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投稿日 2018年7月7日土曜日

異臭の原因判明

井戸報告


深度40mの井戸底から浚い上げた土砂から異臭が!!

以前、半分溶けたセミの幼虫を土砂と一緒に浚い上げたことがあります。井戸壁から落ちて溺れたらしい。でもこんな臭いはしていません。もっと大物、ネズミかモグラが落ちたか?!
うぇー、気持ち悪い。飲用を狙って掘り下げている井戸です。このままにはしておけません。浚い上げた土砂を調べてみます。


異臭の原因調査結果です。浚い上げた土砂を篩い分けた結果、本来はあり得ない不審物が出てきました。

浚い上げた土砂から出た不審物です

右から小枝と木の皮。雨水と一緒に流れ込んだようです。これではない。

真ん中はキセルガイの抜け殻。陸生の腹足類(カタツムリ)の仲間です。既に白化して古いものです。これでもない。

左、二つに切れた環形動物の遺骸です。半分以上溶けているので、ミミズかヒルか区別が付きません。臭いを嗅ぐと『クッサ!!』原因はこれです。これも雨水と一緒に流入したようです。雨水対策が必要です。


感想と構想


兆候は井戸掘り前の始業点検で気が付いていました。敷石の上の砂の流文です。昨日の豪雨が流れ込んだ跡が残っています。

始業前の井戸穴点検、
昨日の豪雨で雨水が浸入した模様です

昨日、雨水対策を投稿したばかりですが、早めに手を打たないとあかん。


掘鑿道具が軽い軽い

本日の記録


作業時間 9:30〜15:30
掘削記録 0cm(深度4,077cm) 15cmは下穴です。
開始水位 578cm(水深3,499cm)、先週と変わらず

掘鑿道具の重量軽減のため、フロート10本を導入しました。効果は抜群でした。ただ運用がちょっとね…

今日は所用があり、夕方に都内に移動です。現場を15時に出ないと間に合いません。なるべく効率的に動きたいのですが、朝は家人の駅送りで
時間を取られ現場入りは9時半です。現場を15時に離れる積もりでしたが、異臭調査で遅れて15時半に撤収です。


作業の準備


フロート5本を組み立てました。量産モードです。補強にはダクトテープを使っています。
先週、外れた最下部の菊座も取り付け直してダクトテープで補強しました

フロート5個を量産しました、
補強にダクトテープを使いました

先週、外れた最下部の菊座も取り付け直して
ダクトテープで補強しました

ネット注文したアンテナステーのドーナツ型円盤はサイズが小さく、菊座のガードにはちょっと足りません。しくじりました。

注文したアンテナステーのドーナツ型円盤は
サイズが小さくいです

既に1時間半経過です。焦っても仕方ないす。


道具と材料


・砂回収器3号:ブルネンファウスト(BF)+延長パイプ×21+90cm短尺パイプ+45cm短尺パイプ=4,115cm


掘削の状況


今日は職場のBBQ大会です。ブログを書いてる場合じゃない。肉を喰わねば!!
まずは写真だけでもアップします。記事本文は帰りの電車で書き込みます。

砂回収器3号:ブルネンファウスト(BF)を投入します。

砂回収器を投入します

フロートを設置しました。持ち手パイプ3セット目の最上部に1本。4セット目から6セット目にそれぞれ3本。計10本です。持ち手パイプをいったん井戸穴に降ろしてボルトを外しながら、更に持ち手パイプを上げ下げしてフロートを差し込みます。フロートを差し込んだ後は逆の手順でボルトを締め付けます。えらい手間が掛かります。
今回、ドーナツ型円盤の手配が出来ず、フロート下面だけに円盤を設置しました。これから円盤を手配して持ち手パイプに組み込むには、同じ手間が掛かるという事です。気が重い…。

最初の持ち手パイプ3セット目にフロートを設置する際に事故発生です。フロートを差し込んだまま、持ち手パイプを井戸穴に降ろしながらボルトを外しました。次に持ち手パイプを引き上げて、ボルトを締め付けながら井戸穴に降ろしていました。どこかにフロートか電線管が引っ掛かったようです。電線管がコネクタから外れて落下し、右の肩を直撃しました。怪我はありませんでしたが、危ない所でした。メットを被っていて良かったです。

