ブログランキング・にほんブログ村へ
ポチッと応援願います
初めての方はこちらへ 

投稿日 2016年6月4日土曜日

西丹沢で林道歩き、ユーシン渓谷

本日の記録


本日は晴れ。勤務先の山歩きの同好会の企画で、西丹沢のユーシン渓谷の林道歩きをしてきました。井戸掘りはお休みです。

渓谷には、ダムや発電所、砂利の採石場があり、自然環境は?ですが、綺麗な渓流でした。
これらの水が地下水を涵養しているんでしょうね。こんなきれいな水が、井戸から湧水すれば良いのですが。


山行


ユーシンブルーとして、渓流の水の美しさが有名な渓谷です。
天気は最高でしたが、渓流の水量が少なくてちょっと残念。

小田急新松田駅から富士急湘南バスで、
玄倉バス停着

堰堤の下は水が深くエメラルドグリーンに光っています

林道の先に檜洞丸を望む

第三隧道

玄倉ダムは工事中で渇水でした

この先で昼食を取り、引き返しました、
ユーシンロッジは休業中とのこと

新松田駅前の居酒屋さんで、明るいうちから打ち上げをして、解散しました。


感想と構想


高々、3~4時間。距離にして14~15km歩いたら、膝が痛くなりました。
衰えたものよのぅ。


アルバム


2016年6月4日


投稿日 2016年6月2日木曜日

鑿井方法に革命を!!

道具の検討


井戸壁の崩落が中々止まりません。深く掘り下げたいのですが、崩れた土砂の処置で稼働時間の大半を費やしてしまってます。中々効率が上がらないのが辛いところです。
深さ45cm分の下穴を穿つのに2時間、その後、井戸穴の径を拡げて土砂を浚うまで2~3日ほど掛かっています。痺れます〜。
何か作業をする度に井戸壁から土砂が崩れるため、仕方ないと言えば仕方ないのです。でも、何とかならんかのう。

一度に崩れるのは高さ100cm前後です。一方、砂回収器:スクリュードライバー2号(SD2)で一度に浚えるのは60〜80cmです。2回、土砂を浚えば片付く勘定です。しかし、この作業中にも井戸壁から土砂が転げ落ちて、SD2が噛んでしまう事があります。噛んだSD2を引き抜くとまた大規模に井戸壁が崩れる事になります。(泣)

もう一つの問題の方が重大かも知れません。下穴を穿つ際や、井戸穴を拡張する際にはオーガを使っています。この作業中にも井戸壁が崩れています。オーガが崩れた土砂に埋まってしまうため、引き抜きに苦労しています。崩れ込む土砂はやはり100cm前後です。

径75mmオーガが帰還しました、
井戸底で土砂に埋まり、
引き抜くのに1時間掛かりました
(撮影:2016/5/22)

土砂が大量に崩れて、オーガの引抜きが不能になるのを恐れています。今はたまたま、埋もれたオーガの引抜きに成功していますが、次回は保証できません。ヤバイヨー、ヤバイヨー。

掘り方を見直すべきです。キリッ!!
画期的な掘り方、従来の掘り方ではない革命的な掘り方を検討すべきです。(笑)

鑿井方法に革命を!!
ラ・マルセイエーズ



土砂浚いの効率は、塩ビ管のポンプ式井戸掘り器(VP50 長さ1m)から、STK鋼管(径76.3mm、長さ1m)の砂回収器に換装することで、飛躍的に向上しました。これが無ければ、深度32m付近の井戸壁崩落を突破する事はできなかったでしょう。
現在、また井戸壁崩落に悩んでいますが、アプローチは間違っていないはず。SD2の性能改善ができれば良いのです。

一度に浚える土砂の量を増やす方向で行きましょう。長さを2mに延長すればよろし。

取り込む土砂の量が倍になるので、逆止弁の見直しが必要です。ゴム弁では耐え切れないはずです。金属弁に設計変更しましょう。図面を描いてみます。

長さ2mだと、引き上げた際の取り外しも簡単にはできません。土砂の排出方法も見直した方が良いですな。でも、アイデア切れです。




もう一つの問題、オーガの埋没はどうしましょうか?

