本日の記録
作業時間 10:00〜18:30
掘削記録 0cm(深度3,630cm)
開始水位 547cm(水深3,083cm)
本日は高曇り、暑くも寒くもなく、井戸掘り好日です。例によって昨日は宴席で体調不良です。今週の呑みは3回目。呑み過ぎだって!!
本日の目標は、下穴45cm分を径75mmオーガで拡張します。堀クズを片付けるのに時間が掛かりましたが、やり遂げました。粘土質の砂層と砂利層でしたが、砂利層を打ち抜くのって、こんなにきつかったっけ?
本当は拡張後に掘りクズを浚い、新たな下穴を穿ちたかったのですが、体力が持ちませんでした。
作業の準備
朝一の始業点検で、砂回収器:スクリュードライバー2号(SD2)の爪に異常発見です。
プライヤーとヤスリで修理しました。しかし、爪は金属疲労でクラックが入ってしまったので、長持ちはしそうにありません。
砂回収器の外爪が潰れていました |
砂回収器の外爪をプライヤーで伸ばして ヤスリ掛けしました、 金属疲労でクラックが入っています |
道具と材料
・オーガ本体+延長パイプ×20=3,690cm
・突き棒2号+塩ビHIVP25×200×17=3,570cm
・砂回収器:スクリュードライバー2号(SD2)
掘削の状況
砂回収器:スクリュードライバー2号(SD2)で土砂を浚います。
SD2を井戸底に降ろしたところ、19本目の180cm定尺パイプを挿げて、ハンドル高さは88cmです。先週、径50mmオーガで下穴を拡張しましたが、その掘りクズで少々浅くなっています。
砂回収器:スクリュードライバー2号(SD2)で 掘りクズを浚います |
SD2が着底しました、 19本目の180cm定尺パイプを挿げて、 ハンドル高さは88cmです、少々浅くなっています |
SD2を井戸底に押し込みます。土層の締りは緩いです。SD2は簡単に下がっていきます。
SD2がハンドル高さ60cmまで下りました。連結部が地上にある内に持ち手パイプを延長します。
SD2がハンドル高さ60cmまで下りました、 連結部が地上にある内に持ち手パイプを 延長します |
SD2に45cm短尺パイプを挿げ足しました。パイプの連結中にSD2が勝手に20cm近く下がり、ハンドル高さは88cmになりました。
SD2を更に井戸底に押し込みます。土層の締りはやはり緩いです。
SD2がハンドル高さ36cmまで下がりました。ちょっとやり過ぎました。
これで高さ100cm近い土砂を取り込んだことになります。土砂を取り込み過ぎると、SD2の後部から砂利が零れて、引き上げ時に噛んでしまいます。幸い、今回は噛むことはありませんでしたが…。
SD2に45cm短尺パイプを挿げ足しました、 パイプの連結中にSD2が勝手に下がり、 ハンドル高さは88cmです |
SD2がハンドル高さ36cmまで下がりました、 ちょっとやりすぎました |
SD2を引上げました。SD2の中身は3cmほど下です。
高さ100cm近い土砂を取り込んだはずですが、まだ余裕があります。
SD2を引上げました、 SD2の中身は3cmほど下です |
SD2から土砂を排出しました |
SD2で浚い揚げた土砂を笊で篩い分けました。SD2を押し込んでいるときは気が付きませんでしたが、大きな石がゴロゴロ揚がりました。
SD2で浚い揚げた土砂です、 大きな石がゴロゴロ揚がりました |
SD2で残りの掘りクズを浚います。
SD2を井戸底に降ろしたところ、45cm短尺パイプを取り外し、90cm短尺パイプに挿げ替えて、ハンドル高さは100cmです。
先ほど、ハンドル高さ36cmまで掘り下げて、持ち手パイプを45cm延長しているので、ハンドル高さは81cmのはずです。高さ20cm分は取りこぼした土砂ですかね。
SD2で残りの掘りクズを浚います |
SD2が着底しました、 45cm短尺パイプを取り外し、 90cm短尺パイプに挿げ替えて、 ハンドル高さは100cmです |
SD2を井戸底に押し込みます。土層の締りは緩いです。砂利も感じません。
SD2がハンドル高さ60cmまで下りました。径75mmオーガで拡張した最深部です。これで掘りクズの始末は終了ですが、最深部に石があります。これ以上、SD2で掘り下げようとすると、突っ掛かって進みません。
SD2がハンドル高さ60cmまで下りました、 径75mmオーガで拡張した最深部ですが、 石があります |
この石は4/16にもSD2に突っ掛かっていました。その後の径50mmオーガでの掘り下げには邪魔になりませんでしたが、径75mmオーガではどうでしょう? 取り除いた方が良さげです。
