本日の記録
作業時間 9:30〜18:30
掘削記録 45cm(深度3,585cm) 45cmは下穴です
開始水位 560cm(水深2,980cm)
昨夜の雨で湿った朝です。気温も上がらず寒い1日でした。花冷えですね。
とにかく、井戸掘りへ出動です。
作業の準備
傾いたヤグラの修繕です。
ヤグラの柱に横通しの単管で下駄を履かせました。ピンコロの替わりにレンガを置いてジャッキアップします。上部には押し上げ用の横通し単管を設置しています。下駄の単管は柱側のクランプを緩めてあります。
ジャッキアップすれば、柱が持ち上がり、下駄は地面に押し付けられて安定します。その後、柱側のクランプを締め付ければOKのはず。頭イイ!!
ジャッキのハンドルを回転させますが重いです。自動車だって簡単に持ち上げられるのに変です。キシキシという異音で気が付きました。あちゃー。柱が持ち上がらずに、単管が歪んでいます。もっと柱側でジャッキアップしなければダメだったみたい。頭ワルイ!!
でも、柱ギリギリでジャッキアップすると、クランプを締め付ける作業が怖いです。ジャッキが滑って跳んだら、大怪我です。
ヤグラの南西柱に仮足を立てて、ジャッキアップすることにしました。
柱が持ち上がって来たら、仮足を降ろしてクランプで固定します。成功です。
東西のレベルを確認します。南東柱をこれからジャッキアップするので、まだ西側が高い状態です。
水平器で東西の傾きを見ています、 南東柱を上げる前で、西側が高くなっています |
同様にヤグラの南東柱に仮足を立てて、ジャッキアップしました。
こちらも問題なく柱が持ち上がりました。仮足をクランプで固定します。
南北のレベルを確認します。水平がとれています。
仮足の替わりに、下駄を履かせました。
2本の足をジャッキアップして、下駄を安定させます。その後、柱側のクランプを締め付けて終了です。
ヤグラをジャッキアップして下駄の完成です |
傾いていたヤグラが復旧しました。
道具と材料
・オーガ本体+延長パイプ×19+90cm短尺パイプ+45cm短尺パイプ=3,645cm
・突き棒2号+塩ビHIVP25×200×17=3,570cm
・砂回収器:スクリュードライバー2号(SD2)
掘削の状況
砂回収器:スクリュードライバー2号(SD2)で土砂を浚います。
SD2を井戸底に降ろしたところ、19本目の180cm定尺パイプに45cm短尺パイプを挿げ足して、
ハンドル高さは123cmです。
前回より掘りクズが厚さ10cmほど減っています。少しずつですが前進しています。
SD2を井戸底に押し込みます。土層の締りは中くらいで、全て砂のようです。順調にSD2が下っていきます。最後の10cmぐらいが砂利混じりで苦労しましたが、ハンドル高さ60cmまで下りました。径75mmオーガで井戸穴を拡張した最深部です。
砂回収器:スクリュードライバー2号(SD2)で 土砂を浚います |
SD2が着底しました、 19本目の180cm定尺パイプに 45cm短尺パイプを挿げ足して、 ハンドル高さは123cmです |
SD2がハンドル高さ60cmまで下がりました |
井戸壁から崩れる土砂を確保するため、SD2を動滑車(ダブルタイフーン)でいったん引上げます。ロープを緩めると、SD2のハンドルは高さ68cmで止まりました。8cm分の土砂が崩れたようですが、大したことはありません。ヤマは止まっています。
SD2を再度井戸底に押し込みます。ハンドル高さが60cmまで下りました。堀クズの始末が完了しました。
SD2をいったん引き上げて離すと、 ハンドル高さは68cmでした |
再度、SD2をハンドル高さ60cmまで 押し込みました |
SD2を引き上げました。
SD2の中身の土砂は10cm程下です。土砂も水も少ないです。
SD2を引き上げました、 SD2の中身は10cm程下です、 今回は水も少ないです |
SD2から土砂を排出しました |
SD2で浚い揚げた土砂を笊で篩い分けました。砂利が多いのですが、砂も細砂から粗砂に変わりました。
SD2で浚い揚げた土砂です、砂利がたくさん揚りました |
径50mmオーガで新たに下穴を穿ちます。
径50mmオーガを井戸底に降ろすと、19本目の180cm定尺パイプに90cm短尺パイプと45cm短尺パイプを挿げ足して、ハンドル高さは100cmです。
前回(3/21)、90cm短尺パイプを挿げてハンドル高さ40cmまで掘り下げています。今回45cm短尺パイプを挿げ足しているので、ハンドル高さは85cmのはずです。つまり、掘りクズが15cm残っていますが、これ位の量なら問題なしです。
