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投稿日 2016年2月6日土曜日

なんとか45cm掘り下げました

本日の記録


作業時間 11:00〜18:30
掘削記録  45cm(深度3,360cm) 新たに45cm掘り下げました。
開始水位 570cm(水深2,745cm)

本日は終日曇りです。ですが、風は無く暖かい一日でした。3月ぐらいの陽気ではないでしょうか。
井戸掘り好日ですが、昨夜同僚と呑み過ぎました。例によって、宿酔いです。頭痛い。(笑)


道具と材料


・オーガ本体+延長パイプ×18+90cm短尺パイプ=3,420cm
・突き棒2号+塩ビHIVP25×200×16=3,370cm
・砂回収器:スクリュードライバー2号(SD2)


掘削の状況


さあ、頭が痛いですが、今日も頑張って掘りクズを浚いましょう。
この土日の目標は、新たに井戸底を掘り下げて、深度34m突破です。

砂回収器:スクリュードライバー2号(SD2)で、沈殿した土砂と掘りクズを一気に浚います。
SD2を井戸底に降ろして持ち手パイプを確認すると高すぎます。沈殿した土砂と、ヤマ(井戸壁の崩落)で浅くなり、ハンドル接続前で高さ93cmになっています。ここで、持ち手パイプを動滑車で上げ下げすると、パイプ位置が高さ31cmまで沈み込みました。約60cm分の土砂を取り込んだはずです。

砂回収器:スクリュードライバー(SD2)で
沈殿した土砂毎、掘りクズを浚います
SD2の持ち手パイプを上げ下げしてすると、
高さ93cmから31cmまで沈み込みました

SD2にハンドルを接続しました。ハンドル高さは82cmです。
井戸底にSD2を押し込みます。10分ほどでハンドル高さ64cmまで下がった所で、井戸底に突っかかりました。前回(1/31)によっちゃんが突破できなかった箇所です。
土砂も80cm分取り込んで、SD2は満杯のはずです。いったん、SD2を引上げて再挑戦しましょう。

SD2が着底しました、ハンドル高さは82cmです
SD2がハンドル高さ64cmまで下がった所で
突っかかりました
SD2を引上げました。
SD2の中は砂で満杯です。

SD2が帰還しました、
SD2の中には砂が詰まっています
SD2から土砂を排出しました

SD2で浚い揚げた土砂を笊で篩い分けました。また砂利が揚がり始めました。前回、何度か掘り下げた部分ですから、この砂利は井戸壁から崩落したモノです。ヤマが起きている証拠です。

SD2で浚い揚げた土砂です、また砂利が揚がり始めました

井戸底で突っ掛かる部分にSD2で再挑戦します。
SD2を井戸底に降ろすと、ハンドル接続前のパイプの高さは59cmです。ここから、持ち手パイプを動滑車で上げ下げすると、パイプ位置が高さ21cmまで沈み込みました。約40cm分の土砂を取り込んだはずです。

SD2で浚い残した土砂を浚います
SD2が井戸底に降りました、
パイプの高さは59cmです
持ち手パイプを上げ下げしたら、
高さ21cmまで下がりました、
先ほどから10cmしか進んでいません

SD2にハンドルを接続しました。ハンドル高さは71cmです。
井戸底にSD2を押し込みます。またハンドル高さ65cmまで下がった所で、井戸底に突っかかりました。状況、変わらず。土砂は10cmも取り込めていません。
いったん、SD2を動滑車で引上げて、離すとハンドル高さ75cmまで出戻りました。ここから再度SD2を井戸底に捩じ込みますが、やはりハンドル高さ65cmで突っ掛かりました。
土砂は50cm分も取り込めていませんが、SD2では突破できません。作戦変更です。

SD2が着底しました、ハンドル高さは71cmです
SD2がハンドル高さ65cmまで下がった所でまた突っかかりました
SD2をいったん引上げるとハンドル高さ75cmまで
出戻りました、
ここから再度高さ65cmまで捩じ込みました

SD2を引上げました。
SD2の中の砂の量は少ないです。しかし、指を差し込むと頂上は5cmほど下に取り込んだ砂の頂上があります。高さ50cm分しか土砂を取り込んでいないはずですが、ほぼ満杯です。何かおかしい。

