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投稿日 2018年7月21日土曜日

道具箱を整理する気力が出ません

本日の記録


作業時間 14:00〜16:30
掘削記録 本日はお休みです。
開始水位 590cm。先週から10cm下がりました。

今日は朝から井戸掘り予定でしたが、家人から指令が…。庭の草刈りです。小さな庭ですが、種を蒔いた洋芝が単なる雑草になっています。
はいはい、一応芝刈りをして、雑草を片付けている内にタイムアップ。午後の所用のため、井戸掘りは中止です。

午後の所用を早めに片付けて、現場突入は14時過ぎでした。畑の草刈りを続け16時半に撤収です。井戸掘りできてないす。明日は1週間遅れの墓参です。


作業の準備


14時過ぎに現場に入りました。気温は朝から30度超えです。今日は朝9時には町の広報のスピーカーから高温警報の発令がありました。現場に入りましたが、今日は時間的にも井戸掘りは無理です。次回に向けて整備をしましょう。

先ずは道具箱の整理です。やたら重い野菜ケースの道具(ガラクタ)を整理したい。ベランダストッカーも上手く使えば効率的なのですが…。
野菜ケースの中身を拡げたら、何だか気持ちが悪くなりました。笑
これは今日は手を付けるべきじゃない。てか、何時も手を付けないから、こんなに煩雑なのですが。
ヤメヤメ。次に行ってみよー。

やたら重い野菜ケースの道具(ガラクタ)を整理したいのですが…

旧型に換装した砂回収器の爪が曲がっています。次の井戸掘りに向けて修繕します。明日は墓参なので来週ですな。
爪をトーチで赤らめ、パイプレンチで引き伸ばしました。もう一度、トーチで炙ります。赤らめた所で天水をぶっ掛けて焼き入れです。材料が砂で磨がれて薄くなっているため、もう何度もは使えそうにないです。

砂回収器の爪が曲がっています

爪をトーチで赤らめ、パイプレンチで引き伸ばしました

井戸掘り関連は終了です。次は畑地の整備です。GWから畑地を整備していたつもりでしたが、気を緩めていたら1号畑が雑草で青々としています。雑草の種が尽きません。
取りあえず、エンジン草刈り機でザックリ薙ぎ払いました。ネット際はまた手作業で草刈りしないと…。

気を緩めていたら1号畑が雑草で青々としています

エンジン草刈り機でザックリ薙ぎ払いました

道路から続く畑地の通路の雑草を薙ぎ払い、本日の作業は終了です。以前はこの畑地の世話人の方が通路の草刈りもされていたのですが、春先に腰痛悪化で畑地を手放してしまいました。じゃあ、儂がやるしかないじゃん。多分、畑地の借り手で1番の若手なので。笑

畑地の通路の雑草を薙ぎ払い、本日の作業は終了です

山の畑は涼しいです。ですが、エンジン草刈り機を回しているとカッカとします。簡単に道具を使っているだけなので負荷は感じないのですがね。


感想と構想


GWに切り倒した欅の切株から蘖(ひこばえ)が勢い良く生えています。森の萌芽更新です。

GWに切り倒した欅の切株から蘖が勢い良く生えています

畑がまた雑草に覆われてきました。1号畑は草刈りを済ませましたが、2号畑、3号畑もヤバいです。後、2~3回は草刈りを続けないとダメっぽい。


アルバム


2018年7月21日

投稿日 2018年7月20日金曜日

ツール:深度計算表

井戸掘りツール



深度計算を間違えてばかりなので、深度計算用にGoogle SpreadSheetで計算表を作成しました。

井戸掘り深度計算表


更新



【使い方】
更新のリンクをタッチすると、スプレッドシートが起動します。
黄色セルの道具の本数を指定すると、掘鑿道具の道具長を計算します。
そのときのハンドル高さを指定すると、掘鑿深度を計算します。


感想と構想


これ、ブログ主用のツールなので、来訪者の皆様には更新不可で役に立ちません。笑

投稿日 2018年7月19日木曜日

土丹ってなんぞ?