持ち手パイプの接続ボルトを外しながら、
フロートを取り付けます

持ち手パイプ4セット目を降ろしきる直前で引っ掛かりました。前回と同じ位置です。フロートの取り付け位置を1セット分高くしているのに変です。持ち手パイプを手で上げ下げすると通過できました。

BFを井戸底に降ろすと、持ち手パイプ7セットに45cm短尺パイプを挿げてハンドル高さは115cmです。ここまでに約2時間経過です。きつかった。フロートを傷付けないように引き上げロープを操作するが大変です。

初回投入時のハンドル高さですが、前回100cmだったので15cm程出戻っています。

持ち手パイプ7セットに
45cm短尺パイプを挿げて
ハンドル高さは115cmです

井戸底にBFを押し込みます。ハンドルが軽い軽い!! 片手で上下できます。ちょい上げ作戦も楽々です。手応えは多少の砂利です。3分程でハンドル高さ43cmまで下がりました。素晴らしい。
引き抜くのも複合滑車なしで可能です。溜まった掘りクズの始末と井戸壁の掃除のため、BFを4~5回上げ下げしました。更に下を目指しましょう。

3分でハンドルが高さ43cmまで
下がりました

45cm短尺パイプを90cm短尺パイプに挿げ替えました。持ち手パイプを降ろすとハンドル高さは87cmです。
BFを井戸底に押し込みます。手応えは砂に変わりました。

45cm短尺パイプを90cm短尺パイプに挿げ替えました、
持ち手パイプを降ろすとハンドル高さは87cmです

ちょい上げ作戦で掘り下げます。さすがにハンドルが重くなってきました。井戸壁と鋼管の間に土砂が詰まっていますね。ハンドルを上下させて、詰まった土砂を落とします。更にちょい上げで掘り下げます。ポンピングで逆止弁の土砂の詰まりを抜きます。
ハンドルが67cmまで下がりました。時は14時40分、時間切れです。掘り下げの作業時間は1時間でした。

ハンドル高さが67cmまで下がりました、
時間切れです、撤収

BFを引き上げます。
最上部のフロート下面の菊座はダメージなし。2個目のフロートの上面の菊座はボルトの跡が付いてます。
最下部、10個目のフロートの上面の菊座の下のウレタンが砕けています。何か対策しないとヤバイです。

持ち手パイプにフロートを設置したため、持ち手パイプの取り外しも厄介です。ヤグレに取り付けた持ち手パイプの暴れ防止用のコ文字単管から抜けません。持ち手パイプを持ち上げて、フロートとフロートの間を狙ってやっと外れました。毎回、これをやるのかと思うと、何か対策が必要です。

最上部のフロート下面の菊座はダメージなし、
2個目のフロートの上面の菊座はボルトの
跡が付いてます

最下部、10個目のフロートの上面の菊座です
ウレタンが砕けています、
ヤバイなこれ

砂回収器を引き上げました。内部の土砂は40cm下です。砂の収容部は約180cmなので、高さ140cm分の土砂を浚った計算です。

砂回収器を引き上げました、
土砂は40cm下です、
高さ140cm分の土砂を浚った計算です

砂回収器を逆さまにして土砂を排出します。土砂を掻き出していると、なんかドブ臭い。排出した土砂全体から異臭がします。魚介類の腐敗した臭いというか、干潮時の磯の藻屑溜まりの臭いです。 あちゃー、もしかしてヤバい地層まで掘り下げてしまったのか? いやいや、今掘り下げているのは数万年前の地層です。有機物は全て分解されているはず。井戸穴にネズミかモグラでも落ちて溺れたか? いずれにしても不味い。

砂回収器を逆さまにして
土砂を排出します、
んー?ドブ臭い

逆止弁の作動は問題ありません

時間が無いので、浚い上げた土砂の始末は明日にする予定でしたが、異臭の原因調査が必要です。こんな臭い水は飲めません。

浚い上げた土砂を笊で篩い分けました。砂に比べて砂利が多めです。

浚い上げた土砂を笊で篩い分けました、
砂に比べて砂利が多めです。


感想と構想


昨日夜は豪雨でした。今日は曇りで気温はあまり上がりませんが、湿度が高く不快でした。ただ、なぜか薮蚊が少なくて助かりました。



異臭の原因調査結果は別稿で投稿し直しました。7/12


アルバム


2018年7月7日

投稿日 2018年7月6日金曜日

週末の予定と雨水対策

井戸報告


明日から週末です。今週は台風から変わった熱帯低気圧の影響で雨がちな1週間でした。幸い、週末の雨はなしです。天気は曇りのようで暑さも和らぎ有難い。ですが土日共に所用があり、井戸掘りに全力投球はできません。まー、畑地の整備と合わせて気長にやりましょう。

