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投稿日 2016年7月16日土曜日

砂利層、畏るべし

本日の記録


作業時間 9:00〜19:00
掘削記録 13cm(深度3,923cm) 
開始水位 588cm(水深3,322cm)

本日はお昼頃に一瞬晴れましたがほぼ一日曇りでした。気温は余り上がらなかったのですが、昨日の豪雨の影響で湿度が高く、ムシムシして辛い。

前回(7/10)の作業終盤で砂利層に突入しましたが、今日も砂利と戦う一日でした。中々掘り進められません。


道具と材料


・オーガ本体+延長パイプ×21=3,870cm
・突き棒2号+塩ビHIVP25×200×17=3,570cm ←最近、使ってません
・砂回収器3号:ブルネンファウスト(BF)


掘削の状況


砂回収器3号:ブルネンファウスト(BF)を投入します。
BFを井戸底に降ろすと、20本目の180c​m定尺パイプに90cm短尺パイプと45cm短尺パイプを挿げ足して​、パイプ頭は高さ156cmです。
持ち手パイプを上げ下げしたら、パイプ頭が高さ144cmまで下がりました。

砂収納状況:12cm残り:168cm

前回(7/10)、ハンドル高さ60cmまで掘り下げたので、高さ146cm分の土砂が溜まっていました。土砂、溜まり過ぎ。
これではハンドルを繋げても、高過ぎます。

砂回収器3号:ブルネンファウストを
投入します

BFが着底しました、
20本目の180cm定尺パイプに
90cm短尺パイプと
45cm短尺パイプを挿げ足して​、
パイプ頭は高さ156cmです

持ち手パイプを上げ下げしたら、
パイプ頭が高さ144cmまで下がりました

45cm短尺パイプを取り外して、ハンドルを繋げました。ハンドル高さは150cmです。

45cm短尺パイプを取り外して、
ハンドル高さは150cmです

BFを井戸底に押し込みます。土層の締りは中位です。砂利は感じません。
BFが下がって行きます。

BFがハンドル高さ60cmまで下がりました。ハンドルが低くなりました。持ち手パイプを延長します。ここまでの所要時間は5分間です。

砂収納状況:102cm(+90cm)残り:78cm

BFがハンドル高さ60cmまで下がりました

BFに45cm短尺パイプに挿げ足しました。ハンドル高さは110cmです。

BFに45cm短尺パイプに挿げ足しました、
ハンドル高さは110cmです

BFを更に井戸底に押し込みます。土層の締りが強くなりました。そして、ハンドル高さ65cmで砂利に当たりました。最深部まで残り5cmですが、砂利がまとまって沈下しているようです。掬い上げ作戦で、BFを押し込みます。

そして、BFがハンドル高さ60cmまで下がりました。掘り下げ済の最深部、深度39.1mに到達です。ここまでの所要時間は15分です。

砂収納状況:152cm(+50cm)残り:28cm

BFがハンドル高さ60cmまで下がりました

深度39.1m、ここから新たな掘り下げです。ハンドル高さ60cmでいきなり、石に当たりました。先週、ここまで掘り下げた時は砂利層でした。それの続きのようです。
石が固くて突破できません。押してダメなら引いてみな、ってことでハンドルを逆回転させると、ハンドルが高さ58cmまで下がって石を突破できたようです。

更にBFを井戸底に押し込みます。石は突破できましたが、ハンドル高さ55cmになると、BFが下がらなくなりました。爪部に砂が詰まったのでしょうか?
ハンドルを全力で持ち上げ、BFを井戸底に向けてエイヤッと押し込みます。ピストンのように、爪部に詰まった土砂を内部に押し込む作戦です。もう一度、エイヤッと!!