井戸調査


3連休の後半2日間、泊まり掛けでよっちゃんに助け働きに来てもらいました。井戸掘りは進展しませんでしたが、楽しい2日間でした。また来て貰いましょう。

よっちゃんの剛力に期待しましたが、お互い歳のようで昔のように持久力は続きません。よっちゃんは井戸底の堅さに文句ばかりです。

よっちゃん:こりゃ、土丹だよ。以前、横浜で整地したときにツルハシが弾かれたのと同じだ。N値50じゃきかないぞ。
儂:今は掘りクズだから…。
よっちゃん:ハンドルを回すと削り取るのにゴリゴリしてる感触が同じだ。土丹に接触しているのに間違いない。
儂:(土丹って、脱水した粘土でしょ?)

現在の地層は相模層群です。地質図も調べましたので間違いないです。

2014年11月20日木曜日
地層を調べました

では、土丹ってなんでしょうか? 正しいことは自分も知らないので今回調べてみました。
先ずはネット検索で情報収集。

土丹 (どたん)
土丹とは、新第三紀のシルト岩・泥岩、一部は第四紀更新世の半固結シルト・粘土で、一般的に褐色ないし淡褐色を帯びています。多摩川の上中流域及び浅川の土丹は、上総層群に相当し、多摩川の八高線鉄橋周辺や浅川の浅川橋周辺などで露出しています。
地盤関連用語集 https://www.weblio.jp/

あれ、地質図によると相模層群も第四紀更新世の地層です。土丹の一種なのか?

もう少し検索です。NPO住宅地盤品質協会のサイトがヒットしました。協会では、協会誌「住品協だより」で「全国の特殊地盤と戸建住宅対策例」を連載論文として発表しています。これ、中々興味深いです。ここに神奈川県の地盤の紹介がありました。

全国の特殊地盤
13. 神奈川県の地盤 有木 高明 地研テクノ(株)
住宅地盤品質協会 https://www.juhinkyo.jp

引用:
多摩川下流域及び横浜周辺地域での建築上の基盤(支持層)には新第三紀に形成された軟岩層(神奈川地域の土木分野では土丹層と呼称される)が該当する。多摩丘陵と周辺地域の地質図を図–6に示す。図–6に示す基盤(上総層群)がこれに相当する。土丹とは、新第三紀層のシルト岩・泥岩や、洪積層の非常に硬く締まったシルト・粘土層等に対する俗称であり、一般には、淡~暗青灰色を呈し、標準貫入試験による N 値は 30 ~ 120 と軟岩的な挙動を示す。

リンクした論文(PDF)の図-6を見ると、川崎から横浜に掛けての地層の状況を示しています。これによるとこの地域は相模層群を構成する地層と、上総層群が地表面に露出していることが判ります。よっちゃんが以前の工事で当たったのはここの何処かなのでしょう。

自分が掘り下げている相模層群もN値50超えの地層ですが、土丹=上総層群とは別扱いです。


感想と構想


神奈川地区のいわゆる土丹とは上総層群だということが判りました。自分が掘り下げている相模層群より古い地層です。そう、千葉県上総地区で成立した上総掘りはこの地層を掘り下げているんですね。こんな所で井戸繋がりがあるとは思わなかった。

投稿日 2018年7月18日水曜日

土砂の浚い上げが進まない理由

井戸報告


3連休3日目、掘りクズ浚いの結果です。逆止弁に石が噛んでいました。

逆止弁に石が噛んでいました

土砂が浚えない理由がこれで判りました。鋼管内に取り込めたのは僅か60cm分の土砂です。でも、この土砂が鋼管の中で締まってしまい、これ以上の土砂を取り込めないのです。今までとは土質が変わったらしい。

対策は…、土砂が締まる前に素早く井戸底に押し込む事です。無理か。
さもなくば、土砂が締まってしまったら砂回収器を引き上げて中身を排出することです。これだな。大汗をかいて取り込めない土砂を相手に頑張るのではなく、さっさと砂回収器を引き上げれば良いのです。多分。

この掘りクズが締まってしまうことは以前経験しています。ブログを遡りましょう。

2015年11月8日日曜日
掘りクズが浚えないのは良い印?


