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投稿日 2016年3月5日土曜日

ほぼ深度35メートルまで井戸穴拡張終了

本日の記録


作業時間 10:30〜19:30
掘削記録 35cm(深度3,505cm)  8cm分は下穴です。
開始水位 560cm(水深2,910cm) 

もう、すっかり春ですね。井戸掘りには絶好なのですが、…。
でも、昨日は呑み過ぎました。朝起きたら、宿酔どころかまだ酔っぱらっています。朝食は何とか押し込んで井戸掘りに出動しましたが、気持ち悪くて昼食は食べられなかった。
身体が重くて動きません。(笑) でも、頑張る!!

先週、深度35mを越えた下穴の拡張が本日の目標です。出来れば新たに掘り下げたい。


道具と材料


・オーガ本体+延長パイプ×19+45cm短尺パイプ=3,555cm
・突き棒2号+塩ビHIVP25×200×17=3,570cm
・砂回収器:スクリュードライバー2号(SD2)


掘削の状況


遅くなりましたが、井戸掘りに出動です。
いつものように、掘りクズと一週間で崩落した土砂を、砂回収器:スクリュードライバー2号(SD2)で浚います。(SD2を降ろす前の撮影は忘れました)

SD2を井戸底に降ろすと、45cm短尺パイプを挿げて、ハンドル高さは149cmです。前回(2/28)はこれに90cm短尺パイプを挿げ足して、ハンドル高さ50cmまで掘り下げています。つまり200cm以上も掘りクズが溜まっています。手強そうです。

SD2を井戸底に押し込みます。
掘り始めの土砂は締まっています。溜まっている土砂の上部は、新たに井戸壁から崩落した土砂のはずですが、塊のまま崩落したのでしょうか。ハンドル高さ103cmあたりで砂利が当たる手応えがありました。
ハンドル高さが70まで下ると、ここからは土砂が緩くなりました。そしてハンドル高さが40cmまで下りました。これで100cm以上の土砂を取り込んだことになります。

砂回収器:スクリュードライバー2号(SD2)が
着底しました、
45cm短尺パイプを挿げて、
ハンドル高さは149cmです
SD2がハンドル高さ40cmまで下りました

SD2を引上げました。
SD2の中身は空っぽです。がーん、ゴム弁がずっこけたようです。1時間近く掛けた作業が無駄になりました。とほほ。酔が回ります。

SD2を引上げました、SD2の中身は空っぽです、
ゴム弁がずっこけたようです

確かに、ゴム弁がずっこけています。フランジはしっかりゴム板を銜えており、異常ありません。土砂を取り込み過ぎて、重量オーバを起こしたのでしょうか?
取り敢えず、ボルトを4×10mmから4×15mmに交換しました。取り込める石のサイズが制限されますが仕方ありません。

ゴム弁がずっこけています、フランジは異常ありません
ボルト台座を長さ10mmから15mmに交換しました

SD2でもう一度、土砂を浚い直します。
SD2を井戸底に降ろすと、45cm短尺パイプを挿げて、ハンドル高さは90cmほどでした。しかし、トラックロープを手繰っていると、ストンとハンドル高さ66cmまで落下しました。先ほど土砂を浚ったため堀クズがトロトロになっているようです。最初はSD2が井戸壁の石にでも引っ掛かっていたのでしょう。

SD2を井戸底に押し込みます。
ところがSD2が、何故か下りません。ハンドル高さ60cmあたりで、砂利が当たってる訳でもないのにハンドルが下りません。SD2の砂収容部が満杯になったのかな?

良く判らないので、全体重をハンドルに掛けて、SD2を押し込みます。その内、ハンドルが下り始めました。うーん、何だったんだろう。後で考えることにして、このまま続行です。
SD2のハンドルをグイグイ押し込んでいると、何時の間にかハンドル高さ37cmまで下っていました。

SD2で土砂を浚い直します
SD2が着底しました、
45cm短尺パイプを挿げています、
ハンドル高さは最初は90cmほどでしたが、
高さ66cmまで落下しました
SD2がハンドル高さ37cmまで下りました、
最深部には7cm足りませんが、
砂利が突っ掛かって下りません

SD2を引上げました。今回は成功です。
SD2の中身は泥水が見えますが、土砂の頂上は3cm下です。100cm以上、掘りクズを取り込んだにしては、土砂の量が少なめです。

