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投稿日 2015年8月22日土曜日

井戸底でオーガが何を噛んだのでしょうか

本日の記録


作業時間 8:30〜11:30
掘削記録 0cm(深度2,470cm) 本日は下穴の拡張のみです 
開始水位 525cm(水深1,945cm)

今日は朝から暑いです。昨日の事故原因が判りません。多分、大き目の石が井戸底に転がっていると思います。径75mmオーガにまた引っ掛けて、引き上げられるか挑戦です。
本日は午前中の3時間のみ作業。午後は友人出演のバンドの公演に行ってきました。


道具と材料


・オーガ本体+延長パイプ×13+90cm短尺パイプ+45cm短尺パイプ=2,565cm
・突き棒2号+塩ビHIVP25×200×12=2,570cm
・ポンプ式井戸掘り器


掘削の状況


沈殿した粘土を浚いますが僅かです。今の砂層になってから、粘土が少ない気がします。
堀クズの細砂も少ししか揚がりません。

沈殿した粘土を浚いますが少ししか溜まっていません
井戸底を突いても掘りクズが少ししか揚がりません

径75mmオーガで「大き目の石?」を引っ掛けられるか挑戦です。しかし、井戸底の堀クズはポンプ式井戸掘り器で突き固められているかもしれません。いったん堀クズを径50mmオーガで解してみます。

径50mmオーガを井戸底に降ろすと、ハンドル高さは110cmです。70cm分を掘下げた際のハンドル高さが30cmでしたので、下穴が全て埋まり、その上に10cm分の堀クズが積もっていることになります。
特に障害もなく70cm分を再度掘り下げて、深度24m70cmに到達です。砂利もあるはずですが、いったん掘削した後なので抵抗にはなりません。ただ、全般的に固いというか、土層が粘りハンドルが重いです。

径50mmオーガで掘りクズを解してみます
径50mmオーガが着底しました、
ハンドル高さは110cm、下穴70cm分が埋まり
掘りクズが10cm溜まっています
昨日掘り下げた深度24m70cmに到達です、
ハンドル高さは30cmです

次に径75mmオーガの投入です。「大き目の石?」を上手く引っ掛けられるでしょうか?
径75mmオーガを井戸底に降ろして回転させます。15cmほど下がった位置で、ゴリッと石に接触した手応えがありました。きたー!!
しかし、その後は明確な感触はありません。そのまま、残った下穴の拡張に突入です。

事故は下穴の残り10cmを拡張するため、いったんパイプを引き上げて延長した際に発生しました。今回は反省して、ボルトの接続位置が地上にある内にパイプを延長しました。
そして、下穴の残り10cmの拡張に成功しました。もう少し掘り下げられるかなと頑張りましたが、オーガが井戸底に噛んで回転しません。んー、もしかして…。やはり、左回転もしません。引き上げもできません。昨日と同じ現象です。何だろう???

径75mmオーガで下穴の残り10cmを拡張します
径75mmオーガが着底しました、
ハンドル高さは120cm、
掘りクズの嵩が増しました
ハンドル高さ65cmです、
パイプ接続位置が地上に出ている内に45cmの
短尺パイプを繋ぎます
残りの下穴10cm分を拡張しました、
ハンドル高さは75cmです

昨日編み出した「梃子でギコギコ」作戦で径75mmオーガを回収します。
今回も石は挟まっていません。本当に「大き目の石」があるのか、疑問です。

また径75mmオーガが井戸底で噛んでしまいました、
梃子をギコギコ漕いで引上げます
径75mmオーガが帰還しました、
石は今回も挟まっていません

「大き目の石」回収は失敗です。取り敢えず下穴の拡張は完了したので、堀クズを除去します。もしかしたら、「大き目の石」も揚がるかもしれません。
まだ11時半ですが、本日の作業は終了です。


感想と構想


今日もみーちゃんが作業を覗きにきました。

昨日の事故について、暫し会話。判ってくれたかな?


