ブログランキング・にほんブログ村へ
ポチッと応援願います
初めての方はこちらへ 

投稿日 2016年8月17日水曜日

台風一過、作業が捗りません

本日の記録


作業時間 11:00〜17:00
掘削記録 0cm(深度4,007cm) 5cmは下穴です。
開始水位 560cm(水深3,447cm)

台風7号は通過しました。当地は大きな被害はなく幸いです。台風一過でちょっと涼しい。でも、昨日から体調不良です。

掘削を邪魔していた井戸底の石は始末できました。深度40mと数cmから、また砂利層です。今度は厚みは如何ほどでしょうか?
今日は堀クズを始末して、径50mmオーガで下穴を穿つ予定です。しかし、出動が遅れたのと、調子が悪くて力が出ません。オラに元気玉か、仙豆を与えてくれっす!!


作業の準備


井戸肩を保護するソケットのゴムが切れました。予備材はないので切れたゴムを繋いで修繕中です。
井戸穴はソケットで保護していますが、道具で押し付けられたことで肩部が拡がっています。径75mmオーガで掘り始めた井戸穴が、径20cmになっています。

井戸肩を保護するソケットの修繕中です

径75mmオーガで掘り始めた井戸穴が、
径20cmまで拡がっています

こちらも過酷な作業でダブルスリングが擦り切れました。トラックロープを編んで、作り直しました。

ダブルスリングが擦り切れたので、作り直しました


道具と材料


・オーガ本体+延長パイプ×22=4,050cm
・突き棒2号+塩ビHIVP25×200×17=3,570cm ←最近、使ってません
・砂回収器3号:ブルネンファウスト(BF)+延長パイプ×21+45cm短尺パイプ=4,025cm


掘削の状況


砂回収器3号:ブルネンファウストを投入します、
BFを井戸底に降ろすと、21本目の180c​m定尺パイプに45cm短尺パイプを挿げ足して、ハンドル高さは134cmです。

砂回収器3号:ブルネンファウストを投入します
BFが着底しました、
21本目の180c​m定尺パイプに
45cm短尺パイプを挿げ足して、
ハンドル高さは134cmです

BFを井戸底に押し込みます。土層の締まりは中位です。土質は砂です。砂利は感じません。
ハンドルが高さ96cmまで下ると、砂利と当たるようになりました、ここに砂利がまとまって沈下しているようです。

BFがハンドル高さ60cmまで下りました。ハンドルが下った際の撮影は忘れました。

砂収納状況:64cm(+64cm)
残り:116cm

ハンドルが重いです。たぶん、BFのSTK鋼管と井戸壁の間に土砂が詰まったようです。いったんBFを引上げて、詰まった土砂を落とします。

BFを1m引上げて降ろすと、ハンドル高さは80cmでした。高さ20cm分浅くなりました。BFを降ろした際の撮影は忘れました。

詰まった土砂を落としたため、ハンドルが軽くなりました。BFがグイグイ下っていきます。
BFがハンドル高さ40cmまで下りました。そして石の感触です。ここまでの所要時間は昼食込みで1時間40分です。

砂収納状況:104cm(+40cm)
残り:74cm

BFがハンドル高さ40cmまで下りました

BFがいったん最深部付近まで降りました。
井戸底は新たな砂利層です。径50mmオーガで下穴を穿つ予定ですが、掘りクズを完全に始末しないと、オーガが噛んでしまいます。井戸壁とBFの間にまた土砂が詰まっているはずです。

BFをいったん引上げて降ろすと、ハンドル高さは50cmです。高さ10cm分、浅くなりました。これくらいなら、もうオーガを降ろしても大丈夫です。

BFをいったん引上げて降ろすと、
ハンドル高さは50cmです、
高さ10cm分、浅くなりました

高さ10cm分の土砂を浚うため、BFを井戸底に押し込みます。実際はBFの逆支弁を繋ぐ、コネクタ部分が10cmほどありますので、どんなに頑張ってもこれぐらいの土砂は浚い残してしまうんです。


BFがハンドル高さ38cmまで下りました。昨日はハンドル高さ37cmまで掘り下げているので残り1cmですが、石に突っ掛かってこれ以上は下りません。

砂収納状況:116cm(+12cm)
残り:64cm

BFがハンドル高さ38cmまで下りました

念のため、もう一度井戸壁から崩れる土砂を始末します。BFを2mほど引上げて、井戸壁の土砂を落とします。
20分後にBFを降ろすとハンドル高さは74cmです。高さ30cm以上、浅くなりました。ぐぬぬ!!

