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投稿日 2015年5月2日土曜日

本日は二馬力で掘削

本日の記録


作業時間 10:00〜18:30
掘削記録 66cm(深度1,596cm)
開始水位 535cm(水深995cm)


道具と材料


・オーガ本体+延長パイプ×8=1,532cm
・突き棒2号+塩ビHIVP25×200×8=1,760cm
・竹槍型アースクラッシャー
・パンサークロー


掘削の状況


一昨日に掘削した30cm分の堀クズを浚います。
ねっとり泥水と粗砂です。

井戸浚い3回目、ねっとり泥水です
井戸浚い4回目

よっちゃん、10時過ぎに到着。早速働かせます。先ずは下穴30cmがノルマです。
竹槍型アースクラッシャーをひたすら打込み、30cmを掘り抜きます。その後、パンサークローで穴を拡張します。
パンサークローを降ろす際に5mmナイロンの保持ロープの結び目が解けました。パンサークローは井戸底に数十cm、落下しました。落下事故発生です。結び目が解けたのは初めてです。結び目を針金で結束して補強しておきましょう。

竹槍型アースクラッシャーで下穴を開けています
下穴30cmが開きました

下穴が開いたら、径75mmオーガで下穴を拡張します。下穴30cmの内、約10cmが対象です。

径75mmオーガで穴を拡張します
オーガ、着底しました

径75mmオーガで穴を拡張したら、30cm分の堀クズを浚います。ねっとり泥水ですね。

井戸底を浚っています

下穴開け、2サイクル目です。更に30cmを掘削します。
竹槍型アースクラッシャーとパンサークローのコンボです。
アースクラッシャーを引き上げると、5mmナイロンの保持ロープが擦れきれかかっています。数百回の打ち込みの摩擦のせいですね。先程、針金で補強したばかりですが交換です。

下穴開け、2サイクル目てす

下穴が開いたところで、径75mmオーガで拡張します。
最後の10cmでオーガが回転できません。石に衝突したようです。二人で頑張って少々は進みましたが、最後にギブアップ。チゼルで砕くしかありません。明日の宿題にしましょう。試しに井戸底を浚うと粗砂が揚がってきました。砂利層に突入した訳ではないようです。

粗砂が揚がってきます


感想と構想


昼食はBQ、燃料補給で喉を潤したら、午後はヘロヘロでした。

海鮮BQ

夜は拙宅で宴会です。バカ話で楽しい夜でした。


アルバム


2015年5月2日



投稿日 2015年5月1日金曜日

ほぼ深度20メートル掘削の資材が揃いました

本日の記録


本日は資材の購入と、作業準備のみで、井戸掘りはお休みです。
部屋の掃除と庭の芝刈りに時間を取られてしまいました。


資材の購入


・アンテナマスト 2本
・ボルトナット W5/16x38 4袋8本で売切れ
・ボルトナット W5/16x38 バラ売り20本
・25mmバルブソケット(揚水ホース用コネクター)
・25mmメタル給水栓ソケット(突き棒持ち手パイプ用)

昼から地元のホームセンターに資材の買出しに向かいました。しかし、恐れていたとおり、アンテナマストが入荷していません。井戸掘り現場には、短尺90㎝パイプしか残量がありません。GW中の計画が・・・。
ボルトナットも4袋で売り切れ。辛うじてバルブソケットのみ入荷してました。

仕方ない、隣町のホームセンターまで遠出です。
アンテナマストはありました。地元のホームセンターではサン電子製で960円、隣町ではマスプロ製で1,700円です。高っけー。ここの2本の価格で、地元なら3本買えます。馬鹿らしいので1本だけの購入に留めようとしましたが、直ぐに使い切ってしまいます。渋々アンテナマスト2本を購入。
ボルトナットは袋詰ではなく、バラ売りでインチネジを扱っていました。20本を大人買いです。


作業の準備


購入したアンテナマストにボルト穴を開けました。接続用のコネクタも予備を含めて、3本を作成しました。
これで、現在の深度15.3mを18.9mまで掘り下げられます。短尺90㎝パイプを含めれば、深度20mに手が届きます。

コネクタと延長パイプを作成中です


感想と構想


アンテナマストの手配に焦っていましたが、何とか間に合いました。
実は明日、よっちゃんが泊り掛けで助け働きに来てくれる予定です。焦っていたのは、よっちゃんにこれを使わせて、キリキリ働かせるつもりなのです。(笑)