BFを持ち上げて押し込んだことで、先端の動きが良くなりました。ハンドルを回してみると、どうやら、大きな石があるようです。井戸底で突っ掛かかるようになりました。今度は浚い上げ作戦です。爪部で石を引っ掛かけて、石を引き剥がします。

石が突破できません。掬い上げ作戦を30分以上続けていますが、取り込めません。余程大きな石なのか?
石に爪を引っ掛けて、エイヤッと引き上げます。ハンドルが徐々に回転しているので、石は動いているはずです。でもハンドルを回転させると突っ掛かります。ダメです。

ハンドル高さは52cmまで下がりました。押してダメなら引いてみな。ここでハンドルを逆回転させます。何だか1回転したようです。行けたか? もう一度回転させると、また突っ掛かりました。引いてもダメです。

もう、1時間以上経過しました。暑さと湿気で、体力の消耗が激しい。
右回転(進行)に戻して、掬い上げ作戦を続行です。今度は、石に爪が突っ掛かった時点で、ハンドルを小刻みに上げ下げして、爪を石の下に潜り込ませます。これで土砂に埋もれた石が浮くはず。このタイミングでハンドルをフルパワーで回します。ズルリとハンドルが1回転しました。更にハンドルを回転させます。抵抗がなくなりました。石を取り込めたようです。ハンドル高さは50cmまで下がりました。


いやー、強敵でした。余程大きな石だったのか? 引き上げて現物を拝むのが楽しみです。石はBFの内部に取り込めましたが、逆止弁の中まで押し込まないと、こぼれ落ちてしまいます。コネクタの長さ4cm、逆止弁の直径約6cm、合わせて10cm以上は押し込まないといけません。

BFを更に井戸底に押し込みます。ところがハンドル高さ49cmでまた突っ掛かりました。石です。砂利層だから仕方ないのですが、めげそうです。(泣)
掬い上げ作戦で石を引き剥がします。今回は小物でした。BFがハンドル高さ47cmまで下がって、突破しました。

更にBFを井戸底に押し込みますが、また下がらなくなりました。爪部に土砂が詰まったようです。掘削面に給水して、ピストン作戦で詰まった土砂を内部に押し込みましょう。ハンドルを引き上げると、固くて動きません。ん? おかしいなー…。

複合滑車(ダフルタイフーン)で引き上げますが、上がりません。噛んでいます。ぐぬぬ!!
新たに井戸底を掘り下げたのは僅か13cmです。先ほど取り込んだ石も確保できていません。ここで引き上げたら、たぶん石はこぼれ落ちます。でも、計算したらBFはお腹一杯のようです。仕方ない、引き上げましょう。ここまでの所要時間は4時間です。疲れ果てましたわ。

砂収納状況:178cm(+13cm×2)残り:2cm

井戸底で噛んだBFは、複合滑車(ダブルタイフーン)で高さ124cmまで引き上げて、引き抜くことができました。これなら軽症です。

BFで新たに掘り下げ、
ハンドル高さ47cmまで下がりました、
井戸底で噛んでいて引き上げられません

BFを複合滑車(ダブルタイフーン)で
高さ124cmまで引き上げて、
引き抜くことができました

BFを引き上げました。BFの中身は土砂が溢れていました。
BFの逆止弁は砂で詰まっていました。取り込んだ石が見えます。
土砂が詰まったために、たまたまですが石を確保できました。逆止弁が正常に作動したら、こぼれ落ちたはずです。

BFを引き上げました、
BFの中身は土砂が溢れていました

BFの逆止弁は砂で詰まっていました、
取り込んだ石が見えます

BFから土砂を排出しました

BFで浚い揚げた土砂を笊で篩い分けました。丸っこい石が手を焼いた犯人です。
石のサイズは5.5×3.5×2.5cmでした。大して大きくありません。しかし、丸みがあるため、BFの爪が引っ掛らなかったようです。鋼管が擦れた銀色の筋が見えます。