そうでした。塩ビパイプで作成したポンプ式井戸掘り器で土砂が浚えなくなり、鋼管製の砂回収器を考案したのでした。もう2年半前になるのか。遠い目。

これは掘りクズの土質が変わった事が原因でした。それまでは粘土と砂がスライム状態でポンプ式井戸掘り器に取り込めていたのに、粘土分が少なくなり、流動性が失われたからです。現在浚い上げてる土砂は更に粘土分が減少しているのでしょう。

いったい何時から土質が変わったのか? もう一度、ブログを遡ります。井戸掘り休止前です。



深度40mを越えた2016年8月から井戸掘り休止の10月まで、一通りブログを読み直しました。9/17に深度40.20mで砂混じり粘土から礫混じり細砂に土質が変化していました。しかし、掘りクズが浚い難くなった記録はありません。うーん、予想と違ってました。
待てよ、井戸掘り再開2日目と、この三連休の2日目を比較してみましょう。

7/1:井戸掘り再開2日目
 道具長:持ち手パイプ21セット+90cm短尺パイプ=41.17m
 深度:41.17m-ハンドル高さ60cm-排水枡15cm=40.42m
7/15:三連休の2日目
 道具長:持ち手パイプ21セット+45cm短尺パイプ=40.72m
 深度:40.72m-ハンドル高さ35cm-排水枡15cm=40.22m

7/1(井戸掘り再開2日目)の方がより深く砂回収器を挿入できています。それにこのときは長爪なので更に5cm深く挿入していることになります。土質が変わったのは井戸掘り再開からだってこと? 掘りクズを浚っているだけで、新たな掘り下げはできていないのに?

考えろ、考えろ。2週間で何が変わったんだ?????



フロートですわ。井戸壁がフロートと接触して崩れているのです。粒の大きな砂ほど早く井戸底に溜まります。ここに粘土分はありません。流動性が低く締まり易い土砂です。
掘りクズではなく、新たに井戸壁から崩れた砂に悩まされているのです。


感想と構想


井戸底の土質が変わったため、掘りクズ浚いが上手くいかないと想定していました。しかし、予想と違っていました。新たに設置したフロートの副作用だったようです。
原因は別ですが対策は同じです。砂回収器で掘りクズが締まったらとっと引上げるってことです。でも、これでは井戸掘りが進みませんな。やはりフロートはダメかもしれん。
さもなくば、フロートが接触しないように井戸穴を拡張すべきか…。

悩みが多くて、井戸掘りは楽しいな!!

投稿日 2018年7月16日月曜日

2018年、初揚水実験

揚水実験


本日の掘りクズ浚いは終了です。昼食後に揚水実験をよっちゃんに披露します。久し振りにフート弁を取り出しましたが、劣化が心配です

揚水実験です、
フート弁の劣化が心配です

フート弁を挿げた塩ビVP25パイプ2mを6本分、井戸底に降ろします。サクションホースを繋いで呼び水を注水します。昨日のBBQ用に20リットルのポリタンクを持ち込んでいます。まだ8割以上、水道水が残っていたのですが、みるみる減っていきます。ヤバい足りるかな?

エンジンポンプを取り出し、燃料を給油しました。噛んだ空気を吸い上げ易いように、ブロックを積んでその上に設置します。サクションホースを繋いで、エンジンポンプ側にも呼び水を注水します。準備完了です。

エンジン始動。あれ? プライマリーポンプって無かったっけ?
まー良いか。スターターロープを引きます。グイーッ!! エンジンは掛かりません。
数度繰り返すもエンジン始動せず。

やはりプライマリーポンプで燃料を送らないと始動しません。探すとキャブレターの下にプライマリーポンプを見つけました。こんな所に…。
プライマリーポンプをピコピコして、スターターロープを引くとエンジン始動成功です。チョークを戻して、スロットル全開!!
ですがお約束どおり、揚水できません。点検すると、呼び水が落水しています。サクションホースのパッキンも付け忘れています。ぐぬぬ。