今回はコースがズレましたが、これからは台風シーズンです。台風で心配なのは雨ですが、井戸穴は雨水対策で常に雨避けをしています。今回の整備で現場周辺に溝切りもしました。それでも井戸穴への雨水の流れ込みが心配です。

畑地は谷戸を切り開いた土地なので、周辺の山に降った雨が集中して流れ込みます。切り開かれた斜面は普段は水気は全然ありません。しかし大雨が2~3日続くと斜面の下部から大量の水が湧き出すようになります。斜面上部から崩れた土砂で覆われているので観察は出来ませんが、谷戸の斜面は不透水層まで切り開かれているのだと思います。
長雨の場合、周囲の山から流れ込む表層水と斜面下部から湧き出す湧水で、通路まで結構な流れになります。こうなると、少々の溝切りではヤバいです。落ち葉などが引っ掛かると直ぐに溢れ出し、雨水が井戸穴に流れ込むと…。

対策は溝切りのやり直し。もう一つは井戸穴の保護です。両方共に必要ですが、溝切りは合わせて周囲の落ち葉を始末しないとダメですね。以前は山の腐葉土や落ち葉を畑に鋤き込んでいたのですが、今は手を付けていません。大雨が降ったら、幾ら溝切りを深くしても落ち葉が集まって溝が埋まってしまいます。

そうすると、先ずは井戸穴の保護かな。蓋付きの排水枡を埋め込んでやれば、通路まで雨水が溢れても大丈夫なはず。

商品の詳細
排水枡の蓋です、真ん中の穴に開け閉め用の手紐を付けましょう。それともイタズラ防止で穴を埋めたほうがいいかな?
しかし、コンクリートの板にしては価格が高いね。
価格:2,159円
角桝(蓋) 外寸約280x280mm
㈱石原
https://www.amazon.co.jp

商品の詳細
排水枡本体です、高さの半分位まで埋設すれば安定します、雨水対策もバッチリなはず。
価格:3,820円
軽量桝 本体 内寸240mm
㈱石原
https://www.amazon.co.jp

排水枡の高さは385mmです。GLから100mmほど高く埋め込んで、周囲を粘土で遮蔽すれば雨水が流れ込むことはないでしょう。蓋をすれば井戸掘り後の片付けで雨避けを厳重にやる必要もなくなります。この片付けもヘトヘトに疲れているとキツイんだよね。


感想と構想


先週の井戸掘り再開でフロートを使って、掘鑿道具の重量軽減を試しました。確かに効果はありましたが、もっと掘鑿道具を軽くしたい。
そこで、追加のパイプガード5本と、アンテナステー10個をネット注文しました。週末に間に合いそうです。楽々井戸掘りを実現したいっす。

何か西日本と九州が大雨で大変な事になっています。早く治まって欲しいものです。

投稿日 2018年7月3日火曜日

井戸掘りカレンダー(パイロット版)

井戸掘りカレンダー


今後の井戸掘りの予定を公開します。
予定をクリックして、井戸掘り予定の開始・終了時間を確認してください。現場でブログ主と遭遇できる確率が高まります。





ご利用方法


井戸掘りカレンダーは   Googleカレンダーを利用しています。当月と翌月までの井戸掘りの予定を確認できます。
このカレンダーにはどなたでも予定の登録が可能です。予定の追加はカレンダー下の『+』マークをクリックしてください。
ブログ主の滞在予定を確認後、井戸掘り見学希望、助け働きの申し出等があれば、ご予定を登録ください。
夏はアイスとか差し入れ頂くと、ブログ主が大変喜びます。笑


ご注意事項


ブログ主の現場滞在予定は『仮』です。恒例の宿酔い、急遽の休日出勤要請等で事前連絡なしに予定が変更になることがあります。ご了承ください。
当日の予定は最新のカレンダーでご確認ください。


パイロット版動作検証


【7/3後記】スケジュールのアクセス権限を『一般公開』にしてみました。第三者からの予定参照はできるのに、予定登録ができないです。使い方、間違えてるのかな? 何でだろう、何でだろう。