SD2を引上げました、今回は成功です、
SD2の中身は泥水が見えますが、
頂上は3cm下です
SD2から土砂を排出しました

SD2で浚った土砂を笊で篩い分けました。砂利が少なめです。

SD2で浚い揚げた土砂です、砂利は少なめです

SD2で残りの土砂を浚います。(SD2を降ろす前の撮影は忘れました)

SD2を井戸底に降ろしました。45cm短尺パイプを90cm短尺パイプに挿げ替えたら高過ぎました。先ほど土砂を浚ったのに、井戸底が浅いままです。ヤマ(井戸壁の崩落)が起きているのか、…。

これではハンドルが高くて回せません。仕方ないので持ち手パイプを45cm短尺パイプに戻しました。SD2のハンドル高さは118cmになりました。

ところが、SD2を井戸底に押し込もうとしたら、ハンドル高さ36cmまでストンと落下しました。また井戸壁から飛び出た石に引っ掛かっていたようです。

SD2が着底しました、
45cm短尺パイプを90cm短尺パイプに
挿げ替えましたが、高過ぎました
SD2の持ち手パイプを45cm短尺パイプに戻しました、
ハンドル高さは118cmです
SD2を井戸底に押し込もうとしたら、
ハンドル高さ36cmまで落下しました

SD2をいったん引き上げ、45cm短尺パイプを、90cm短尺パイプに挿げ替えました。時間の無駄です。SD2のハンドル高さは119cmになりました。

SD2を井戸底に押し込みます。
土砂は緩いままです。SD2がグイグイ下っていきます。そして、SD2がハンドル高さ60cmまで下がりました。連結部が地上にある内に延長します

SD2をいったん引き上げ、
90cm短尺パイプに挿げ替えました、
ハンドル高さは119cmになりました
SD2がハンドル高さ60cmまで下がりました、
連結部が地上にある内に延長します

SD2に45cm短尺パイプを挿げ足しました。ハンドル高さは105cmです。
更にSD2を井戸底に押し込みます。
そして、SD2がハンドル高さ33cmまで下りました。ハンドル高さ30cmが最深部ですが、後3cmが砂利に突っ掛かって下りません。無理をすると、先端の爪が曲がってしまいます。いったんここで引上げましょう。

SD2に45cm短尺パイプを挿げ足しました、
ハンドル高さは105cmです
SD2がハンドル高さ33cmまで下りました、
後3cmが下りません

SD2を30cmほど引き上げると、井戸底で噛んでしまいました。
ハンドルを左右に回して噛んでいる部分を緩めて、複合滑車でSD2を引き上げます。しかし2~3cm引上げると、また噛んでしまいます。またハンドルを左右に回して噛んでいる部分を緩めて、複合滑車でSD2を引き上げます。これの繰り返しで少しずつ引上げていきます。
途中で45cm短尺パイプを取り外して、ハンドル高さ123cmまで引上げて、やっと抜き取ることができました。100cm近く引き抜くのに、30分以上掛かりました。疲れたー。

SD2を引上げると噛んでしまいました
SD2から45cm短尺パイプを外して、
ハンドル高さ123cmまで引上げて、
やっと抜けました

SD2を引上げました。
SD2の中身は土砂が盛り盛りでした。130cm以上、掘りクズを取り込んだはずなので、掘り過ぎでしたかね。

後述:3/6のトラブルを予見できたはずなのに、気が付いていませんでした。

SD2を引上げました、
SD2の中身は土砂が盛り盛りでした
SD2から土砂を排出しました

SD2で浚った土砂を笊で篩い分けました。今回は砂利が多量に上がりました。

SD2で浚い揚げた土砂です、今回は砂利が多量に上がりました

SD2で残りの土砂を浚います。
SD2を井戸底に降ろすと、45cm短尺パイプと90cm短尺パイプを挿げて、ハンドル高さは108cmです。

SD2を井戸底に押し込みます。
先ほど土砂を浚った箇所ですが、何故か土砂が締まっています。なんだこれ?
締まった土砂ですが、SD2は何とか下っていきます。そして先ほど砂利が噛んだ、ハンドル高さ30cmまで下りました。最深部です。

SD2で残りの土砂を浚います
SD2が着底しました、
45cm短尺パイプと90cm短尺パイプを挿げて、
ハンドル高さは108cmです
SD2がハンドル高さ30cmまで下りました、
最深部です