SD2が帰還しました、
SD2の中の砂は少なめです、
指を差し込むと頂上は5cmほど下です、
溜まった泥水を吹き飛ばしましたが砂は見えません
SD2から土砂を排出しました

SD2で浚い揚げた土砂を笊で篩い分けました。砂利が少ないです。砂は水と分離せず、トロトロです。粘土分が多いようです。何かが変わりました。

SD2で浚い揚げた土砂です、砂と水が分離しません

SD2は残り10cmで井戸壁に突っ掛かっています。径75mmオーガで井戸壁を掃除すればなんとかなるかもしれません。しかし、高さ10cm分だけのためにオーガを井戸底に降ろすのはバカらしい。新たに掘り下げましょう。先ずは径50mmオーガで下穴開けです。

径50mmオーガを井戸底に降ろすと、ハンドル高さは102cmです。今回は180cm定尺パイプに90cm短尺パイプを挿げ足しました。前回、45cm短尺パイプでハンドル高さ40cmまで掘り下げています。つまり掘りクズの残りは17cmです。ほぼ浚い切れています。良か良か。

径50mmオーガを井戸底に捩じ込みます。掘りクズ部分には砂利が沈下していますが、締まりは緩いです。ハンドル高さ85cm以下が新たな下穴ですが、土層は砂質で締まりは緩いです。

径50mmオーガで新たに下穴を穿ちます
径50mmオーガが着底しました、
ハンドル高さは102cmです、
180cm定尺パイプに90cm短尺パイプを
挿げ足しました

径50mmオーガがハンドル高さ52cm下がった所で井戸底の石に衝突しました。突っ掛かってハンドルが回りません。ハンドルを左右に回転させて、フルパワーを掛けます。ズルッとハンドルが回転しました。土層に固着していた石を引き剥がしたようです。やったぜ!! でも、体力の限界です。

石は引き剥がしましたが、オーガの回転が渋いです。石が除去できません。多分、オーガ先端のブレードに石が引っ掛かって、オーガと一緒に石が回転しています。石があることでオーガの径より太い穴を無理やり開けているようです。うーん、ダメだこりゃ。径50mmオーガを引上げて、径75mmオーガで掘り直した方がいいかも。でも下穴なしだと辛いし、目標のハンドル高さ40cmまで残り12cmだし、径50mmオーガで頑張るべきか。それとも、SD2を投入して、石自体を浚うべきか。

うーん、どうしよう。頭がパーンしそうです。

径75mmオーガがハンドル高さ52cmで突っかかりました、
いつもと違います

現実逃避です。
前から気になっていた、雨曝しのアースクラッシャーが目に入りました。昨年1ケ月近くの期間を掛けて作った道具が錆々になっています。ネジ部には556を掛けていましたが、ダメになりそうです。このままではいかん。

アースクラッシャーを分解して、掃除しました。内部に入り込んだ砂と錆が結合して、このままだと分解できなくなる所でした。本当は錆落しまでしたいところですが、入り込んだ砂だけ落として、556を掛けて終わりです。雨曝しはやめましょう。

ボルトが錆で固まっていて、外し難かったです。インパクトドライバーでグイングインと力を掛けたら、角パイプに溶接したナットが外れてしまいました。根本修理が必要になってしまいました。

アースクラッシャーを分解掃除しています、内部に砂が詰まり、鉄部は錆々です
アースクラッシャーに556を吹き掛け、
再度組み立てました、
角パイプに溶接したボルトが外れました、
不味いです

アースクラッシャーで現実逃避している内に、気持ちの整理が付きました。体力も復活しました。径50mmオーガで掘削続行です。

重いハンドルをフルパワーで回して、径50mmオーガを井戸底に捩じ込みます。力ずくでハンドル高さ40cmまで掘り進めました。疲れたー!!

