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投稿日 2015年11月21日土曜日

スクリュードライバー出陣

本日の記録


作業時間 14:30〜17:30
掘削記録 0cm(深度3,075cm)
開始水位 545cm(水深2,530cm)

昨日は出張で宴席参加&宿泊で、帰宅は昼頃です。昨夜は呑み過ぎて途中から記憶がありません。宿酔が酷く気持ちが悪いです。> <
それでも何とか井戸掘りへ出動しました。先週作成した、砂回収器:スクリュードライバーを試したいのです。


作業の準備


スクリュードライバー本体のSTK鋼管と、砂格納容器のVU50パイプをDVソケットで繋ぐ予定でしたが、寸法を間違えていました。応急処置として、径60mmの雨樋パイプを被せることにしましたが、ストック品が見つかりません。何処かにあったはずですが…。現場に長さ10cmの切れ端があったのでこれで代用です。
排水孔も土砂が流出しないようにネットを被せました。

STK鋼管と塩ビパイプを雨樋用パイプの端材で繋ぎました、
排水孔は台所用水切りネットをトリカルネットで巻き付けました

スクリュードライバー本体も、寸法を間違えていました。SGP15Aのコネクタを含めて全長45cmで製作すべきでした。コネクタの長さ半分、10cm分ズレています。まーいっか。

スクリュードライバーの寸法を間違えました、
コネクタの取り付け位置10cm分長くなっています


道具と材料


・オーガ本体+延長パイプ×17=3,150cm
・突き棒2号+塩ビHIVP25×200×15=3,170cm
・ポンプ式井戸掘り器


掘削の状況


先ずは沈殿した土砂を浚います。
ポンプ式井戸掘り器2号:ドラゴンジョーを井戸底に降ろして突きます。ドラゴンジョーは前回と同じ深さまで下がりました。2週間振りの井戸掘りですが、この間にヤマ(井戸壁の崩落)はなかった様です。

ドラゴンジョーで沈殿した土砂を浚います
ドラゴンジョーが着底しました、
黄テープのマーキング位置は高さ26cmです
ドラゴンジョーを押し込みました、
マーキング位置は-14cmまで下がりました
中身は粗砂と粘土です、粘土の色が茶色っぽい

2回目のドラゴンジョーを降ろす前に、突き固めてしまった掘りクズを、突き棒2号改で解します。こちらも2週間前と同じ深さまで下がりました。

突き棒2号改で突き固めてしまった
堀クズを解します
突き棒が着底しました、
マーキングの位置は高さ7cmです
突き棒で彫りクズを解しました、
マーキングの位置は高さ-45cmまで下がりました

スクリュードライバーの投入です。
ねじなし電線管にボルト締めします。ツルが数mm長過ぎました。カップリングと干渉しています。手直しが必要ですが、本日は続行です。
本体と持ち手パイプに長さ2mのVU50パイプを被せます。持ち手パイプは3連結で長さ5.4mです。長モノ同士なので、捌くのに手間が掛かります。

スクリュードライバーを持ち手パイプに接続しました、
ツルが少し長過ぎました
スクリュードライバーにVU50を連結しました、
砂がこの中に収納される予定です

スクリュードライバーが着底しました。ハンドル高さは126cmです。前回、径75mmオーガでハンドル高さ55cmまで掘り下げました。スクリュードライバーが10cm長いので、掘りクズは60cm以上溜まっています。

ハンドルを回して、スクリュードライバーを掘りクズにネジ込みます。結構固いです。突き棒で解したはずなのに、簡単には下がりません。これだけ抵抗があると、ゴム弁が捩じ切れないか心配です。
15分程でスクリュードライバーが井戸底に達しました。何度か上げ下げして、スクリュードライバーと井戸壁の間の砂を井戸底に落として回収する様に試みました。

スクリュードライバーが着底しました、
ハンドル高さは126cmです、
カメラの調子が悪いです
スクリュードライバーが掘りクズの下まで下がりました、
ハンドル高さは67cmです

砂回収は成功でしょうか? スクリュードライバーを引き上げます。
砂容器のVU50パイプが現れました。パイプ上部は空です。持ち手パイプも重さを感じません。嫌な予感がします。

スクリュードライバー本体を引き上げると、パイプ連結部がズレています。掘りクズの砂がここから流れ出てしまった様です。ぐぬぬ!!
スクリュードライバー本体には、しっかり砂が詰まっていました。これは成功なのかな?

スクリュードライバーを引き上げています、
砂容器のパイプが現れました
パイプ連結部がずれています、
ここから砂が零れてしまった様です
砂容器のパイプを外した所です、
堀クズの砂の回収は成功です

酒が抜けません。リトライする気力も無く、本日はここで終了です。


感想と構想


スクリュードライバーでドッサリと砂を回収する作戦は失敗しました。でもアプローチは間違っていないはず。幾つか改善すればきっと上手くいきます。

使用後に点検したら、ゴム弁を繋ぐSUS針金の片方が引き千切れていました。番数を下げて太い針金に交換しないとダメです。

ゴム弁を支える#20 約0.9mmのSUS針金が引き千切れていました


アルバム


2015年11月21日


投稿日 2015年11月17日火曜日

トップページを作りました

業務外


トップページを作りました。柱状図も移動しました。

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投稿日 2015年11月16日月曜日

ヤマについて一考

道具の検討


昨日、砂回収器:スクリュードライバーを作成しました。週末の稼動が楽しみです。堆積した砂をザックリ浚えることでしょう。
径50mmオーガも修理したことですし、井戸の掘り下げ速度は倍増できるかもしれません。日に2mも夢でない。
しかし、道具を作り終わって不安な点が出てきました。ヤマ(井戸壁の崩落)です。

