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投稿日 2016年3月12日土曜日

井戸掘り道具、回収したどー

本日の記録


作業時間 11:30〜14:00
掘削記録 0cm(深度3,505cm)  8cm分は下穴です。
開始水位 測定せず

本日は曇り、気温が上がらず寒いです。
体調が芳しくなく、久し振りに朝8時近くまで寝入ってしまいました。先週から家人にインフルがいるので、うつされたかもしれません。

寒いし、今日は井戸掘りをお休みにしようかとも思いましたが、井戸底の道具が待っています。時間が経てば経つほど、土砂で埋まってしまう可能性があります。
遅くなりましたが、気持ちを奮い立たせて、井戸掘りへGoです。


道具と材料


・オーガ本体+延長パイプ×19+45cm短尺パイプ=3,555cm
・突き棒2号+塩ビHIVP25×200×17=3,570cm
・砂回収器:スクリュードライバー2号(SD2)


掘削の状況


確かに何処かにあったはず。井戸掘り出動前に物置を探し回りました。
見つけたのは、ストック品のマルチアングルです。20年物です。長さ50cmに切り揃えているので寸法切りも省略できます。ただし、肉厚は2mmしかありません。これではハンドルの台座には力不足です。とりあえず2枚重ねで台座と、ハンドルを組んでみました。
十字架に見えるけど、気のせいだよね。R.I.P.(笑)

持ち手パイプの先端は高さ108cmです。滑車を緩めてアングルハンドルを回してみますが、順調です。行けそうです。

物置から探し出したストック品のマルチアングルです、20年物
アングルを組合わせて、ハンドルを取り付けました、
持ち手パイプの高さは108cmです

複合滑車(ダブルタイフーン)でSD2を引き上げます。やはり5cmほどで噛んでしまいますが、先週より一度に引き上げられる高さが多くなった気がします。井戸底から上がった分、井戸穴が緩くなっているみたいです。
噛んでしまったSD2のハンドルを回して、緩めます。先週は足場が悪い中で作業をしたため、苦労しましたが、今日は順調です。パイプの高さ148cmまで引き上げました。ここまで30分弱です。

ダブルタイフーンで強く引き上げるとガッチリ噛んでしまいます。なので、ここまでは控えめに引き上げていましたが、もう少し強めでも行けそうです。ダブルスリングの位置を調整して、機械効率8倍のダブルタイフーンにフルパワーを掛けます。おー、SD2がズルズルと引き上がりました。やったか!!

ダメでした。パイプの高さ162cmで、また噛んでしまいました。それでも、一気に10cm以上引き上げられたのは良い兆しです。

持ち手パイプの高さが148cmまで上がりました、
ここから滑車で引き上げられます
滑車で持ち手パイプの高さが162cmまで
引き上げたら、
また噛んでしまいました

ハンドル位置が高くて、回し辛くなりました。
ブロックを重ねて足場を確保して、SD2のハンドルを回します。確かに噛んでいますが、それほどきつくない。左右に回して緩めます。
もう一度、ダブルタイフーンでフルパワーを掛けます。ズルズルとSD2が上がってきます。抜けました、脱出成功です。!!

このまま、ロープを繋ぎ変えて、SD2を手巻きウインチで引き上げます。

SD2が抜けました、パチパチ
SD2を引き上げました

SD2を引き上げました。中身は満杯です。井戸底で噛んだ原因はこれですね。

SD2の中身は土砂で一杯です
SD2本体、STK鋼管は磨かれてピカピカです
反対側、
SD2のツルの部分まで土砂が詰まっていました

SD2で浚い揚げた土砂を笊で篩い分けました。粗砂が山盛り、大き目の砂利も揚がりました

SD2から土砂を排出しました
SD2で浚い揚げた土砂です、粗砂が山盛り、
大き目の砂利も揚がりました
浚い揚げた土砂に含まれていた石です、
5.5×3.5×2.0cmほどのサイズですが砕けています


感想と構想


やりました。井戸掘り道具、回収したどー!!

一週間、地下水に沈んでいたSGP管は、
真っ黒になっていました

体調が悪い中、出動した甲斐がありました。

お昼を過ぎても、体調はまだ回復しません。昼食でも取れば復活するかなと思って、準備を始めたら、なんとガスカートリッジが空です。だめだこりゃ。

楽しみのランチですが、ガスコンロのカートリッジが空でした

本日はこれで撤退です。明日、頑張りまぁーす。


アルバム


2016年3月12日



投稿日 2016年3月11日金曜日

井戸掘り道具レスキュー隊

道具の検討


先週(3/6)、井戸掘り中に深度34m付近から、井戸掘り道具の回収に失敗しました。
週末の作業に向けて、回収方法をずっと検討していました。そもそも、何故井戸底で道具が噛んでしまうのかも不明です。