径50mmオーガに突っ掛かった石を力ずくで動かしました、
ハンドル高さは40cmです

周囲が暗くなってきました。ヘッドライトを取り出し、作業続行です。今回、井戸掘り用に新しくヘッドライトを購入しました。明るいです。

次に径75mmオーガで下穴を拡張します。
径75mmオーガを井戸底に降ろすと、ハンドル高さは145cmです。下穴を開けている内にヤマで40cm以上、浅くなっています。ハンドルが回し辛いですが、足場のブロックを重ねて続行です。

径75mmオーガを井戸底に捩じ込みます。ヤマで浅くなった部分は、締まりは緩いです。ハンドル高さ85cm以下が新たに拡張する部分ですが、ここまで10分ほどでハンドルが下がりました。ハンドル高さ85cmで新たに井戸穴を拡張しようとしたら、径75mmオーガがいきなり突っ掛かりました。砂利層の残りがまだあるようです。梃子を掛けて砂利を突破します。

径75mmオーガで下穴を拡張します
径75mmオーガが着底しました、
ヤマで井戸底が浅くなり、
ハンドル高さは145cmです
径75mmオーガがハンドル高さ85cmで
突っ掛かりました、
梃子を掛けて脱出です

径75mmオーガがハンドル高さ48cmまで下がりました。ここでまた石に突っ掛かりました。先ほど径50mmオーガが突っ掛かったのと同じ石でしょう。残り8cmが下がりません。

石に突っ掛かりハンドルが重いです。それにハンドルが低くて体勢も苦しい。でも、残り8cmです。フルパワーを掛けて勝負勝負!!
40分ほど掛けて、径75mmオーガのハンドルが高さ40cmまで下がりました。目標クリアーです。
しかし、肩も背中も痛いです。腰はもうアカン。(笑)

径75mmオーガに突っ掛かった石を
力ずくで動かしました、
ハンドル高さは40cmまで下がりました

身体はガタガタですが、やり切れて気持ちはスッキリです。


感想と構想


今日の夕方から新しいヘッドライトを使ってみました。今まで使っていた、写真右のLEDライトとは明るさが違います。

周囲が暗くなってきました、新型ヘッドライトの投入です

友人のよっちゃんは、夜間に釣り用のヘッドライトを使っていましたが、自分のLEDライトとは段違いの明るさでした。釣道具屋さんに行く機会は中々ないので、今回、amazonで良さげなものを探して注文しました。

3,780円、奮発しました。
照度4,000ルーメンの強力ライトです。直接、目に当てると目が潰れるそうな。ハンディタイプだと、もっと強力なタイプもありますが、ヘッドライト型でお値段お手頃なモノを選びました。
米国製CREE XM-L XML T6 4000Lm3連 製造工場直入 防災・登山・アウトドア・停電対策 18650充電池x2本付属付き
CREEワークス
https://www.amazon.co.jp
1,548円、電池高過ぎ。
電池が4時間しか持たないらしいので、交換用の電池も購入です。単三電池に似ていますが、アメリカの規格なのかちょい大きめです。
【2019/9/1】該当商品の取り扱い停止のため、相当品を掲載しました。1,850円に値上げです。
【2本セット】MainiFire IMR18650 3200mAh 40A [並行輸入品]
MainiFire
https://www.amazon.co.jp

一般電球の60W形は810ルーメン(lm)だそうです。照らせる範囲は狭いですが、今回のヘッドライトが強力なのが判ります。
照射距離は500mがカタログスペックですが、実際はそんなにない感じです。まあ、同梱されていた電池を充電せずに使ったから、へばっているのかもしれません。

これで、体力の続く限り、夜間作業も大丈夫です。その体力がね…。(笑)


アルバム


2016年2月6日


投稿日 2016年2月2日火曜日

スクリュードライバ2号機の評価と課題

道具の検討


砂回収器:スクリュードライバー2号(SD2)が良い働きをしてくれています。相変わらずヤマ(井戸壁の崩落)で掘りクズが溜まっていますが、1mぐらいの掘りクズなら、2回ほどSD2を投入すれば始末できます。大きな石も取り込めます。
STK鋼管でごつい道具を作った甲斐があります。

砂回収器1号と2号の比較です、
こうしてみると1号はオモチャですね
(撮影:2016/1/31)

SD2を4日間運用していますが、感想と課題を並べてみます。


(1) 取り込んだ土砂の排出が楽

SD2が出来上がったときの第一の感想が、「砂の排出に手間が掛かりそう」ってことでした。
砂の排出には、SD2を取り外して逆様にし、ツルの部分から取り出す必要があります。ツルの形状から排出す土砂が引っ掛かり、ゴム弁側から棒で押し出すとか、一手間かけないとダメっぽい、と思っていました。