オーガが埋まる前に、素早く掘り下げて引き抜けばよいのですが、土砂が崩れるときは一瞬です。
何か、オーガをどうこうしても改善しそうにないです。

でも、ヒントはありました。一ヶ月以上前の記事ですが、これです。

2016年4月9日土曜日
祝、深度36メートル突破

径75mmオーガを使わずに、SD2だけで下穴を拡張しています。同時に土砂浚いも完了です。エクセレント!!

この掘り方は、ゴム弁にダメージを与えますので、お勧めではないです。でも、金属弁に変更すれば恐くない。
後は爪の強度ですな。爪の形状を見直すか、爪に補強板を当てるか、鋼管自体をもっと肉厚な材料に変えるか。もしくは全てか。


感想と構想


この記事は、5/25頃から仕込んでいました。砂回収器で井戸底を掘り下げるアイデアです。これを先日(5/29)、先行して試してみました。

径75mmオーガの替りに、SD2で井戸底を拡張しましたが、爪が大破しました。爪が砂利と砂で研がれて、薄く摩滅したのが原因です。SD2で井戸底を掘り下げるアイデアは良かったのですが、簡単にはいかないようです。

平行だった爪が、内側に折れ曲がってしまいました
(撮影:2016/5/29)

爪を強化するのと同時に、摩滅時に交換できる仕組みが必要です。

アイデア、アイデア、アイデア、…。


投稿日 2016年5月31日火曜日

巻尺で掘り下げた深さを常にチェックすべし

井戸掘り道具の紹介


井戸掘りが順調なら良いのですが、地下の土層は常に変化します。順調な掘り下げなど、長続きしません。(経験者談)
問題が起きたときは、早め早めに対策を打ちましょう。そして問題が起きたことを察知するのに役立つのが巻尺です。どう言う事?

巻尺は落下防止のため、
スナップリングと紐で結んであります
(撮影:2016/5/28


穴掘りは泥遊びでそれ自体が楽しいのですが、漫然と掘り下げていても、井戸掘りは中々進まないのです。
その原因は、井戸底が固く締まった土層に変化したとか、砂利層や井戸底での石との衝突、井戸壁の崩落、または道具の不調かもしれません。

1日作業して最後に深度を確認すると、全然進捗していないくて、ガッカリとか、堪りません。
例えばこの日、朝から夕方まで作業して、僅か5cmしか掘れていません。残念な1日でした。


2015年4月4日土曜日
井戸、掘れません

井戸掘りでは常に井戸底の状況を判断して、問題があれば直ぐに対策を考える必要があります。

口径10cm程度で、何mも深い井戸です。井戸底の状況を観察する手段は限られます。
判るのは、井戸底から浚い揚げた土砂の様子、道具の持ち手パイプから伝わる手応え、そして掘り進めている深さです。これらを総合的に見て、想像力をフルに働かせて、井戸底の状況を判断しなければなりません。僅か手掛かりから、問題を察知して、対策を講じなければなりません。でも、良く判らないことも多々発生します。
私も井戸底の様子が直接見れたらと、何度も考えたものです。カメラを降ろしてみるか、とかね。(笑)


もっとも、浚い揚げている土砂が砂から砂利に変っても、掘り進められているなら問題はありません。
手応えで井戸底の固さを感じても、掘り進められているのなら、これも問題はないのてす。
問題なのは掘り進められないときです。当たり前か…。
因みに、砂利や固い土層は無理をすると道具が壊れますので、その点は問題ありです。優しく道具を扱いましょう。

何らかの問題で、掘り進められない場合に、これを早く感知して、対策を立てることが大事なんです。

はい、ここで注目すべきなのは「掘り進められている深さ」です。例えば掘り下げ作業を10分行うと、何cm下がったのか、これを常にチェックすべきなんです。
このために、巻尺を手元に用意して直ぐに計測できるようにしておきます。