BFを2mほど引上げて井戸壁の土砂を
落とします
20分後にBFを降ろすと
ハンドル高さは74cmです、
高さ30cm以上、浅くなりました

BFがハンドル高さ40cmまで下りました。また石に突っ掛かりました。だいぶ疲れてきました。オーガの掘削には関係ないので、残りの2cmは無視です。

砂収納状況:150cm(+34cm)
残り:30cm

BFがハンドル高さ40cmまで下りました、
残り2cmは無視です

再度、BFを2mほど引上げて井戸壁の土砂を落とします。
20分後にBFを降ろすとハンドル高さは81cmです。今度は高さ40cm以上、浅くなりました。ぐすん。

再度、BFを2mほど引上げて井戸壁の土砂を
落とします
20分後にBFを降ろすと
ハンドル高さは81cmです、
今度は高さ40cm以上、浅くなりました

BFがハンドル高さ43cmまで下りました。これ以上は、体力と気力が途切れて無理です。

砂収納状況:188cm(+38cm)
残り:-8cm

BFがハンドル高さ43cmまで下りました、
これ以上は無理です

BFを引上げました。BFの中身は20cmほど下です。計算が合わないです。

BFを引上げました、
BFの中身は20cmほど下です
BFから土砂を排出しました

BFで浚い揚げた土砂を笊で篩い分けました。豆砂利で大盛りです。

BFで浚い揚げた土砂です、豆砂利で大盛りです


感想と構想


昨日からどうも体調が悪い。朝も身体が動かず、昼前の現場入りでした。

井戸底の巨石を始末して、これから本格的な掘削に入るところなのに無念!!
でも、無理せず穴掘りを楽しむことにしますわ。


アルバム


2016年8月17日

投稿日 2016年8月16日火曜日

巨石、引き揚げました

本日の記録


作業時間 11:30〜18:00
掘削記録 0cm(深度4,007cm) 6cmは下穴です。
開始水位 558cm(水深3,449cm)

本日は曇り、台風7号の影響で風が強いです。

井戸底に巨石が転がっています。作戦は考えてあります。
砂回収器で井戸底の土砂を浚い揚げます。たぶん、2回ほど降ろせばきれいになりでしょう。3回目の投入で、砂回収器が空っぽの状態で巨石を確保する作戦です。これなら、逆止弁の中に巨石を取り込むことができるでしょう。

作業を開始したところ、タイミングよく砂回収器が下がり、1回目の投入で巨石を確保できました。
良か良か!!


作業の準備


前回(8/14)浚い揚げた土砂を笊で篩い分けました。砂も砂利も少なめです。

前回(8/14)浚い揚げた土砂を笊で篩い分けました、
砂も砂利も少なめです


道具と材料


・オーガ本体+延長パイプ×22=4,050cm
・突き棒2号+塩ビHIVP25×200×17=3,570cm ←最近、使ってません
 ・砂回収器3号:ブルネンファウスト(BF)+延長パイプ×21+45cm短尺パイプ=4,025cm


掘削の状況


砂回収器3号:ブルネンファウストを投入します。

砂回収器3号:ブルネンファウストを投入します

また事故発生です。保持ロープが切れました。今回も手巻きウインチのハンドルを固定していたため、幸い大事には至りませんでした。良かった!!
8/13に全ての保持ロープを点検したのですが、見落としていました。結び目の外側のロープが擦り切れて、結び目がすっぽ抜けました。

保持ロープを交換して、作業続行です。

また事故発生です、保持ロープが切れました

BFを井戸底に降ろすと、21本目の180c​m定尺パイプに45cm短尺パイプを挿げていますが、高過ぎます。中一日で井戸壁から崩れた土砂で、1m以上も浅くなっています。

45cm短尺パイプを外しました。21本目の180c​m定尺パイプを挿げて​、ハンドル高さは110cmです。

BFが着底しました、
21本目の180c​m定尺パイプに
45cm短尺パイプを挿げていますが
高過ぎます
45cm短尺パイプを外しました、
21本目の180c​m定尺パイプを挿げて​、
ハンドル高さは110cmです