複合滑車(ダブルタイフーン)でSD2をいったん引き上げ、ロープを固定して吊下回転作戦で突破します。ちょっと、時間は掛かりましたが、石は取り込めたようです。
確実に石をSD2の胴内に取り込むため、SD2を更に井戸底に押し込みます。
SD2のハンドルが高さ45cmまで下がりました。これで高さ15cm分の掘りクズを取り込みました。石も確保できたはずです。これで下穴を高さ15cm分拡張してますね。
念のため、SD2を上げ下げして浚い残しの土砂も始末しましょう。
SD2をいったん引き上げて降ろすと、ハンドル高さは55cmです。高さ10cm分の浚い残しがあるので、SD2をハンドル高さ45cmまで押し込んで確保します。
もう一度、SD2を引き上げて降ろすと、ハンドル高さは50cmです。高さ5cm分の浚い残しがあるので、SD2をハンドル高さ45cmまで押し込んで確保します。これでもう良いでしょう。完璧です!!
吊下回転作戦で石を突破しました、 SD2のハンドルは高さ35cmまで下がりました |
SD2を引上げました。SD2の中身は一杯です。
SD2から土砂を排出すると、少々ネットリしています。やはり粘土質の砂層のようです。
SD2を引上げました、SD2の中身は一杯です |
SD2から土砂を排出しました、 少々ネットリしています |
SD2で浚い揚げた土砂を笊で篩い分けました。大きな石は少なくなりましたが、砂利がしっかり揚がりました。
ありゃ? ハンドル高さ60cmで突っ掛かった石がありません。何だったんだろ?
石をSD2の胴内に取り込んだのではなく、井戸壁にめり込ませたのでしょうか。
SD2で浚い揚げた土砂です、 大きな石は少なくなりましたが砂利が しっかり揚がりました |
SD2を常に点検しています。
土砂排出後のにゴム弁を確認すると、ゴム板が引き伸ばされています。そろそろメンテしないとずっこけそうです。
今回の一番の問題はSD2の外爪です。外側に歪んで開いています。内爪も若干開いていますが、これらはプラハンマーで叩けば直ぐに直るでしょう。気になるのは爪の根元にクラックが見えます。中破です。
爪の根元にはもっとRを付けておけば良かったのに…。設計不良です。素人だからなー。
SD2の外爪が外側に歪んでいます、 根元にはクラックが見えます、中破です |
今日のメインイベントです。径75mmオーガで下穴45cm分を拡張します。実際は、先ほどSD2で15cm分は拡張済なので、残り30cmです。
径75mmオーガはサイドブレードの溶接箇所を4/10に修繕しています。
径75mmオーガを井戸底に降ろすと、20本目の180cm定尺パイプを挿げて、ハンドル高さは81cmです。4/9にハンドル高さ40cmまで掘り下げ、持ち手パイプを45cm分延長しているので、ハンドル高さは85cmのはず。SD2で掘り下げた分、やや低くなっています。
径75mmオーガで下穴を拡張します |
径75mmオーガが着底しました、 20本目の180cm定尺パイプを挿げて、 ハンドル高さは81cmです |
径75mmオーガを井戸底に捩じ込みます。
粘土質の土層で径75mmオーガが突っ掛かりますが、その度に「エイヤッ」とチョイ上げして、土層を剥がしていきます。
径75mmオーガがハンドル高さ67cmで石と衝突しました。ハンドルを左右にフルパワーで回して突破。そしてハンドル高さ59cmでまた石です。こちらはフルパワーを掛けても突破できません。径75mmオーガで石を引っ掛けた状態で、ダブルタイフーンで引き上げてみますがダメです。オーガから石が外れてしまい突破できません。ダブルタイフーンだと瞬間的に力を掛けられないので、石が逃げてしまいます。
そこで久し振りに梃子の登場です。径75mmオーガで石を引っ掛けた状態で、単管をガツンガツンと引上げて石を突破しました。
径75mmオーガが砂利に突っ掛かりました、 久し振りに梃子の出動です |
ここから下は砂利層が続きます。径75mmオーガが突っ掛かったら、ハンドルをフルパワーでチョイ上げして砂利を引き剥がします。1個の砂利を引き剥がしたら、また直ぐに次の砂利です。またフルパワーをかけます。背筋と腰がギシギシと悲鳴をあげます。砂利層を打ち抜くのって、こんなにきつかったっけ? 高々、数cm進むのに体力が持ちません。
径75mmオーガのハンドルが高さ45cmまで下りました。砂利層を突破したようです。手応えが無くなりました。