アルバム


2015年5月1日


投稿日 2015年4月30日木曜日

パンサークロー出撃

本日の記録


作業時間 14:00〜19:00
掘削記録 30cm(深度1,530cm)
開始水位 525cm(水深975cm)


作業の準備


パンサークローを製作しました。径70mmです。詳細はアルバムを参照ください。
取りあえず、手持ちの資材だけで製作できる、単管の四つ割り型です。

パンサークローを作成しました


道具と材料


・オーガ本体+延長パイプ×8=1,532cm
・突き棒2号+塩ビHIVP25×200×8=1,760cm
・竹槍型アースクラッシャー
・パンサークロー


掘削の状況


昨日、竹槍型アースクラッシャーで開けた下穴をパンサークローで拡げます。
下穴30cmの内、20cm分はすっぽり入りました。残り10cm分を拡張します。

パンサークロー、出撃!!
穴が狭いのは昨日の下穴30cmのうち、
残り10cmだけです
動滑車で打込み、10cm分を拡張しました

パンサークローの効果はいかほど?
何と径75mmオーガがすっぽり納まりました。素晴らしい。
井戸底の凸凹をオーガで剥がしたいのですが、ハンドル下がり過ぎました。45cmの短尺パイプを追加します。

径75mmオーガがすっぽり入りました
井戸底を剥がすには、ハンドルが低過ぎます
オーガが空回りし始めました

井戸穴を拡張した後に堀クズを浚います。
粘土層のはずですが、トロトロ泥水の後に粗砂が揚がり始めました。土層から分離したのでしょうか?

粗砂が揚がり始めました

今日の下穴開けには、最初から竹槍型アースクラッシャーを投入します。自重15kg超えのパワーを手打ちで増幅させます。目標は30cmです。
アースクラッシャーを10回打ち込むと1cm下がります。分かり易い。目標30cmは打ち込み300回です。ヒー!!

竹槍型アースクラッシャーで下穴を開けます
下穴が30cm下りました

次にパンサークローで下穴を拡張します。
竹槍型アースクラッシャーで開けた下穴30cmの内、20cm分はパンサークローがすっぽり入りました。竹槍型でもある程度、穴を拡げながら打ち込んでいたようです。パンサークローの相手は残り10cmのみです。

パンサークロー、本日二度目の出撃です
狭いのは下穴30cmのうち、残り10cmです
10cm分を動滑車で打ち込みました

最後に径75mmオーガで井戸穴を拡張します。掘り下げた30cmまでオーガが納まりましたが、やはりやや偏芯している様です。オーガを回転させて、井戸底を整えます。
ハンドルが低くなり過ぎて、腰をやられそうです。

オーガを降ろしましたが、30cm分下りました
ハンドルが低くて腰がやられそうです

本日はここでタイムアップ。堀クズを浚うのは明日にします。


感想と構想


パンサークローはグットアイデアでした。あれ程苦労した粘土層の下穴の拡張が、打ち込むだけで簡単にできます。
竹槍型アースクラッシャーとパンサークローがあれば、粘土層は怖くないです。


アルバム


2015年4月30日


投稿日 2015年4月29日水曜日

祝、15メートル突破!! 粘土層でも掘り抜けました

本日の記録


作業時間 11:30〜19:00
掘削記録 80cm(深度1,500cm) 、最後の30cmは下穴のみです
開始水位 525cm(水深895cm)


道具と材料


・オーガ本体+延長パイプ×8=1,532cm
・突き棒2号+塩ビHIVP25×200×8=1,760cm
・竹槍型アースクラッシャー


>掘削の状況


いやー、昨日はプロジェクトの打ち上げで呑み過ぎた。二日酔いで調子悪いです。

径75mmオーガで前回の下穴を拡張します。やはり、井戸底に突っ掛かります。堀クズに砂利が溜まって、オーガの回転を邪魔しているのでしょうか?

前回の下穴20cmを径75mmオーガで拡張します
井戸底に突っ掛かるので、梃子で引き剥がします

堀クズを浚ってみましょう。
チョッピリ砂利も揚がってきました。しかし、この堀クズが邪魔をしている訳ではないようです。量が少な過ぎます。

井戸底を浚います、粘土が解けた泥水です
また砂利が揚がってきました

井戸底が漏斗型に掘り下げられ、オーガの回転の抵抗になっているのかもしれません。単管の突き棒を斜めに打ち込んで、井戸壁を拡げてみました。でも、気持ちだけですね。14m下の10cmもない井戸穴を斜めに突くのは無理ですわ。
突き棒で深さを稼ぎましょう。深くなれば、それに連れて井戸壁が崩れて穴も拡張するはずです。パイプの30cm位置に赤テープをマークして、打ち込みます。