BFで浚い揚げた土砂です、
丸っこい石が手を焼いた犯人です

石のサイズは5.5×3.5×2.5cmでした



2回目、BFを再度降ろして、新たに井戸底を掘り下げます。
BFを井戸底に降ろすと、21本目の180c​m定尺パイプを挿げて​、パイプ頭は高さ161cmです。
BFの持ち手パイプを上げ下げしても下がりません。ウインチで引き上げてフリーホールで打ち込むと、パイプ頭が高さ137cmまで下がりました。

砂収納状況:24cm残り:156cm

この打ち込みが大失敗でした。本日のノルマ45cm分を掘り下げるのには、21本目の180cm定尺パイプへの挿げ替えが必要です。95cm短尺パイプと45cm短尺パイプで掘りクズを浚ってから、180cm定尺パイプに挿げ替えると、井戸壁からの土砂で井戸底が埋まってしまいます。そのロスを気にして、最初から180cm定尺パイプを挿げましたが、無理だったんです。

BFを再度降ろして、
新たに井戸底を掘り下げます

BFが着底しました、
21本目の180c​m定尺パイプを挿げて​、
パイプ頭は高さ161cmです

BFの持ち手パイプを上げ下げしても
下がりません、
ウインチで引き上げてフリーホールで
打ち込むと、
パイプ頭が高さ137cmまで下がりました

ハンドルを繋ぎました。21本目の180cm定尺パイプを挿げて、ハンドル高さは188cmです。

ハンドルを繋ぎました、
21本目の180定尺パイプを挿げて、
ハンドル高さは188cmです

BFを井戸底に押し込みます。土層は締まっています。BFを打ち込んだため、土層を突き固めてしまったようです。失敗しました。
チョイ上げ作戦でBFが下がって行きますが、ハンドル高さ176cmで石に衝突しました。掬い上げ作戦で突破します。石の下にBFの爪を差し込み、ハンドルをエイヤッと引上げます。しかし、ハンドルが高くて、腕力では引上げられません。肩で押し上げますが、肩が痛い。
井戸底の石は動いているようですが、石を突破できません。ぐぬぬ!!

しかし、掬い上げ作戦しか持ち駒はないのです。石に爪が突っ掛かった時点で、ハンドルを小刻みに上げ下げして、爪を石の下に潜り込ませます。肩でハンドルをエイヤッと押し上げます。ダメです。

BFがハンドル高さ153cmまで下がりましたが、石を突破できません。ハンドルは胸の位置まで下りましたが、体力が消耗してこれ以上ハンドルの引き上げは無理です。ここまでの所要時間は1時間40分です。

砂収納状況:59cm(+35cm)残り:121cm

ここで、180cm定尺パイプは無理と諦めました。持ち手パイプを短くします。

BFがハンドル高さ153cmまで
下がりましたが
石を突破できません、
これ以上は無理です

 BFをいったん引き上げ、180cm定尺パイプを取り外して、90cm短尺パイプと45cm短尺パイプに挿げ替えました。ハンドル高さは126cmです。本来はハンドル高さ108cmのはずですが、パイプの交換中に、井戸壁が崩れて20cmほど浅くなりました。

BFから180cm定尺パイプを取り外して、
90cm短尺パイプと45cm短尺パイプに
挿げ替えました、
ハンドル高さは126cmです

BFを井戸底に押し込みます。やはり土層は締まっていますが、ハンドルが低い分、操作性は上がりました。掬い上げ作戦を続行して、ハンドル高さ92cmで石を突破しました。

更にBFを井戸底に押し込みます。
そして、BFがハンドル高さ60cmまで下がりました。今朝、掘り下げ始めた深度39.1m地点です。ここまでの所要時間は1時間20分です。

砂収納状況:125cm(+66cm)残り:55cm

ここから、本日掘り下げた13cm分の土砂が溜まっています。しかし砂利がまとまって沈下しているようです。BFが弾かれます。もう無理。(泣) 引上げます。

BFがハンドル高さ60cmまで下がりました

BFを引き上げました。BFの中身は3cmほど下です。
計算ではまだ50cm以上余裕があるはずです。たぶん、掬い上げ作戦を連続した際に、井戸壁から崩れた土砂を、どんどん取り込んでいたのでしょう。ハンドル高さ60cmで諦めたのは正解でした。残り高さ13cm分の土砂を取り込んだら、土砂排出孔から溢れた土砂でBFが噛んで、大事故になるところでした。

