本日の記録
作業時間 9:30〜18:00
掘削記録 0cm(深度3,988cm) 55cmは下穴です。
開始水位 580cm(水深3,408cm)
梅雨明けました。本日は快晴、気温は上がりましたが湿度が低く作業は楽でした。
先週、砂利層に穿った下穴を拡張しましたが、手強いです。中々進みません。
砂利層に開けた井戸穴に砂回収器を挿入すると、直ぐに噛んでしまいます。複合滑車で引上げていますが、ヤグラが傾いてきました。ヤバイす。
作業の準備
先週、井戸底の砂利層に径50mmオーガで下穴を穿ちました。この下穴を砂回収器で拡張に挑みましたが、撥ね付けられました。固いです。おまけに爪がまた曲がりました。
ロッキングプライヤーで曲がった刃先を直しました。
爪を良く観察すると、刃先部分は砂利に擦られて、肉が薄くなっています。おまけに、長爪が短くなって、短爪と区別がつかなくなり始めています。何か対策が必要ですが、思い付きません。
砂回収器を点検すると爪が曲がっています、 修理要です |
砂回収器3号の爪を修理して、 ヤスリで刃を砥ぎ出しました |
道具と材料
・オーガ本体+延長パイプ×22=4,050cm
・突き棒2号+塩ビHIVP25×200×17=3,570cm ←最近、使ってません
・砂回収器3号:ブルネンファウスト(BF)+延長パイプ×21=3,980cm
掘削の状況
砂回収器3号:ブルネンファウストを投入します。
BFを井戸底に降ろすと、持ち手パイプの5組目、180cm定尺パイプ15本目で引っ掛かりました。7/23から発生している事象ですが、解消されません。たぶん、井戸壁から飛び出た石に引っ掛かっているのでしょう。持ち手パイプを手で引上げて打ち込むと、通過できました。
砂回収器3号:ブルネンファウストを投入します |
BFを井戸底に降ろすと、 持ち手パイプの5組目、 180cm定尺パイプ15本目で 引っ掛かりました |
BFを井戸底に降ろすと、20本目の180cm定尺パイプに90cm短尺パイプと45cm短尺パイプを挿げ足して、ハンドル高さは89cmです。
BFが着底しました、 20本目の180cm定尺パイプに 90cm短尺パイプと 45cm短尺パイプを挿げ足して、 ハンドル高さは89cmです |
BFを井戸底に押し込みます。いきなり石に突っ掛かりました。BFを降ろす際引っ掛かった部分を打ち抜きましたが、引っ掛かっていた井戸壁の石が大物だったのかもしれません。掬い上げ作戦で突破を試みますが、突破できません。ハンドルが突っ掛かって回りません。BFの刃先で石を持ち上げるとハンドルが少し動きますが厳しい。
掬い揚げ作戦を続行します。ハンドルが徐々に下がっていきますが、突破できません。そしてハンドルが高さ64cmまで下ったところで、ハンドルがズルリと回転しました。石を取り込めたようです。良かった。ここから下の土層の締まりは中位です。チョイ揚げ作戦でBFが下っていきます。
BFがハンドル高さ43cmまで下りました。拡張済のほぼ最深部です。後1cmで深度39.33mですが、砂利に突っ掛かってこれ以上進みません。ここまでの所要時間は10分です。
砂収納状況:45cm(+45cm) | 残り:135cm |
やはり、BFでは砂利層を打ち抜くことはできません。径75mmオーガを投入するしかないです。そのためには、堀クズを始末する必要があります。
BFは井戸壁の砂利層とSTK鋼管の間に土砂が詰まって、回転がキツイです。詰まった土砂を落とします。
BFがハンドル高さ43cmまで下りました、 拡張済の最深部です、 後1cmで深度39.33mです |
BFを複合滑車(ダブルタイフーン)で引き上げます。砂利層からBFを引き抜くのは超渋いです。ロープに全体重を掛けないと引き抜けません。ハンドル高さ67cmまで引上げると、何とか抜けました。
5分後にBFを井戸底に降ろすと、ハンドル高さは66cmです。高さ20cm以上の土砂が溜まりました。
ここから再度、BFを井戸底に押し込み、ハンドル高さが40cmまで下りました。ここまでの所要時間は20分です。
砂収納状況:71cm(+26cm) | 残り:109cm |
BFを引き上げて、再度ハンドル高さ40cmまで押し込みました |
もっと、ガッツリ土砂を落としましょう。BFを3mまで引き上げて井戸壁の土砂を落とします。
40分後、BFを降ろすとハンドル高さは66cmです。ガッツリとは行きませんでした。井戸壁の崩落は少なくなっているようです。
BFを3mまで引き上げて 井戸壁の土砂を落とします |
40分後、BFを降ろすと ハンドル高さは66cmです |
BFを井戸底に押し込み、ハンドル高さ40cmまで押し込みました。ここまでの所要時間は5分です。
砂収納状況:97cm(+26cm) | 残り:83cm |
BFをハンドル高さ40cmまで押し込みました |
BFを引き上げて5分後に降ろすと、ハンドル高さ57cmです。崩れる土砂が少し減りました。
BFを引き上げて5分後に降ろすと、 ハンドル高さ57cmです、 崩れる土砂が少し減りました |
BFを更に井戸底に押し込み、ハンドル高さ40cmまで押し込みました。ここまでの所要時間は5分です。
砂収納状況:114cm(+17cm) | 残り:64cm |
BFをハンドル高さ40cmまで押し込みました |
BFを引き上げて、またハンドル高さ40cmまで押し込みました。ここまでの所要時間は15分です。
砂収納状況:127cm(+13cm) | 残り:53cm |
ここまでしつこく土砂を浚えば、井戸底はきれいになったでしょう。井戸底の掃除は終了です。
BFを引き上げて、 またハンドル高さ40cmまで押し込みました |
BFを引き上げました。BFの中身は73cmほど下です。
BFの逆止弁は正常に動作しています。爪はまた曲がっています。ぐぬぬ!!