【7/4後記】うーん、『一般公開』は予定参照だけの権限らしい。予定登録には第三者のGoogleアカウントに対して招待が必要なようです。
ちょいと関係者に試してもらいましょう。

【7/5後記】
結局、Googleカレンダーの更新には個々の利用者のGoogleアカウントを登録して招待するか、Googleグループというサービスで一括管理して、Googleカレンダーに登録するしかないことが判りました。面倒くさいし、これは個人情報(Googleアカウント)の収集になるので本ブログのプライバシーポリシーに反します。

誰でも自由に登録できる掲示板的なカレンダーを目指していましたがダメですね。井戸掘り予定の公開までに留めておきます。


パイロット版の試行完了です。公開版に作り替えて、トップページにリンクしますので今後もご活用ください。


投稿日 2018年7月2日月曜日

フロート設置位置を見直しましょう

井戸報告


昨日、掘鑿道具の重量軽減のため、パイプガードというウレタンフォーム製の保温材をフロートして本格導入しました。
持ち手パイプ2セット目から6セット目に計5個のフロートを設置しました。重量軽減は確かに効果がありました。ただ、掘鑿道具がまだ重いです。パイプガードを追加購入します。

重量軽減の効果はありましたが、運用は見直しが必要です。設置場所が下部になるほど、井戸壁との干渉でフロートがダメージを受けています。設置場所の見直しと、フロートを保護する仕組みがもう少し必要です。

ウレタンフォームの持ち手パイプの設置場所と被害状況です。
・6セット目、軽症
・5セット目、軽症
・4セット目、菊座が歪んでいます。
・3セット目、菊座が潰れています。
・2セット目、菊座とアルミバンドが外れています。

6セット目のフロート下部です、
変形は降下時の井戸壁との接触ですね
(撮影:2018/7/1)

5セット目の下部菊座です、
ここも井戸壁との接触跡があります
(撮影:2018/7/1)

持ち手パイプ4セット目のフロート下部菊座です、
井戸壁との接触でダメージが大きい、
菊座が歪んでいます
(撮影:2018/7/1)

持ち手パイプ3セット目の
フロート下部菊座です、
こちらも菊座が潰れています
(撮影:2018/7/1)

持ち手パイプ2セット目のフロート下部です、
引き上げ時に井戸壁と干渉したらしく、
アルミバンドと菊座が脱落しています
(撮影:2018/7/1)

菊座が潰れているのは、掘鑿道具の降下時の引っ掛かりだと思います。状況写真から引っ掛かった地点を確認します。写真には持ち手パイプの連結マークの黄色2本が見えます。電線管の残りは高さ約60cmぐらいです。

持ち手パイプ4セット目を降ろしきる直前で引っ掛かりました、
井戸壁とフロートが接触しているようです
(撮影:2018/7/1)

持ち手パイプの連結マークを復習します。連結マークは持ち手パイプ同士の組み合わせを間違えないように各色のビニールテープで表したものです。

持ち手パイプ同士はSGP鋼管で作成したコネクタを電線管の内部に挿入してボルト4本で結合しています。鋼管にドリルでボルト穴を開けていますが、素人仕事なので微妙なズレがあります。これを丸ヤスリを使って削って調整しています。持ち手パイプの組み合わせを間違えると、ボルトを通すことができません。
以下が連結マークです。

・6セット+7セット 緑緑
・5セット+6セット  
・4セット+5セット 黄黄 ←ここ
・3セット+4セット 
・2セット+3セット 赤赤
・1セット+2セット 

フロートを設置したのは持ち手パイプ2セット目の最下部です。地上から電線管9本分下です。フロートは浮き上がっているはずなので、9本下の電線管の上部ボルトに押さえ付けられているはずです。フロートの下部、菊座の深度を求めます。

180cm×8本+ボルト位置10cm+フロート長100cm-地上部60cm=1,490cm≒深度15m位置です。

この地点の土層を柱状図で確認します。深度15m位置は2015年のGWに掘り下げた粘土質細砂層です。砂利はありませんでした。粘土が粘るためオーガでは歯が立たず、各種の単管突く棒で掘り下げた位置です。オーガを回転させた掘り方ではなく、道具を突いて掘り下げた部位です。掘り方を変えたことで井戸穴が屈曲しているのかもしれません。