BFを引き上げました、
BFの中身は3cmほど下です

BFから土砂を排出しました

今日も井戸底を新たに45cm分、掘り下げる予定でしたが、甘かった。本日はここまで。
最後に浚い揚げた土砂は、明日始末します。疲れました。


感想と構想


失敗しました。前半に石に邪魔されたことは仕方がありませんが、後半はミスです。
もう少しで深度40mだというニンジンと、暑さと、前半の疲労で判断を誤りました。

  • 持ち手パイプを挿げ替える際の土砂の崩れを恐れて、無理やり180cm定尺パイプに挿げ替えたこと。
  • ハンドルが高いためBFを打ち込み、土砂を突き固めてしまったこと。
  • 180cm定尺パイプを挿げたままで掘り続けて、時間をロスしたこと。

ミス3連発です。

砂利層を砂層と同じように掘り進められると考えたのは、自分の驕りです。深度39mも深い地下の様子は何も判らないのです。舐めたらアカン!!




BFの爪部を繋ぐM4の皿ネジが1本、脱落していました。皿ネジとナットは行方不明です。
各ネジを点検すると、全体的に緩んでいました。全てのネジを締め付け直しました。

BFの爪部を繋ぐM4の皿ネジが1本脱落していました


アルバム


2016年7月16日
投稿日 2016年7月15日金曜日

爪部の改造計画

道具の検討


鑿井方法を変更しました。
砂回収器の逆止弁を鉄製に交換して、井戸底を直接掘り下げ&土砂を浚い揚げる方式に改善しました。今までは、(1)径50mmオーガで下穴を掘削→(2)径75mmオーガで井戸径を拡張→(3)砂回収器で土砂を浚い揚げ、の3ステップでした。改善により、作業が1ステップになりました。井戸掘り道具の上げ下げの回数が減ったことも大きいです。所要時間を比較してみましょう。

改善前
5/15に深度37.2mから45cmを掘り下げて、5/28に土砂を浚いきるまでの実績です。5/15は以前の方法で最後に掘り下げた日です。


5/15 径50mmオーガの下穴開掘削45cm 所要時間:3時間
5/15 径50mmオーガが井戸底で噛んでレスキュー 所要時間:30分
5/15 下穴掘削とレスキューで崩れた土砂浚いで、砂回収器2号を2回投入 所要時間:2時間20分
5/22 下穴掘削とレスキューで崩れた土砂浚いで、砂回収器2号を2回投入 所要時間:1時間30分
5/22 径75mmオーガの井戸穴拡張45cmの内15cmで断念 所要時間:1時間20分
5/22 径50mmオーガが井戸底で噛んでレスキュー 所要時間:1時間
5/22 15cm分の拡張した土砂とレスキューで崩れた土砂浚いで、砂回収器2号を4回投入 所要時間:4時間
5/28 30cm分の井戸径の拡張とレスキューで崩れた土砂浚いで、砂回収器2号を3回投入 所要時間:6時間30分

所要時間合計:19時間10分、作業日数:3日間


高さ45cm分を掘り下げるのに、19時間以上も掛けていました。諦めないのは偉いけど、アホですな、このブログ主は。(笑)


改善後
7/3に深度38.2mから45cmを掘り下げた実績です。7/3は鑿井方法を変更した初日です。


7/3 砂回収器3号で溜まった土砂85cmを取り込み、高さ45cm分を新たに掘り下げ 所要時間:5時間50分

所要時間合計:5時間50分、作業日数:1日間


うーん、エクセレント!!
作業日数で、3日間が1日に短縮されました。3倍の効率アップです。




でもね…。
砂回収器3号で掘り下げるのが重労働なんです。中々鑿井が進まない。息が上がるまでハンドルを回しても、高さ1~2cmずつしか下らないのです。これなんとかしたい!!