BFを引き上げました、 BFの中身は73cmほど下です |
BFの逆止弁は正常に動作しています |
BFで浚い揚げた土砂を笊で篩い分けました。巨大な石が揚がりました。BFを押し込む際に、手を焼いた石です。石のサイズは8.0×5.0×4.0cmです。過去最大級です。
BFで浚い揚げた土砂です、巨大な石が揚がりました、 手を焼いた石です |
石のサイズは8.0×5.0×4.0cmです、過去最大級です |
久々の登場です。径75cmオーガで井戸底の砂利層に挑みます。
径75mmオーガを井戸底に降ろすと、21本目の180cm定尺パイプに90cm短尺パイプと45cm短尺パイプを挿げ足して、ハンドル高さは66cmです。深度の計算はほぼ合っています。
久々の登場です、 径75cmオーガで井戸底の砂利層に挑みます |
径75mmオーガが着底しました、 21本目の180cm定尺パイプに 90cm短尺パイプと 45cm短尺パイプを挿げ足して、 ハンドル高さは66cmです |
径75mmオーガを井戸底に捩じ込みます。ハンドルに砂利の感触が伝わります。確かに砂利は固いのですが、BFで打ち抜けないほど固い訳ではありません。
10分も掛からず、径75mmオーガがハンドル高さ40cmまで下がりました。ハンドルが低すぎます。持ち手パイプを延長します。ここまでで、高さ65cm分の下穴を拡張しました。
径75mmオーガがハンドル高さ40cmまで 下がりました |
径75mmオーガの引き上げで噛みましたが、ダブルタイフーンで煽るようにロープを引いて引き抜きました。
径75mmオーガの引き上げで噛みましたが、 複合滑車(ダブルタイフーン)で煽るように ロープを引いて引き抜きました |
径75mmオーガから90cm短尺パイプと45cm短尺パイプを取り外して、180cm定尺パイプに挿げ替えました。ハンドル高さは118cmです。最初に径75mmオーガを投入した際のハンドル高さは66cmでした。45cm分を延長して高さ111cmのはずです。誤差8cmが井戸壁から崩れた土砂ですが、ほとんど崩れていません。良い兆候です。
径75mmオーガから90cm短尺パイプと 45cm短尺パイプを取り外して、 180cm定尺パイプに挿げ替えました、 ハンドル高さは118cmです |
径75mmオーガを井戸底に捩じ込みます。先ずは先ほど拡張した25cm分の掘りクズ部分です。
5分ほどで、径75mmオーガがハンドル高さ85cmまで下がりました。ここから新たな拡張です。
径75mmオーガがハンドル高さ85cmまで 下がりました、 ここから新たな拡張です |
ハンドル高さ85cmからは砂利が少々多めになりました。手強いです。
3分後、径75mmオーガがハンドル高さ83cmまで下がったところで、噛んでしまいました。フルパワーを掛けても突破できません。持ち手パイプを延長したのに、高さ2cm分しか進捗していません。ぐぬぬ!!
ジタバタしましたが、突破できません。無理です。オーガの引上げも固くなり始めました。いったん土砂を浚ってから、再挑戦しましょう。
径75mmオーガがハンドル高さ83cmまで 下がったところで 噛んでしまいました |
今回も径75mmオーガの引き上げで噛みましたが、ダブルタイフーンで煽るようにロープを引いて引き抜きました。
径75mmオーガが帰還しました。サイドブレードに砂利が挟まっていました。やはり、砂利層です
径75mmオーガが帰還しました |
径75mmオーガのサイドブレードに 砂利が挟まっていました |
BFで堀クズを浚います。
BFを井戸底に降ろすと、また持ち手パイプの5組目、180cm定尺パイプ15本目で引っ掛かりました。朝一で引っ掛かる箇所を打ち抜きましたが、突破できていなかったです。ならもう一度、打ち抜きます!!