突き棒で下穴の壁を削って、拡張してみます
突き棒の30cm位置に赤テープでマーカーを付けます

30cm分の下穴が開きました。次は径75mmオーガで下穴を拡張します。
オーガを降ろしましたが、やはり井戸底に突っ掛かります。効率が悪いです。ぐぬぬ。

閃きました。オーガが井戸底に突っ掛かるということは、ブレードが土層に食い込んでいるという事です。オーガを引き上げて、食い込んでいる井戸底の土層を引き剥がせば良いはず。梃子を使うと付け外しに手間が掛かるため、やってられません。人力で持ち上げれば効率アップです。

ハンドルを右回しして、突っ掛かったらハンドルを持ち上げる。これを繰り返したらオーガが下がり始めました。井戸底への食い込みが強過ぎると、人力では上げられません。でも、ハンドルをちょい戻せばOKです。
やがてオーガが空回りし始めました。拡張完了です。

75mmオーガで再度井戸穴を拡張します
オーガが空回りし始めました

今日は下穴開けにアースクラッシャーを使ってみましょう。ヘッドを本土決戦機の竹槍型に換装します。
アースクラッシャーを井戸底に降ろしてセットアップします。引上げロープの末端をヤグラの単管に結んで呑み込まれないようにします。ところが、引上げロープがズルズルと上がってきます。井戸底でナスカンが何故か外れたようです。不味い!!

滑車は使えません。アースクラッシャーを人力で持ち上げて、引上げロープを再セットしないと。
井戸底から地上にパイプが出ているときは良いのですが、引き上げ途中でパイプを外しているときは冷や汗ものです。万が一、手が滑ったり、保持ロープが切れたら、アースクラッシャーは井戸底にまっしぐらです。15kgの鉄と鉛の塊を救う術はありません。

何とかアースクラッシャーを引き上げました。ナスカンはダメ、ロック付きのカラビナに変更です。

アースクラッシャーを竹槍に換装しました
ピンチ、引き上げロープのナスカンが外れました
ロック付きのカラビナに変更します

さー、気を取り直して下穴開けです。
動滑車を使って、竹槍型アースクラッシャーを打ち込みます。先ずは30cmが目標、パイプに赤テープでマークしておきます。

でも、効率悪いです。最初の5cm程度は直ぐに沈みましたが、これ以上は中々下がりません。チゼルよりヘッドが軽いのが原因でしょうか?
 これだと突き棒2号の方がマシです。ぐぬぬ。

動滑車を外して、手打ちに変更します。
原因が判りました。刃先は単管を竹槍型に斜めにカットしてあります。このカットした長さ分が土層に刺さると抵抗が大きくなり、これ以上は進行できなくなるようです。対処は?
パイプを回転させて、刃先が常に井戸底を砕くようにすればよろし。アースクラッシャーを10回打ち込んだら、45度回転。更に10回打ち込んだら45度回転。…。
40回打ち込んだら360度=1回転です。計測すると10回打ち込むと1cm下ります。

動滑車を使って打ち込みますが、効率が悪いです
手打ちで30cm打ち込みました

約300回打ち込んで、30cmの下穴を開けました。
本日はここでタイムアップ。


感想と構想


竹槍型アースクラッシャーの下穴開けと、今日編み出した径75mmオーガの引上げ掘削方法を組み合わせれば、粘土層でも掘り抜くことができそうです。でも、引上げ掘削方法は腰に堪えます。明日はもう一つのアイデアを試してみましょう。パンサークローです。

息子が応援に来てくれました。実は引上げ掘削方法で頑張ったのは彼です。自分のガラスの腰では無理です。

息子が応援に来てくれました


アルバム


2015年4月29日


投稿日 2015年4月28日火曜日

そう言えば、あれが使えるわ

道具の検討


そう言えば、穴掘りに使えそうな道具がありました。自然薯掘りのイモベラです。
父親の手作り道具で、遺品の一つです。亡くなって25年、その5〜6年前に作ったはずなので、30年モノです。最後に自分自身が自然薯掘りに使ったのは7〜8年前ですね。

確かシャフトは、電線管でした。呼び径も25mmぐらいだったはず。アンテナマストと同径なら簡単に接続できます。明日、引張り出してみましょう。



引っ張り出してみました。接続式のイモベラです、

シャフトは径25mmの電線管です。シャフトの長さ80cm、延長パイプは100cmです。接続部はネジのソケットを溶接してあります。内部には補強としてSGP管を通してあります。ブレードは幅10cm、長さ30cm、サビサビです。