砂回収器:スクリュードライバー2号(SD2)の回収に失敗したのは、ハンドルと持ち手パイプの問題です。複合滑車(ダブルタイフーン)を使って、ハンドルを回しながら引き上げていますが、ハンドルが高くなり過ぎました。足場が心もとないです。
ねじなし電線管の持ち手パイプを外せば良いのですが、最後に挿げたのが180cm定尺パイプのため、外すに外せません。

SD2をハンドル高さ160cmまで引き上げましたが、
限界です
(撮影:2016/3/6)

と言う事で、今週考えた対策です。どーぞー。



対策案1 持ち手パイプを切断する

最初に考えたのがこれです。180cm定尺パイプを切断して、ボルト穴を開けてハンドルを取り付けるというものです。そもそも、末端に挿げたのが定尺パイプでなければ、問題は起きなかったはず。45cmか90cmの短尺パイプだったら、取り外すだけでOKなのですから。

ただし、定尺パイプを半分の長さの90cmで切り出すか、45cmで切り出すかが問題です。今後の使い回しを考えると45cmが良いのですが、45cm分を切り出しただけで、次の接続部のボルトまで、地上に引き上げられるか微妙です。

問題がもうひとつ、ドリル穴を開けるにはインパクトドライバーが使えますが、W5/16のボルト穴を開けるには径8.5mmのドリル刃が必要です。インパクトドライバは六角シャンクのドリル刃でないと装着できません。径8.5mmで六角シャンクのドリル刃って売ってるかな?
それにねじなし電線管を切断する方法がありません。金鋸の刃も買出しに行かないと。



対策案2 単管パイプで足場を組む

これなら簡単。SD2の回収に失敗したのは、足場が悪いからです。
ヤグラを支持台にして、単管で足場を組めば、問題解決でしょう。足場さえしっかりしていれば、180cm定尺パイプを引き抜くまでハンドルを回せます。

問題は資材の買出しです。単管パイプが何本必要なんだろ。図面を描かないといけません。



対策案3 定尺パイプに長ボルトでハンドルを付ける

オーガのハンドルを外して、定尺パイプに直接ハンドルを付ける案です。長ボルトでなくても良いのですが、15AのSGP管コネクタのボルト穴に長い金属棒を差し込めば、ハンドルの代わりになるでしょう。ボルト穴は8.5mmなので、適当な材料があればハンドルになるはず。

問題は適当な材料が当地のホームセンターで見つかるかどうかです。

問題がもうひとつ。SD2は井戸穴にガッチリ噛んでいます。ハンドルをフルパワーで回さないと歯が立ちません。SGP管コネクタのボルト穴の一箇所に金属棒を差し込んで、ボルト穴が耐えられるかどうかが心配です。

できればボルト穴2個を使って力を掛けられると良いのですが…。金属棒を2本差すか?



対策案4 定尺パイプにマルチアングルでハンドルを付ける

ボルト穴2個で閃きました。定尺パイプにマルチアングルで、ハンドルを接続する台座を取り付けましょう。この台座に同じくマルチアングルを、ハンドルとして取り付ければ良いのです。

やはり、明日は買出しです。マルチアングルの仕入れと、それに寸法切りも必要です。ちと、面倒い。

待て待て、どこかにストック品があったはず。
昔、AVデッキの台をマルチアングルで組んでいましたが、引越しのときにばらした覚えがあります。明日、探してみましょう。



番外編 パワーウインチで力尽くで引き抜く

一昨年末の某事故で購入したパワーウインチがあります。最大荷重1トンまで掛けられるウインチです。これなら、井戸底で噛んでいるSD2でも引き上げられるでしょう。土砂の井戸壁に鋼鉄の道具が引っ掛かっているだけです。1トンの荷重を掛ければズルズル上がって来るはずです。

最大荷重1トンまで対応できます
(撮影:2014/12/30)

でも、失敗したら?
ねじなし電線管を連結しているボルトが破断するかもしれません。この間、幾つかボルトを交換しましたが結構痩せていました。
ボルトが破断しなくても、ねじなし電線管やSGP管のコネクタのダメージが大きいでしょう。それどころか、もし引き上げに失敗したら…、
リカバリ方法が思い付きません。

今回は止めておきます。


感想と構想


一週間の内に、井戸底のSD2の上に、ヤマ(井戸壁の崩落)で土砂が積もっていないか心配です。


投稿日 2016年3月6日日曜日

事故発生、道具が抜けません

本日の記録


作業時間 9:00〜18:30
掘削記録 0cm(深度3,505cm) 8cm分は下穴です。
開始水位 560cm(水深2,910cm) 

本日は曇り、海沿いの地域は雨の予報でしたが、ばっちり天気予報が当たりました。

昨日、遅くまで井戸掘りを頑張ったため、身体中筋肉痛です。
でも、ポンコツに鞭打って頑張る!!