BFを井戸底に押し込みます。土層のしまりは緩いです。溜まっているので砂だけのようです。BFがグイグイと下っていきます。

そして、BFがハンドル高さ60cmまで下がりました。ここまでの所要時間は20分です。
連結部が地上にある内に持ち手パイプを延長します。

砂収納状況:50cm(+50cm)
残り:130cm

BFがハンドル高さ60cmまで下がりました、
連結部が地上にある内に持ち手パイプを
延長します

BFに45cm短尺パイプを挿げ足しました。ハンドル高さは105cmです。

BFに45cm短尺パイプを挿げ足しました、
ハンドル高さは105cmです

BFを更に井戸底に押し込みます。土層のしまりは中位に変わりました。
ハンドル高さが80cmまで下ると、砂利と当たりました。井戸壁から崩れた砂利がこの地点にまとまって沈下しているようです。

BFがハンドル高さ58cmまで下りました。ここで巨石の感触です。今日で3日目。
前回の救い上げ作戦で、掘りクズの中で横たわっていた洋梨型の巨石は立ち上がったようです。多少、爪部と接触しましたが、ハンドルを回すとBFが下っていきます。ハンドルが回転しますので、巨石自体は爪の内側に取り込めたようです。ここまでは前回(8/14)に経験済みです。

そして、BFがハンドル高さ55cmまで下がりました。
巨石は完全に突破しましたが、これ以上下がりません。前回同様、逆支弁部分に巨石が引っ掛かっているようです。

砂収納状況:100cm(+50cm)
残り:80cm

この時点で砂収容部に高さ50cm分の土砂を取り込んでいます。これが巨石の取り込みを邪魔しているのです。いったん、BFを引上げて土砂を排出すべきなのですが、もう少しやってみましょう。

BFがハンドル高さ55cmまで下がりました、
巨石は完全に突破しましたが、
これ以上下がりません

巨石をBFの砂収容部まで取り込まないと、引上げることはできません。逆支弁部分は砂と巨石で詰まっているはずです。砂に流動性を与えれば、一緒に巨石を取り込めるでしょう。

BFを20cmほど引上げます。掘削面に給水して砂に流動性を高めます。
BFのハンドル高さは70cmになりました。先ほどハンドル高さ55cmまで掘り下げましたが、井戸壁から土砂が崩れて、高さ15cm分だけ浅くなりました。
ここから、BFを井戸底に押し込みます。すると簡単にハンドル高さ51cmまで下りました。イイネ!!
天候が悪化、風が強くなり大粒の雨が降り出しました。ここで止める訳にはいきません。
更にBFを井戸底に押し込むと、BFがハンドル高さ44cmまで下がりました。拡張済の最深部まで残り2cmですが、また下がらなくなりました。

砂収納状況:126cm(+26cm)
残り:54cm

BFがハンドル高さ44cmまで下がりました、
拡張済の最深部まで残り2cmですが、
また下がらなくなりました

もう一度給水します。BFを20cmほど引き上げて降ろすと、ハンドル高さは51cmでした。

更にBFを井戸底に押し込みます。
BFがハンドル高さ40cmまで下がりました。深度40m到達です。これで、ハンドル高さ58cmにあった巨石を砂収容部に18cm分まで取り込んでいます。もう一息です。ですが、これ以上下りません。
それに砂利層に再度突入したようです。ハンドルに砂利が噛み合う感触が伝わります。

BFを20cmほど引き上げて降ろすと、
ハンドル高さは51cmでした
BFがハンドル高さ40cmまで下がりました、
深度40m到達です

もう一度給水します。BFを20cmほど引き上げて降ろすと、ハンドル高さは45cmでした。
引上げた際の撮影は忘れました。

更に更にBFを井戸底に押し込みます。土層は豆砂利です。チョイ上げ作戦で砂利を引き剥がします。
BFがハンドル高さ39cmまで下がりました。僅か1cmですが、深度40m突破です。これ以上下りません。

BFがハンドル高さ39cmまで下がりました、
深度40m突破です

更にもう一度給水します。BFを20cmほど引き上げて降ろすと、ハンドル高さは42cmでした。

更に更にBFを井戸底に押し込みます。すると途中でハンドルが回らなくなりました。石に突っ掛かっています。一瞬、取り込んだ巨石を取り落としたかと思いましたが、砂利層が強固なようです。

BFがハンドル高さ37cmまで下がりました。これから下は本格的な砂利層です、BFでは無理っぽい。雨も更に強くなってきました。ここまでか、・・・無念!!