2015年4月30日木曜日
パンサークロー出撃

フロートは持ち手パイプを上げ下げすることで通過できました。井戸穴のサイズは確保出来ているはずです。もし井戸穴が屈曲してるのなら、対策は屈曲部の矯正です。井戸壁をゴリゴリやって削り落とせば良いのですが、地下15mの井戸壁をピンポイントで削り落す自信はないです。

フロートの上げ下げで自然と井戸壁が削れれば良いのですが、それまでフロートが保つかどうかが心配です。アンテナステーを上手く使って強化するか、または別の部材を検討するしかないです。また、錆びついた頭の体操です。

もう一つ、持ち手パイプ2セット目のアルミバンドと菊座の脱落の対策です。この位置は井戸穴が拡張していないので、フロートを設置してはダメだということですね。この位置より上部にフロートを集中設置するように改めましょう。


感想と構想


土日の井戸掘りで身体がガタガタです。本業に差し支えます。笑
1年半の休止で基礎体力が衰えたようです。お歳のせいもありますけど…。

暑い夏を乗り切って深度50mを目指しましょう。でも、先ずは継続が大事です。無理をしてまた休止ではシャレになりません。
頑張れ儂。有難う儂。

投稿日 2018年7月1日日曜日

井戸掘り再開二日目、きつい

本日の記録


作業時間 10:00〜15:00
掘削記録 0cm(深度4,077cm) 15cmは下穴です。
開始水位 578cm(水深3,499cm)

昨日、久しぶりの井戸掘りで全身を動かしました。晩酌が旨い旨い。で呑み過ぎました。笑
朝寝坊して現場入りは10時前です。残りのフロートを組み立て、井戸掘りです。でも、中々上手くいきません。と言うか体力が続きません。15時で作業を終え16時まで片付け。それから4号畑の草刈りです。18時に撤退しました。


梅雨明けの朝空を雲が早く流れていきます、
暑いので曇ってくれるとありがたいのですが

今日も茹だりました。井戸掘り自体も、今一つでした。


作業の準備


フロート4本を組み立てました。

フロート4本を組み立てました、量産モードです

既に1時間経過です。仕事が遅くて情けない


道具と材料


・砂回収器3号:ブルネンファウスト(BF)+延長パイプ×21+90cm短尺パイプ+45cm短尺パイプ=4,115cm


掘削の状況


体力・気力切れです。晩酌タイムに記事を投稿する元気がありません。やや熱中症ぎみ。
まずは写真だけでもアップします。記事本文は明日の通勤電車で書き込みます。
朝の通勤でブログを書いてたら一駅乗り過ごしました。笑

井戸掘り再開二日目です。昨日の久しぶりの稼働で身体がガタガタですが、頑張りましょう。

楽々井戸掘りに考案した2節ジョイントは効果がないので廃止です。2節ジョイントを取り外して、砂回収器3号:ブルネンファウスト(BF)を投入します。

2節ジョイントは廃止です、
砂回収器を投入します

こちらも楽々井戸掘りのために考案したフロートです。今日は手持ちの5本全てを設置してみます。持ち手パイプ2~6セット目が対象です。菊座の保護のため、フロート上下にアンテナステーのドーナツ円盤を設置しました。ステーの下のゴム紐は仮留めです。井戸底に降ろす前に取り外しました。

持ち手パイプ2セット目から
フロートを設置します

フロート上下にアンテナステーの
ドーナツ円盤を設置します

持ち手パイプ4セット目を降ろしきる直前で引っ掛かりました。井戸壁と持ち手パイプ2セット目に設置したフロートが接触しているようです。持ち手パイプを手で上げ下げすると通過できました。
持ち手パイプ5セット目、6セット目も同じ位置で引っ掛かりました。何かあります。持ち手パイプ7セット目も引っ掛かった気がしますが、軽症だったようです。

持ち手パイプ4セット目を降ろしきる
直前で引っ掛かりました、
井戸壁とフロートが接触しているようです

BFを井戸底に降ろすと、持ち手パイプ7セットに45cm短尺パイプを挿げてハンドル高さは100cmです。ここまでに40分程経過です。フロートを設置しながらですが、昨日より20分短縮して投入できました。
昨日初回は45cm短尺パイプ無しでハンドル高さは94cmでした。掘りクズ浚いが39cm分だけ進捗しています。良いんです、少しでも進んでいれば。