資材の購入


・ステンブルック二車 50mm  2個(ネット注文)
・トラックロープ φ12mm×20m 1本(ネット注文)

2/28に径50mmオーガの引き上げに手こずりましたが、その晩に呑みながら衝動買いした双輪滑車とロープです。


作業の準備


オーガが井戸底で噛んだ場合の引き上げ道具として、複合滑車を導入しました。現在の複合滑車は2個の双輪滑車を組み合わせて、ブロック・アンド・タックルを組んでいます。これで機械的効率は4倍です。体重60kgなら240kgの荷重を掛けられます。ロープは捌き易い9mmロープですが、細くて手に食い込みます。

今回は双輪滑車を2個追加して、機械的効率を8倍にしました。つまり480kgの荷重を掛けられます。ロープも12mmの太いものに交換です。

これでどうだ!! 命名:ダブルタイフーン 力と技の滑車です。(笑)

SD2が井戸底に突っ掛かる度に
複合滑車で引き上げますが、
パワーが足りないです
複合滑車をダブルにして、
引上げる力は倍増になりました


道具と材料


・オーガ本体+延長パイプ×19+45cm短尺パイプ=3,555cm
・突き棒2号+塩ビHIVP25×200×17=3,570cm
・砂回収器:スクリュードライバー2号(SD2)


掘削の状況


昨日、最後に砂回収器:スクリュードライバー2号(SD2)で浚った土砂を始末しました。
SD2で浚った土砂を笊で篩い分けました。砂利が多めに上がっていました。

昨日、砂回収器:スクリュードライバー2号で
浚った土砂を排出しました
昨日、SD2で浚い揚げた土砂です、砂利が大目に上がりました

SD2で土砂を浚います。一晩でどれぐらい溜まっていますかね?
SD2を井戸底に降ろしました。90cm短尺パイプを挿げて、ハンドル高さは161cmです。

SD2で土砂を浚います
SD2が着底しました、
90cm短尺パイプを挿げて、
ハンドル高さは161cmです

SD2を井戸底に押し込みます。
井戸底に溜まった土砂は締まっています。一晩でこんなに締まってしまうものなのでしょうか?
締まった土砂でSD2が井戸底に突っ掛かります。その度に複合滑車で引き上げますが、パワーが足りないです。体力が消耗してしまうため、ここで新兵器、ダブルタイフーンの投入です。

使った感触は…、うーん、微妙。機構が複雑になった分、調整に手間取ります。

11時前から雨が降り出しました、タープを張って雨宿りです。空は明るいので小雨になるのを待ちます。

11時前から雨が降り出しました、
タープを張って雨宿りです

30分ほどで小雨になりました。以降は降ったり止んだりです。作業続行!!

SD2がハンドル高さ90cmまで下ると、掘りクズの締まりが緩くなりました。SD2がグイグイ下っていきます。そして、SD2がハンドル高さ60cmまで下りました。これで100cm分の土砂を取り込みました。いったん、ここで土砂を引上げます。

SD2がハンドル高さ60cmまで下りました、
これで100cm分の土砂を取り込みました

SD2を引き上げます。
SD2に取り込んだ土砂はほぼ満杯です。

ゴム弁をチェックすると、ずっこける寸前です。ゴム弁とボルト台座が密着するのを、豆砂利が邪魔をしているようです。

SD2を引上げました、
SD2の中身はめっぱい土砂が詰まっています
SD2のゴム弁がずっこける寸前です
SD2から土砂を排出しました

SD2で浚い揚げた土砂を笊で篩い分けました。砂利は少なめで豆砂利ばかりです。

SD2で浚い揚げた土砂です、
砂利は少なめで豆砂利ばかりです

SD2で残りの土砂を浚います。
SD2を井戸底に降ろすと、90cm短尺パイプを挿げて、ハンドル高さは123cmです。
SD2を井戸底に押し込みます。掘りクズは緩いままです。
SD2がハンドル高さ60cmまで下りました。連結部が地上にある内に持ち手パイプを延長します。

SD2で残りの土砂を浚います
SD2が着底しました、
90cm短尺パイプを挿げて、
ハンドル高さは123cmです
SD2がハンドル高さ60cmまで下りました、
連結部が地上にある内に持ち手パイプを
延長します

SD2に45cm短尺パイプを挿げ足して、ハンドル高さが105cmになりました。(撮影忘れました)
更にSD2を井戸底に押し込みます。掘りクズは緩いままです。
そして、SD2がハンドル高さ60cmまで下りました。(撮影忘れました)