※もしも、土砂の排出が上手く出来ないようであれば、排出孔を開けて、丁番で扉を付けるつもりでした。

実戦投入すると、土砂の排出は問題ないことが判りました。
SD2を逆様にしてプラハンマーで叩くだけで、大半の土砂は排出できます。土砂に水分が足らないと、ツルに引っ掛かります。これもツルの輪から、横に土砂を押し出すだけで排除できました。
「案ずるより産むが易し」でした。

SD2を逆様にしてプラハンマーで叩くと、
土砂がスルッと排出されました
(撮影:2016/1/23)


(2) 鋼管パイプなのに何故か井戸底で噛む

これは想定外でした。
オーガと違い、SD2はSTK鋼管が主体で出っ張りはありません。井戸穴から引上げるのに噛むとは考えていませんでした。
SD2が噛むのは掘りクズを深く掘り下げたときです。確かに井戸壁との摩擦が増えますが、この程度の抵抗でガッチリ噛むとは思えません。原因を考えて見ましょう。

因みに「噛む」とは、左右に回転できず、上下に動かす事もできない状態です。

井戸底で噛んだときの記録と写真を見直しました。
どうも、噛んだときは引上げたSD2のSTK鋼管に、掘りクズが山盛りになっています。掘っているときは溢れていたはずです。溢れているのは豆砂利混じりの砂です。この砂利が井戸壁とSTK鋼管の間に入り込んでいるのが原因ではないでしょうか。
豆砂利が楔石のように噛み合って、井戸壁とSTK鋼管を固定しているのでは。

対策は掘り過ぎないことですね。ヤマ(井戸壁の崩落)も起きていますので、万全ではないですが、STK鋼管で土砂を収納できる高さ80cm以上を掘り下げないことです。1m以上掘り下げても、80cmを超える分の砂は回収できませんからね。次回から気を付けましょう。

SD2が井戸底で噛んでしまいました、
複滑車では引き上げられず梃子を投入です
(撮影:2016/1/30)


(3) いったん掘り下げた場所でも砂利に突っ掛かる

これも想定外でした。
スクリュードライバー1号機では、一度掘り下げた箇所は掘りクズが溜まっていても、2回目はストンと井戸底に下がりました。ところが2号機SD2は一度掘り下げた後でも、溜まった堀クズを浚うと突っ掛かってしまうことがあります。SD2は径75mmオーガで穿った井戸穴に対して、径76.3mmの鋼管です。井戸壁に取り残した砂利に衝突するのは想定内でした。しかし、一度、STK鋼管を捩じ込めば、突っ掛かるはずはありません。こちらも原因を考えて見ましょう。

因みに「突っ掛かる」とは、右回転(進行)出来ない状態です。稀に左回転(後退)出来なくなる事もあります。

井戸底で突っ掛かったときの記録と写真を見直しました。
井戸底で突っ掛かったときは、いったんSD2を引き抜いて井戸底に降ろすことで、続行出来るようになります。これでも突破できないときは、SD2を引上げて内部の土砂を排出してから再投入しています。大体はこれで突破できています。つまり、突っ掛かっても掘り下げ直せば突破できるんですよね。
これってどういう事?

突っ掛かっているのが、井戸壁の砂利ではないとしたら、掘りクズ中の砂利です。井戸底で起きていることを頭の中で想像してみます。

ポク・ポク・ポク・ポク・ポク、ポク・ポク・ポク・ポク・ポク、チーン。うーん、判ったぞ、これだ!!


SD2には二つの爪が付いています。これで井戸底の土砂を、STK鋼管に掻き込む仕組みです。掘りクズに砂利が混じっていても、砂と一緒に鋼管内に掻き込むことができます。
でも鋼管が土砂で一杯なら、それ以上土砂は取り込めません。爪で砂利を動かそうとしても、二進も三進も行きません。多分これが井戸底で突っ掛かる原因です。

※1号機で問題が起きなかったのは、口径が小さいためでしょう。井戸穴との余裕があるため、砂利が外側に逃げたのだと思います。

やはり対策は掘り過ぎないことです。
掘りクズがたくさん取り込めるので、楽しくてスクリュードライバーをグリグリやってましたが、「過ぎたるは猶及ばざるが如し」でした。