…て事は、あの大石は打ち抜いた石ではなかったようです。
BFで堀クズを浚います |
BFを井戸底に降ろすと、 また持ち手パイプの5組目、 180cm定尺パイプ15本目で引っ掛かりました |
引っ掛りを打ち抜いたら、噛んでしまいました。あたた!!
ダブルタイフーンで引き抜きました。単に井戸壁から石が飛び出ているのではないようです。井戸壁がどうなっているのか、想像が付きません。
引っ掛りを打ち抜いたら、 噛んでしまいました、 ダブルタイフーンで引き抜きます |
BFを井戸底に降ろすと、21本目の180cm定尺パイプを挿げて、ハンドル高さは147cmです。60cm以上の土砂が溜まっています。
BFが着底しました、 20本目の180cm定尺パイプに 90cm短尺パイプと45cm短尺パイプを 挿げ足して、 ハンドル高さは147cmです |
BFを井戸底に押し込みます。土層の締まりは中くらい、所々に砂利を感じます。
BFがハンドル高さ85cmまで下がりました。ここから下が径75mmオーガで拡張した砂利層です。
BFがハンドル高さ85cmまで下がりました、 ここから下が拡張した砂利層です |
BFを井戸底に押し込みます。土層の締まりは超固い。
拡張済なのにBFに砂利が突っ掛かります。チョイ上げ作戦で砂利を剥がしていきますがキツイです。本当に拡張できているのかな? 計算間違えてない? ちっともBFが下らず、心が折れそうです。全然、下がりませーん!!
泣きそうになりながら、BFのハンドルを回している内に、少しずつ下がり始めました。そして5cm下って、ハンドル高さが80cmを下ると、急に楽になりました。砂利層を突破したようです。
ハンドルを3分回すと1~2cm下ります。以前のペースで掘り進められるようになりました。
BFがハンドル高さ65cmまで下がりました。径75mmオーガで拡張した高さ20cm分まで下がりました。とうとう、砂利層を打ち抜きました。
BFがハンドル高さ65cmまで下がりました、 径75mmオーガで拡張した高さ20cm分まで 下がりました |
ここから下は、また径75mmオーガで拡張しましょう。そのために、堀クズを始末します。
BFを3mまで引き上げで、井戸壁の土砂を落とします。
5分後にBFを降ろすとハンドル高さは128cmです。高さ60cmほど土砂が溜まりました。また井戸壁が崩れ始めたようです。
BFを3mまで引き上げで井戸壁の 土砂を落とします |
5分後にBFを降ろすと ハンドル高さは128cmです |
BFを井戸底に押し込みます。土層のしまりは中位です。
BFがハンドル高さ114cmで石に突っ掛かりました。掬い上げ作戦で突破します。
BFがハンドル高さ95cmまで下ると、回転はするのですが下らなくなりました。BFの爪に土砂が詰まったか? ハンドルを引上げて井戸底に、エイッと押し込みます。爪に詰まった土砂を内部に押し込むピストン作戦です。もう一度、エイッ!!
BFが下り始めましたが、10cm下ってハンドル高さ85cmでまた下らなくなりました。また、ピストン作戦を敢行です。エイッ!!
BFが下り始めましたが、ハンドル高さ78cmでまた下らなくなりました。何ですかねこれは???
もう一度、ピストン作戦です。ハンドルを引上げて、エイッ!!
ダメです。ピストン作戦でも下らなくなりました。ハンドル高さは80cmに出戻っています。先ほどはハンドル高さ65cmまで下ったのに、15cm分、後退しています。厳しいねー!!
ハンドルが下った際の撮影は忘れました。
BFを引き上げました。BFの中身は41cmほど下です。
BFの逆止弁は正常動作しています。爪も曲がっていません。何で下らないんだろう?
BFを引き上げました、 BFの中身は41cmほど下です |
BFの逆止弁は正常動作しています、 爪も曲がっていません |
BFから土砂を排出しました、 水が多くて土砂が見えません |
体力を消耗しました。浚い揚げた土砂の始末は明日にします。疲れたー!!
感想と構想
ちょっと前から気がついていましたが、ヤグラの柱が曲がっています。単管をジョイントで接続した部分です。このまま負荷を掛けると、ジョイントが破損しそうです。
そもそもの原因は、ヤグラの南東、南西の柱が沈下して、全体が南側に傾いていること。それに何故か、北東の柱が西側に倒れ込んでいます。
重大事故が起きる前に修繕したほうが得策です。明日はジャッキを持ち込んで、ヤグラの修繕です。
ヤグラの北東の柱が西方向に 倒れ込んでいます、 2本目の柱の連結部が曲がっています |
アルバム
2016年7月30日 |