またBFを20cmほど引き上げて降ろすと、
ハンドル高さは42cmでした
BFがハンドル高さ37cmまで下がりました、
これから下は砂利層です、
BFでは無理っぽい

BFを引き上げました。BFの中身は37cmほど下です。
逆止弁は完全に閉じています。ここに巨石が引っ掛かっていると思いましたが、取りこぼしたかもしれません。ぐぬぬ!!

BFを引き上げました、
BFの中身は37cmほど下です
逆止弁は完全に閉じています、
巨石が引っ掛かっていると思いましたが、
取りこぼしたかもしれません
BFから土砂を排出しました、水が多いです

BFで浚い揚げた土砂です。やりました!! 巨石を確保していました。
石のサイズは7.5×5.0×4.0の洋梨型でした。過去最大級ではないですが、それなりです。

BFで浚い揚げた土砂です、巨石を確保していました
石のサイズは7.5×5.0×4.0の洋梨型でした、
過去最大級ではないですが、それなりです

台風の低気圧のせいで、体調が良くないです。本日はここまで!!


感想と構想


3日間、手を焼いた井戸底の石をやっと始末できました。BFで引上げた石は、横倒しではBFに取り込めないサイズです。縦にしても逆止弁をギリギリ通過できるサイズでした。

横倒しではBFに取り込めないサイズです
縦にしても逆止弁をギリギリ通過できるサイズでした


アルバム


2016年8月16日

投稿日 2016年8月15日月曜日

巨石回収器の検討

本日の記録


今日から一週間の夏休みです。井戸掘りウイーク。(笑)
ですが早朝に豪雨です。起きる頃には止みましたが、予報では本日は関東近郊は天候が不安定な模様です。

昨夜、ヤケ酒で飲み過ぎたのと、身体の筋肉痛も酷いので、今日は休養日にしました。
ブログの整理と、新兵器の検討です。


道具の検討


井戸底の巨石に手を焼いています。大きすぎて、逆止弁を通過できないようです。

巨石で逆止弁が上がったままです
(撮影:2016/8/14)

逆止弁を取り外して、STK鋼管の内径を確保したまま、取り込んだ巨石を保持する機構が必要です。ウナギ取りの仕掛け道具の爪みたいなイメージです。

うなぎ、穴子の専用仕掛け
https://store.shopping.yahoo.co.jp/

お蔵入りしている、砂回収器2号(スクリュードライバー)の先端にピアノ線でカエシを付ければ良いはず。ウナギの仕掛けほど、カエシの本数は必要ないでしょう。四方にカエシを設置すれば、巨石を保持できると思います。

井戸底に巨石が転がっていては、井戸掘りができません。(笑)
早速、製造にはいります。


感想と構想


逆止弁の上がった写真を見直しましたが、サイズの問題で巨石が通過できないのではないかもしれません。逆止弁が内部の土砂に干渉され、開ききれないのが問題なのかも。

巨石を取り込む前に、溜まった土砂を完全に除去してから、砂回収器を投入すれば、巨石を取り込めるかもしれません。

先ずはこちらを試してみますか。


投稿日 2016年8月14日日曜日

巨石を突破できたが、取り込めません

本日の記録


作業時間 10:30〜17:30
掘削記録 0cm(深度4,007cm) 10cmは下穴です。
開始水位 558cm(水深3,449cm)

本日は高曇り、気温は上がらず過ごし易いです。

昨日は呑み過ぎたため、また寝過ごしました。遅くなりましたが、井戸掘りに出撃です。
昨日から苦労している井戸底の巨石ですが、手応えで形が判った気がします。洋梨型で全長は井戸径とほぼ同じです。
何とか頑張って、洋梨型の石を立てて、砂回収機の中に収めましたが、取り込みは失敗しました。逆止弁を通過できないサイズのようです。どうしたもんだか…。


道具と材料


・オーガ本体+延長パイプ×22=4,050cm
・突き棒2号+塩ビHIVP25×200×17=3,570cm ←最近、使ってません
・砂回収器3号:ブルネンファウスト(BF)+延長パイプ×21+45cm短尺パイプ=4,025cm


掘削の状況


砂回収器3号:ブルネンファウストを投入します。
BFを井戸底に降ろすと、21本目の180c​m定尺パイプに45cm短尺パイプを挿げていますが、高過ぎます。昨日と同じです。