感想と構想


スクリュードライバーの課題と対策は見えました。次回の井戸掘りで実践してみます。

もう一点、オーガとスクリュードライバーの持ち手パイプの長さをきちんと確認しましょう。
井戸掘りの道具は適材適所です。先週末は、持ち手パイプの長さを間違えて、スクリュードライバーで無理やり井戸穴を拡張していました。
無駄な努力で腰を痛めることになりました。(笑)


投稿日 2016年1月31日日曜日

もう少しで掘りクズを始末できそうです

本日の記録


作業時間 9:30〜17:30
掘削記録  0cm(深度3,315cm) 下穴を全て拡張しました
開始水位 570cm(水深2,745cm)

本日は曇り時々晴れ。風もなく暖かく、井戸掘り好日です。

今日一日で、砂回収器:スクリュードライバー(SD2)を4回、径75mmオーガを1回、径5回も重たい井戸掘り道具を深度33mの井戸底に降ろしました。腰がきついです。


道具と材料


・オーガ本体+延長パイプ×18+45cm短尺パイプ=3,375cm
・突き棒2号+塩ビHIVP25×200×16=3,370cm
・砂回収器:スクリュードライバー2号(SD2)

掘削の状況


さー、本日も元気良く掘りクズを浚いましょう。

SD2を井戸底に降ろします。今日は最初から180cmの定尺パイプを取り付けました。しかし、SD2を井戸底に降ろしてみると、パイプ位置がハンドルを付けるには高過ぎます。しかも、今日は昨日のようにSD2が沈み込みません。
そこで、持ち手パイプを手で30cmほど引き上げて離すと、ズブズブと沈み始めました。これを3回繰り返すと、持ち手パイプが40cm以上下がりました。これで行ってみましょう。

ハンドルを接続すると高さ172cmです。うー、やはりまだ高過ぎますが、足場ブロックを3枚重ねれば何とかなりそうです。ハンドルの引き上げには複合滑車が使えます。

ヤマ(井戸壁の崩落)で井戸底に積もった土砂なので、緩いです。20分ほどでハンドル高さ80cmまで下がりました。
最初に沈み込んだ分を含めて、1m以上の土砂を取り込みました。

砂回収器:スクリュードライバー2号(SD2)で
土砂を浚います
SD2が着底しました、
持ち手パイプを引き上げて離すと
40cm以上沈み込みました、
ハンドル高さは172cmです
SD2がハンドル高さ80cmまで下がりました、
1m以上の土砂を取り込んでいます

SD2を複合滑車を使って引き上げます。SD2が引き上げ途中で何度か噛みます。複合滑車のロープに全体重を掛けて、何とか引き上げました。
SD2の中には土砂が目一杯詰まっています。

SD2が帰還しました、SD2の中に土砂が
目いっぱい詰まっています
SD2を逆様にして土砂を排出しました

浚い揚げた土砂を笊で篩い分けると、砂利が少な目です。それも豆砂利が大半です。これならSD2がズブズブ沈むはずです。逆に、SD2のハンドルを回す際に突っ掛かるのですが、いったい何が邪魔をしているのでしょうか?

土砂は砂が多く、砂利は少なめです

SD2を投入する前には、毎回、始動点検を行っています。爪、ゴム弁、フランジ、ツルが対象ですが、今回はフランジを支えるSUS針金がNGです。1本が破断しています。
まだ10回も使ってないはずですが、構造的な問題で破断してしまいました。

ゴム弁をフランジ毎取り外して、SUS針金を2本共に交換しました。

ゴム弁のフランジを固定するSUS針金が破断しました
ゴム弁を取り外して、SUS針金を交換しました

井戸底に残った土砂を再度、SD2で浚います。
SD2を井戸底に降ろすと、ハンドル高さは132cmです。先程よりは40cmほど進捗しましたが、掘り下げた分の内、半分以上が埋まっています。ヤマが追い掛けてきています。ヤマより早く掘り下げないと。(汗)

SD2を井戸底に押し込みます。
SD2が10分ほどで、ハンドル高さ75cmまで下がりました。昨日掘り下げた最深部です。
しかし、ここから石に突っ掛かってハンドルが回りません。ハンドルを右回転、左回転と繰り返しても下がりません。今回も目標まで、残り10cmが届きません。

後述:深度の計算を間違えています。オーガで掘り下げていない位置まで、SD2で無理やり土砂を浚っています。(笑)