エンジンを動かしたままサクションホースを外すと盛大に呼び水が
踊ります。ダメだわ。
エンジンを止めてポリタンクから注水します。おー、水切れです。これもお約束ですな。

クーラーボックスから飲用の氷水を取り出し注水します。まだ足らません、グスン。そーだ、『おーいお茶』のペットボトルがありました。お茶を呼び水に使いましょう。サクションホースが満水になりました。エンジンポンプにサクションホースを繋ぎ、再度エンジンを始動します。手間取っている内にサクションホースの中身が落水しています。揚水できません。こりゃダメかも。

エンジンポンプをブロックから降ろして井戸口との高低差をなくしました。サクションホースの中身がエンジンポンプに流れ込みます。するとドバッドバッっと水を吐き出し始めました。

やっと揚水が成功しました。冷たい水によっちゃんも少しは感心してくれたようです。

やっと揚水が成功しました、
よっちゃん歓喜

揚水の状況を動画で収録しました。限定公開モードなのでこちらのブログからしか閲覧できません。


午前中の掘り下げで水は濁っています。揚水量を測ると45リットルのペールバケツが2分間で満水になりました。揚水量は22.5リットル/分です。
1時間後、今度は5リットルバケツを使って確認です。12秒でバケツが満水になりました。今度は25リットル/分です。ちょっと増えた感ですが、誤差でしょう。
この揚水量は井戸の湧水の量ではなく、エンジンポンプの実力だと思います。このポンプは吸入揚程が7mしかありません。水面はGL-5.8mなので、揚水範囲は高さ1.2m分しかありません。井戸穴径は75mmなので容積は4リットル弱です。湧水量が拮抗しているなら、約10秒で吸い上げ切ってしまい、空気を噛んで脈動するはずです。

ナカトミエンジンポンプNWP-25
取扱説明書

エンジンポンプで途切れなく揚水出来ているので、湧水量は当然もっと多いはずです。


感想と構想


揚水実験中にみーちゃんが現場を覗きにきました。今まで水が出たと言っても中々信用していないようでしたが…。

みーちゃん:おー、これだけ出るなら野菜には充分だな。でも、濁っていて飲めんな。
儂:午前中は掘り下げてたからね。ケーシングも入れてないから、こんなもんだわ。
みーちゃん:おー、そうかそうか。楽しみだな。

みーちゃん、退場。
15時半に我々も撤収です。よっちゃんは竿をバイクに挿して、青物釣りに移動しました。よっちゃん、暑い中ありがとん。



久し振りに動画をYouTubeにアップしましたが、色々と変わってますな。

【備忘録】
・スマホYouTubeから公開用アカウントに切り替えて動画をアップロードする。
・限定公開モードを選択する。
・スマホYouTubeアプリはiframeの共有が出来ない。出来るのはリンク共有のみ。
・ブラウザからWeb版YouTubeを起動しても、関係付けられているYouTubeアプリが立ち上がる。
・ブラウザから新規タブで開くを選べばWeb版YouTubeが起動する。
・ここでアップロードした動画の共有先にBloggerを選択するとiframeが生成され、記事の下書きが出来る。


アルバム


2018年7月16日

3連休最終日、謎が解けた気がする

本日の記録


作業時間 10:00〜15:30
掘削記録 0cm(深度4,097cm) 15cmは下穴です。
開始水位 オーガ挿入のため測定せず。

昨夜は呑み過ぎました。気持ち悪い。無理矢理、朝食を押し込んで現場入りは10時です。
どうも、今の掘り方では限界のようです。掘りクズの浚い上げが進展しません。今日は早々に諦めて久し振りの揚水実験です。
15時半に撤収です。


作業の準備


昨日浚い上げた土砂を笊で篩い分けしました。トップバケツに溜めておいた土砂は一晩でカチカチに締まっています。うーん、こういう物なのか…。
土砂を始末しているとまだ僅かな異臭がします。原因はこれ、環形動物の遺骸です。今回は形状が残っています。頭部と尾部に吸盤があるのでヒルですな。2匹も遺骸が出るという事は外部から落ちたのではなく、井戸内に生息していたようです。田圃の畦道にヒルが産卵し、そこを通った人間(儂?)か動物に卵が付着、井戸穴近くで落ちた卵が流れ込んだのでしょう。砂回収器の上げ下げに巻き込まれて致死したと思われます。
篩い分けた土砂からはフロートのアルミ箔の破片も上がり始めました。良いのかなこれ?