理由は判っています。井戸底の土層が締っていることもありますが、多分、問題は砂回収器の爪の形状です。
爪は長短2個を付けていますが、強度を意識して先端が平らになっています。これでは井戸底に刺さりません。現状は、爪を回転させることで、井戸底の表面を削り取りながら掘り進めているのです。道具一式は重さ30kgオーバですし、ハンドルを回すときは井戸底に押し付けています。なのでこれでも何とか掘り進められていますが、進捗が悪いのだと思います。

爪の先端は平らになっています
(撮影:2016/6/12)




砂回収器の爪部の展開図を再掲します。

2016年6月5日日曜日


砂回収器改、設計完了


現在使用している、分離型に改造した爪の展開図です。爪の先端は平らで、鋭さはありません。幅は2/16φ、3cm弱です。ここが抵抗になり、井戸底に刺し込めないのです。これを見直すべきです。

砂回収器2号改の爪、交換式です
(掲載:2016/6/5)




長短2枚の爪は、ハイドロミッションズ社(米国)のオーガを参考にしました。最初の想定では、長爪が砂を削り取り、短爪が砂を内部に掻き込む想定でした。しかし、今となっては、短爪は邪魔な気がしてきました。解された土砂は回転しなくても、砂回収器の重さだけで取り込みが可能です。
短爪は爪部が井戸底に突き刺さる邪魔でしかないと思います。短爪は取り外しましょう。

2015年11月11日水曜日


砂回収器の検討、2日目





缶切りのような刃型は、バーコのホールソーを見習いました。用途を考えずに真似をしたのですが、役に立っています。この部分で井戸底の砂利をキャッチして、砂回収器を引上げることで、砂利を引き剥がすことができます。爪部を改造するとしても、この機能は残します。

2016年1月27日水曜日


ホールソーで良いんじゃない



感想と構想


取り合えず、今の爪部から短爪を切り落として、長爪を削り直そうと思いましたが、待て待て。改造が成功するか判りません。鑿井は残り90cmで深度40mに到達です。ここまでは今のまま掘り進めることにします。
爪を改造して井戸底にぐっさり刺さり過ぎても、土層が抵抗になってハンドルが回し辛いはず。それに強度も心配です。先ずは慎重に設計してみましょう。


投稿日 2016年7月11日月曜日

Bloggerの動きがおかしい

業務外


ブログサービス(Blogger)の動きが変です。
Picasaから貼り付けた写真や、画像の一部が左寄せになっています。本来の位置はセンタリングです。
自動で設定されるジャンプアイコンもおかしい。一部が千切れて、上下に泣き別れしています。


表示位置を指定せずに貼り付けた画像は前後で改行されています。


この記事に貼り付けた画像も左寄せになっています。
先週末に導入した、リンクに自動的にアイコンを入れるスタイルシートの副作用かと思いましたが、元に戻しても同じです。
PCのIEもスマホのChromeも同じなので、ブラウザの問題でもありません。

調べて判ったことは、画像に説明を追加したものは、tableタグが設定され、センタリングされています。ただし、見掛けだけです。説明のテキストが長い画像はtable内で左寄せになります。

自分でcenterタグでセンタリングした画像は影響ありません。
これらのことから、Bloggerのテンプレートのスタイルシートが誤っているようです。各画像に記述されている、style="text-align: center;"を打ち消すようなスタイルシートが設定されているのだと思います。

表示位置を指定していない画像の前後が改行されるのは…。良く判らん。(笑)


感想と構想


下手に対応すると、痛い目に合いそうなので、Bloggerが復旧するのを待つことにします。

【後記:2016/7/12】
翌日、14時過ぎに確認したら、全て復旧していました。


投稿日 2016年7月10日日曜日

祝、深度39メートル突破

本日の記録


作業時間 10:00〜17:00
掘削記録 45cm(深度3,910cm) 
開始水位 579cm(水深3,286cm)