径50mmオーガを井戸底に捩じ込みます。
掘りクズ部分はガラガラと砂利の感触がしますが、径50mmオーガは軽く下っていきます。大きな石は沈下してないようです。
径50mmオーガがハンドル高さ85cmまで下がりました。ここから新たな下穴ですが、砂利混じりの砂層です。結構手強いです。
径50mmオーガで下穴を穿ちます |
径50mmオーガが着底しました、 ハンドル高さは100cmです |
径50mmオーガがハンドル高さ85cmまで下がりました、 ここから新たに下穴を穿ちます |
径50mmオーガがハンドル高さ75cmで石に突っかかりました。ハンドルを左右に回してフルパワーを掛けますが、突破できません。ダブルタイフーンで径50mmオーガを引き上げ、吊下回転作戦を試みます。
径50mmオーガをロープで下げて、グリグリとハンドルを回します。オーガが石に当たりながら回転して、ゴリッゴリッという感触がハンドルに伝わります。その内、ガコッと石が外れる感触がしました。突破できたようです。
その後も、突っ掛かるほどではありませんが、砂利混じり層です。ガリガリとした感触がハンドルに伝わります。
径50mmオーガのハンドルが高さ53cmまで下ったら砂層に変わりました。ハンドル高さ49cmで一瞬、石と衝突しましたが大半が砂です。ハンドル高さが目標の高さ40cmまで下りましたが、ここからまた砂利層のようです。
径50mmオーガがハンドル高さ75cmで 石に突っ掛かりました、 ダブルタイフーンで吊下回転作戦を試みます |
径50mmオーガがハンドル高さ40cmまで 下がりました |
径50mmオーガを引き上げます。
ダブルタイフーンで径50mmオーガを引上げますが、ハンドル高さ48cmで噛んでしまいました。ハンドルを回転させオーガを緩めて、ダブルタイフーンで引上げれば脱出できるはず。ですが、固く噛んでハンドルが回転しません。フルパワーで引上げても、ハンドルが5mm程度しか上がりません。大噛みです。
1時間後、径50mmオーガがハンドル高さ64cmまで上がりました。1時間で16cmしか引上げられていません。更に20分経過、1cm引上げてハンドル高さが65cmになりました。これでは脱出できる気がしません。3/26に径75mmオーガが噛んだときは、2時間掛けても引上げられませんでした。たまたま助っ人が来てくれたお陰で脱出できましたが、今日は一人です。ムリポ。
径50mmオーガを引き上げたら、 ハンドル高さ48cmで噛みました |
1時間後、 径50mmオーガがハンドル高さ64cmまで 上がりました |
ハンドルが回らないため、ダブルタイフーンで無理やり引上げていますが、アプローチを間違えていますね。
いったん、ダブルタイフーンのロープを緩めて、径50mmオーガを降ろしました。ハンドル高さは55cmになりましたが、ここでハンドルを左右にグリグリ回します。やがて、径50mmオーガの噛みが緩み、回転できるようになりました。噛み合っている砂利が解れたようです。ここでダブルタイフーンで緩く引上げます。フルパワーを掛けると砂利同士が噛み合って逆効果です。
径50mmオーガを引上げたら、ここでまたハンドルを左右に回して、噛み合った砂利を解します。ダブルタイフーンで引上げると2~3cmずつ上がるようになりました。
そして、径50mmオーガをハンドル高さ85cmまで引き上げました。ここまでは下穴部分、ここから上は径75mmオーガで拡張した掘りクズ部分のはずです。もう少しです。
ハンドル高さ170cmまで引上げると、やっと噛んでいたオーガが引き抜けました。噛んでから1時間45分後です。作戦変更してからは25分で引き上げられました。
径50mmオーガをハンドル高さ85cmまで 引き上げました、 ここからは掘りクズのはずです |
計50mmオーガがハンドル高さ155cmで やっと引き抜くことができました |
径50mmオーガが帰還しましたが何か変です。シャフトが長いような???
良く見ると、径50mmオーガのブレードが足りません。ブレードの溶接が外れて、クシャクシャに折れ曲がっています。重症です。
径50mmオーガが帰還しました |
径50mmオーガのブレードが足りません |
感想と構想
朝一にヤグラの傾きを修繕しました。
しかし、径50mmオーガを引上げるため、ダブルタイフーンにフルパワーを掛けたら、また傾いてきたようです。明日、またジャッキアップしないといけません。
疲れるのう。
アルバム
2016年4月2日 |