井戸報告
重量軽減に効果が出たフロートですが、ヤグラとの干渉の他にも問題があります。フロートと井戸壁との接触です。
フロートを設置してから、掘りクズの浚い上げが上手くきしません。フロートと井戸壁が接触して、砂が井戸底に降り注いでいる疑いが濃厚です。このため、砂回収器に取り込む土砂が締まってしまい、掘りクズの浚い上げが進捗しないのだと思います。
これは井戸穴を拡張するしか、手段がないか。井戸穴をケーシングパイプを挿入予定の径150mmまで拡げれば、井戸壁との接触も少なくなると思います。
井戸穴の拡張は先日計算してました。径100mmまでですが、砂回収器で15回以上土砂を浚い上げないとなりません。
2018年6月29日金曜日 | |
井戸掘り、イメトレ中 |
ケーシングパイプを挿入するためにやらなくてはならない作業と頭では判っています。しかし、今は深く掘りたい。井戸穴の拡張に何ヶ月も掛けるのは、やる気が起きません。
深く掘り下げるためにも、井戸穴の拡張が必要なことは判っています。しかし、理性より感情が…。笑
やらなきゃダメか。
待てよ。深度40m分、全てを拡張する必要はありませんね。とりあえずはフロートを挿入している持ち手パイプ3セット分+フロート1本分の深度まで拡張すれば、井戸壁との接触は軽減されるはず。どこまで拡張すれば良いのか計算してみましょう。
フロートと持ち手パイプの状況です。
- 45cm短尺パイプ
- 持ち手パイプ7セット目 フロートなし
- 持ち手パイプ6セット目 フロート3本
- 持ち手パイプ5セット目 フロート3本
- 持ち手パイプ4セット目 フロート3本
- 持ち手パイプ3セット目 最上部にフロート1本
180cmの定尺パイプ換算で13本分です。深度23.4mまで拡張すれば良い事になります。 うーん、それでも半分以上の深度まで拡張しないとダメか。辛い。
アイデアが湧きました。フロートは電線管1本に1本を設置しています。長さ180cmの電線管に対して、フロートは100cmです。80cmの隙間があります。実際は連結用のボルト部分が上下にそれぞれ10cmずつあるので60cmの隙間です。
持ち手パイプ4セット目のフロート3本を半分の長さに切断して、5セット目と6セット目のフロートの隙間に差し込んで集約しましょう。その分、拡張する深度を浅くでます。 持ち手パイプ3セット目の半端のフロート1本は外しましょう。浮力が1割低下しますが、誤差誤差。笑。
これで拡張する深度は、180cmの定尺パイプ換算で9本分です。深度16.2mまで拡張すれば良い事になります。だいぶ減りました。これなら少しはやる気が…。
フロートの設置は持ち手パイプ5セット目と6セット目だけです。保護するホースはお試しで10m分しか注文していません。これでちょうど2セット分です。おー、計算したみたいです。笑
感想と構想
フロートの集約は掘鑿道具の上げ下げの手前も省けるのでグッドアイデアです。
井戸穴の拡張ですが、掘りクズを井戸底まで落として浚い上げるのはアホですな。2年前に検討したバスケットを作りましょう。
2016年6月22日水曜日 | |
井戸穴拡張器、設計開始 |
おっと、電動ドリルが逝ったのを忘れてました。また出費です。これ、修理できないかな?