

道具の検討


井戸底の石の回収に、パンサークローが使えそうです。試してみましょう。
週末迄に時間があるので、バックアッププランも考えておきます。パンサークローの想定される問題点は?

弱点1
口径です。刃先がスプリングではないので、引き上げる石のサイズに応じて調整しないと、銜えることができないでしょう。石のサイズが不明なので、試行錯誤が必要です。

弱点2
構造です。井戸径より大きな石を銜えてしまったり、銜える位置が深くて爪が拡がってしまうと、引き抜くことができなくなります。地上から持ち手パイプを引っ張っても、パンサークローの爪が閉じるだけなので石は外せません。これは重大な欠陥です。
ウインチで引き上げれば回収できるかもしれませんが、アースクラッシャーは引き上げ強度を配慮してません。引き上げロープを繋ぐワイヤーロープは単管に素通しです。荷重を掛けると単管のへりでワイヤーロープは破断するかもしれません。不味い…。
石が井戸径より大きな場合は、アースクラッシャーをガチャガチャやれば、外れるでしょう。銜える位置が深くならないように、強く打ち込むのは控えておきましょう。

パンサークローの刃先です、
これが井戸底で拡がったらアウトです
(撮影:2015/4/30)



と言う事で、改善すべきなのは次の2点です。
・石のサイズで調整不要なこと
・石回収器自体が回収不能にならないこと

更に次が必須条件です。
・現状のポンプ式井戸掘り器より、大きな石を浚えること
・簡単に製作できること
・強度が必要充分なこと

うーん、アイデア、アイデア

閃きました!!

ベタですが、井戸掘り器のスイコを改善しましょう。井戸穴の径75mmの制限の中で、なるべく口径を大きくする。石を取り込んで引き揚げるだけの単純な構造にして、取り込み口をなるべく広げる。

VP65かVU65の塩ビパイプで考えてみます。井戸穴の径75mmの制限を超えていますが、1mm位なら許容範囲内でしょう。ただし、これに被せるソケット類は径が大きくなるので使えません。
VP65:外径76mm、内径67mm、肉厚4.1mm
VU65:外径76mm、内径71mm、肉厚2.2mm

アイデア、アイデア!!


投稿日 2015年5月19日火曜日

石回収器の検討

道具の検討


参考のため、皆さんの井戸掘りブログを読んでいます。井戸底の石には皆さん苦労されていますね。石の回収方式も各自が考案されていますが、概ね以下の3方式と理解しました。

挟み込み方式
・カラス口:製作に時間が掛かる
・トング:挟み口をロックするのに工夫が必要

包み込み方式
・玉網:井戸底の石を起さないと拾えない

掬い上げ方式
・お玉:掬えても地上まで確実に引き上げるのに苦労しそう



カラス口の石回収器を作ってみたいですが、材料の選定から悩みます。頑丈な単管で作りたいですが、加工性からは塩ビを選択すべきかと。塩ビでプロトタイプを作成して、単管に展開すれば良いのかもしれません。でも時間がないです。もう、井戸底の石のお陰で2週間も時間を費やしています。夏までに井戸を完成させたいのに…。

カラス口の開閉を地上からロープで操作すべきか、それともスプリングとロックピンで自動化すべきか。これも悩みます。井戸底でリトライできるロープ操作が良さそうですが、口を閉めるために常にロープを引き続けるのは運用に難があります。閉ロープを引いたら口が閉まり同時にロック、開ロープを引いたらロックが解除されて口が開く。そんな貴方が欲しい。
けど、週末までに設計完了するかしらん。
良く考えたら、リトライ要否は地上からは判りませんね。地下17.6m、水深11.7mの底ですから。

そもそも、石のサイズは井戸穴より小さいのでしょうか? 井戸底が袋状になっていて、そこに石が転がっているとしたら…。現在の井戸穴の径では絶対に揚がりません。やはり、井戸穴の径を拡張することを考えた方が良いかも?



うーん、アイデア、アイデア

閃きました。

二枚の鋼板を向き合わせてV字型に接続して、この間に挟みこむのはどうでしょう。トングのアイデアの拡張です。挟み込んだ石は鋼がスプリングのように撓むことで保持できます。鋼板の先端は内側に向けて爪を付ければ落下防止になります。鋼板の内側にゴム板を張れば滑り止めになります。

更に閃きました。

鋼板ではなく、帯鉄を3本使って包み込むように配置したほうが、石を銜え易いですね。井戸底の石の間にも差し込みやすい。3本で銜えれば、ゴム板の滑り止めは不要です。帯鉄はロングナットに溶接すれば簡単に組み立てられます。

