本日の記録
作業時間 9:30〜18:30
掘削記録 0cm(深度1,765cm) 本日も下穴の拡張のみです
開始水位 535cm(水深1,230cm)
道具と材料
・オーガ本体+延長パイプ×9+短尺90cmパイプ=1,800cm
・突き棒2号+塩ビHIVP25×200×9=1,970cm
・ポンプ式井戸掘り器
・チゼル型アースクラッシャー
・鎚型アースクラッシャー
掘削の状況
いつもどおり、沈殿した堀クズを浚います。昨日迄は粘土主体でしたが、今日は粗砂の方が多い気がします。
|
昨日の掘りクズを浚います、粗砂です |
アースクラッシャー初号機、鎚型ヘッドの出撃です。
勢い良く打ち込んだら、初回から井戸底に突き刺さりました。こんなことはないはずですが…。たぶん、ボルトを削りましたが、寸法は丁度75mmです。すり鉢状の井戸底の石に挟まったのでしょう。梃子を掛けると外れました。
鎚型ヘッドが突き刺さったのは、これ一回のみです。
|
鎚型ヘッドのアースクラッシャー出撃です |
|
鎚型アースクラッシャーが井戸底に引っ掛かりました |
|
鎚型アースクラッシャー、無事帰投しました |
鎚型ヘッドをガンガン打ち込みましたが、効果はいかほど?
堀クズを浚ってから、突き棒2号を降ろして井戸底を探ります。井戸底からは粗砂が揚がってきましたが、砂利は揚がりません。石は砕けていないようです。
井戸底の様子は変わりありません。井戸壁から飛び出た石はそのままです。しかし、石と石の間に隙間も感じます。鎚型ヘッドの衝撃で周囲の砂が解れたのでしょう。堀クズの粗砂がそれだと思われます。
石を砕くには、鎚型ヘッドでは力不足のようです。力が一点に集中しないからでしょうか?
|
アースクラッシャー打ち込み後の井戸浚いです |
|
突き棒2号で井戸底の様子を探ります |
やはりチゼルで攻撃してみます。大きな井戸壁の石を狙ってチゼルを打ち込めば、井戸底への突き刺さりも回避できるはずです。
チゼルを降ろし、回転させながらパイプの高さを測ります。1番高い所が井戸壁から飛び出している石のはずです。そこを狙って、エイッとチゼルを打ち込むと、また突き刺さりました。ぐぬぬ。
幸い傷は浅い、梃子で簡単に引き抜けました。
続いてチゼルを動滑車でガンガン打ち込みます。その内、持ち手のパイプが1cm、2cmと下がり始めました。石が砕けたか、少なくとも井戸壁からは外れた様です。少し前進しました。
|
幅75mmチゼルで井戸底に再挑戦します |
|
チゼルが下がり始めました |
|
チゼル、無事帰投しました |
堀クズを浚ってから、突き棒2号を降ろして井戸底を探ります。井戸底からは粗砂が揚がってきましたが、砂利は揚がりません。石は砕けていません。
突き棒で探ると、井戸底の凹凸は無くなりました。井戸壁の石が外れて落ち込み、マグマライザーの下穴を塞いだ様です。井戸底は石を敷き詰めた感触です。前進したのか、後退なのかよく判らん。
|
砕いているはずの砂利が揚がりません |
|
突き棒2号で井戸底を探ります |
径75mmオーガを降ろして、掻き混ぜてみましょう。上手くすれば、サイドブレードに石が挟まって、上がって来るかもしれません。
オーガを降ろすと、前回位置より高くなっています。下穴20cmの内、5cm分しか下がりません。先端の三角錐の真下に石が転がっているのでしょう。
オーガを回転させると、ガラガラと石の感触があります。少しすると石に突っ掛かって回転がストップ。左回転で戻しても固まります。
土層に固着している石に衝突しているのか、外れた石が回転を邪魔しているのか、判別がつきません。
頑張ってオーガを回転させると、下がり始めました。マグマライザーの下穴20cmの内、15cm分まで拡張できました。5cm分、進展しました。
|
径75mmオーガで井戸底の様子を確認します |
|
オーガは前回位置より5cm戻っています |
|
下穴20cmの内、15cmまで拡張しました |
オーガのサイドブレードには石は引っ掛かりませんでした。何とか井戸底の石を回収したいです。そこでポンプ式井戸掘り器で浚ってみました。
しかし、揚がってくるのは粗砂だけです。小石すら揚がりません。ポンプ式井戸掘り器のサイズには収まらないサイズの石が、井戸底を塞いでいるようです。
|
揚がってくるのは粗砂だけです |
井戸底の石を拾い出す方法を考えないといけません。楽しいなー。(汗)
感想と構想
予防交換でトラックロープを交換しました。末端のリング(アイ)が劣化してます。3本編みロープですが、それぞれの細線の外側が1/3程、摩耗してます。
交換したロープを確認しましたが、本体はまだ大丈夫のようです。勿体ない。アイを編めれば再利用できそうです。ロープの編み加工はしたことがありませんが、勉強がてらやってみましょう。新品のロープのアイを観察して、編み方を理解しました。
1回目、失敗。解いた細線を1本づつ編み込んだら、どれが本体ロープか判らなくなりました。編みを解してやり直し。
2回目、解いた細線を3本それぞれ1回づつ順番に編み込んでいきました。成功です。強度に自信がないので、編み幅は3倍にしました。
編み加工、結構楽しいです。
昨年末のオーガ落下事件で断裂したロープも繋いでみました。
|
摩滅したアイを切り取り、編み加工で作り直しました |
|
切れた12mmロープも編み加工で繋げてみました |
アルバム