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投稿日 2015年1月24日土曜日

突き棒3号、資材が揃いません

本日の記録


今日も道具製作で、井戸掘りはお休みです。


資材の購入


・ステンボルト
・メタルソケット雌
・インクリーザ40×25
・アルミ箔

午前は鋳型用の缶詰を探しに、コンビニ2軒、スーパーマーケット2軒を廻りました。サイズの合う缶が見つかりません。缶は諦めるしかありません。

その後、地元のホームセンターに移動。缶がなければ管を使えばよろし。鉄管、ステンレス管、アルミニウム管と見て廻りました。でも見つかるのは径38mmまでです。ぐぬぬ。
結局、見つけたのは32Aの白管の継ぎ手類です。32Aの白管の外径は42.7mm、足場単管の内径は43.8mmです。1mmぐらい遊びがあるほうが出し入れで安心です。「いいね!」
でも、使えそうなのは32Aの長ニップル20cmしかありません。1本2千円弱では手が出せません。10cmの鉛ペレット14本分で7万円になってしまいます。32Aの白管を探して10cm単位で切り出しましょう。

地元のホームセンターでは白管の長物は扱っていません。隣町のオームセンターへ移動です。残念、ここでも25Aまでしかありません。更に隣町のホームセンターへ。ここは20Aまでしかありません。ぐぬぬ。こりゃ、ネット注文ですね。


作業の準備


午後は鉛を入手しました。
海岸近くに捨てられていた魚網のロープです。このロープに錘が付いているのを思い出しました。見つけたのは4~5年前でしょうか。同じ場所に、半分砂に埋もれて残っていました。

魚網のロープを回収してきました
ロープの鉛製の錘です

腐ったロープから、鋸と金鋏を使って、錘を外しました。数を数えると111個、ぞろ目です。笑
海水を被っているので、水道水で脱塩しています。

錘を外しました、111個 
バケツに水道水を入れて脱塩中です

秤で計量すると、錘は一個320gです。全量で35kg強、バケツに水を入れると片手では持てません。
資材の再利用、海岸の鉛汚染除去、そしてタダです。一石三鳥ですね。


感想と構想


突き棒3号アースクラッシャー製作は頓挫中です。
2軒目のホームセンターで金テコを見てきました。リーマ状の刃先で反対側は平刃です。長さは1.5m、重さは5~6kg程度でしょうか。かなりの破壊力とみました。魅力的です。
突き棒3号も槌型ではなく、なんか刃先をつけた方が良い気がします。槌型でもとりあえずはかまいませんが、将来的に刃先をつけられるように交換式にしたいです。でも、構造が複雑になって、脆弱かな。

そもそも、槌型だとしても、座金を単管に溶接するだけではダメですね。挿入する鉛ペレットは20kg前後になります。この重量に耐えられるようにしなければなりません。鉛ペレットを井戸底にぶちまけないようにしないと。怖


アルバム


2015年1月24日

投稿日 2015年1月23日金曜日

突き棒3号、検討四日目

道具の検討


昨日、帰宅途中のコンビニで購入した「ウコンの力」120mlを飲み干しました。この空き缶を突き棒3号の単管に挿入できるか確認すると、サイズが合いません。どういうこと??


単管には足場用の管厚2.4mmと、軽量用の管厚1.8mmがあります。突き棒3号の単管は足場用です。ところが昨日の管径の試算は、何故か軽量用で計算してました。

足場用単管です。スペックは以下のとおり。
 ・径:48.6mm
 ・管厚:2.4mm
 ・内径:43.8mm
価格は長さ1mで1,200円。材料屋だとメーター400円なのでネットだと割高です。
単管パイプ 1.0m Φ48.6×厚2.4mm マルイチ製
マルイチ
https://amazon.co.jp
軽量用単管です。スペックは以下のとおり。
 ・径:48.6mm
 ・管厚:1.8mm
 ・内径:45.0mm
価格は出展者で異なり、長さ1mで1,700円です。
大和鋼管のスーパーライト700は肉薄ですが、高張力鋼を使用しており、重量は25%減。引張強度は40%増の優れものです。
大和鋼管 スーパーライトパイプ 1.0m 両ピン付 SL10P-4381 【7616023】
大和鋼管
https://amazon.co.jp

「ウコンの力」のアルミニウム缶は径45mmです。足場用単管の径43.8mmには当然入りません。最初からやり直しです。ぐぬぬ。
まあ、「ウコンの力」を買い占めなくて良かったです。笑

週末にスーパーマーケットに出向いて、缶詰を色々見てきましょう。適切なサイズがなければ、アルミ管を切って、底を何かで蓋をして、鋳型にするしかないです。今週末には突き棒3号は間に合わないかもしれません。
投稿日 2015年1月22日木曜日