SD2を引上げました。
今回は引上げ時にSD2は噛みませんでした。SD2の中身は土砂が目一杯です。
時間がないので、浚った土砂の始末は明日送りです。

SD2を引上げました、SD2の中身は土砂がいっぱいでした

もう17時半を過ぎています。陽は長くなりましたが、もう暗いです。いつもなら道具を片付けて、引き上げタイミングです。しかし、まだ掘りクズを浚ったのみで、井戸穴の拡張に手を付けていません。このまま、明日に伸ばすと、またヤマで井戸穴が埋まってしまうでしょう。
酒も抜けてきましたので、もう一頑張りします。

径75mmオーガで、55cm分の下穴を拡張します。
径75mmオーガを井戸底に降ろしました。19本目の180cm定尺パイプを挿げて、ハンドル高さは145cmです。土砂が浚いきれていません。ハンドル高さ40cmより下が、下穴部分なので、100cm以上の掘りクズが浚い残っています。

うーん、この時間でもう一度、SD2で掘りクズを浚うのは無理です。径75mmオーガでやれる所まで、やってみましょう。続行です。

径75mmオーガを井戸底に捩じ込みます。掘りクズは緩く、オーガがグイグイ下っていきます。
そして、ハンドル高さが60cmまで下りました。連結部が地上にある内に持ち手パイプを延長します。

径75mmオーガで下穴を拡張します
径75mmオーガが着底しました、
19本目の180cm定尺パイプを挿げて、
ハンドル高さは145cmです
径75mmオーガがハンドル高さ60cmまで下りました、
連結部が地上にある内に持ち手パイプを延長します

径75mmオーガに45cm短尺パイプを挿げ足しました。ハンドル高さはは110cmです。(延長した所の撮影は忘れました)
更に径75mmオーガを井戸底に捩じ込みます。ハンドル高さ85cmからが新たに井戸穴を拡張する部分です。しかし、土層が緩くて気が付かないうちに通過していました。

そして、径75mmオーガのハンドルが高さ38cmまで下りました。砂利層です。オーガが砂利に衝突して回りません。下穴の最深部まで残り8cmですが、体力が尽きました。時間も既に18時半近い。今日はここで撤収です。

径75mmオーガがハンドル高さ38cmまで下りました、
残り8cmが砂利層で下りません

径75mmオーガを20cmほど引上げると、井戸底で噛んでしまいました。まただよー!!
梃子を掛けても上がりません。ぐぬぬ。

径75mmオーガを複合滑車で引き上げられるところまで引き上げ、噛んだオーガを左回転(後退)で緩めます。そこで複合滑車で引上げると2~3cm上がります。また、噛んだオーガを左回転(後退)で緩めます。これの繰り返しで少しずつ引上げていきます。

径75mmオーガをハンドル高さ125cmまで引上げると、井戸底に噛む事はなくなりましたが、まだ抜けません。複合滑車で引上げても途中で止まってしまいます。複合滑車のパワーが足りません。その度にオーガを回転させて、緩めていきます。

途中で45cm短尺パイプを取り外して、やっと抜き取ることができました。180cm近く引き抜くのに、30分ほど掛かりました。

径75mmオーガを引上げる途中で噛んでしまいました
径75mmオーガから45cm短尺パイプを外して、
高さ185cmまで持ち上げてやっと抜けました

時間は19時半で真っ暗です。
周囲では動物(イノシシ?)が動き回っています。とっとと、撤収しましょう。


感想と構想


オーガもSD2も井戸底で噛んでしまい苦労しています。たぶん、掘り下げているうちにヤマが起きて、道具の上に井戸壁の土砂が崩落しているのが原因だと思います。

崩落した土砂はグズグズのはずなので、複合滑車にもう少しパワーがあれば、ズルズルと引き上げられたかもしれません。明日は新兵器を試して見ます。


アルバム


2016年3月5日

投稿日 2016年3月3日木曜日

井戸掘りで奥歯が逝きました

井戸報告


先週、10年振りに歯医者に行ってきました。年末から奥歯が疼いていたのですが限界です。根性で治すつもりでしたが、ダメでした。観念して通院です。(笑)