アルバム


2015年8月22日


投稿日 2015年8月21日金曜日

事故発生!! オーガが井戸底を噛んでしまいました

本日の記録


作業時間 9:00〜18:00
掘削記録 70cm(深度2,470cm) 10cm分は下穴のみです 
開始水位 520cm(水深1,880cm)

本日は夏休み第2弾の2日目です。昨日の雨でまだ湿度が高いですが、井戸掘りへGo!!
昨日、下穴を開けた井戸底を拡張します。


道具と材料


・オーガ本体+延長パイプ×13+90cm短尺パイプ=2,520cm
・突き棒2号+塩ビHIVP25×200×12=2,570cm
・ポンプ式井戸掘り器


掘削の状況


最初に沈殿した粘土を浚います。ポンプ式井戸掘り器を射し込みますが、今日も粘土の締りが緩いです。パイプから流れ出してしまうのか、揚がってくる粘土は僅かです。

いつもの様に沈殿した粘土を浚いますが空振りです

径75mmオーガで昨日の下穴50cm分を拡張します。昨日延長した45cm短尺パイプをいったん外して、径75mmオーガを井戸底に降ろすと、ハンドル高さは75cmです。昨日の掘り始めのハンドル高さが60cmだったので、堀クズが15cm分溜まっています。
ハンドルが高くても足場ブロックがあるから大丈夫!! オーガのハンドルをグリグリ回して、「ハンドルちょい上げ」作戦で下穴を拡張します。
10分ほどで30cm分の下穴を拡張して、ハンドル高さは30cmです。早い早い!! でも、もう腰が危ない。45cm短尺パイプを繋いでパイプを延長します。
更に20cm分の下穴を拡張しました。昨日の下穴50cm分全てを拡張できました。ハンドル高さは55cmになりました。

径75mmオーガで昨日の下穴50cm分を拡張します 
径75mmオーガが着底しました、
ハンドル高さは75cm、
掘りクズが15cm溜まっています 
径75mmオーガのハンドルが30cmまで下がりました、
ぎっくり腰危険ゾーンです、
45cmの短尺パイプを繋ぎます 
径75mmオーガでハンドル高さ55cmまで掘り下げました、
昨日の下穴50cm分の拡張完了です

堀クズを浚います。
ポンプ式井戸掘りを押し込むと、30cm以上ズブズブと沈み込みました。揚がってきたのは細砂です。そしてパイプの下には大量の砂利が詰まっていました。
2回目、3回目は細砂と少々の砂利です。50cm分を掘り下げたので、堀クズはもっと揚がるはずです。最初にポンプ式井戸掘り器で井戸底を突いた際に、堀クズを突き固めてしまった様です。

井戸底を浚うと細砂が大量に揚がりました 
2回目は細砂がちょっぴりです 
結構な量の砂利が揚がってきました

もうお昼を過ぎました。13時近い。
堀クズが突き固められているなら、径50mmオーガで再度解しましょう。
径50mmオーガを井戸底に降ろすと、ハンドル高さは60cmです。堀クズは5cm分しか溜まっていません。揚がってきた土砂に比べて量が少ないです。砂利以外の細砂は地下水に拡散しているのでしょうか? 勘定が合いません。
取り敢えず無視して、掘削を再開します。

井戸底は砂利混じりの細砂です。密度はやや緩い感じです。砂利と衝突しても固着しておらず、割と簡単に排除できます。オーガを回転させた感触はねっとりと粘る感じです。
と言う訳で、パイプを延長しながら、70cm分を一気に掘り下げました。所要時間は1時間40分です。早い早い!! ブロックの足場も役にたちました。
ハンドル高さは30cmです。ぎっくり腰が危ない。

修理した径50mmオーガを投入します
径50mmオーガが着底しました、
ハンドル高さは60cm、
掘りクズは5cmしか溜まっていないので無視無視 
径50mmオーガが25cm下がりました、
ハンドル高さは30cm、
45cmの短尺パイプを90cmに繋ぎ変えます
径50mmオーガがハンドル高さ30cmまで下がりました、
70cm分を掘り下げて深度24m70cmに到達です

径75mmオーガで70cm分の下穴を拡張します。
いったん、90cm短尺パイプを45cm短尺パイプに挿げ替えて拡張開始です。ハンドル高さが60cmまで下がった段階で、45cm短尺パイプを90cm短尺パイプに交換してパイプを延長します。


径75mmオーガで下穴を拡張します 
ハンドルの90cm短尺パイプを
45cm短尺パイプに繋ぎ替えます 
こんどは45cm短尺パイプを
90cm短尺パイプに繋ぎ替えます

60cm分の下穴を拡張しました。残りは10cm、ハンドル高さは40cmです。もう一度、パイプを延長しないと腰がやられてしまいます。
いったんオーガを引き上げて、45cm短尺パイプを繋ぎ足しました。

径75mmオーガのハンドル高さが40cmになりました、
下穴の残りは10cmです、
今度は45cm短尺パイプを追加します 
75mmオーガを引き上げて45cm短尺パイプを足しました、
ハンドル高さは115cmです

