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投稿日 2015年10月17日土曜日

また「大きな石」に騙されたわ

本日の記録


作業時間 13:30〜18:00
掘削記録 0cm(深度2,775cm) 掘りクズの除去のみ
開始水位 530cm(水深2,245cm)

前日の天気予報では、雨後曇りでした。
朝起きるとやはり雨です。今日は雨避けを作って、井戸掘り道具の準備ぐらいしかできないと思っていましたが、午後には晴れました。拾い物の一日でした。


作業の準備


朝、現場に入って最初の仕事は引き上げ用のトラックロープのメンテナンスです。ロープのアイが磨耗していました。三本編みの一本が完全に擦り切れています。実は先週、編み直したのですが失敗したぽい。
今朝は落ち着いて再度編み直しました。濡れたロープは編み難い、乾いたときにやるべきです。

トラックロープのアイを編みな直しました、
三本編みの1本は完全に擦り切れていました、
真ん中は先週編んだ失敗作


道具と材料


・オーガ本体+延長パイプ×15+45cm短尺パイプ=2,880cm
・突き棒2号+塩ビHIVP25×200×14=2,970cm
・ポンプ式井戸掘り器


掘削の状況


沈澱した土砂を浚います。ドラゴンジョーの初戦です。
ドラゴンジョーを引き上げると、圧力抜き孔まで泥水を取り込んでいます。大成功!!
揚がってきたのは粗砂です。

ドラゴンジョーで沈殿した土砂を浚います
圧力抜き孔まで水が入っています
沈殿した土砂が揚がりました、
粗砂です

タップビスの台座で、ゴム弁をなんとか支えています。

ゴム弁はすっぽ抜けるギリギリで堪えています

「大きな石」を引き揚げます。その前に掘りクズを解しましょう。
径50mmオーガを井戸底に降ろすと、ハンドル高さは110cmです。ハンドル高さ40cmまで掘り下げているので、掘りクズが70cm溜まっています。
ハンドルを回して掘り下げます。20cm程下がると、ガリッ・ゴリッと砂利だか石の感触がします。「大きな石」? 
砂利を通過して、10分ほどでハンドル高さ40cm迄掘り下げました。

径50mmオーガで掘りクズを解し直します
径50mmオーガが着底しました、
ハンドル高さは110cmです
径50mmオーガがハンドル高さ40cmまで下がりました

掘りクズを解した所で、ドラゴンジョーを井戸底に降ろします。持ち手パイプのソケット位置で、井戸底にへの沈下を確認します。
ドラゴンジョーを押し込みますが、渋いです。掘りクズが解れていれば、ズルズルと下がるはずですが、力を加えても中々下がりません。25cm迄下がった所で、ドラゴンジョーが動かなくなりました。「大きな石」は確保できたでしょうか?

ドラゴンジョーを引き上げると、中身は空っぽです。取り込んだ土砂の重みに耐えかねて、ゴム弁がずっこけたようです。ぐぬぬ!!

ドラゴンジョーで「大きな石」を浚います
手持ちパイプが65cmから40cmまで下がりました、
25cm分の土砂を取り込んだはずです
ドラゴンジョーが帰還しました、
中は空っぽです

ドラゴンジョーは「大きな石」対策で、口径を確保するために台座替りのタップビスの本数を控えてました。しかし、ゴム弁がずっこけては仕方ありません。45度毎に計8本をグルリと打ち込みます。

ずっこけたゴム弁を支持するためタップビスを追加で打ち込みます

タップビスでスイコを強化したドラゴンジョーを、再度井戸底に降ろします。掘りクズが押し固められて、持ち手パイプのソケット位置は60cmに下りました。
ドラゴンジョーを押し込みますが、やはり渋い。先程と同じ位置まで下がって動きが止まりました。20cm分の土砂を取り込んだはずです。今度こそ「大きな石」は揚がるでしょうか?