15年ほど前に神経を抜いて治療した歯が1本あったのですが、これにヒビ入ってもうダメらしい。顎の骨までダメージがあるそうで、その場で抜くことになりました。

今週は、他の歯のクリーニングとチェックです。
歯と歯茎の隙間の深さを測定して、深さが2mm以内は健康、4mmはグレーゾーン、6mmで歯槽膿漏だそうです。

結果は奥歯の何箇所かで、深さ4mm部分があるそうです。
あちゃー、歯医者は苦手なので、お世話にならないように、歯磨きは心掛けていたんですけどね。



歯科衛生士(おねーさん) 「深さが4mm超えているところは要注意です!!(キリッ)」

儂(おっさん) 「歯磨きは、しっかりやってるつもりなんやけど…。」

歯科衛生士 「磨き残しはないですね。きれいに磨けてますが、歯茎が腫れてます。歯ブラシを強く押し当てていませんか?」

儂 「しっかり磨くには、強くやらんといかんと思って…。」

歯科衛生士 「それが原因かもしれませんね。後は、強く歯を噛み締めることはありませんか?」

儂 「えっ(それ井戸掘りの事やん)!! 実は土日に力仕事しておって…。」

歯科衛生士 「それも歯茎が腫れる原因になります。マウスピースを使ってみてください。

儂 「はー。(マウスピースってボクサーか)」

歯科衛生士 しばらく様子をみましょう。歯の磨き方に注意してくださいね



感想と構想


ダメになった歯にヒビが入ったのも、井戸掘りが原因ですかね。オーガをフルパワーで回転させるときに、歯を噛み締め過ぎたようです。

径50mmオーガを頭の血管が切れるほど
フルパワーを掛けて捩じ込んでいました
(撮影:2016/2/14)


昔々、巨人軍の王選手が、一本足打法で奥歯を噛み締めたため、歯がボロボロになった、とのインタビュー記事を思い出しましたわ。世界の王に並びました。(笑)

鍛え抜かれた自然体 王貞治選手(1977年10月13日)  日本記者クラブ


投稿日 2016年2月28日日曜日

祝、深度35メートル突破

本日の記録


作業時間 9:00〜17:30
掘削記録 35cm(深度3,505cm)  55cm分は下穴です。
開始水位 560cm(水深2,910cm) 

本日は晴れ、風も無く、暖かくて井戸掘り好日です。

本日こそ、何としても深度35mを突破したい。目標まで残り30cmです。
本当なら、昨日中に深度35mに到着できると思っていましたが、謎の障害物でオーガの掘削に失敗しています。失敗は繰り返したくはないのですが、原因不明のため挑むしかありませぬ。


道具と材料


・オーガ本体+延長パイプ×19+45cm短尺パイプ=3,555cm
・突き棒2号+塩ビHIVP25×200×17=3,570cm
・砂回収器:スクリュードライバー2号(SD2)


掘削の状況


昨日の不手際を今日は挽回します。謎の障害物、多分大きめの石を、砂回収器:スクリュードライバー2号(SD2)で除去します。
SD2を井戸底に降ろしました。45cm短尺パイプを挿げてハンドル高さは138cmです。ヤマ(井戸壁の崩落)で、深さが昨日の朝に出戻っています。ぐぬぬ。

SD2を井戸底に押し込みます。ハンドルに砂利が当たる感触が伝わります。井戸壁から崩落した砂利ですね。SD2のハンドルが110cmまで下ると、砂利の感触は無くなりました。砂が堆積しているようです。ここは、SD2がグイグイ下っていきます。

そして、SD2がハンドル高さ40cmまで下がりました。これで高さ約90cm分の掘りクズを取り込みました。

SD2で沈殿した掘りクズを浚います
SD2が着底しました、
45cm短尺パイプを挿げてハンドル高さは138cmです、
昨日の朝に出戻っています
SD2がハンドル高さ40cmまで下がりました、
高さ約90cm分の掘りクズを取り込みました

SD2を引き上げます。
SD2の中身は土砂が目いっぱい詰まっています。

SD2が帰還しました、
SD2の中身は土砂が目いっぱい詰まっています
SD2から土砂を排出しました

SD2で浚った土砂を笊で篩い分けました。砂利がほとんどありません。
20cm分近く砂利を感じましたが、これだけですか? 
何か変です。
SD2で土砂を取り込み過ぎて、最初に取り込んだ砂利が後端から零れたのかもしれません。
邪魔な大きな石も揚がってきていません。

SD2で浚い揚げた土砂です、砂利が超少なめです

SD2で残りの土砂を浚います。
SD2を井戸底に降ろしました。45cm短尺パイプを90cm短尺パイプに挿げ替えてハンドル高さ90cmです。先ほどハンドル高さ40cmまで掘り下げて、持ち手パイプを45cm延長しました。なのでハンドル高さは85cmのはずです。5cmは浚い残しでしょう。ヤマは起きていません。良か、良か。

SD2を井戸底に押し込みます。溜まっている土砂は締りが緩く、SD2はグイグイ下っていきます。
そして、SD2がハンドル高さ60cmまで下がりました。連結部が地上にある内に持ち手パイプを延長します。