更に更に閃きました。

単管に爪を付けた、パンサークローを使えばいいじゃないですか。

単管を加工したパンサークローです(撮影:2015/4/30)

パンサークローの径は70mmですが、井戸穴の径75mmまで広げる。そして井戸底の石に押し付ければ、単管の中に取り込めるのでは? パンサークローを少々強めに井戸底に打ち込んでも、刃先が曲がることはないでしょう。これなら直ぐに試行できます!!
石のサイズが小さいようなら、ハンマーで叩いて爪を狭めれば良い。

やれる気がしてきました。

投稿日 2015年5月18日月曜日

5日間を振り返っています

感想と構想


井戸底の石に苦労しています。頭を冷静にするため、ブログを読み返しています。

5/9(土)、井戸底衝突初日
・深度17.30mから突き棒で粗砂層を掘削開始、5cm下がった後に進まなくなる。★たぶんこれが固いモノとの初衝突★
・竹槍型ヘッドのアースクラッシャー投入、5cm下がって、先端が壊れる。
・ここ迄で、下穴10cm分を掘削。
・幅75mmチゼル投入、井戸底に引っ掛かる、進度未測定。

5/10(日)、2日目
・径75mmオーガで下穴を拡張、5cm下がる。
・ブルポイント投入、井戸底に突き刺さり効率が悪い。
・幅50mmチゼル投入、5cm下がる。

5/15(金)、3日目
・幅50mmチゼル投入、2cm下がる。
・ブルポイント投入、2cm下がる。
・マグマライザー投入、20cmの下穴が開く。
・径50mmオーガで下穴を拡張、10cm下がる。残りは突っ掛かり掘り進めず。
・径75mmオーガで下穴を拡張、10cm下がる。残りは同上。

5/16(土)、4日目
・幅75mmチゼル投入、度々井戸底に突き刺さる、進度未測定。
・径75mmオーガ投入、進度なし。
・突き棒で井戸底を探査、井戸壁の石を確認。

5/17(日)、5日目
・鎚型ヘッドのアースクラッシャー投入、進度未測定。
・幅75mmチゼル投入、最大4cm下がる。
・突き棒で井戸底を探査、石が並んでいるのを確認。
・径75mmオーガ投入、5/15のマグマライザーの下穴20cmの内、15cmまで下がる。



5/9に岩盤と誤認した井戸底の固いモノと衝突してから、5日目を経過しました。3日目に砂利層と判明し、少しずつ掘り進めています。しかし、この2日目以降で井戸底から揚がるのは、粗砂のみです。砂利層なら砕けた石か小石がザクザク揚がるはずです。2日目迄もたいした量は揚がっていません。初日に竹槍型ヘッドをひん曲げた石は何処に?

4日目に確認した、井戸壁から飛び出ていた大きな石、あれが初日に衝突した石なのではないでしょうか? 初日より位置が下がっていますが、チゼルを打ち込んだ事で砕けずに井戸底に押し込んでいた気がします。
井戸底の石を取り除く方法は?

案1 やはり石を砕く
今迄の繰り返しです。芸がない。
それに、成果が上がってませんので、見直しが必要です。できるのは、鉛ペレットを増量して重量アップ=破壊力アップですかね。しかし、重量アップして井戸底にグッサリ刺さり、回収不能になるのが恐いです。

案2 石の引き上げ道具を導入する
以前、カラス口の土砂回収器を検討しました。

2014年12月10日水曜日
開閉式井戸掘り器の検討

この類ですね。週末までにアイデアを固めましょう。

案3 井戸穴の径を広げて、大型ポンプ式井戸掘り器を導入する
これが王道ですかね。ケーシングパイプを挿入するため、井戸穴の拡張は必須です。案2が失敗したら、これに切り替えましょう。

井戸穴を拡張する時期が来たようです(撮影:2015/5/17)


投稿日 2015年5月17日日曜日

井戸底の石に難儀しています

本日の記録



作業時間 9:30〜18:30
掘削記録 0cm(深度1,765cm) 本日も下穴の拡張のみです
開始水位 535cm(水深1,230cm)


道具と材料


・オーガ本体+延長パイプ×9+短尺90cmパイプ=1,800cm
・突き棒2号+塩ビHIVP25×200×9=1,970cm
・ポンプ式井戸掘り器
・チゼル型アースクラッシャー
・鎚型アースクラッシャー


掘削の状況


いつもどおり、沈殿した堀クズを浚います。昨日迄は粘土主体でしたが、今日は粗砂の方が多い気がします。

昨日の掘りクズを浚います、粗砂です

アースクラッシャー初号機、鎚型ヘッドの出撃です。
勢い良く打ち込んだら、初回から井戸底に突き刺さりました。こんなことはないはずですが…。たぶん、ボルトを削りましたが、寸法は丁度75mmです。すり鉢状の井戸底の石に挟まったのでしょう。梃子を掛けると外れました。
鎚型ヘッドが突き刺さったのは、これ一回のみです。

