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投稿日 2015年2月7日土曜日

チゼル用チャック、製作開始

本日の記録


今日は道具製作で、井戸掘りはお休みです。


資材の購入


・鉄パイプ STKMR 25×25、長さ20cm:1本(ネット注文)
・鉄パイプ STKMR 21×21、長さ3cm:1本(ネット注文)
・鉄パイプ SGP32A 径42.7mm、長さ20cm:1本(ネット注文)
・溶接機(ネット注文)

・W3/8ボルト 長短色々
・W3/8ナット
・W3/8スプリングワッシャー

・15A立管バンド
・ゴム板 1mm

朝一でホームセンターへ資材購入。
チゼルのすっぽ抜け防止に吊りバンドを購入予定でしたが、15Aは売切れでした。10Aはそもそも販売対象外。色々探して15A立管バンドで代用します。

よっちゃん、お勧めの打込みロケットも見てきました。でも、使えませんね。薄手の鉄板を巻いてあるだけで、溶接もされていません。柔らかい土砂や、締まってない砂利なら突き刺さるでしょうが、あの井戸底には力不足です。


作業の準備


注文していた角パイプ他が届きました。ボルト類の購入後、チゼル用チャックの製作開始です。(材料の写真を撮り忘れました。)

図面を印刷して、チゼルの実物と寸法を確認しましたが、なんかおかしい。寸法取りを間違えています。チゼルが届いた日に巻尺と一緒に写真を撮って、ここから寸法取りしましたが、微妙に実物とはずれています。単管ヘッドも30cmで切り出したはずが、5mmほど短い。ぐぬぬ。
図面の訂正に小一時間。チゼルの寸法→チャックの寸法→単管の寸法、と図面を展開したので、全て手直しです。午前中はここまでで終了。

午後から工具を出して、やっと製作開始。
一番難しいのは単管ヘッドの内側に入れる補強用のSGP管の加工です。掘削時は突き棒本体と単管ヘッドを繋ぐコネクタ用のSGP管に力を逃がします。このため、SGP管同士が密着する必要があります。当然、ヘッドの単管ともボルト穴を合わせる必要があります。ここで悩みましたが、SGP管同士を仮溶接してボルト穴を開けることにしました。

と言うことで、溶接機の登場です。今回がお初になります。取扱説明書を一通り読んで、溶接開始。溶接作業も数十年振りです。
昔を思い出して、イメージトレーニング(笑)はここ数日繰り返していました。

以前、全金属製井戸掘り器を検討していた際に衝動買いした溶接機です。12月に購入して一ヶ月半、寝かしていました。笑
溶棒、マスク、グローブがセットされ、これだけで溶接作業ができるのがキャッチフレーズです。
育良精機 アークファン IS-H40BF
育良精機(ikura)
https://www.amazon.co.jp

でも、溶接が上手くできません。溶棒で母材を突いてアークを確認すると、溶棒がくっついてしまいます。ところが、溶棒を傾けて斜め進行させるとアークが飛ばない。???
小一時間、悪戦苦闘して下手な溶接が完了しましたが、ヤスリ掛けしたら溶接が取れてしまいました。ぐぬぬ。

溶接は諦めです。SGP管も寸法を罫書いてボルト穴を加工しました。他のパイプも加工して仮組みすると、キチンと収まりました。溶接のアイデアは不要だったようです。

ボルトの穴あけ完了

段取りが悪くて、単管打込み用の座金と尾栓の加工は時間切れです。というか、尾栓があるの忘れてた。(笑)


感想と構想


溶接が上手く行かないのは凹みました。チャックのアイデアのポイントは、角パイプへのナットの溶接です。溶接ができないと、お話しになりません。
明日の日曜日は井戸掘りの予定でしたが、天気予報では雨だそうです。井戸掘りも道具製作もできません。溶接機の対策を考えましょう。


アルバム


2015年2月7日

投稿日 2015年2月5日木曜日

アースクラッシャー、早くも改造です

道具の検討


友人のよっちゃんと、またメールを交換しています。チゼルのスッポ抜けを考えて、脱落防止用のワイヤーを掛けたいのです。そのためには、リング等をチゼル本体に接続する必要があります。溶接は脆くてダメとのこと。そこで鋼材の圧着方法を聞いてみました。


よっちゃん 「建築的ですが…、 ビル建築などの時に使う太い鉄筋は圧接します。 専門の業者がいますがやり方は圧接する両方の鉄筋の口をサンダーで慣らし、ガスバーナー(酸素とアセチレンの溶接に使うやつ)で溶かして専用の圧接器(足でペダルを踏むと万力のように繋ぎ合わせる)で圧接します。 従って、一般の人がやるのは無理 。」(後略)

とのこと。溶接がダメ、圧着も無理ならどうすりゃ良いの?