SD2で残った堀クズを浚います
SD2が着底しました、
90cm短尺パイプに挿げ替えてハンドル高さ90cmです、
ヤマは起きていません
SD2がハンドル高さ60cmまで下がりました、
連結部が地上にある内に持ち手パイプを延長します

SD2に45cm短尺パイプを挿げ足しました。ハンドル高さは106cmです。
SD2を井戸底に押し込みます。そして、SD2がハンドル高さ60cmまで下がりました。井戸穴を拡張した最深部です。この辺りは、SD2で掘り下げた直後のため、まだ井戸穴が狭く、ハンドルが重たいです。

SD2に45cm短尺パイプを挿げ足しました、
ハンドル高さは106cmです
SD2がハンドル高さ60cmまで下がりました、
井戸穴を拡張した最深部です

これで昨日、邪魔された石を取り込んだはずです。ですが念のため、更に10cm分を掘り下げました。ここは下穴を拡張していないため、手強いです。井戸底にSD2が突っ掛かったら、「チョイ上げ作戦」で掘り下げます。ハンドル高さは50cmになりました。

SD2で昨日の石を取り込むため、
更に10cm分を掘り下げました、
ハンドル高さは50cmです

SD2を引き上げます。
SD2の中身は泥水が見えますが、ぎりぎりまで土砂が詰まっていました。

SD2が帰還しました、
泥水ですが、SD2にはぎりぎりまで土砂が
詰まっていました
SD2から土砂を排出しました

SD2で浚った土砂を笊で篩い分けました。今回は砂利が多量に揚がりました。昨日と同じパターンです。ところで、大きな石はどこぞ? あれほど苦労した石が浚えていません。

オーガのサイドブレードに挟まっていない。SD2でも浚えない。と言う事は、石ではなかったのか?
それとも、土砂を取り込み過ぎて、SD2から零れたか…。失敗の臭いがプンプンします。脱力~!!

SD2で浚い揚げた土砂です、
今回は砂利が多量に上がりました、
昨日と同じパターンです

気を取り直して、径50mmオーガで深度35mを目指して下穴を穿ちます。掘りクズを浚い切ったので、何か良い事もあるでしょう。

径50mmオーガが着底しました、180cm定尺パイプに45cm短尺パイプを挿げ足したら、ハンドル高さが160cm以上になります。ハンドルが高過ぎます。
えー、掘りクズが浚えてないじゃん。それとも、一気にヤマがきたのか。辛い~!!

45cm短尺パイプを外して、ハンドル高さは118cmになりました。
また、気を取り直して、井戸底に径50mmオーガを捩じ込みます。掘りクズが超緩いです。1分も掛からず、ハンドルが高さ60cmまで下りました。
溜まっていたのは緩い砂です。先ほどSD2で浚い残した砂か、井戸壁から崩れた砂が地下水にトロトロに拡散しているのかもしれません。

径50mmオーガの連結部が地上にある内に、持ち手パイプを延長します。

径50mmオーガで深度35mを目指して下穴を穿ちます
径50mmオーガが着底しました、1
80cm定尺パイプを繋いで、
ハンドル高さは118cmです
径50mmオーガがハンドル高さ60cmまで下がりました、
連結部が地上にある内に延長します

径50mmオーガに45cm短尺パイプを挿げ足しました。ハンドル高さは101cmです。
井戸底に径50mmオーガを捩じ込みます。やはり、掘りクズは緩いです。3分ほどで、径50mmオーガがハンドル高さ65cmまで下りました。昨日到達した深度です。深度34.7m。

径50mmオーガに45cm短尺パイプを挿げ足しました、
ハンドル高さは101cmです
径50mmオーガがハンドル高さ65cmまで下がりました、
昨日掘り下げた位置です

ここも砂層です。土層が締まっていて、ハンドルが中々下りません。そして、何とかハンドルが高さ50cmまで下りました。残り10cmですが、オーガのブレードが滑ります。ブレードが井戸底に喰い付いてくれません。カチカチの砂層です。
ハンドルに体重を掛けて、無心でハンドルを回します。頭がパーになりそうです。

徐々にハンドルが下り、所々で砂利と衝突するようになりました。そして30分掛けてハンドルが5cm下った所で、井戸底に径50mmオーガが噛んでしまいました。梃子を掛けて「ギコギコ作戦」でいったん脱出します。

径50mmオーガがハンドル高さ45cmまで
下がった所で噛んでしまいました、
梃子を掛けて脱出します

ハンドル高さ45cm位置に砂利があります。ハンドルにフルパワーを掛けます。先ずは右回転(進行)。やり過ぎると道具が壊れます。次は左回転(後退)で戻すと、また石に突っ掛かります。またフルパワーを掛けます。これを5回ほど繰り返して、石が動きました。やったぜ!!