昨日浚い上げた土砂を始末していると
僅かな異臭が…、ヒルの遺骸です

昨日浚い上げた土砂を笊で篩い分けました、
フロートのアルミ箔が出てきました


道具と材料


・砂回収器3号:ブルネンファウスト(BF)+延長パイプ×21+45cm短尺パイプ=4,070cm
・オーガ:延長パイプ×22+90cm短尺パイプ=4,140cm


掘削の状況


昨日に続き径50mmオーガで掘りクズを解します。道具を井戸穴に降ろしたままだったのですか、ハンドルを持つと1mほど引上げていたはずが土砂に埋まっています。やばかった。ハンドルを上げ下げすると、タンドル高さ100cmで落ち着きました。
井戸底にオーガを捩じ込みます。よっちゃんがハンドルを回していますが、『粘る粘る』と連発しています。ハンドル高さが38cmまで下がりました。これ以上は井戸底に突っ掛かって進展しません。高さ60cm分は掘りクズを解した計算なので、ここで引上げます。


昨日に続き径50mmオーガで掘りクズを解します、
ハンドル高さが38cmまで下がりました

昨日排水枡を埋め込み、井戸肩保護用のソケットは外しました。オーガを引上げると早速持ち手パイプが井戸壁に接触するようになりました。ボルトに土砂が付着して作業の手間です。

排水枡からソケットを撤去したら、
持ち手パイプが井戸壁と接触しています、
ボルトに土砂が付着して作業の手間です

径50mmオーガが帰還しました。道具を点検するとブレードがかなり減っています。そろそろ買い替え時期かも知れません。

径50mmオーガが帰還しました、
ブレードがかなり減ってます、
買い替え時期かもしれません

砂回収器3号:ブルネンファウスト(BF)を投入します。その前に道具の点検です。昨日のドッスン掘りで砂回収器の爪が曲がっています。トーチで赤らめて、パイプレンチで伸ばして、もう一度トーチで赤らめて焼入れしました。ドッスン堀りは禁止です。でも何か新しい道具のアイデアが出そうです。

昨日のドッスン掘りで
砂回収器の爪が曲がっています

砂回収器が着底しました、持ち手パイプ7セットに45cm短尺パイプを挿げてハンドル高さは112cmです。

砂回収器が着底しました、
持ち手パイプ7セットに45cm短尺パイプを挿げて
ハンドル高さは112cmです

井戸底にBFを押し込みます。よっちゃんがハンドルを回します。ハンドル高さ57cmまで一気に下がりました。ですが、ここからが下がりません。またドッスン掘りを始めようとしています。コラコラ、ドッスン掘りは禁止です。
ハンドルを上げ下げしますが下がりません。交代しましょう。ハンドルを回すと砂利の感触がします。ちょい上げ作戦で突破します。ハンドル高さが48cmまで下がりました。今度は石に突っ掛かりました。ハンドルが回りません。再びちょい上げ作戦です。石を何とか動かして爪の内側に持って行ければ突破出来るはず。ハンドルの回転に合わせて井戸穴の廻りをぐるぐる回りながら石と対峙します。んー、石が動いたようです。しかし、ハンドルが下がりません。逆止弁がつまったか? ポンピング、ポンピング!! 改善しません。何をしてもこれ以上は下がりません。ハンドル高さは40cmです。
いったんBFを複合滑車で引き上げて引き抜きます。BFを降ろすとハンドル高さは42cmです。ヤマ(井戸壁)の崩落は起きていません。逆止弁も動作して、取り込んだ土砂の流出も起きていません。
よっちゃんに交代です。暫し奮闘した末、砂回収器がハンドル高さ38cmまで下がりました。これ以上は下がりません。