いったん引き上げたオーガを再度グリグリ回して下穴拡張の再開です。
んー、オーガが固くなりました。その内、何かに突っ掛かり回転がストップしました。先程のハンドル高さ40cmまで達していません。では左回転で戻してみますが、こちらもハンドルが固いです。その内、左回転もストップ。左右何れにも回転しません。ガッチリ噛んでしまいました。ハンドルを引き上げててもピクリとも動きません。
しょうがねーなー、梃子を掛けるか。延長した45cm短尺パイプを取り外し、梃子を掛けます。しかし、文字通り、梃子でも動きません。試しに押し込んでみますが、やはり動きません。

事故発生!! オーガの回収不能です。

梃子でもう一度、最大パワーを掛けますが動きません。パイプが破断するか、腰がパンクするかの瀬戸際です。これ以上、無理はできません。
井戸底で何が起きているのでしょうか? いったん下穴を拡張した部分でオーガが引っ掛かっています。井戸底に固着した石が原因ではないはず。過去の経験だと、大き目の石がサイドブレードに挟まった可能性があります。この大き目の石が井戸壁に引っ掛かったとしか考えられません。どうしましょ。(汗)

色々工夫して、小刻みに梃子に力を掛けると数mmずつオーガが上がる事が判りました。少し灯りが見えました。けど、深度24m分を数mmずつ引き上げるとしたら堪りません。
ギコギコと梃子を小刻みに掛けて、40cmほどオーガを引き上げると、ズルっと抜けました。ここまでに1時間掛かりました。
良かったよー。オーガに挟まった石と堀クズの砂利が干渉していたようです。掘りたてで、井戸穴の径が狭い部分なのでなおさらですね。

径75mmオーガが井戸底で引っ掛かりました、
梃子で引き上げます 
梃子でも簡単に引き上げられません、
数mmずつ何とか引き上げます
径75mmオーガをやっと引き上げました

井戸底で何が起きたのでしょうか? 長さ25mオーバーのオーガを回収して確認します。オーガの持ち手パイプを分離しながら、井戸底から引き上げます。そして最後のパイプのボルトを外して引き上げようとすると、「ボッチャーン!!」 何かが落ちました。(笑)
結局、正体不明です。

径75mmオーガが帰還しました、
石は挟まっていません

井戸底の堀クズを浚います。堀クズが減れば、謎の噛み付きが再発しても、梃子で引き上げる距離が短くなります。
ポンプ式井戸掘り器を井戸底に降ろすと何かあります。下穴70cmの内、60cm分は拡張しています。堀クズが溜まっているはずなので、パイプはズブズブ沈むはずです。でも、下がりません。先程落下したのはやはり大き目の石で、堀クズを蓋しているのでしょうか?
井戸底を2回浚いましたが、細砂が少ししか揚がりません。

井戸底で邪魔をしている石があります、
堀クズが少ししか揚がりません 
井戸底浚い2回目、やはり何かが邪魔をしています

久し振りに一気に70cmも掘り進められて気分が良かったのですが、思わぬ事故で疲れました。今日はここまで。
大き目の石があるなら、何とかして引き上げないと…。


感想と構想


今日もみーちゃんが現場を覗きにきました。今日も畑起こしの作業中の様です。


みーちゃん 「俺の所の畑も水は出るかな? ここより低いけど簡単に出るかな?」

儂 「ここより7〜8mは低いわな。ここは深度6mで水が出たし、ここより川に近いから出るんじゃね?」

みーちゃん 「そっかー、うーん…。」

儂 「この井戸が掘り終わったら、みーちゃんの畑にも井戸を掘ろうか? ちょっと待っててくんろ。」

みーちゃん 「そっか、そっか。(喜) 水が出たら畑貸したるわ。他が忙しくて、そこの畑は世話が中々できないからな。」


注文、承りました。


アルバム


2015年8月21日


投稿日 2015年8月20日木曜日

祝、深度24メートル到達!!

本日の記録


作業時間 13:00〜18:00
掘削記録 50cm(深度2,400cm) 50cm分は下穴のみです 
開始水位 520cm(水深1,830cm)

本日は夏休み第2弾の初日です。腰の激痛も和らぎました。変に動かさなければ大丈夫でしょう。ですが朝から雨です。ぐぬぬ。
昼近くになって雨が上がりました。では井戸掘りにGoです!!