径75mmオーガがハンドル高さ70cmで
石に突っ掛かかりました、
全然掘り進められません、
作戦変更です
(撮影:2016/5/22)

砂利層で進まなくなったら、砂利突破器への換装。石と衝突して進まなくなったら、梃子やブルポイントの導入。粘土層で粘って進まなくなったら、掘り方をチョイ上げ作戦に変える。等々、対策をとれば無駄な時間と体力を使わなくて済みます。

「オーガを10分間回して、チェックしたら5cm下がった。なら、5分休憩を入れて、1時間で20cmのはず。2時間で40cmまで下がったら、土砂を浚うか。」と、作業計画も立てられます。


感想と構想


土層が締まっていて、中々掘り下げられないときは、ウンザリします。それでも、巻尺を使って進捗を確認して、僅か1cmでも掘り下げることができていれば、心の励みになります。

頑張れ、俺!!(笑)


投稿日 2016年5月29日日曜日

本日は鉄工屋さんです

本日の記録


鑿井は深度37m65cmまで達しました。これ以上掘り下げるには、井戸掘り道具の持ち手パイプが品切れです。
径50mmオーガ、砂回収器は壊れてしまったので、修繕が必要です。

本日は晴天で井戸掘り好日ですが、井戸掘りはお休み。終日、道具の金属加工です。でも時間足りなかった。


資材の購入


朝一で、ホームセンターへ資材の買出しに行ってきました。

・STKM11A(機械構造用炭素鋼管) 径28.6mm×肉厚1.6mm×20cm(ネット注文)
・アンテナステイ 2個
持ち手パイプの加工用です。

・M4×10mm皿ネジ
・M4×15mm皿ネジ
砂回収器の消耗品です。

・トラックロープ 20m 2本
引上げ用ロープを交換します。長さも足らなくなりました。

・スパナ
・ビニールテープ 青、緑
・防水シート
・蚊取り線香
その他色々。


道具の製作


オーガ接続パイプ
持ち手パイプの最先端を修繕します。
ねじなし電線管とオーガは、ボルト1本で接続しています。ここがこの道具の一番のウイークポイントです。肉厚1.2mmのねじなし電線管だけでは非力なので、肉厚2.0mmのカップリングを被せて強化しています。このカップリングが、だいぶくたびれてきたので交換します。

カップリングの長さは66mmしかありません。砂回収器を接続するには、15Aのコネクタを締め付ける別のボルト穴を開けています。オーガを接続する際には、ここから砂が浸入しないように、ボルトを通して蓋をしています。運用も面倒くさいので、見直ししました。

カップリングの替りに長さ20cmのSTKM11Aを手配しました。機械構造用鋼管で、外径28.6mm、肉圧1.6mmです。肉厚がちょい薄いですが、手ごろなサイズはこれしか見つかりませんでした。内径はねじなし電線管と同じ25.4mmです。

持ち手パイプの最先端を修繕します、
カップリングで強化していますが限界です
カップリングの替りに長さ20cmの
STKM11Aを手配しました、
外径28.6mm、肉圧1.6mmです

外径25.4mmのねじなし電線管に、内径25.4mmのSTKM11Aを被せてみるとキツキツです。556を吹き掛けて、プラハンマーで叩いて何とか収まりました。
ねじなし電線管にSTKM11Aを被せた状態でドリルで穴を開けて、ボルト4本で連結しました。

前のねじなし電線管は、カップリングを外して再利用します。

外径25.4mmのねじなし電線管に、
内径25.4mmのSTKM11Aを被せて、
ボルト4本で連結しました
前のねじなし電線管は
カップリングを外して再利用します



持ち手パイプ
延長用の持ち手パイプとコネクタを大量生産しました。(笑)
新造3本、流用1本です。コネクタは2本を余分に作成しました。これで7.2m分を新たに掘り下げられます。

時間がありません。急げ急げ!!