掘り方を変えないとこれ以上は無理と判断しました。来週まで悩みましょう。笑
BFを引き上げます。

砂回収器がハンドル高さ38cmまで下がりました、
これ以上は下がりません

砂回収器が帰還しました、取り込んだ土砂は120cm下です。土砂は少ししか浚えていません。高さ60cm分ですね。

砂回収器が帰還しました、
取り込んだ土砂は120cm下です、
土砂は少ししか浚えていません

逆止弁に石が噛んでいました。土砂が浚えない理由が判りました。答えはコマーシャルの後で。笑

爪がまた曲がっています。焼入れが足らなかったか。

逆止弁に石が噛んでいました、
爪がまた曲がっています

浚い上げた土砂を笊で篩い分けました、石が上がってきました。井戸底でこんな石が邪魔をしているようです

浚い上げた土砂を笊で篩い分けました、
石が上がってきました

井戸底でこんな石が邪魔をしているようです

バイクで移動して昼食を済ませました。

昼食後は揚水実験です。続きます。


感想と構想


楽しみにしていた3連休ですが、体力が続きません。暑さも体力を奪います。夜も熱中症気味で酒が不味い。あれほど汗をかいているのに定量の燃料(ロング缶2本)を呑み切れません。重傷ですな。

マイペースでやらないと真夏の井戸掘りは続けられません。


アルバム


2018年7月16日

投稿日 2018年7月15日日曜日

3連休2日目、掘りクズが手強い

本日の記録


作業時間 11:00〜18:00
掘削記録 0cm(深度4,097cm) 15cmは下穴です。
開始水位 580cm(水深3,494cm)

今日はよっちゃんが助け働きに来てくれます、飲み物の買い出し他で遅れました。現場入りは11時です。新車のクロスカブで現場まで乗り入れました。
12時過ぎによっちゃん到着、それから二人で18時まで頑張りました。しかし、掘りクズ浚いは進みませんでした。

井戸掘りバイクが納車されました、
山道だってグイグイ登れます


資材の購入


昨日購入した資材です。
・排水枡
・単管カバー 20個
・ステンレス小ネジ 3×10
・小ネジ 2.6×10
・小ネジ M4×10
・小ネジ M4×15


道具と材料


・砂回収器3号:ブルネンファウスト(BF)+延長パイプ×21+45cm短尺パイプ=4,070cm
・オーガ:延長パイプ×22+90cm短尺パイプ=4,140cm

道具の高さを色々と間違えてました。計算し直しました。


作業の準備


持ち手パイプに設置したフロートですが、損傷が目立つようになってきました。アルミ箔カバーがヤグラに接触して破れてしまいます。クランプカバーを設置して対策しました。

ヤグラのクランプにクランプカバーを
設置しました

昨日購入した排水枡を埋め込みます。よっちゃんにお任せしました。
土嚢袋でパラシュートを作って土砂の落下防止をしています。

雨水対策で排水枡を埋め込みます

埋め込み作業は、
よっちゃんに任せました

土嚢袋でパラシュートを作って
土砂の落下防止です

排水枡の埋め込み完了です。周囲は井戸穴から浚い上げた砂を充填しました。よっちゃん曰く、本来は山砂を使った方が良く締まるそうです。砂に水を掛けて『水締め』をせよとの指示に従いました。更に砂が落ち着くまでは山盛りにしておけ、とのことです。土木は難しい。笑

排水枡の埋め込み完了です

蓋には細引きで持ち手を付けました

これで今後は雨水の浸水を心配しなくてすみます。

最後に砂回収器の爪を旧型に換装しました。撮影忘れました。


掘削の状況


砂回収器3号:ブルネンファウスト(BF)を投入します。爪は旧型に換装済です。

砂回収器を投入します

BFが着底しました。持ち手パイプ7セットに45cm短尺パイプを挿げて、ハンドル高さは112cmです。進捗していません。爪は短い旧型です。10cm程出戻っていますね。

持ち手パイプ7セットに
45cm短尺パイプを挿げて
ハンドル高さは112cmです

井戸底にBFを押し込みます。よっちゃんに頑張ってもらいました。ハンドルが高さ45cmまで一気に下がりました。

事故防止のため、作業中はメット着用のルールです。

よっちゃん、井戸掘り頑張り中です

更にBFを押し込みます。ハンドル高さが41cmまで下がりました。ここで暫し停滞。

 よっちゃん:ハンドル軽くなったね。
儂:そうよ。知恵を絞ったフロートだからね。
よっちゃん:これでどうじゃ!!