道具と材料


・オーガ本体+延長パイプ×13+45cm短尺パイプ=2,520cm
・突き棒2号+塩ビHIVP25×200×12=2,570cm
・ポンプ式井戸掘り器


掘削の状況


2週間振りの井戸掘りです。粘土もたっぷり沈殿しているはず。前回は腰を痛めて、堀クズを浚い残して作業終了でした。今日は堀クズを掃除します。
井戸底にポンプ式井戸掘り器を降ろすと柔らかい感触がします。沈殿した粘土ですが、柔らか過ぎます。井戸掘り器を差し込み、地上に上げるとスッポ抜けて空っぽです。砂利がゴム弁に引っ掛かったのでしょうか?
前回の堀クズを浚うため、再度、ポンプ式井戸掘り器を降ろして井戸底を突きました。持ち手のパイプは下がりません。揚がってくる砂も僅かです。堀クズが締まって、固まっているのでしょうか?

沈殿した粘土はすっぽ抜けて砂利が二つ揚がりました
2度目の井戸浚いも失敗したみたい

堀クズの砂が固まっているなら、オーガで解しましょう。
径50mmオーガを井戸底に降ろすと、ハンドル高さは70cmです。前回はハンドル高さ60cmまで掘下げたので、堀クズは10cm分です。たいしたことはないですね。
オーガをグリグリ回して、前回掘下げた23m50cmまで下がりました。

径50mmオーガで掘りクズを浚います
径50mmオーガが着底しました、
ハンドル高さは70cm、
掘りクズが10cm溜まっています
径50mmオーガが前回掘削した23m50cm位置まで下がりました

ポンプ式井戸掘り器で堀クズを浚います。
大き目の砂利が揚がってきました。これが井戸底を塞いでいたようです。砂利を排除したので、砂が大量に揚がるかと思いましたが、2回目はちょっぴりでした。堀クズは10cmしかなかったはずなので、こんなものでしょうかね。

前回の掘りクズで細砂、粗砂、砂利が揚がってきました
この石が井戸穴を塞いでいたようです、
長辺は5cm以上あります
井戸底を解した2回目の井戸底浚いは失敗です

井戸底浚いは終了です。本日の掘削に入ります。井戸底は砂層です。径50mmオーガで掘り下げられるでしょう。
径50mmオーガを井戸底に降ろすと、ハンドル高さは65cmでした。まだ堀クズが5cm分、溜まっている様です。堀クズの5cmは直ぐに下がりました。
ここから1時間で30cm分を掘り下げました。ハンドル高さは30cmです。また、ぎっくり腰になりそうです。

径50mmオーガを再投入します
径50mmオーガが再着底しました、
ハンドル高さは65cmです
径50mmオーガで30cm掘り下げました、
ハンドル高さは30cm、
ギックリ腰の限界です

ハンドルが低いと腰をやられてしまいます。45cmの短尺パイプを繋いで、持ち手パイプ
を延長します。ハンドル高さは30cm+45cmで75cmになるはずです。しかしオーガを持ち上げて短尺パイプを繋いだため、堀クズが下穴に入り込んでしまいました。結局、ハンドル高さは90cmです。ハンドルが高くて今度は力が入らず回し辛い。このため、いつもはパイプの延長を躊躇して、ハンドルがギリギリ下がるまで我慢していました。で、結局、腰をやられるはめになる訳です。
しかし、今日は秘密兵器を用意してあります。ブロックを2枚2組!! これで20cm分の安定した足場になります。ハンドルが高くても大丈夫、更に10cmずつ調整もできます。
15cm分の堀クズと、新たに20cm分を掘り下げました。

45cmの短尺パイプを繋ぎました、
ハンドル高さは90cm超え、
そして秘密兵器のブロックを投入です
径50mmオーガがハンドル高さ65cmまで下がりました、
ブロックも1個外しです
径50mmオーガがハンドル高さ55cmまで下がりました、
深度24m到達です

ハンドル高さは55cmです。これで今日の成果は50cm、深度24mに到達です。下穴だけです、井戸穴の拡張は明日に持ち越しです。


感想と構想


午後は曇で余り気温は上がりませんでした。しかし、午前中の雨で湿度は100%近く、汗だくの作業です。氷水と缶コーヒーをグビグビ飲んでも足りません。
ゼーゼー言いながら作業していると、みーちゃんが覗きにきました。みーちゃんはトラクターで畑起こしの作業をしているようです。


みーちゃん 「どうだ、出たか?」

儂 「いやいや」(汗)


水が出るの出ないの、ひとしきり会話をして帰っていきました。

みーちゃんが帰って行きます


アルバム


2015年8月20日


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