本日は晴れ、真夏日の予感でしたが午後からは高曇りで助かりました。
それでも、昨日の大雨の影響で、湿度が高くて肉体労働は辛い。
朝一で選挙、その後に砂回収器3号の吊り上げ用治具を製作してから、井戸掘りに出動です。

今日は井戸壁から崩落した土砂が多く、砂回収器3号を2回投入しました。新たな掘削は高さ45cmでした。


道具と材料


・オーガ本体+延長パイプ×21=3,870cm
・突き棒2号+塩ビHIVP25×200×17=3,570cm ←最近、使ってません
・砂回収器3号:ブルネンファウスト(BF)


掘削の状況


砂回収器3号:ブルネンファウスト(BF)を投入します。
BFを井戸底に降ろすと、20本目の180c​m定尺パイプに90cm短尺パイプを挿げ足して​、パイプ頭は157cmです。前回は高さ50cmのハンドルを付けて、ハンドル高さ50cmまで掘り下げています。つまり、157cm分が丸々、井戸壁から崩れた土砂です。
ここで、持ち手パイプを上げ下げしたら、パイプ頭が高さ118cmまで下がりました。90cm短尺パイプを取り外して、45cm短尺パイプに挿げ替えて、ハンドル高さは103cmです。

砂収納状況:39cm残り:141cm

砂回収器3号:ブルネンファウストを投入します
BFが着底しました、
20本目の180c​m定尺パイプに
90cm短尺パイプを挿げ足して​、
パイプ頭は157cmです
持ち手パイプを上げ下げしたら、
パイプ頭が118cmまで下がりました、
90cm短尺パイプを取り外して、
45cm短尺パイプに挿げ替えて、
ハンドル高さは103cmです

BFを井戸底に押し込みます。
ハンドルを回すと、いきなり砂利が当たります。締りは中位ですが、10数回ハンドルを回したら、ハンドル高さ15cmまで一気に下がりました。粘土か細砂が緩く沈澱していたようです。

砂収納状況:127cm(+88cm)残り:53cm

ハンドルを回したら砂利が当たります、
締りは中位ですが、
10数回ハンドルを回したら、
ハンドル高さ15cmまで一気に下がりました

BFをいったん引き上げ、45cm短尺パイプを取り外して、90cm短尺パイプに挿げ替えました。ハンドル高さは95cmです。
ハンドル高さ15cmに45cm短尺パイプを挿げたので、ハンドル高さは60cmのはずです。差分の高さ35cmの土砂はパイプ連結中に、井戸壁から崩れた土砂です。

BFをいったん引き上げ、
45cm短尺パイプを取り外して、
90cm短尺パイプに挿げ替えました、
ハンドル高さは95cmです

BFを井戸底に押し込みます。直ぐに石に衝突しました。手応えでは大きめの石です。井戸壁から落ちた石ですね。BFを引き上げた範囲に砂利層は無いはずですが、変です。
掬い上げ作戦でも中々突破できません。BFがハンドル高さ75cmまで下がるまで格闘して、やっと石を突破できました。

そして、BFがハンドル高さ60cmまで下がりました。掘削済みの最深部、深度38.65mです。ここまで、所要時間は10分です。

砂収納状況:162cm(+35cm)残り:18cm

BFは残り18cmで満杯です。
BFを上げ下げして、浚い残しの土砂を始末するか、それとも新たに掘り下げるか判断に悩みます。

えいっ、前進あるのみ。掘り下げましょう。

BFがハンドル高さ60cmまで下がりました、
掘削済みの最深部、深度38.65mです

BFを井戸底に捩じ込みます。粘土層で締りは中位です。
BFは中々下がりません。ワンストローク3分間で、下るのは高さ1〜2cmです。5分休憩して息を整え再開です。
そして、ハンドル高さ54cmで豆砂利を含む土層に到達しました。豆砂利に当たる度に、ハンドルを引き上げてて、豆砂利を引き剥がします。
そして、ハンドル高さ52cmでまた粘土層に戻りました。土層が目紛しく変化します。