突き棒3号、検討三日目

道具の検討


鉛ペレットの鋳型には、缶コーヒーのショート缶を使うつもりでした。昨夜、普段は飲まない缶コーヒーを購入して、単管に入るか確認しました。でも、サイズが合いませーん。
今日の昼休みにコンビニで色々見てみましたが、ショート缶は径53mmで統一されているようです。自動販売機で販売できるようにでしょうね。

◆昭和アルミニウム缶 製品一覧
http://www.showacan.co.jp/products/

コンビニで缶コーヒー以外の、お茶、お汁粉、スープとかの缶製品も見て廻りました。しかし、全て径53mmでダメです。そして、やっと見つけたのがこれです。

宴会の前に良くお世話になっています。特に連チャンの時に強力な味方です。ここまで、井戸掘りと関係無し。(笑)
ウコンの力 SUPER 120ml×6本
ウコンの力
https://amazon.co.jp

缶径は45mm、容量は120ml、缶の高さは12cmです。突き棒3号の単管なら12本格納できるサイズです。アルミニウム製でスクリューキャップが付いていますので、鉛を密閉できます。これで鉛汚染の心配もありません。「いいね!!」
容量と個数から計算して、充填できる鉛は16.3㎏です。単管重量3.1㎏と合わせると19.4kgです。良か良か。

気になるのは、缶径のサイズが単管内径とギリな点です。溶解した鉛を流し込む際に膨張しないように考慮が必要です。どうしましょう。
充填時に濡れ雑巾でアルミニウム缶を巻いて、熱膨張を防ぐしかないですね。まずは試作してみましょう。

後は、口が細いのも気になります。食品用の缶は腐食防止のために、内側にエポキシ樹脂を塗布してあります。以前、鉛を溶かして缶で錘を作成したときは、エポキシが燃えてガスが出ました。口が細いと解けた鉛が噴出しそうです。鉛は缶に八割ぐらい流し込み、エポキシが燃え尽きた後に、注ぎ足しするようにしましょう。


投稿日 2015年1月21日水曜日

突き棒3号、検討二日目

道具の検討


突き棒3号、アースクラッシャー!!の検討を続けてます。製作前のシミュレーション込みです。

突き棒3号に充填する、砂鉄の比重を確認しました。

「砂鉄の堆積機構について」、増井 次夫、横浜国立大学理科紀要 第ニ類 生物学・地学 (1), 79-86, 1952-03
横浜国立大学学術情報リポジトリ
https://ynu.repo.nii.ac.jp/?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_detail&item_id=1523&item_no=1&page_id=59&block_id=74

純粋な砂鉄は比重5.3、通常は不純物を含むためこれより小さいようです。鉄の比重7.85より3割ダウンです。砂鉄を詰める単管も上部5cmの位置に救出用ロープを通す穴を開けますので、150cm分全てに砂鉄を詰められません。突き棒3号の重量を再計算します。

単管のスペック(A)
 長さ:1.5m
 径:48.6mm
 厚さ:2.4mm
 重さ:4.1kg

詰める砂鉄(B)
 長さ:1.45m
 径:43.8mm
 体積:2,184.7cm^3
 比重:5.3
 重量:11.6kg(隙間なくびっしり詰めたとして)

【答】A+B=15.7㎏

単管サイズの鉄棒22kg弱から、少しスペックダウンしてしまいました。うーん、単管2本分に砂鉄を詰めて、単管ジョイントで接続してみるかなー。30㎏に強化されるけど、砂鉄集めと2本目の製作に手間が増えるし、井戸穴への上げ下ろしの際に接続・分離が面倒くさい。

やはり、最初に考えた鉛が気になります。鉛は比重11.4です。(B)を鉛に変えると29kgです。せっかく作成するなら強力な突き棒が欲しいです。しかし、鉛を溶かして単管に充填するのは大掛かりになります。別の手段を考えましょう。
ヒントは核燃料棒。福島は大変なことになっていてお気の毒です。テレビで福島4号機から、核燃料棒を取り出す番組を見ました。核燃料棒は数メートルありますが、一本丸ごとウランではありません。パイプの中にペレットという形でウランが封入されているそうです。これを参考にしましょう。鉛を溶かして、単管に入るサイズのペレットを鋳型で作れば良いのです。鋳型には缶飲料の容器を使いましょう。