よっちゃん 「こんなのどう? 単管の先に付ける打ち込みクランプ。 中スカスカだから何か詰めて使えば…!?」


と、紹介されたのがこれです。

別名、ロケット。ヤグラの縦パイプの打込みに使っていました。今は地中です。
管打ち兄弟 先端(弟)のみ
カワモリ産業
https://www.amazon.co.jp

強度がどれだけあるか判りませんが、試してみようかな? 先週作成した鎚型のヘッドを交換するだけです。


感想と構想


チゼルのチャックを設計中です。週末には間に合いそうです。鉄パイプ関連の材料も手配しました。但し、構造が複雑なので製作には時間が掛かりそうです。また土日が道具製作では、井戸掘りが進みません。よっちゃんアイデアのロケットにも興味があります。
土曜日はロケットの取付けを行い、チャック製造に着手。チャックが完成しなくても、日曜日は鎚型、竹槍型、ロケット型を駆使して井戸掘りを再開しましょう。チャック製造はゆっくりやります。

脱落防止のワイヤーはどうしましょ…。
チゼルのシャンクはH17です。六角形の外接円は径19.6mm。パイプサイズだと、15Aの外径21.7mmが近いですね。
15Aの吊りバンドでゴム板を挟んで、ボルトで締め付ければ良いかな。
10Aなら、外径17.3mmです。差2.3mmは許容範囲でしょうか? 悩みますね。

投稿日 2015年2月3日火曜日

チゼル用チャックの鉄パイプを注文しました

道具の検討


アースクラッシャーにチゼルを装着する方法が固まりました。単管パイプに納まる角パイプでチャックを作ります。
頭の中で色々考えてましたが、やはり、図面を書かないと実現化は難しいですね。寸法が決まらない。井戸掘り器のスイコの図面はCADソフトが無いので、MicrosoftのPowerPointで無理無理書きました。

2014年12月13日土曜日
ポンプ式井戸掘り器、製作一日目

良く考えてみると、MicrosoftのVisioで図面が引けるじゃないですか。ということで先週、10年ぶりにPCにVisioをインストールして設計開始しました。

ポイントは角パイプにボルトを溶接して、チゼルのシャンクを銜えます。但し、チャックはチゼルを保持するのみです。手作りのチャックでアースクラッシャーの衝撃に耐えられるとは思えません。衝撃は単管パイプ自体で受けるようにしましょう。単管パイプ自体も肉厚2.4mmで強度は心許ないですね。ここはSGP管で補強しましょう。
(簡単に書きましたが、構想が固まるまでに10数パターンの構造の図面を引きました。そもそも、Visioの使い方を忘れてました。笑)

詳細は週末までに詰めるとして、とりあえず材料を注文しました。チャック本体の角パイプ、角パイプに納まる尾栓用の角パイプ、そして補強用のSGP管です。注文先はドットジェイ(dot-J)さんです。

一般的に屋内で使用されるパイプ。
チャックの本体をこれで作ります。肉厚が薄いのですが、構造からこれで行くしかありません。200mmを1本購入です。失敗を考えて倍位の長さ分を注文した方が良かったかも…。
STKMR
ドットジェイ(dot-J)
上記パイプと同じ規格の寸法違い。
チャック本体の角パイプの末尾に納めて、チゼルのシャンクを抑える尾栓を作ります。パイプの辺長の21mm分にカットして欲しかったのですが、10mm単位なので、30mm分を注文しました。
STKMR
ドットジェイ(dot-J)
一般的にガス管と呼ばれているパイプ。
アースクラッシャーの本体とヘッドのコネクタに使っているものと同じです。これを50mmにカットしてもらいます。
SGP32A
ドットジェイ(dot-J)


感想と構想


図面を引くのは数十年ぶりです。それも引いていたのは回路図がメインです。当然ながら当時は手書きです。
製図のお作法もすっかり忘れてました。一点鎖線と二点鎖線ってどう使い分けるんだっけか?笑



投稿日 2015年2月2日月曜日

ドリルスタンドを導入しました

道具の検討


アースクラッシャー作成用に新規導入した機材をご紹介します。

今回のボルト関係は、ウィット規格のインチネジを使いました。
「機械」などの組立て精度を出すには、ミリネジを使うべきだったでしょう。しかし所詮「建築」レベルの精度が出れば良いのです。
とは言ってもアースクラッシャーの製作は、今迄の鉄関係の加工と比べてボルトの本数も多く難易度が高いです。パイプを足で押さえて、ハンドドリルで穴を開けるレベルでは無理です。ということで、ボール盤バイスとドリルスタンドを導入しました。

今回導入したドリルスタンドとバイスです(撮影:2015/2/1)

オーガの持ち手パイプを分離できるように、白管の長ニップルでコネクタを作る予定です。伸び伸びになっていますが、この加工用に購入しておいた機材です。今回、初登場です。