BFがハンドル高さ50cmまで下がりました。高さ10cmを新たに掘り下げ、深度38.75m位置に到達です。ここまで、所要時間は50分ほどです。

砂収納状況:182cm(+10cm×2)残り:-2cm
※新たな土層を掘り下げると土砂が解れて体積が増すため、
砂の収納状況は2倍に見込んでいます。

BFは満杯です。と言うか溢れてるわ。(笑)

BFで新たに井戸底を掘り下げました、
ハンドル高さ50cmまで下がりました

BFを引き上げたら、ハンドル高さ84cmで噛んでしまいました。容量オーバーです。ショック!!
でも、複合滑車(ダフルタイフーン)を掛けてロープを煽るように上下したら、直ぐにズルリと引き抜けました。軽症で助かりました。

BFを引き上げたら、
ハンドル高さ84cmで噛んでしまいました

BFを引き上げました。BFの中身は7cmほど下です。
これぐらい余裕があった方が良いです。噛んだのは、上部の井戸壁から小石が転がり落ちて、隙間に入り込んだようです。

BFを引き上げました、
BFの中身は7cmほど下です、
これぐらい余裕があった方が良いです

BFを逆様にして、吊バンドの治具を装着して引き上げました。
午前中に製作した治具です。引き上げロープにはスリングを編み込んでいます。良い感じです。

BFを逆様にして治具を装着して
引き上げました
午前中に製作した治具です、
引き上げロープにはスリングを編み込んでいます

ヤグラに登ってBFの先端を確認しました。逆止弁はしっかり動作してます。コネクタの内側は地下水に洗われて、キレイです。

ヤグラに登ってBFの先端を確認しました、
逆止弁はしっかり動作してます

BFから土砂を排出しました。砂排出孔の土砂を掻き出すと、自重で全て流れ出ました。

この作業ですが、引き上げ用ロープが泥で汚れるのが気に入らない。BFを逆様に引き上げる際に、ナスカンを外せば良いのですが、ロープの付け外しをすると、作業ミスを誘引して事故を起こすのが怖い。何か上手い手段は無いものか…。

BFから土砂を排出しました

BFで浚い揚げた土砂を、笊で篩分けました。砂利もそこそこ揚がりました。
砂利は中位の石が、まとまって揚がりました。大きめの石だと思っていましたが、複数の石が同じ位置に沈下していたようです。

BFの1回の投入で浚い揚げた土砂です、
砂利もそこそこ揚がりました
砂利は中位の石がまとまって揚がりました




2回目、BFを再度降ろして、新たに井戸底を掘り下げます。
20本目の180cm定尺パイプに90cm短尺パイプを挿げていますが、持ち手パイプが100cm以上残っていました。高過ぎます。試しに揺さぶったら、残り15cmまで一気に下がりました。

砂収納状況:100cm残り:80cm

BFの容量が、取り込んだ土砂で半分以下になってしまいました。ぐぬぬ。

BFを再度降ろして、
新たに井戸底を掘り下げます
持ち手パイプが100cm以上残っていましたが、
揺さぶったら一気に下がりました

持ち手パイプが低く過ぎます。20本目の180cm定尺パイプと90cm短尺パイプに、45cm短尺パイプを挿げ足しました。ハンドル高さは105cmです。

BFが着底しました、
20本目の180定尺パイプに90cm短尺パイプと
45cm短尺パイプを挿げ足して、
ハンドル高さは105cmです

BFを井戸底に押し込みます。土層の締りは中位ですが、いきなり石に当たりました。掬い上げ作戦を敢行します。
BFがハンドル高さ95cmまで下がり、石は突破できました。ここまで、所要時間は15分です。
そして、ここから新たな掘り下げです。

砂収納状況:110cm(+10cm)残り:70cm

BFがハンドル高さ95cmまで下がりました、
ここから新たな掘り下げです

BFで新たな土層を掘り下げています。土質は粘土層で、締りは中位です。
土層が粘り、中々ハンドルは下がりません。何とかハンドル高さが85cmまで下がりました。ここで試しに掘削部に水を流し込むと、締りが緩くなり掘り易くなった気がします。頑張れ俺!!