持ち手パイプ7セットに45cm短尺パイプを挿げて
ハンドル高さは100cmです

井戸底にBFを押し込みます。いきなり回転が渋いです。ゴリゴリした感触がします。砂利が沈んでいるようです。ちょい上げ作戦で突破します。フロート5本を設置したお陰で掘鑿道具が軽くなった気がします。ちょい上げするのも楽です。5分程でハンドル高さ35cmまで下がりました。結構いけてます。
井戸壁と鋼管の間に土砂が詰まり、更に回転が渋くなってきました。ハンドル高さも限界です、ぎっくり腰ゾーンです。いったん複合滑車でBFを引き上げます。その前にエイヤッとハンドルを引き上げ、逆止弁を閉じます。上手くいったかどうかは判りません。

5分程でハンドル高さ35cmまで下がりました、
複合滑車で引き上げます

BFを複合滑車で引き上げると結構噛んでいます。ハンドルを回しながらでないと上がりません。ハンドル高さ93cmでやっと引き抜けました。ほぼ今日の作業開始位置です。

複合滑車を緩めるとBFはハンドル高さ54cmまで下がりました。20cm分、出戻っています。これはBF先端部分の爪を10cmまで延長した分と逆止弁作動域10cm分ですね。つまり最深部の掘りクズ20cm分は取り込むことが出来ないのです。

複合滑車でいったん引き上げて降ろすと
ハンドル高さは54cmでした

再びBFを井戸底に押し込みます。回転はやはり渋い。ちょい上げすると軽くなるので、BFの爪が掘りクズを切り裂くのに抵抗となっているようです。爪を大型化した弊害でしょうか?
砂利の手応えは無くなりました。掘りクズは砂のようです。ハンドル高さは33cmまで下がりました。また回転が渋くなったので複合滑車で引き上げ。ハンドル高さ83cmで引き抜けました。複合滑車を緩めるとハンドル高さは45cm。何とか進捗しています。
もう一度、BFを井戸底に押し込みます。ハンドル高さが29cmまで下がりました。持ち手パイプを延長しましょう。

砂回収器を押し込みます、
ハンドル高さは33cmまで
下がりました

ハンドル高さが29cmまで下がりました、
複合滑車で引き上げ、
持ち手パイプを延長します

BFを複合滑車で引き上げて、45cm短尺パイプを90cm短尺パイプに挿げ替えました。ハンドル高さは92cmです。先ほどハンドル高さ29cmまで掘り下げたのでハンドル高さは74cmのはずです。高さ20cm程の差異は爪と逆止弁の分です。1cm、1cmを地道に掘り下げているのに、20cmも一気に出戻ると頭では判っていても落ち込みます。

気を取り直してBFを井戸底に押し込みます。いったん引き抜いたお陰で回転が順調です。5分程でハンドル高さ60cmまで下がりました。接続部が地上にある内に持ち手パイプを延長します。

※今にしてはこれが判断ミスでした。BFを何度か引き上げて、この範囲に溜まった掘りクズを始末すべきでした。

45cm短尺パイプを90cm短尺パイプに挿げ替えました、
持ち手パイプを降ろすとハンドル高さは92cmです

ハンドル高さが60cmまで下がりました

持ち手パイプに45cm短尺パイプを挿げ足しました。ハンドル高さは105cmになりました。拡張済の最深部まで残り21cm、その下に15cmの下穴が待っています。

BFを井戸底に押し込みます。
ハンドルの回転が渋いです。今度はフルパワーを掛けても回転しなくなりました。ちょい上げ作戦もハンドルが重くて操作不能です。石にでも突っ掛かっているようです。ハンドルを逆回転させて石を動かしましょう。ハンドル高さは103cmです。グリグリやっても下がりません。逆止弁が詰まったのでしょうか?ハンドルを何とか引き上げ、勢い良く押し込みます。ポンピングにより詰まった土砂を取り込む作戦です。もう一度、もう一度!!
ポンピングを繰り返した後にハンドルを回します。重い。ハンドル高さを測ると103cmです。変化なし。休みながらの作業ですが、休息を入れても体力が戻りません。暑さもあって、限界です。頭がズキズキしてきました。

持ち手パイプに45cm短尺パイプを挿げ足しました、
ハンドル高さは105cmです

ハンドル高さ103cmまで下がりましたが、これ以上下がりません

BFの回転と上げ下げが渋くて話になりません。いったん複合滑車で引き上げて、井戸壁と鋼管の間に詰まっている土砂を落とします。
複合滑車でBFを引き上げるとがっちり噛んでしまいました。いったん引き上げロープを緩め、ハンドルを回して噛みを解します。ここで引き上げるとまた噛みました。笑
また引き上げロープを緩め、ハンドルを回して噛みを解して、騙し騙し引き上げます。時間と手間が掛かりますが、ハンドル高さ170cmでやっと引き抜くことができました。