再度SD2で土砂を浚います
SD2が着底しました、
ハンドル高さは132cmです、
進捗していますがヤマが追い掛けてきます
SD2がハンドル高さ75cmまで下がりました、
昨日に掘り下げた最深部です

SD2では無理です。井戸底で砂利がまとまって沈下しているようです。オーガで解し直しましょう。
その前に、SD2を引き上げます。

SD2の中の土砂は少な目ですが、砂は大量に揚がりました。

SD2が帰還しました、
SD2の中に土砂が詰まっています、
今回はやや少なめ
SD2を逆様にして土砂を排出しました

SD2で井戸底から浚い揚げた土砂です。
今回も豆砂利は少なめです。その分、砂が沢山揚がってきています。

今回も土砂は砂が多く、砂利は少なめです

径75mmオーガを投入して掘りクズを解します。下穴もまだ55cmほど残っているはずです。これも一気に拡張してしまいましょう。

径75mmオーガを井戸底に降ろしました。180cm定尺パイプに45cm短尺パイプを繋いで、ハンドル高さは109cmです。

径75mmオーガを井戸底に押し込みます。ハンドル高さ95cmまでは掘りクズ、それ以下は下穴の拡張ですが、下穴部分の土層が緩くて、境目は判りませんでした。

後述:土層が緩くて当たり前です。深度計算を間違えて、SD2で既に掘り下げた位置ですから…。

ハンドルが高さ50cmから砂利層です。ここまではオーガは簡単に下がりましたが、砂利が超固いです。

40分掛けて、径75mmオーガのハンドルが高さ40cmまで下がりました。掛かった時間の大半は砂利層の突破に費やしました。

径75mmオーガで下穴を拡張します、
対象は高さ55cm分です
径75mmオーガが着底しました、
ハンドル高さは109cm、
持ち手パイプは180cm定尺パイプに
45cm短尺パイプを挿げ足してあります
径75mmオーガがハンドル高さ40cmまで下がりました、
深度33.15mまで井戸穴を拡張しました

井戸穴の拡張が終わって、径75mmオーガを引き上げようとすると、井戸底でガッチリ噛んでしまいました。
複合滑車ではパワーが足らず、梃子を掛けて脱出しました。今回は脱出不能かと思えるほど、ガッチリ噛んでました。今までとは、砂利層の質が違うかもしれません。

径75mmオーガが井戸底でガッチリ噛んでしまいました

次に径75mmオーガで掘り下げた土砂を、SD2で浚います。

因みに深さは、どこまで浚えば良いんだっけか?
オーガは全長45cm、SD2は全長1mだから差は55cmです。て事は、45cmパイプを外して10cm分ハンドルが高い位置まで下がればOKのはずです。と言う事は、180cm定尺パイプでハンドル高さ50cmが目標です。
んー、先程まで、ハンドル高さ65cmを目標にしていたのに変です。後で検算してみましょう。

後述:何かおかしいとこの時点で気が付きました。昨日、計算間違いをした45cm分はここでリセットされました。

SD2を井戸底に降ろすと、ハンドル高さは129cmです。先程はSD2はハンドル高さ75cmまで下りましたので、ヤマで50cm以上浅くなっています。

SD2を井戸底に押し込みます。井戸壁が崩れた部分なので締りは緩く、比較的楽に下って行きます。
そして、SD2がハンドル高さ75cmまで下がりました。ここまでは先程掘り下げています。

新たに土層を掘り下げますが、砂利に突っ掛かります。先程と同様です。ハンドルを右回転、左回転と繰り返しますが中々突破できません。徐々には下がっていきますが…。
ハンドル高さが65cmまで下がりましたが砂利がガチガチで、これ以上は歯が立ちません。

試しに砂利が突っ掛かった位置で、梃子を掛けてましたが、突破できません。何か、余計にハンドルが重くなった気がします。

SD2で井戸底を拡張した土砂を浚います
SD2が着底しました、
ハンドル高さは129cmです、
ヤマで50cm以上浅くなっています
SD2がハンドル高さ75cmまで下がりました、
ここから下が新たに井戸穴を拡張した部分です
SD2がハンドル高さ65cmまで下がりました、
砂利層のためこれ以上下がりません