鎚型ヘッドのアースクラッシャー出撃です
鎚型アースクラッシャーが井戸底に引っ掛かりました
鎚型アースクラッシャー、無事帰投しました

鎚型ヘッドをガンガン打ち込みましたが、効果はいかほど?
堀クズを浚ってから、突き棒2号を降ろして井戸底を探ります。井戸底からは粗砂が揚がってきましたが、砂利は揚がりません。石は砕けていないようです。
井戸底の様子は変わりありません。井戸壁から飛び出た石はそのままです。しかし、石と石の間に隙間も感じます。鎚型ヘッドの衝撃で周囲の砂が解れたのでしょう。堀クズの粗砂がそれだと思われます。
石を砕くには、鎚型ヘッドでは力不足のようです。力が一点に集中しないからでしょうか?

アースクラッシャー打ち込み後の井戸浚いです
突き棒2号で井戸底の様子を探ります

やはりチゼルで攻撃してみます。大きな井戸壁の石を狙ってチゼルを打ち込めば、井戸底への突き刺さりも回避できるはずです。
チゼルを降ろし、回転させながらパイプの高さを測ります。1番高い所が井戸壁から飛び出している石のはずです。そこを狙って、エイッとチゼルを打ち込むと、また突き刺さりました。ぐぬぬ。
幸い傷は浅い、梃子で簡単に引き抜けました。

続いてチゼルを動滑車でガンガン打ち込みます。その内、持ち手のパイプが1cm、2cmと下がり始めました。石が砕けたか、少なくとも井戸壁からは外れた様です。少し前進しました。

幅75mmチゼルで井戸底に再挑戦します
チゼルが下がり始めました
チゼル、無事帰投しました

堀クズを浚ってから、突き棒2号を降ろして井戸底を探ります。井戸底からは粗砂が揚がってきましたが、砂利は揚がりません。石は砕けていません。
突き棒で探ると、井戸底の凹凸は無くなりました。井戸壁の石が外れて落ち込み、マグマライザーの下穴を塞いだ様です。井戸底は石を敷き詰めた感触です。前進したのか、後退なのかよく判らん。

砕いているはずの砂利が揚がりません
突き棒2号で井戸底を探ります

径75mmオーガを降ろして、掻き混ぜてみましょう。上手くすれば、サイドブレードに石が挟まって、上がって来るかもしれません。
オーガを降ろすと、前回位置より高くなっています。下穴20cmの内、5cm分しか下がりません。先端の三角錐の真下に石が転がっているのでしょう。
オーガを回転させると、ガラガラと石の感触があります。少しすると石に突っ掛かって回転がストップ。左回転で戻しても固まります。
土層に固着している石に衝突しているのか、外れた石が回転を邪魔しているのか、判別がつきません。
頑張ってオーガを回転させると、下がり始めました。マグマライザーの下穴20cmの内、15cm分まで拡張できました。5cm分、進展しました。

径75mmオーガで井戸底の様子を確認します
オーガは前回位置より5cm戻っています
下穴20cmの内、15cmまで拡張しました

オーガのサイドブレードには石は引っ掛かりませんでした。何とか井戸底の石を回収したいです。そこでポンプ式井戸掘り器で浚ってみました。
しかし、揚がってくるのは粗砂だけです。小石すら揚がりません。ポンプ式井戸掘り器のサイズには収まらないサイズの石が、井戸底を塞いでいるようです。

揚がってくるのは粗砂だけです

井戸底の石を拾い出す方法を考えないといけません。楽しいなー。(汗)


感想と構想


予防交換でトラックロープを交換しました。末端のリング(アイ)が劣化してます。3本編みロープですが、それぞれの細線の外側が1/3程、摩耗してます。
交換したロープを確認しましたが、本体はまだ大丈夫のようです。勿体ない。アイを編めれば再利用できそうです。ロープの編み加工はしたことがありませんが、勉強がてらやってみましょう。新品のロープのアイを観察して、編み方を理解しました。

1回目、失敗。解いた細線を1本づつ編み込んだら、どれが本体ロープか判らなくなりました。編みを解してやり直し。

2回目、解いた細線を3本それぞれ1回づつ順番に編み込んでいきました。成功です。強度に自信がないので、編み幅は3倍にしました。

編み加工、結構楽しいです。
昨年末のオーガ落下事件で断裂したロープも繋いでみました。

摩滅したアイを切り取り、編み加工で作り直しました
切れた12mmロープも編み加工で繋げてみました


アルバム


2015年5月17日


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