砂回収器3号:ブルネンファウストを投入します
BFが着底しました、
1本目の180c​m定尺パイプに
45cm短尺パイプを挿げていますが
高過ぎます

45cm短尺パイプを外しました。21本目の180c​m定尺パイプを挿げて​、ハンドル高さは119cmです。

45cm短尺パイプを外しました、
21本目の180c​m定尺パイプを挿げて​、
ハンドル高さは119cmです

BFを井戸底に押し込みます。土層の締りは緩いです。今日も溜まっているのは砂だけのようです。グイグイとBFが下がっていきます。

BFがハンドル高さ60cmまで下がりました。ここから砂利の手応えです。ここまでの所要時間は10分です。
連結部が地上にある内に持ち手パイプを延長します。

砂収納状況:59cm(+59cm)
残り:121cm

BFがハンドル高さ60cmまで下がりました、
連結部が地上にある内に持ち手パイプを
延長します

BFに45cm短尺パイプを挿げ足しました。ハンドル高さは105cmです。

BFに45cm短尺パイプを挿げ足しました、
ハンドル高さは105cmです

BFを更に井戸底に押し込みます。土層の締りは緩く、砂だけです。調子よくBFが下がっていくと思っていたら、ハンドル高さ85cmで石に当たりました。昨日手こずった石はまだ下です。なのにまた石!! 萎える気持ちを奮い立たせて、掬い上げ作戦の敢行です。

BFがハンドル高さ70cmまで下がって、石を突破しました。やったぜっ俺!!
BFを更に井戸底に押し込みます。

BFがハンドル高さ58cmまで下がりました。昨日突破できなかった石と勝負です。ここまでの所要時間は1時間です。

砂収納状況:111cm(+52cm)
残り:69cm

昨日考えた作戦です。井戸底の石上に積もっている土砂を、いったん排除してからなら、上手く取り込めるはずです。

BFがハンドル高さ58cmまで下がりました、
昨日突破できなかった石と勝負です

ここまでの土砂を引き揚げる前に、井戸壁から崩れる土砂も予め始末しておきましょう。せっかく土砂を取り除いても、土砂が崩れては意味がありません。

BFを2mほど引き上げて、井戸壁の土砂を落とします。
25分後にBFを降ろすと、ハンドル高さは119cmです。高さ60cmほど、土砂が溜まりました。

BFを2mほど引き上げて
井戸壁の土砂を落とします
25分後にBFを降ろすと、
ハンドル高さは119cmです

BFを井戸底に押し込み、崩れた土砂を取り込みます。土層の締りは中位です。
BFがハンドル高さ86cmまで下がると、また石に当たりました。先ほどとほぼ同じ位置です。うーん、偶然ですかね? 石ではないのかな???
この石は軽く突破できました。そして、ハンドル高さ75cmで今度は砂利の感触です。これもチョイ上げ作戦で突破します。

そしてBFがまたハンドル高さ58cmまで下がりました。でも、石は突破できません。
ここまでの所要時間は1時間です。

砂収納状況:179cm(+68cm)
残り:1cm

BFはお腹いっぱいのはずです。引き揚げましょう。

BFがまたハンドル高さ58cmまで
下がりました、
石は突破できません

BFを引き上げました。BFの中身は23cm下です。計算が合いません。逆止弁の動作不良で、土砂が漏れたのでしょうか?

写真撮影後、井戸口から固定滑車を使って、BFを引き抜こうとしましたが重くて揚がりません。握力が萎えて、ロープを引き下ろすことができなくなりました。暫し、休憩。
ゴム手を力の入り易い軍手に変えて、もう一度ロープを引きます。ダメだー、ロープを腕に巻き付け、体重をかけても引き抜けません。腕ごとロープを持っていかれそうです。事故になりそうです。
ふと気が付きました。BFから持ち手パイプを外して無いやん!!

ボケていました。持ち手パイプを外して、固定滑車のロープを引いて、BFを引き抜くことができました。

BFを点検すると、逆止弁は正常動作していますが、爪がまた曲がり始めています。

BFを引き上げました、
BFの中身は23cm下です、
計算が合いません
BFの爪がまた曲がり始めています
BFから土砂を排出しました

浚い揚げた土砂を篩い分けました。青い石は当地の地表でも見られる凝灰岩です。
土砂を浚う作業で、2回ほど石に当たりましたが、それほど大きな石はありません。おかしい。やはり石ではなかったのか? では何なんだろう???