ドラゴンジョーを引き上げると、中身は空っぽです。また、ゴム弁がずっこけたようです。ぐぬぬ!!
(ちょい落胆して、写真は撮り忘れました。)

ドラゴンジョーが着底しました、
ソケット位置は60cmです
ドラゴンジョーが20cm下がりました

ドラゴンジョーのタップビスで作った台座では、ゴム弁を支え切れません。良いアイデアでしたが、改良が必要です。

つまり、掘りクズを20cm分以上取り込むと、重さでゴム弁がずっこけます。ならば10cmずつ浚渫してみましょう。

3回目、ドラゴンジョーを井戸底に降ろすと、ソケット位置は60cmです。前回と変わらず。
ドラゴンジョーを押し込み、10cm下がった所で引き上げます。今度は成功!! 粗砂と砂利が揚がりました。「大きな石」はありません。

4回目、ドラゴンジョーを井戸底に降ろすと、ソケット位置はまた60cmです。全然進まない!!
ドラゴンジョーを押し込み、10cm下がった所で引き上げます。また、粗砂と砂利が揚がりました。「大きな石」はありません。

掘りクズの土砂が揚がりました
二回目は掘りクズの土砂が少ないです

土砂が揚がる様になりましたが、進展がありません。「大きな石」も揚がりません。井戸底の掘りクズが押し固められているのでしょうか?

径50mmオーガで再度掘りクズを解しましょう。
径50mmオーガを井戸底に降ろすと、ハンドル高さは105cmです。5cm下がりましたが、これでは進んでいるとは言えんね。
ハンドルを回しますが、オーガが下がりません。んー、何か変。オーガが空回りしています。何度か確かめて、ハンドルを引き上げて井戸底を突いて判りました。オーガ先端の三角錐の真下に石があります。カッツン・カッツンと石にぶつかる感触があります。「大きな石」?
オーガはこの状態になると無力です。ハンドルを幾ら回しても掘り進めることは出来ません。ピンチです。どうしましょ?

以前、同じ状態になったのは径25mmオーガの掘削時でした。衝突した石が小さかったことと、径25mmオーガ自体が細いため、グリグリ押し込んで何とか先端を横滑りさせて脱出しました。
今回は「大きな石」と径50mmオーガなので、横滑りはムリぽ。

いや、「大きな石」は、いったん掘り下げてグズグズになった土砂に浮かんだ状態のはず。押し込めば不等沈下して脱出できる!! 色々考えましたが、ハンドルに腰を降ろしてグリグリ作戦で、なんとか突破できました。そんなに「大きな石」ではない?

突破後は径50mmオーガで10分も掛からず、ハンドル高さ40cmまで解し直しました。ただし途中で何度も噛んだため、梃子でギコギコ作戦を併用です。

径50mmオーガで掘りクズを解し直します
径50mmオーガが着底しました、
ハンドル高さは105cmです
径50mmオーガがハンドル高さ40cmまで下がりました

「大きな石」だと思っていましたが、落ち着いて考えてみましょう。

※状況証拠
・井戸穴の径は75mm
・径75mmオーガは通過不可(先週、ハンドル高さ105cmに対して10cm下がって突っ掛かり)
・径50mmオーガは通過可能(掘りクズの下20cm位置で石と衝突)
・呼び径60mm、外径70mmのドラゴンジョーでは石が上がらない。
・ドラゴンジョーはハンドル高さ110cmに対して20cm以上は下がらない。

※推測
・ハンドル高さ90〜95cm位置に何かある。
・径50mmオーガが通過出来るなら、呼び径60mmのドラゴンジョーで取り込めるサイズの石のはず。

※結論
・「大きな石」ではない。
・井戸壁から石が飛び出ているのでは?

径75mmオーガで井戸壁を掃除してみましょう。径75mmオーガを井戸底に降ろすと、ハンドル高さは100cmです。あまり進展していません。(泣)
ハンドルを回すといきなり、ガリッ・ゴリッと砂利に当たります。ハンドルをちょい上げしても、所々で石が引っ掛かります。いったんは径75mmオーガで掘り下げたはずですが、井戸壁の石が取り切れていなかった様です。先週、径75mmオーガが最後に突っ掛かったのも、同じ場所でしょう。
15分程でハンドル高さ40cmまで掘り下げ直しました。


「大きな石」突破とは関係ありませんが、
オーガを引き上げる際にナットを井戸穴に落としてしまいました。蓋はしてあったのですが、隙間にジャストイン。(笑) 手からナットがこぼれて、直ぐに目を下に向けても何処にもありません。一瞬後に井戸底から「チャポン〜」と音が響きました。落ちるときには落ちるんだなー。