このブレードの幅では、現在の井戸穴の径では使えません。井戸穴を拡張してからですね。

接続式のイモベラです
サビサビですね
コネクタにSGP鋼管を使っていました

シャフトをネジで接続する分割式です。強度向上のため、内部にコネクタとしてSGP鋼管がインサートされています。さすが親父殿、判っていらっしゃる。


アルバム


2015年4月28日


投稿日 2015年4月27日月曜日

粘土層を掘り抜くには

道具の検討


4ヶ月掛けて4mの砂利層を打ち抜いたら、今度は粘土層に手を焼いています。楽しみは尽きません。

粘土層を打ち抜く道具が必要です。
下穴を開けるのに、単管の突き棒も幅50mmオーガも力不足です。もっとバリバリ掘れる道具が欲しい。
そう言えば、「竹槍型アースクラッシャー」を本土決戦機として温存していました。滑車を使って打ち込めば、直ぐに下穴を開けられそうです。井戸底にグッサリ刺さって回収不能になるのが怖いですが、試してみる価値はあります。

アースクラッシャーの竹槍型ヘッドです(撮影:2015/2/1)

問題は粘り付く粘土層の下穴を、どうやって拡張するのかです。

◆アイデア1
下穴の口径と、径75mmオーガの中間口径の回転型の穴掘り器を作成する。
例えばマグマライザーの大型版。材料のフラットバーは購入済みです。

偏芯してますが、直径46mm相当です(撮影:2015/4/10)

◆アイデア2
打込み型の穴掘り器ですが、チゼルでは肉厚があり過ぎて粘土層には食い込みません。一度、突き刺さりましたがね。
電動ハンマーのビットを探してみました。
良さそうですが、実物を見ないと肉厚とか良く判りません。

2,515円です。材料を色々購入するより安いかも。時間も節約できます。幅も75mmでオーガの径と合います。
モクバ Mokuba B-12 75x17x320 電動ハンマー用ミニスコップ 005150
モクバ
https://www.amazon.co.jp


◆アイデア3
単管は外径48.6mmですが、このサイズに拘りがある訳ではありません。手近な材料を使った結果です。
SGP管で65Aなら外径76.3mmです。径75mmのオーガがそのまま、入ります。65×25のレデューサーで、HIPV25の塩ビ管の持ち手パイプと接続できます。問題はネジ切りした65Aのパイプを斜めカットしてくれるショップを探すことです。


おー、湯水のようにアイデアが湧き出る!!


◆アイデア4
SGP管はネジ切りした材料を探すのが難しい。肉厚のため、加工も困難。なら、単管を加工すればよろし。
単管の一方を四つ割りして、これを拡げる。拡げる角度で口径は調整できます。拡げるには車のジャッキが使えるかな?
肉厚が薄いので、井戸底にグッサリ刺さりそう。なら、刃先は角度を付けずに平刃にする。


◆アイデア5
アイデア4を転じます。単管の縦割りは切断機では難しい。
なら、単管の外側、四方に平鑿(ノミ)状の外刃を付ける。外刃はボルト締めで充分でしょう。ボルト締めなら、外刃のサイズを色々交換して試すことができます。4本の爪ですな。
アースクラッシャーの新型ヘッドとして製作しましょう。ヘッドの位置を回転させながら打込む必要があるので、滑車ではなく手打ちの方が良いでしょう。アースクラッシャーの鉛ペレットを抜けば良い。

名付けて、「パンサークロー!!」豹の爪(Copyright.キューティーハニー)

◆アイデア6
アイデア5を広げます。拡げた外刃だけでは、井戸底の粘土を円筒状に切り出してしまいそうです。穴が開きません。
外刃をボルト締めする際に、真っ直ぐな内刃も付けましょう。井戸底の穴の外周は外刃が、その内側は内刃が掘り抜きます。
カ・ン・ペ・キ
でも、ちょい抵抗が大きくなるのが気になります。


感想と構想


昨日は現場で朝から夕方まで頑張りました。
今日は月曜日で本職の出勤です。以前なら運動不足のため、井戸掘りの翌日は1日フラフラでした。それが、いつの間にか平気になりました。何だか体力が付いてきたようです。腹周りも細くなってきました。

頭の体操が出来て、体力向上にも役立つとは良い趣味です。しかも、井戸水が手に入る。未だですが…。(笑)

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blog.isMobileRequest=true, blog.local=ja がんばれ日本!!