鉛は中毒性の高い金属です。鉛は本来は白銀色ですが、酸化し易く直ぐに鉛色に変わります。しかしこれは酸化膜に覆われた状態で、比較的安定です。このため、昔は水道管に鉛管が良く使われました。それでも少しずつ鉛が溶け出すので、健康への問題で鉛管は使用されなくなりました。
今回の井戸掘りでは、井戸底の粉砕だけに使うので、長期利用による鉛成分の溶け出しは気にしません。しかし、井戸底を粉砕する際に、単管の中で擦れて、鉛の粉末が漏れる可能性があります。どうしましょう。熱収縮フィルム等でカバーすれば良いかな? いや、もっと単純にガムテープで巻いてしまいましょう。簡単簡単。

鉛の入手先は? はい、心当たりがあります。


投稿日 2015年1月20日火曜日

突き棒3号、アースクラッシャーを検討中

道具の検討


井戸底の礫を突破する方法を検討しています。
今まではオーガで引っ掛けて、梃子で引き上げて石を砕いていました。現在はオーガに石が引っかかりません。井戸穴全体を複数の石が塞いでいて、オーガ自体が下に潜り込めないようです。下から引き上げられないなら上から砕くしかありません。しかし、単管で作成した突き棒では威力が足らないようです。また尖らせた刃先が丸石で滑って、力を伝えきれないようでもあります。うーん…。

突き棒3号を検討しましょう。2mから切出した1.5mの単管は既に用意してあります。
単管の先に鋼製の削岩用のビットを取り付ければ良いのです。しかし、ネット検索してもエアハンマーのチゼルしか見つかりません。太さが足らないです。それにリーマ型や平ノミ型だと、丸石に正確にヒットしないと効果がないかもしれません。
では、単管自体を槌にしましょう。単管に鉄板を溶接して蓋をして丸くグラインダーを掛ければいいかな。

ピコーン、思いつきました。

ヤグラの杭として単管を打ち込んだ際に、打撃面の保護用の座金を使いました。これを溶接して使いましょう。

ハンマーで叩いても大丈夫な素材です。これを突き棒の下に溶接します。
管打ち兄弟 ヘッド(兄)のみ
カワモリ産業
https://amazon.co.jp

単管の重量も強化しましょう。滑車で引き上げてドッスンドッスン落すイメージです。名付けて、

突き棒3号、アースクラッシャー!!!

単管の中に砂を詰めましょうか。コンクリートで固めるのも良さげです。
もっと重く、例えば鉛を溶かして流し込むのはどうでしょう。「いいね!!」
水道の鉛管を廃材屋で探して、鉄鍋で溶かせばいいかな? 単管自体も加熱しておかないと、上手く充填できないかも。結構大掛かりになります。うーん…。

ピコーン、思いつきました。

砂鉄を詰めましょう。子供が小さいときは海岸の砂浜で砂鉄集めをしたものです。場所を選べば、2〜3時間でバケツ一杯ぐらいは集められます。単管に砂鉄を詰めて、塩ビのタフボンドで蓋をすればよろし。

突き棒3号の単管のスペックです
 長さ:1.5m
 径:48.6mm
 厚さ:2.4mm
 重さ:4.1kg

砂鉄を詰めても隙間がありますが、単管の径の鉄棒だとすれば重さはいかほど?
体積はπr^2hから、2,782.6cm^3です。鉄の比重が7.85ですから、重さは22kg弱です。この重さを1mほど持上げて、井戸底に叩き込みます。
水中ですから抵抗があります。引上げ用のトラックロープは、細いポリエチレンロープに変更しましょう。
砂鉄は2リットル程度集めれば良い計算です。砂鉄集めの磁石はフック用の強力磁石がありました。これで、砂鉄収集器を作ります。


感想と構想


先週末、井戸掘りの見学者が「この長さ(ヤグラ4m)の単管でガンガンやれば掘れるだろう」と感想を漏らしていました。単管4mの重さは11kgです。アースクラッシャーは、その2本分の重さです。期待大です。

投稿日 2015年1月18日日曜日

手押しポンプを解体しました

作業の準備


午後は手押しポンプのレストアです。556を掛けておいた、錆々ポンプを解体しました。

手押しポンプを解体しました

手押しポンプの外見はまだいけそうでしたが、内部は重症です。
ロッドのボルトを回したら、ロッド自体が捩れました。サビでボルトが固着しているせいもありますが、ロッドの金棒自体が錆で痩せています。このロッドは再生不能です。
玉下もサビの塊です。構造が判らないぐらいです。
本体内部も浮き錆がびっしりです。錆を落とすと凸凹になりそうです。ポンプとして機能できるか不安です。パテ埋めしないとダメかも知れません。

ロッドは腐ってました
玉下も腐ってました
本体内部も錆々です

玉下の弁は浮き錆がびっしりです。パッキンのチクワも劣化しています。センターのネジを外せればレストアできるかもしれませんが…。
問題は玉下の配管関係です。パイプレンチが2丁ないと外せそうにありません。