石を除去したら、ハンドルが40cmまで下りました。深度34m95cmです。残り5cmで待望の深度35m到達です。

径50mmオーガがハンドル高さ40cmまで下がりました、
深度34m95cmです

ハンドル高さは、ギックリ腰危険ゾーンです。ですが何としても、後5cmを掘り下げたい。
径50mmオーガを更に井戸底に捩じ込みます。また砂利に衝突しました。ハンドルを左右に回して、砂利を突破します。砂利を突破してハンドルが高さ35cmまで下がりました。

えーい、おまけじゃ。
径50mmオーガを更に井戸底に捩じ込みます。また砂利に衝突しました。5cmおきに砂利と衝突します。何だかなー。
また、ハンドルを左右に回して、砂利を突破します。砂利を突破してハンドルが高さ30cmまで下がりました。深度35m5cmに到達です!!

更に10cm掘り下げ、径50mmオーガが
ハンドル高さ30cmまで下がりました、
深度35m突破です

径50mmオーガを引上げますが、固くて上がりません。梃子を掛けて「ギコギコ作戦」をやると、20cmほど上がった位置で噛んでしまいました。昨日と同じ現象です。
複合滑車で引き上げているロープを少し緩めて、フルパワーで左右にハンドルを回転させると、ゴリゴリした感触と共にハンドルが回り始めました。また、梃子で「ギコギコ作戦」を繰り返します。しかし、5cmも上がらず、またガッチリ噛んでしまいます。ダメだこりゃ。

状況から、梃子で引き上げることで、オーガ周囲と上部の砂利混じりの土砂が圧縮されて、オーガが噛むのではと考えました。そこで、オーガを左回転(後退)させ、少しずつ複合滑車で引上げる方法に変更しました。梃子を掛ける位置合わせが不要なため、この方法の方が効率が良いです。
オーガがガッチリ噛むこともないので、引き上げが楽です。

持ち手パイプから45cm短尺パイプを外しながら、オーガを引上げます。
そして、ハンドル高さが125cmで、やっとオーガが抜けました。引き抜いた高さはこれで140cmになりました。この高さまで、また掘りクズが溜まっているようです。

径50mmオーガを引き抜きますが、
途中で噛んでしまいました
径50mmオーガから45cm短尺パイプを外して、
ハンドル高さ125cmまで引き上げて、
やっと抜けました

梃子も複合滑車も力不足です。改善が必要です。
今日も径50mmオーガを引き抜くため、体力を完全に消耗しました。インパクトドライバーもバッテリー切れです。今日も早仕舞いです。

径50mmオーガが満身創痍です。色々補修しないと。

径50mmオーガは満身創痍です


感想と構想


やっと深度35mを突破しました。パチパチ!!

11/1に深度30mに到達してから、苦節4ヶ月間、117日間も経過してしまいました。井戸掘りダイジェストで稼働時間をカウントしていますが、計196時間を掛けて5mを掘り下げました。
5mを掘り下げるのに掛かった時間としては、ここまでの最長記録(最悪記録)です。

井戸掘りダイジェスト

2015年11月7日土曜日~2016年2月28日日曜日


深度30m~35m



深度31m辺りを過ぎてから、土層が変化して、粘土分が少なくなりました。このため、ポンプ式井戸掘り器では掘りクズの土砂が、浚えなくなりました。また、掘っても掘ってもヤマで井戸壁が崩落して、井戸穴が埋没してしまうようになりました。(泣)
井戸掘り道具を改良して、砂回収器:スクリュードライバー2号を導入して改善しましたが、井戸穴が深くなることで道具が重くなり、作業効率が上がりません。体力も限界です。

井戸を掘り下げる目標は、取りあえず深度36m、海抜0m地点です。後1m。
大きな石や砂利層に邪魔されなければ、2週間あれば掘り下げられるでしょう。
深度36mまで掘り下げたら、揚水試験です。湧水の状況で、今後の方針を決めます。湧水が充分ならケーシングパイプを入れるため、井戸穴の拡張に入ります。若しくはもう一声掘り下げて、深度40mを目指すか。

きっと、理由を付けて深度40mを目指すと思います。(笑)


アルバム


2016年2月28日

︿
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