浚い揚げた土砂を篩い分けました、
青い石は当地の地表でも見られる凝灰岩です



2回目、残った掘りクズをBFで始末します。BFを降ろす際の撮影は忘れました。

BFを井戸底に降ろすと、21本目の180c​m定尺パイプに45cm短尺パイプを挿げ足してて​、ハンドル高さは92cmです。井戸壁の土砂が崩れて、高さ30cmほど土砂が新たに溜まっています。

BFが着底しました、
21本目の180c​m定尺パイプに
45cm短尺パイプを挿げ足してて​、
ハンドル高さは92cmです

BFを井戸底に押し込みます。土層の締りは緩いです。井戸壁から崩れたのは砂だけのようです。BFが下がっていきます。

BFがハンドル高さ58cmまで下がり、例の石に当たりました。ここまでに30cm分の土砂を取り込んでいます。いったんこの土砂も引き揚げて、砂回収部を空にすべきかとも思いました。しかし、長さ40m分の道具を引き上げて降ろすのも重労働です。取りあえず続行です。

井戸底の巨石に掬い上げ作戦を敢行です。
石にBFの爪が当たったら、ハンドルを引き上げて石を動かす作戦です。これで、石の形状とサイズが判りました。ハンドルを回すと爪が半周毎に当たります。石は井戸底に横倒しになり、全長は井戸径とほぼ同じです。このため、ハンドル半周毎に爪が当たるのです。
爪が当たった時点でハンドルを引き上げ、横倒しの石を立てるようにしているのですが、半周毎に同じことをやっていては、シーソーと同じでいつまで経っても石は立ちません。うむ、なるほど。

そして石に爪が当たり、ハンドルを引き上げて爪が外れると、石の背中を爪がなぞることになります。そのなぞる距離が半周毎に違うことが判りました。つまり石の一端は細く、他端は太いようです。洋梨型の石ですね。

これで対処方法が判りました。洋梨型の石の細い方のみ掬い上げ作戦を掛けて、石を立てるのです。

掬い上げ作戦の続行です。洋梨型の石の細い方を意識して掬い上げると、だんだんとハンドルが下がり始めました、ハンドル高さは53cmまで下がりました。ここで何度か失敗しましたが、横倒しの石が立ち上がり、爪の内側に取り込むことができました。もうハンドルに石は当たりません。問題なく回転します。やったぜ!!
後は、逆止弁の内側に巨石を取り込むだけです。ハンドル高さは52cmです。

ハンドル高さ43cmまで井戸穴は拡張してあります。掘りクズの残りは高さ15cmです。もう5cm、合わせて20cm下がれば、完全に巨石を取り込むことができるはずです。頑張ってハンドルを回します。


しかし、BFがハンドル高さ51cmまで下がったところで、これ以上は下がらなくなりました。爪部に砂が詰まっているのか?
砂が詰まった場合の対策は給水です。BFを引き上げ、掘削面に水を流し込めばよいはず。でもBFを引き上げると、せっかく取り込んだ巨石が転がり落ちてしまいます。

もしかしたら、石のサイズが大きすぎて、逆止弁に引っ掛っているのかもしれません。石だけならともかく、逆止弁を塞いでしまっては土砂は取り込めません。土砂が取り込めなければ、BFが下がるはずはないのです。

石は突破しましたがこれ以上下がりません。ここまでの所要時間は1時間半です。

砂収納状況:41cm(+41cm)
残り:139cm

体力切れです。これ以上の作業は無理です。(泣)
巨石は完全には取り込めていませんが、逆止弁に引っ掛って揚がることを期待しましょう。

BFがハンドル高さ51cmまで下がりました、
石は突破しましたがこれ以上下がりません

BFを引き上げました。BFの中身は90cmほど下です。高さ40cm分ほどしか土砂を取り込んでいないはずですが、高さ90cm分の土砂が揚がりました。容量の半分です。やはり計算が合いませんが、掬い上げ作戦で井戸壁から崩れた土砂を取り込んだためでしょう。

BFを引き上げました、
BFの中身は90cmほど下です、
容量の半分です

爪部を確認しましたが、BFの逆止弁が上がったままです。巨石を取り込めなかった模様です。ぐぬぬ!!
逆止弁が上がっているのは、巨石がここまで押し込まれた証拠です。ですが、逆止弁を通過できなかったのですね。残念です。

BFの逆止弁が上がったままです、
巨石を取り込めなかった模様です
BFから土砂を排出しました、
半分は水です

消耗しました。土砂の始末は明日にします。


感想と構想


頑張りましたが、巨石を引き揚げることはできませんでした。
もう少しなのですが、新たな道具の開発が必要でしょうか?


アルバム


2016年8月14日


︿
blog.isMobileRequest=true, blog.local=ja がんばれ日本!!