延長用の持ち手パイプとコネクタの大量生産中です
延長用の持ち手パイプが完成しました、
新造3本、流用1本です



ウインチハンドル
手巻きウインチのハンドルを木製から、鉄角パイプにアップグレードします。よっちゃんからのアドバイス(木製は力を掛け過ぎると折れるぞよ)に従います。

以前、ネット注文した鉄角パイプ(STKMR 32×14×1.6mm、長さ700mm)に、ボルト穴を開けました。ドラムの接続箇所はW5/16なので径8mmのボルト穴です。しかし、長ボルトを通すには径12mmの穴を開ける必要があります。手持ちの金工用のドリル刃は10mmまでしかありません。作業中断です。

手巻きウインチのハンドルを木製から、
鉄角パイプにアップグレードします
鉄角パイプにボルト穴を開けましたが、
長ボルトを通すには径12mmの
ドリル刃が必要でした、
作業中断



径50mmオーガ

径50mmオーガはブレードがうねり、シャフトが海老反っています。
サイドブレードを切り離した箇所が、井戸底で引っ掛かったようです。ここが一番の重症です。

径50mmオーガです、ブレードがうねり、
シャフトが海老反っています
サイドブレードを切り離した箇所が、
井戸底で引っ掛かったようです、ここが重症

径50mmオーガのブレードは金属疲労で細かい皺がよっています。力ずくで修繕すると破断しそうです。トーチでブレードを赤らめ、レンチを駆使して矯正しました。その後、ブレードに焼き入れしました。

シャフトはハンマーで叩いて、伸ばしてみました。後は溶接のみです。

径50mmオーガのブレードをトーチで赤らめ、
レンチを駆使して矯正しました、
再焼き入れ済です



砂回収器

砂回収器:スクリュードライバ2号(SD2)も修繕します、爪がありえないほど曲がっています。
外爪の根元に入ったクラックは15mm以上に広がっています。
内爪も5mmほどのクラックが入っていました

砂回収器:スクリュードライバ2号も修繕します、
爪がありえないほど曲がっています
外爪のクラックが15mm以上に広がっています
内爪も5mmほどのクラックが入っていました

曲がった爪を矯正して、溶接のため磨き上げました。修繕は鋼管の端材でパッチを当てます。パッチの形状と長さはどれぐらいにすべきか思案しています。

ゴム板が引き伸ばされた逆支弁も、調整し直しました。

爪を矯正して溶接のため磨き上げました、
鋼管の端材でパッチを当てます、逆支弁も調整しました

径50mmオーガとSD2の溶接作業が残ってますが、17時を過ぎてしまいました。時間切れです。
薄暗い所での溶接作業は事故の元です。溶接は来週にします。


感想と構想


片づけをしていたら、別の鋼管の端材が出てきました。先ほどの端材は砂回収器1号で使った、STK60.5 (肉厚2.3mm)でした。新たに見つけたのはSD2のSTK76.3(肉厚2.8mm)でした。
肉厚は0.5mm差ですが、見た目がだいぶ違います。

STK76.3を爪に当てたところ、違和感があります。本来は同じ厚さのはずですが、爪が薄く感じます。爪はSTK60.5と同じ厚みに見えます。どうやら掘削で摩滅して、薄くなっていますね。
まあ、土砂浚いで、SD2をせっせと回しています。砂利と砂の中で回しているので、砥石を掛けているのと同じです。

最近、SD2の爪が直ぐに曲がってしまうのも、爪が薄くなっているのが原因のようです。

片づけをしていたら、別の端材が出てきました、
先ほどのはSTK60.5 (肉厚2.3mm)、
左はSTK76.3(肉厚2.8mm)でした

このままパッチを溶接するだけで良いのか、悩みます。


アルバム


2016年5月28日


︿
blog.isMobileRequest=true, blog.local=ja がんばれ日本!!