径75mmオーガが着底しました、
ハンドル高さは100cmです
径75mmオーガがハンドル高さ40cmまで下がりました
径75mmオーガが帰還しました

解した掘りクズを浚います。
ドラゴンジョーはTSソケットで、ポンプ式井戸掘り器1号のDVソケットより肉厚です。井戸壁の掃除が足らない可能性があるので、口径の細いポンプ式井戸掘り器1号で土砂を浚うことにします。ドラゴンジョーは10cm以上、土砂を取り込むとゴム弁がずっこけますしね。

ポンプ式井戸掘り器1号を押し込むと、持ち手パイプのソケットが15cmまで一気に下りました。突っ掛かっていた位置を突破しました!!
ポンプ式井戸掘り器1号を引き上げると、上部の圧力抜き孔まで砂利が詰まっています。大漁です。

ポンプ式井戸掘り器が高さ15cmまで下がりました
ポンプ式井戸掘り器の上部まで砂利が詰まっています
ポンプ式井戸掘り器にギッシリ土砂が詰まっています

砂利が大量に揚がりましたが、「大きな石」はありません。

本日掘り上げた砂利です、
「大きな石」はありません

日が短くなりました。山の影なので、現場は18時で真っ暗です。
ヘッドライトを付けて頑張りました。アンタも好きね。(笑)


感想と構想


土砂が揚がらない原因が判りました。井戸壁から飛び出した石に、ポンプ式井戸掘り器が引っ掛かってました。結局、「大きな石」ではなかった。「大きな石」の勘違いは何回目でしょうか。何かコンプレックスでもあるのかしらん。
次回からは、径75mmオーガで砂利層の下穴を拡張した後は、いったんオーガを抜き出した後にもう一回掘り下げて、井戸壁を掃除することにしましょう。


アルバム


2015年10月17日


ドラゴンジョーの製作

本日の記録


作業時間 13:30〜18:00
掘削記録 0cm(深度2,775cm) 掘りクズの除去のみ
開始水位 530cm(水深2,245cm)

前日の天気予報では、雨後曇りでした。
朝起きるとやはり雨です。今日は雨避けを作って、井戸掘り道具の準備ぐらいしかできないと思っていましたが、午後には晴れました。拾い物の一日でした。


資材の購入


・TSソケット50
・3mm×70mmゴム板 3枚
・排水皿 59mm

排水皿は新しいスイコの製作用です。


道具の製作


井戸底に「大きな石」があります。
これを引き上げるために、TSソケットで石拾い器を兼ねたポンプ式井戸掘り器のスイコを作成しました。ポンプ式井戸掘り器2号、全てを呑み込む竜の顎(あぎと)です。名付けて「ドラゴンジョー」!! ザックリ浚ってやるわ!!!!!
製作の詳細はアルバムを参照ください。

ドラゴンジョーの図面です
ドラゴンジョーが完成しました

資材の購入と、ドラゴンジョーの製作で、午前中一杯掛かってしまいました。現場にドラゴンジョーを搬入して、もう一仕事。

引き上げ用のトラックロープのアイが擦り切れてしまいました。三本編みの一本が完全に擦り切れていました。先週、編み直したのですが失敗したぽい。落ち着いて再度編み直しました。濡れたロープは編み難い、乾いたときにやるべきです。

トラックロープのアイを編みな直しました、
三本編みの1本は完全に擦り切れていました、
真ん中は先週編んだ失敗作


感想と構想


ドラゴンジョーの製作には幾つか工夫を凝らしました。タップビスのゴム弁台座、ゴム弁の支持方法、ソケットの割り、脱落防止具等です。着脱し易く、かつ脱落させない、相反する要件をクリアするアイデア出しで、錆びた脳味噌をフル回転させました。(脱落防止具がもっとスマートになると更にGoodなのですが…)
このアイデアで、ポンプ式井戸掘り器1号では5本で運用していたホースバンドを、ドラゴンジョーでは1本に削減することができました。
今までは土砂を浚う度に、5本のホースバンドを緩めて締めてを繰り返ししていましたが、これで効率アップです。

ポンプ式井戸掘り器1号はホースバンド5本を使っています

ただし、ドラゴンジョーは石拾いのためのレスキュー道具です。タップビス台座では耐久性がありません。廃水皿を台座に使った、本格的なスイコを製作します。今回のアイデアではソケットの交換が可能なので道具の製作も楽になります。