卓上万力です。小型なので単管パイプのサイズは銜えられませんが、Vブロックの替りになりました。
SUN UP ボール盤バイス 75mm
SUN UP
https://www.amazon.co.jp
価格が価格なので、玩具ですね。ドリルを上下させる機構も精度が低く、動きも渋いです。556を差して何とか稼動させました。
2,980円
垂直型 ドリルスタンド アルミ製 日立 マキタ 東芝 リョービ ボッシュ スピンドルカラー径43mm
Ocean
https://www.amazon.co.jp


玩具のような道具でしたが、素手で加工するよりは10倍(?)の精度が出ます。やはり、道具は道具です。



投稿日 2015年2月1日日曜日

アースクラッシャー!!、完成しました

本日の記録


今日も道具製作で、井戸掘りはお休みです。


資材の購入


・ドリルスタンド(ネット注文)
・ボール盤バイス(ネット注文)

・W3/8ボルト 長短色々
・W3/8ナット
・W3/8スプリングワッシャー
・40mm丸座金
・鉄工用ドリル 10.0mm

朝一でホームセンターにボルトを購入に行きました。W3/8ボルトは呼び径9.5mmです。午後に、単管パイプにボルト穴を開けようと思ったら、手持ちのドリルは8.5mmまでしかありません。泣
また、ドリル1本のために、ホームセンターを往復しました。時間の無駄です。


作業の準備


午前はボルトの購入後、鉛ペレットのバリ取りです。鉄パイプに表面張力で盛り上がるまで鉛を充填してしまいました。掘削時に鉛の出っ張りが削り落ちる可能性があるので、このままでは不味いです。金槌で鉛を叩いて押し込み、ヤスリで削り落とすのに時間が掛かってしまいました。鉛を叩きすぎてパイプが拡がるというアクシデントもあり、午前中いっぱいが潰れました。
この後、鉛ペレットの上下を、ガムテープて保護しました。最下部のペレットのみ、径40mmのワッシャーを鉄パイプ内に収めて、衝撃から保護するようにしています。作成した鉛ペレットは単管パイプに気持ち良いくらい、ピッタリ収まりました。鉛ペレット一個の重さは約1.5kgです。
ヤスリ掛けした鉛の切り粉は余った鉛と一緒に溶解し直してインゴットにしました。鉛汚染防止です。

鉛ペレットのバリ取りに苦労しました

午後から本体製作です。
最初は突き棒3号として、アースクラッシャー!!を新規に作る予定でした。先端を交換式にするアイデアが出たことと、突き棒1号の刃先が潰れてメンテナンスが必要になったことから、突き棒1号を改造することにしました。
潰れてしまった突き棒1号の単管の先端を15cm分カットして本体とします。単管の長さは135cmになります。突き棒3号として確保していた150cmの単管から、30cm分を3本切り出しました。それぞれ、竹槍型、槌型とチゼル型になります。昨日切り出した鉄パイプの下3本がこれですね。
各ヘッドと本体の単管とは、32AのSGP管をコネクタとしてボルト締めします。

各ヘッド、単管本体、コネクタのSGP管に径10mmのボルト穴を開けます。ずれたらボルトは通りません。精度を出すのがまた苦労です。でもやりきりました。アースクラッシャー!!完成です。
溶接は衝撃に弱いとのことですので、ヘッドの溶接は取り止め。ヘッドと単管にボルトを貫通させて、ナットで締付けました。

鉄パイプの切断が完了しました(撮影:2015/1/31)
アースクラッシャー完成しました

アースクラッシャー!!に収めた鉛ペレットの数は大人の都合で11個です。総重量は約22キログラム。完成したアースクラッシャー!!のパワーを確認しましょう。
花崗岩の敷石の上に長径5cmほどの花崗岩の丸石を置きます。アースクラッシャー!!を30cmの高さから自由落下させると、小石は一度で砕けました。

長径5cm程の花崗岩の小石です
アースクラッシャーで砕けました

槌型のヘッドの次に、本来の突き棒1号の竹槍型のヘッドにもボルト穴を開けて、接続できるように加工しました。

竹槍型ヘッドも完成しました


感想と構想


花崗岩は御影石とも呼ばれ、石材の中でも硬い石質です。圧縮強度はコンクリートの10倍、剪断強度はコンクリートの4倍です。アースクラッシャーは、これを一瞬で砕きました。井戸底の粉砕に強力な武器となるでしょう。

◆天然石の性質と優位点|石材のことなら三国産業株式会社
http://www.mikunisangyo.co.jp/stone3.html


今週は井戸掘りができませんでしたが、来週が楽しみです。でも、その前にチゼルのチャックを作らないと…。


アルバム


2015年2月1日

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