いったん砂回収器を複合滑車で
引き上げます、
井戸底で噛んでいます、
ハンドル高さ170cmでやっと
引き抜けました

体力を消耗しました。しばし休憩で息を整えます。
引き抜いたBFをまた井戸底に降ろします。ハンドル高さは122cmです。出戻っていますが、20cm分は爪と逆止弁の分です。つまり、逆止弁は正常動作していますし、ヤマ(井戸壁の崩落)も起きていません。
BFを井戸底に押し込みます。感触は砂です。井戸壁と鋼管の間の土砂を落としましたが、まだ回転が渋いです。
ハンドル高さが109cmまで下がりました。ちょい上げ作戦、逆回転、ポンピングと技を駆使しましたが、何をやってもこれ以上は下がりません。降参です。BFをいったん引き上げます。

砂回収器を降ろすとハンドル高さは
122cmです、出戻っています

ハンドル高さ109cmまで下がりました、
何をしてもこれ以上下がりません、
いったん引き上げましょう

BFを手巻きウインチで引き上げます。フロートによる重量軽減と、巻き上げから固定滑車を外した事で順調に引き上げることが出来るようになりました。もう少し重量軽減したいですね。
持ち手パイプ6セット目のフロートが現れました。井戸壁と接触した跡がありますが、変形等はありません。下部は井戸壁との接触でやや変形しています。いずれも問題なし。

持ち手パイプ6セット目のフロートが上がりました、
上部に井戸壁と接触して土砂が付着しています

6セット目のフロート下部です、
変形は降下時の井戸壁との接触ですね

持ち手パイプ5セット目も問題ありません。

持ち手パイプ5セット目のフロートが上がりました、
上部菊座は問題なし

5セット目の下部菊座です、
ここも井戸壁との接触跡があります

ここからダメージを受けています。
4セット目、菊座が歪んでいます。
3セット目、菊座が潰れています。
2セット目、菊座とアルミバンドが外れています。降下時だけでなく、引き上げ時も井戸壁と接触したようです。運用を見直す必要があります。

持ち手パイプ4セット目のフロート下部菊座です、
井戸壁との接触でダメージが大きい、
菊座が歪んでいます

持ち手パイプ3セット目の
フロート下部菊座です、
こちらも菊座が潰れています

持ち手パイプ2セット目のフロート下部です、
引き上げ時に井戸壁と干渉したらしく、
アルミバンドと菊座が脱落しています

40分掛けてBFを引き上げました。内部の水が少ないです。逆止弁は動作していますが調子が悪いようです。

※内部に取り込まれた土砂の高さを確認するのを忘れました。

40分掛けて砂回収器を地上に引き上げました

水が少ないです、逆止弁は作動していますがどこか調子が悪いようです

BFを地上に引き上げて置くと、逆止弁がお漏らししています。BFを逆さまにして逆止弁を確認すると、やや上がっていて完全には閉まっていないようです。

砂回収器を引き上げました、
逆止弁からお漏らししています

砂回収器の逆止弁がやや上がっているように見えます

BFから土砂を排出します。鋼管をプラハンマーで叩くと、ズルッと土砂が流れ出しました。昨日は手間取りましたが、今日は順調です。

浚い上げた土砂を笊で篩い分けました。粘土分が少ないです

浚い上げた土砂を笊で篩い分けました。
粘土分は少ないです

時は15時です。ちょっと早いですが井戸掘りは終了。中々上手くいかずに欲求不満です。残りの時間は畑地の整備です。西日の照り付ける中、4号畑の下草を1本1本手で引き抜き、トマトに防鳥ネットを掛けました。18時に撤退です。


感想と構想


今日も暑かった。
今回、砂回収器に5本のフロートを装着しました。1本の浮力は約3kg、合計15kgの重量軽減です。確かに軽くなった気がします。井戸底をちょい上げ作戦で掘鑿するのも昨日よりは体力が長続きします。道具自体を引き上げるのも、手巻きウインチの操作が楽になりました。効果が出ています。ただ、菊座の損傷が目立ちます。設置場所をコントロールしないとダメですな。


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2018年7月1日

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