そして1時間半を掛けて、やっと径75mmオーガがハンドル高さ40cmまで下りました。下穴の拡張終了です。
砂利層を突破して、 径75mmオーガがハンドル高さ40cmまで 下がりました |
径75mmオーガを引き上げます。
ダブルタイフーンで径75mmオーガを引上げますが、ハンドル高さ60cmで噛んでしまいました。ハンドルを回転させオーガを緩めて、ダブルタイフーンで引上げます。ダブルタイフーンでフルパワーで引上げると、固く噛んでしまいます。すこし余裕をみて引き上げ、ハンドルを回転させて噛んだ石を解していきます。
しかし径75mmオーガが少しずつ上がっていきますが、引き抜けません。うーん、どうしよう。
その内、ハンドルがダブルタイフーンの滑車位置まで上がってしまいました。これではハンドルを回せません。アプローチを変えましょう。
径75mmオーガからハンドルを取り外し、ダブルタイフーンのロープを煽るように上下に引っ張ります。オーガヘッドの動きで噛んだ砂利を解す方法です。井戸壁をガリガリ擦っているので、崩落の恐れがありますが、仕方ない。
ハンドルを外した持ち手パイプが高さ180cmまで上がったら、やっと引き抜くことができました。ハンドルの長さを足したら、高さ225cmです。大噛みでした。
径75mmオーガを引き上げたら、 ハンドル高さ60cmで噛んでしまいました |
複合滑車で径75mmオーガを引き上げました、 ハンドルを外してパイプの高さ180cmで やっと引き抜けました |
SD2で井戸穴を拡張した掘りクズを浚います。
SD2を井戸底に降ろすと、井戸壁が崩れて浅くなっています。90cm短尺パイプを取り外して、ハンドル高さは82cmです。110cm以上、掘りクズが溜まっています。やれやれ。
SD2で井戸穴を拡張した掘りクズを浚います |
SD2が着底しました、 井戸壁が崩れて浅くなっています、 90cm短尺パイプを取り外して、 ハンドル高さは82cmです |
SD2を井戸底に押し込みます。土層の締まりは緩いです。
砂利の感触はありません。SD2が順調に下っていきます。
SD2がハンドル高さ60cmまで下りました。連結部が地上にある内に持ち手パイプを延長します。
SD2がハンドル高さ60cmまで下りました、 連結部が地上にある内に持ち手パイプを 延長します |
SD2に45cm短尺パイプを挿げ足しました。ハンドル高さは105cmです。
SD2を更に井戸底に押し込みます。土層の締まりはやはり緩いです。
砂利の感触はありません。SD2が順調に下っていきます。
SD2がハンドル高さ30cmまで下がりました。これで高さ90cm以上の掘りクズを取り込んでいます。ここで引上げます。
SD2に45cm短尺パイプを挿げ足しました、 ハンドル高さは105cmです |
SD2がハンドル高さ30cmまで下がりました、 これで高さ90cm以上の掘りクズを 取り込んでいます |
SD2を引上げました。SD2の中身は3cmほど下です。まだ余裕がありますね。
SD2を引上げました、 SD2の中身は3cmほど下です |
SD2から土砂を排出しました |
SD2で浚い揚げた土砂を笊で篩い分けました。SD2を押し込んでいるときには手応えはなかったのですが、中位の砂利がたくさん揚がりました。
SD2で浚い揚げた土砂です、 手応えはなかったのですが中位の砂利が たくさん揚がりました |
SD2で残りの掘りクズを浚います。
SD2を井戸底に降ろすと、45cm短尺パイプを挿げて、ハンドル高さは95cmです。先ほどハンドル高さ30cmまで掘り下げたのに、一瞬で高さ60cm分浅くなりました。ヤマ(井戸壁の崩落)なのですが、径75mmオーガを引上げるときに相当、井戸壁を傷めたようです。
SD2で残りの掘りクズを浚います |
SD2が着底しました、 45cm短尺パイプを挿げて、 ハンドル高さは95cmです、 一瞬で高さ60cm分浅くなりました |
SD2を再び井戸底に押し込みます。土層の締まりは緩いです。
今回も砂利の感触はありません。SD2が順調に下っていきます。
SD2が先ほどと同じ、ハンドル高さ30cmまで下りました。取り込んだ土砂は高さ60cm分です。まだいけますが、ハンドルが低すぎます。持ち手パイプを延長しましょう。
SD2がハンドル高さ30cmまで下がりました、 ハンドルが低すぎます |
ダブルタイフーンでSD2をいったん引き上げ、45cm短尺パイプを90cm短尺パイプに交換します。その後、ダブルタイフーンのロープを緩めて降ろすと、SD2のハンドル高さは122cmです。なぬ?