玉下の弁とパッキン、再生不能です
玉下と異径ソケットを繋ぐニップルのサイズ

ロッドは交換しないとダメです。プラ玉とセットで購入することにします。amazonより安い所をさがしましょう。
玉下は、パイプレンチの購入費用と、交換費用を比較して対応を決めます。パッキンと弁のみ交換できれば安く上がりそうですが、擦り合わせが必要で、部品単品は販売していないようです。玉下全体が消耗品なのでしょうか。


道具の検討


水関係の鉄製品は怖いですね。内部がここまでボロボロだとは思いませんでした。交換部品に費用は掛けたくありませんが、工具代や人件費も勘案して対応するしかありません。


アルバム


2015年1月18日

礫層を突破できません

本日の記録


作業時間 9:30〜13:30
掘削記録 全然掘れませぬ、0cm(深度1,070cm)
開始水位 測定せず


道具と材料


・オーガ本体+エクステンション×2+延長パイプ×5=1,192cm
・突き棒2号+塩ビHIVP25×200×6=1,360cm


掘削の状況


今日はお昼までの作業でした。
先ずは昨日の堀屑を浚います。一回目は砕けた砂利と泥水、二回目は粗砂が少し揚がりました。堀屑を浚うと、井戸底に井戸掘り器が当たってコンコンと硬い感触がします。昨日も頑張りましたが、礫層を突破できていません。

泥水と砕けた砂利が揚がってきました
粗砂が揚がってきましたが、掘れているのかな?

昨日は突き棒1号で井戸底の石と直接闘いましたが、今日は突き棒2号を使って石の周りを解す作戦です。井戸底を突いた感触で井戸底の形状を想像して対処を考えていますが、どうなっているか良くわかりません。複数の石が井戸底を塞いでいます。隙間を突き棒2号で解しますが、その隙間の下にも石があるような…。どうしたらいいのでしょう。

オーガのサイドブレードがまたやられています

井戸掘り器で粗砂、砂利、泥水が揚がってきます。礫層になってから、泥水が結構ネットリしているのが気になります。粗砂の中に礫が混じっているにしては濃すぎます。
もしかしたら、粗砂の帯水層は過ぎて、不透水層の粘土に礫が混じっているのかもしれません。今々、掘っているのが不透水層だとしたら、これを突破すると溜まっている地下水は水落ちしてしまうのでしょうか? うーん、不安不安。
ネットリ泥水の正体が、パイプの出し入れで井戸穴の上部から剥がれて落下している粘土なら良いのですが…。

砂利は揚がってきますが、井戸底には大物が潜んでいます


感想と構想


自転車を漕いで現場に向かう際に、農地入り口のお宅を通り過ぎました。ご主人が庭先でどなたかと会話しています。声は聞こえませんが、両手の親指と人差し指で輪を作っています。多分、「これぐらいの穴で」。次に両手を握って上下に動かしています。多分、「手でドンドン突いて」。そして、現場を指差しています。多分「あそこの奥で掘ってる」。
どうやら、井戸掘りの話をしているようです。

現場に入って作業を始めると、やはり先ほどのお二人がやって来ました。ご主人が友人の方に、井戸掘りの方法と状況を説明しています。一度説明しただけですが大したものです。笑

友人の方は、「単管の先を尖らせて掘ってるんだよ」と言われると、「どれどれ」。
更に、「ゴム弁のポンプみたいので、吸い上げるんだよ」と言われると、「どれどれ」。

そして二人して、「大工とか職人の作業を見てると飽きないんだよなー」、「そうそう、俺なら自分がやるときはこうするなって考えてるよ」。お二人ともDIYがお好きなようです。

井戸掘り器を落として、ジャボーンと音がすると、「おー、水が溜まってるよ」
井戸掘り器を上げると、「おー、あんなにパイプが濡れている。深いなー」
井戸掘り器の中から粗砂を掻き出すと、「おー、掘れてる掘れてる」「でも気が短いヤツはダメだな」

ヤグラの単管を指差して、二人で井戸談義をしています。「この長さの単管でガンガンやれば、掘れるだろ」「いやー、重くてダメだな」「エンジンで巻き上げられないかな」、楽しそうです。

ご主人の携帯電話に鳴り、お二人は帰られました。電話が掛からなければ、ずっと見学していたかも。邪魔ではありませんが、試行錯誤を見られるのは気恥ずかしいです。

最後に友人の方は「いい遊びを見つけたね」と。笑
本当です。掘れればですが…。


アルバム


2015年1月18日

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blog.isMobileRequest=true, blog.local=ja がんばれ日本!!