ヤマは深度30m前後で始まりました。現在は深度30m75cmまで掘り進んでいます。ヤマが起きると厚さ20~30cmほどの砂と砂利が井戸底に崩れ込むようです。前回はポンプ式井戸掘り器で一気に砂を浚った後で崩落しました。このままケーシングパイプなしで掘り進めて、大丈夫でしょうか。
オーガやスクリュードライバーを井戸底に降ろした状態で、もしも何メートル分もの土砂の崩落が起きたら、道具が埋没して引き上げ不能になる気がしてきました。梃子でギコギコ作戦で引き抜ければ良いのですが、5mも崩落したらアウトです。

深度30m到達記念です、
この翌日からヤマが始まりました
(撮影:2015/11/1)

井戸径を拡げてケーシングパイプを入れるべきでは?
潮時かもしれません。


感想と構想


井戸径の拡張に慎重だったのには、二つの理由があります。一つ目は掘り下げるのが楽しいため。もう一つは土砂浚いが面倒なためです。

今回、スクリュードライバーを作成しました。上手く稼動すれば、土砂浚いも楽しくなるかもしれません。(笑)

しかし、一度ケーシングパイプを入れたら、パイプ内径より太い道具は入れられません。パイプ内径より細い道具で、パイプ内径より太い穴を開ける道具の開発が必要です。
今は土層が緩いようなので、井戸底で径を拡張するのは簡単そうです。井戸壁掃除みたいな道具で良いでしょう。

しかし、また締った土層が出現したら…。アイデア出しですね。


投稿日 2015年11月15日日曜日

砂回収器の製作完了

本日の記録


今日も朝は小雨です。天気予報では午後には雨が止むとのこと。
砂回収器の展開図(型紙)を、午前中に大急ぎで作成しました。昼近くに予報どおり雨が止みました。井戸掘り現場から道具箱を引き上げて、砂回収器の製作開始です。


道具の製作


作成した型紙を材料に巻き付けてポンチを打ち込み、罫描きを入れます。
本日の材料はSTK鋼管60.5×500、塩ビVU50×2000、DVソケット、TSソケット切れ端し(リトルドラゴン製作時の残り)です。SGP15Aのコネクタは時間がないので、先日製作した、ねじなし電線管用を流用です。

材料に型紙を当てて、作業の準備が整いました

細かい作業を先に片付けましょう。ゴム弁の製作です。
丸ゴム板からSTK鋼管の内径に合わせてゴムを切り出します。
アルミ板からはフランジを切り取ります。2mm厚のアルミ板は金鋏では歯が立ちません。木工用の鋸で切出して、グラインダーで粗削りし、最後はヤスリで調整しました。

アルミ板を切り出し、ゴム弁を作成しました

本日のメインメニューです。切断機をガーガー操って、STK鋼管を切り出します。
縦切りは固定道具が使えません。手持ちで材料を切断機に送り込みますが、材料が暴れそうで怖いです。

STK鋼管を切断中です

切断機で大概を切り出した後は、グラインダーで整形しました。後はヤスリで微調整ですが、怪我をしそうなバリだけ削って終了です。土木用の道具なので、細かい体裁は省略です。

順番を間違えました。切断機で切り出す前に、ドリルでボルト穴を開けるべきでした。材料がびびってしまい、ドリル加工が難しい。ドリル刃の口径を1mmずつ上げて、何とか終了。

SGP15Aと繋ぐツル部です。これを絞り加工します。

SGP15A と繋ぐツル部です
SGP15A と繋ぐツル部の側面です

砂回収器のキモの爪です。長短2種類の爪を装着しています。長い爪が堆積した砂を削り、短い爪が砂を本体に掻き込みます。
こちらも爪を内側に曲げ加工します。

長短二種類の爪部です
長短二種類の爪部の側面です

砂回収器が完成しました。コネクタと接続して、ゴム弁と台座も装着しました。
いつものように命名です。砂回収器:スクリュードライバー!!

堆積した砂にネジ込み、ザックリ浚い揚げる戦局転換の決戦機です。楽しみ楽しみ♪

砂回収器の製作完了です

細い所をご紹介。

SGP15Aと接続するツルの絞り加工では、センター出しに苦労しました。ツルの曲線が図面と異なりますが、愛嬌です。

SGP15Aとの接続部に苦労しました

ゴム弁の台座に今回は、4×15の皿ネジを使いました。写真を見るとネジが長くて砂利が引っ掛かりそうです。ネジの本数を減らすか、ネジの長さを調整した方が良さそうです。

爪部の奥にゴム弁を設置しています、
台座は皿ネジです


感想と構想


砂回収器本体と、砂の収納器となるVU50パイプをDVソケットで繋ぐ計画でしたが、寸法を間違えました。隙間が開いてます。これでは砂が溢れてしまいます。あちゃー。
図面を描かないとやっぱりダメですね。代替案を考えます。
TSソケットかな?

砂回収器と砂容器となるVU50の接続ですが
寸法を間違えました

本日の作業で、砂回収器の試験までやりたかったのですが、金物の製作は時間が掛かります。砂回収器が完成したのは17時近くで、もう暗くなるころでした。まあ、天気のせいで作業開始がお昼過ぎでしたからね。
来週末は晴れることを期待しています。砂回収器の実力は如何なものか?


アルバム


2015年11月15日


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