アルバム


2015年10月17日

投稿日 2015年10月13日火曜日

告知(2015年10月)

作業連絡


【10月13日 8時 発令】

10月10日〜12日で、105cm掘り下げました。深度27m75cmに到達です。

よっちゃん、助働き、ありがとん。

次回は11月21日〜23日(勤労感謝の日)です。万障お繰り合わせの上、泊り込みでよろ。



【10月11日 20時 発令】

明日、10月12日の助働き、お待ちしています。

◆新必殺仕事人 「仕事人出陣」
https://youtu.be/08L3bIXekLk
【公開停止】

よっちゃんのテーマソング


【10月11日 8時 発令】

急告:10月11日は雨のため、井戸掘りはお休みです。




【10月10日 8時 発令】

10月10日~12日(体育の日) の三連休は井戸掘りしていまぁす。


投稿日 2015年10月12日月曜日

大き目の石に衝突した模様

本日の記録


作業時間 9:30〜16:30
掘削記録 45cm(深度2,775cm)
開始水位 525cm(水深2,205cm)

今日は午前中から、よっちゃんが助働きに来てくれました。
Thank you です。


道具と材料


・オーガ本体+延長パイプ×15+45cm短尺パイプ=2,880cm
・突き棒2号+塩ビHIVP25×200×14=2,970cm
・ポンプ式井戸掘り器


掘削の状況


沈殿した土砂を浚います。粘土と粗砂です。

沈殿した土砂を浚います、粘土と粗砂です

径50mmオーガで下穴を開けます。
前回はハンドル高さ40cmまで掘り下げました。今回、高さが足らないので、45cm短尺パイプで延長しました。
今日は1回に45cmずつ掘り下げることにします。これだと、掘削とパイプ延長の同期が取れるので現場で悩まなくてすみます。(でも、これが間違いの元。)
径50mmオーガを井戸底に降ろすと、ハンドル高さは110cmです。掘りクズが25cm程溜まっていますが続行です。(これが二番目の間違い。)

ハンドルを回転させて掘り進めます。砂利と衝突しますが、一昨日のようにオーガの回転がストップすることはありません。ハンドルに力を込めるとメリッと剥がれる感触がします。
しかし、ハンドル高さ50cm位置で径50mmオーガが噛んでしましました。右回転(進行)も左回転(後退)もできません。引き抜くこともできません。掘りクズが溜まって、砂利と噛み合ってしまったのでしょう。そこで、梃子でギコギコ作戦で脱出します。そして、掘削続行!!
結局、45cm分の下穴を開けるのに1時間10分掛かりました。ハンドル高さは40cmです。

径50mmオーガで下穴を開けます
径50mmオーガが着底しました、
ハンドル高さは110cmです
径50mmオーガで45cm分を掘り下げました、
ハンドル高さは40cmです

径75mmオーガで下穴を拡張します。
径75mmオーガを井戸底に降ろすと、ハンドル高さは115cmです。5cmですが、掘りクズの嵩が増しています。ブロックを2枚重ねて足場を確保します。
ハンドルを回しますが、砂利と衝突して重たいです。溜まった30cm分の堀クズを突破するのも辛い。ちょい上げ作戦も砂利が引っ掛かって難儀します。腰がやられそう。

昼前によっちゃんが登場しました。作業を交代しながら頑張ります。
ハンドルが高さ70cm位置程に下がると、直ぐにオーガが噛むようになりました。梃子でギコギコ作戦を交えて掘削を続けます。

お昼過ぎに下穴を開けた45cm分の拡張が完了しました。所要時間は1時間、深度27m75cmに到達です。

径75mmオーガで下穴を拡張します
径75mmオーガが着底しました、
ハンドル高さは115cmです
径75mmオーガが着底しました、
ハンドル高さは115cmです

掘り下げた土砂を浚います。
1回目はポンプ式井戸掘り器のパイプの上部まで、土砂が詰まっていました。細砂と粗砂が大半ですが、大きな石がコロンと上がってきました。長径6cm・短径4cmです。ポンプ式井戸掘り器のスイコの穴と比較すると、限界サイズです。これ以上大きな石は、今のポンプ式井戸掘り器では引き上げ不可です。
2回目の井戸底浚いも、細砂と粗砂が多量に上がりました。