よっちゃんがBFを井戸底に叩き込みます。ドッスンドッスンと音が響きます。

 よっちゃん:井戸穴が拡がったみたい。噛まなくなったよ。
儂:おー、新しい掘り方!!

この掘り方を『ドッスン掘り』と命名しましょう。ただ、BFの爪先が心配です。
ハンドル高さが35cmまで下がりました。これ以上下がりません。よっちゃんでも限界のようです。

ハンドル高さ35cmまで下がりましたが、
限界です

BFを引き上げました。取り込んだ土砂の量を測定するのは忘れました。
逆止弁は作動していますが、ドッスン掘りの影響で爪先が曲がっています。この爪ではドッスン掘りは今後禁止です。

砂回収器を引き上げました、
取り込んだ土砂の高さの測定は忘れました

逆止弁は作動していますが、
爪が曲がっています

砂回収器から土砂を排出します

井戸底の掘りクズが取り込めない理由が不明です。もしかしたら、土砂が締まっているのかもしれません。
オーガで掘りクズを解してみましょう。
径50mmオーガを投入します。

径50mmオーガで掘りクズを解します

径50mmオーガが着底しました。持ち手パイプ7セットに180cm定尺パイプ、90cm短尺パイプを挿げてハンドル高さは95cmです。

オーガをねじ込みます。ハンドルにはねっとりした感触が伝わります。掘りクズは砂のはずですが、粘ります。砂利の手応えは僅かです。この砂がなぜBFでは浚い上げられないのでしょうか?オーガを入れても原因不明のままです。

径50mmオーガが着底しました、
持ち手パイプ7セット
+180cm定尺パイプ
+90cm短尺パイプを挿げて
ハンドル高さは95cmです

オーガがハンドル高さ39cmまで下がりました。ここで突っ掛かりました。これ以上ハンドルが回りません。石との衝突でしょうか?

径50mmオーガがハンドル高さ39cmまで下がりました

本日はここまで、井戸底の石との対決は明日に順延です。道具を井戸底から1m程引き上げて固定します。本当なら井戸穴への道具の放置は厳禁なのですが、ここなら埋まる事は無いでしょう。念のため雨避けでビニールシートを被せておきます。

径50mmオーガを引き上げて本日の作業終了、
念のため雨避けをしておきます


感想と構想


昼はよっちゃん持参の食材でBBQです。夜は拙宅で宴会です。疲れているのか熱中症気味なのか、それほど量が呑めません。歳じゃのう。

昼食はよっちゃん持参の食材でBBQです

呑みながら、よっちゃんと井戸談義です。深度40mの井戸底はどうなっているか?
よっちゃんは水圧で土砂を解しても押し固められる説。儂は水圧は四方八方から掛かるため押し固められない説。どっちが正しいのですかね。



今日のブログを書く際に、道具の高さを計算し直しました。昨日までの道具の高さは間違えていました。掘削深度も2016/9/19の記録を計算し直したら、40.77mではなく40.97mでした。20cm分深い。お直しはその内に…。

BFは全長40.70m、オーガは41.40mです。オーガ投入時のハンドル高さ95cmは、排水枡の高さ15cmを考慮して深度40.30mに着底しています。オーガがハンドル高さ39cmまで下ったという事は、井戸の深さは40.86mまで掘り下げたということです。一方BFはハンドル高さ35cmまで下っていますので、井戸の深さ40.20m辺りの土砂を浚っていることになります。オーガ投入時の深度とBFが浚い上げた位置とは10cmほど誤差があります。これは掘りクズにオーガが刺さったということのようです。


アルバム


2018年7月15日

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