相変わらず、ワンストローク3分間で、下るのは高さ1〜2cmです。5分休憩して息を整え再開です。
だんだん、掘り下げるスピードが落ちてきました。体力の消耗もありますが、土層も変化しているようです。そして、ハンドル高さ67cmで、全く下がらなくなりました。
爪部が砂で詰まったのでしようか?BFを引き上げたタイミングで、井戸底にえいやっと押し下げ、詰まった砂を押し込んでみました。数回繰り返すと改善したようです。

BFのハンドルが高さ64cmまで下ると、今度は砂利に当たりました。1つ2つではない、砂利層に突入したようです。
掬い上げ作戦で砂利を1つ1つ突破しますが、体力が…。ゼイゼイ言いながら、ハンドルを回します。
砂利を引き剥がしたことで、井戸底はボコボコになっています。ハンドルを逆回転させて、井戸底を均して再度掘り進めます。

そして、BFがハンドル高さ60cmまで下がりました。深度39.1mです。ここまで、所要時間は2時間40分です。

砂収納状況:180cm(+35cm×2)
残り:0cm

BFはまた満杯のはずです。やり過ぎました。ここで、引き上げます。

BFがハンドル高さ60cmまで下がりました

BFを引き上げたら、ハンドル高さ80cmでやはり噛んでしまいました。判っていたのに、またやってしまいました。

複合滑車でロープを煽るように上下したら、ハンドル高さ111cmで引き抜くことができました。これ位なら軽症です。

BFを引き上げたら、
ハンドル高さ80cmで噛んでしまいました
複合滑車でBFを引き上げ、
ハンドル高さ111cmで引き抜くことができました

BFを引き上げました。BFの中身は5cmほど下です。

BFを引き上げました、
BFの中身は5cmほど下です

ヤグラに登ってBFの先端を確認しました。今回も逆止弁はしっかり動作してます。でも、コネクタの内部が粘土で汚れています。これが何を示すのか? んー、判りません。(笑)

ヤグラに登ってBFの先端を確認しました、
今回も逆止弁はしっかり動作してます

BFから土砂を排出しました。砂排出孔の土砂を掻き出すと、自重で全て流れ出ました。

BFから土砂を排出しました

BFで浚い揚げた土砂を、笊で篩い分けしました。豆砂利が少ししか揚がりません。最下部の砂利層の砂利は取りこぼしたようです。

BFので浚い揚げた土砂です、
豆砂利が少ししか揚がりません

深度39mを突破しました。
まだ17時過ぎで時間は早いですが、体力の限界です。今日はここまで!!


感想と構想


逆止弁を鉄製に換装した砂回収器2号に続き、全長を2倍に延長したBFで、確実に掘り下げられるようになりました。
6/25に深度38mに到達して、早くも深度39mを突破です。BFを2日間稼働させて、合わせて高さ90cm分を掘り下げています。来週には深度40mに到達できそうです。

もう少し、BFの掘り下げがスピードアップできれば、深度50mも数ヶ月で到達できそうです。やるしかないか。(笑)
それには、スピードアップのために、BFの爪部の形状の見直しが必要です。アイデアはあります。




帰宅して、燃料補給していると、よっちゃんがオミヤを持って来てくれました。


儂 「来るの遅いよー!!」

よっちゃん 「早く来ると、働かせるでしょ?」

儂 「当たり前やん。」(マジ顔)



アルバム


2016年7月10日
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blog.isMobileRequest=true, blog.local=ja がんばれ日本!!