また一瞬で、50cm近く浅くなっています。
本当かね? ゴム弁がずっこけて、取り込んだ土砂が流出したんじゃないの?
良く判らないし、体力の限界で頭がボーとしているので、このまま作業続行です。
また、SD2を井戸底に押し込みます。
SD2がハンドル高さ60cmまで下りました。これで、高さ60cm分の土砂を取り込んでいます。先ほどと合わせて高さ120cm分です。限界超えています、やり過ぎ。でも、ゴム弁がずっこけたとしたら、半分です。それならまだいけるはず。いったいどちらなの?
試しに、SD2を引上げてみましょう。本当に120cm分を取り込んでいたら、SD2の後部から砂利が零れて、引き上げ時に噛むはずです。
うーん、SD2は噛みません。それに引上げたSD2を降ろすと、ハンドル高さは65cmです。先ほどみたいに浅くなりません。ヤマではないです。やはり、ゴム弁がずっこけたようです。
更に掘り進めましょう。SD2のハンドルが低いので、連結部が地上にある内に持ち手パイプを延長します。
SD2を引き上げ、45cm短尺パイプを 90cm短尺パイプに交換しました、 降ろすとハンドル高さは122cmです、 元の高さに戻っています |
SD2がハンドル高さ60cmまで下りました、 連結部が地上にある内に持ち手パイプを 延長します |
SD2に45cm短尺パイプを挿げ足しました。ハンドル高さは110cmです。
更にSD2を井戸底に捩じ込みます。砂利層のはずですが、感触はありません。
ハンドル高さ60cmまで下れば、径75mmオーガで拡張した下穴部分の掘りクズが始末できます。
SD2がハンドル高さ80cmまで下がりました。これで合わせて80cm分の土砂を取り込んだはずです。残りの掘りクズの高さは20cmですがここまでにしておきます。SD2を引上げましょう。
SD2に45cm短尺パイプを挿げ足しました、 ハンドル高さは110cmです |
SD2がハンドル高さ80cmまで下がりました、 残りの高さ20cmですがここまでにしておきます |
SD2を引き上げます。
ダブルタイフーンでSD2を引上げますが、ハンドル高さ109cmで噛んでしまいました。あれ、余裕が合ったはずですが、見込み違いか?
ハンドルを回転させ、SD2に噛んだ砂利を解して、ダブルタイフーンで引上げます。ダブルタイフーンの引上げは優しめにしておきます。少しずつ、SD2が上がっていきます。
径75mmと同じように、ダブルタイフーンのロープを煽るように上下に引っ張ります。ハンドルを回して解す作業がないので、この方が楽です。しかし、中々SD2が引き抜けないです。やっとハンドル高さ195cmまで引上げて、引き抜くことができました。また井戸壁を痛めたかな?
SD2を引き上げると高さ109cmで 噛んでしまいました |
SD2をダブルタイフーンで煽りながら引き上げ、 ハンドル高さ195cmで引き抜けました |
SD2を引上げました。SD2の中身は満杯です。土砂の取り込み過ぎです。塩梅が判らん。
SD2を引上げました、SD2の中身は満杯です |
SD2から土砂を排出しました |
SD2で浚い揚げた土砂を笊で篩い分けました。砂利層に突入しているはずですが、今回の砂利は少なめです。
SD2で浚い揚げた土砂です、今回の砂利は少なめです |
18時を過ぎました。今日はここまでにしておきます。