掘り下げた土砂を浚います、
細砂と粘土です
長径6cm・短径4cmの石が揚がってきました

土砂は浚い切れたでしょうか?
オーガを降ろして堀クズが20cm以上あったら、解し直して土砂を浚い直し。それ以下なら掘削を続行とします。
径50mmオーガを井戸底に降ろすと、ハンドル高さは105cmです。先ほどハンドル高さ40cmまで掘り下げましたので、掘りクズが65cmも溜まっていることになります。土砂を浚ったはずですが、全然減っていません。
径50mmオーガで堀クズを解し直して、ポンプ式井戸掘り器で土砂を浚いましょう。掘りクズの解し直しは10分ほどで完了です。

径50mmオーガが着底しました、
ハンドル高さは105cmです
径50mmオーガが帰還しました

ポンプ式井戸掘り器を井戸底に降ろします。井戸底を突いても20cm程しか下がりません。65cmも掘りクズが溜まっていれば、ズルズルと下がるはずですが変です。
ポンプ式井戸掘り器を引き上げると、中には細砂と粗砂が詰まっていました。砂利は少ないです。

掘りクズを解し直して細砂と粗砂が揚がりました


儂 「砂ばっかり上がってくるけど、ヤマが来てるのかな?」

よっちゃん 「水が入っていればヤマは来ないと思うけど、崩れるときは崩れるからねー。」

儂 「フムフム」

よっちゃん 「径75mmオーガで掘り直して石と衝突したら石のせい、石が無いならヤマが来とる。」
儂 「なるほど!!」


径75mmオーガを井戸底に降ろすと、ハンドル高さは105cmです。ちっとも進んでいません。
ハンドルを回転させると、10cm程下がった所でオーガが石に衝突して、噛んでしまいました。

よっちゃん 「でかい石があるみたい。」

儂 「だねー。」

よっちゃん 「径50mmオーガが通過できて、径75mmオーガが通過できないサイズってことか。」
儂 「径75mmオーガで一度井戸底まで通過しているから、シャフトとサイドブレードの間に収まるサイズだと思うわ。さっきはたまたま通過できたけど、今回は石の向きが悪くて井戸壁に引っ掛かっているんだとみた。」

よっちゃん 「それとも、径75mmオーガが通過した後、井戸壁からでかい石が剥がれ落ちたとか?」

儂 「それ最悪!!」


径75mmオーガで井戸底の石を捕らえてみましょう

先ほどの土砂浚いでも、大き目の石が揚がりました。あれより例えば1cmでも大きな石だと、ポンプ式井戸掘り器ではお手上げです。


よっちゃん 「なんか出来る事ないの?」

 「ウーン」


では、ロックリトリーバーを試してみましよう。石拾い器です。5月に作った試作機が現場に転がっています。
ロックリトリーバーを井戸底に降ろして突いてみます。徐々に持ち手パイプが下がっていきますが、10cm程下がった所で止まりました。径75mmオーガが井戸底で噛んだ位置です。やはり何かあります。多分、大き目の石。
ロックリトリーバーを引き上げてみましたが、何も入っていません。ぐぬぬ。

ロックリトリーバーで石を回収できるな(撮影:2015/5/24)


よっちゃん 「径75mmオーガなら、サイドブレードに石が引っ掛かるかもしれん。」

儂 「うーん、ダメぽい。それ、たまたまだもんね。」


日も暮れてきました。
無理をせず、本日は撤収です。


感想と構想


よっちゃんが助働きに来てくれました。予定では45cm掘削を2サイクルで90cmを一気に掘り下げるつもりでしたが、頓挫しました。

よっちゃん、高下駄で助働き中

石拾い器、ロックリトリーバーにゴム弁が無いのがダメです。


儂 「ロックリトリーバーを径75mmの鉄パイプに交換、口径を最大にしてにゴム弁をつけるか!!」

よっちゃん 「井戸穴が75mmだからギリは危ない。70mm程度に抑えるべきだよ。」

儂 「都合の良いサイズのパイプがあるかな?」

よっちゃん 「パイプが無ければ、鉄板を曲げて作れば良い。長さは必要ないし、30cmもあればいいんでしょ?」

儂 「おー、グッドアイデア!!」

よっちゃん 「茶筒の空き缶でもいいんじゃね。」

儂 「おー、エクセレント!!」


ロックリトリーバーの改造を検討します。


アルバム


2015年10月12日


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