2シーンも続けて写真を忘れるとは、我ながらボケたものよな。(笑)

SD2を引き上げます。
SD2に取り込んだ土砂は、ほぼ満杯です。

SD2を引上げました、
SD2の中身は土砂で一杯です
SD2から土砂を排出しました

SD2で浚い揚げた土砂を笊で篩い分けました。砂利は少なめでです。

SD2で浚い揚げた土砂です、今回は砂利は少な目です


SD2で残りの土砂を浚い、昨日拡張した井戸穴部分まで土砂を浚います。
SD2を井戸底に降ろすと、45cm短尺パイプと90cm短尺パイプを挿げて、ハンドル高さは90cmです。(撮影忘れました)

更にSD2井戸底に押し込みます。掘りクズは緩いままです。
SD2がハンドル高さ30cmまで下りました。昨日、SD2で掘り下げた部分です。

SD2で残りの土砂を浚います
SD2がハンドル高さ30cmまで下りました

SD2をいったん引き上げ、45cm短尺パイプと90cm短尺パイプを取り外し、180cm定尺パイプに挿げ替えました。ハンドル高さは150cmです。
更にSD2を井戸底に押し込みます。掘りクズは緩いままです。

2/28に径50mmオーガでハンドル高さ30cmまで掘り下げています。SD2なら、この20cm上のハンドル高さ50cmが掘り下げる目標です。昨日朝の下穴は55cmなので、今日はハンドル高さ105cmからSD2で新たに掘り下げることになります。計算合ってるよね?

しかし気が付いたら、SD2がハンドル高さ75cmまで下っていました。無心です。(笑)

そして、SD2がハンドル高さ65cmまで下りました。残り15cmですが砂利層のためこれ以上下がりません。2/28に径50mmオーガが5cm毎に衝突したのと同じ砂利層です。無理すると道具が壊れます。いったん、ここで土砂を引上げましょう。

SD2から45cm短尺パイプと90cm短尺パイプを
取り外し、
180cm定尺パイプに挿げ替えました、
ハンドル高さは150cmです
SD2がハンドル高さ75cmまで下りました、
いつの間にか新たな土層に突入していました
SD2がハンドル高さ65cmまで下りました、
残り15cmで砂利層のため進めません、
無理すると道具が壊れます

SD2を引上げる途中の、ハンドル高さ72cmで噛んでしまいました。新兵器のダブルタイフーンで引上げますが、ダメです。ガッチリ噛んで動きません。試しに梃子を掛けましたが、全然歯が立ちません。やばいす。

SD2をダブルタイフーンで引き上げられるところまで引き上げ、噛んだSD2を左回転(後退)で緩めます。そこでダブルタイフーンで引上げると1~2cm上がります。また、噛んだSD2を左回転(後退)で緩めます。これの繰り返しで少しずつ引上げていきます。二の腕がパンパンです。

SD2をハンドル高さ129cmまで引上げましたが、抜けません。
足場ブロックを3枚重ねていますが、限界ぽい。

SD2を引上げる途中で噛んでしまいました
SD2をハンドル高さ129cmまで
引上げました、
抜けません

更に、SD2をダブルタイフーンで引き上げられるところまで引き上げ、噛みを緩めながら少しずつ引上げていきます。一度に引上げられる高さは2~3cmに改善してきました。

SD2をハンドル高さ138cmまで引上げました、でも抜けません
足場にはレンガを2個追加しました。無理ぽ。

SD2をハンドル高さ138cmまで
引上げました、
でも抜けません

更に更に、SD2をダブルタイフーンで引き上げられるところまで引き上げ、噛みを緩めながら少しずつ引上げていきます。

SD2をハンドル高さ168cmまで引上げました、やっぱり抜けません。

ハンドルを回転させて噛みを緩めないと、引上げられません。足場にはレンガを3個積んでいます。もうダメです。昨日は、途中の短尺パイプを外して対処しましたが、今回は180cmの定尺パイプです。外せないよー。どうしたら良いの?

SD2をハンドル高さ168cmまで
引上げました、
やっぱり抜けません

時間は18時半です。周囲は真っ暗で、また大粒の雨も降ってきました。
噛んでしまったSD2を引き抜く資材もアイデアもありません。
今日は道具を井戸底に残したまま撤収です。


感想と構想


久しぶりの事故発生です。深度34m付近で井戸掘り道具を回収できなくなりました。
次回までにヤマが起きて、これ以上、道具が埋まってしまわないことを祈ります。

ここまで掘って、井戸掘り失敗などありえません。無い知恵を絞ってやり切ってみせます。


アルバム


2016年3月5日

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blog.isMobileRequest=true, blog.local=ja がんばれ日本!!