井戸穴に対して、SD2のSTK鋼管自体が抵抗になっているのかもしれません。SD2をいったん引き上げてみましょう。
SD2を引き上げて離すと、ハンドル高さ89cmまでしか下がりません。ヤマでまた井戸穴が20cm以上埋まりました。ぐぬぬ。

懲りずにSD2を井戸底にねじ込みます。ハンドルの回転が重いです。
ハンドルが高さ80cmまで下がった所で、また突っ掛かりました。

何かおかしい。なぜ下がらないのでしょうか?
先程、砂利に突っ掛かった際に梃子を掛けましたが、爪が開いてしまったかも。開いた爪が井戸壁に引っ掛かっているとしたら、SD2が回収不能になるかもしれません。ヤバイ!!

SD2をいったん引き上げて手を離すと、
ハンドル高さ89cmまでしか下がりません、
ヤマのようです
SD2を再度井戸底に捩じ込みますが、
ハンドル高さ80cmで井戸底に突っ掛かかります

慌てて、SD2を引き上げました。引き上げも、SD2が何箇所かで噛んでしまって中々上がりません。複合滑車で引き上げ、梃子を掛けて「ギコギコ作戦」を繰り返して、何とか脱出できました。

SD2の中身は土砂が山盛りになっています。砂利が見えます。

SD2が帰還しました、
SD2の中は土砂が山盛りになっていました
SD2を逆様にして土砂を排出しました

SD2で井戸底から浚い揚げた土砂です。
今回も豆砂利は少なめです。大して砂利がないのに、SD2が噛む理由がやはり判りません。

今回も土砂は砂が多く、砂利は少なめです

SD2の爪を点検しました。やや開き気味ですが、井戸壁に引っ掛かるほど重症ではありません。井戸底での動作不良の原因は別です。

砂利層で梃子を掛けましたが、SD2の爪は無事でした

もう一度、浚い残した掘りクズをSD2で浚います。
SD2を井戸底に降ろして、ハンドルを繋ごうとしたら持ち手パイプの位置が結構高いです。先程掘り下げた分が全て埋まってしまった? と思ったら、ストンと40cm以上、持ち手パイプが落ち込みました。井戸壁に引っ掛かっていたようです。

ハンドルを繋ぐと高さは85cmです。先程から20cm浅くなっていますが、大規模なヤマではありません。今の所、ヤマを先行しています。何とか逃げ切りたい。(笑)

SD2を井戸底に押し込みますが、やはり砂利が邪魔をします。ハンドル高さ70cm前後を行ったり来たりで、進みません。

このタイミングでよっちゃんが遊びに来てくれました。予備兵力ですが即投入しました。しかし、よっちゃんの剛力でも突破できません。

ハンドル高さ67cmが限界です。先程は一瞬、高さ65cmまで下りましたが、今日はここまでにします。

SD2で浚い残した土砂を始末します
SD2が着底しました、
ハンドル高さは85cmです、
ヤマを引き離しました
SD2がハンドル高さ67cmまで下がりました、
ハンドル高さ50cm位置が最深部のはずですが
残念ながら届きません

SD2を井戸底から引き上げますが、また途中で噛んでしまいました。複合滑車と梃子を掛けて、大人二人で引き上げます。フルパワーを掛けて何とか脱出できました。自分一人だと相当苦労したはず。よっちゃん、ありがとう。次回はもっと早く来てね。♡

引き上げたSD2の中身は、土砂が溢れていました。

SD2の中は土砂が溢れています、
SD2が下がらないはずです
SD2を逆様にして土砂を排出しました、
土砂の始末は次回にしましょう


感想と構想


久しぶりに、みーちゃんが作業を覗きにきました。16時前です。


みーちゃん 「まーだ、掘ってるんか? おう、エンジンポンプがあるじゃねえか。水は出たか?」

儂 「年末にポンプで吸い上げてみたわ。25リットル/分だったのでまだ足らん。もう4〜5m掘りたいが、井戸壁が崩れて難儀しとるん。」

みーちゃん 「そんなら、パイプを入れて掘りゃあ良いだろ。下水のコンクリ枡を埋める時は、枡の内側を掘って埋めるぞ。

なるほど、沈降工法ですな。

儂 「そうしたいだけんど、掘り難くなるら。んでギリギリまで、粘ってる所なんだわ。」


みーちゃんが作業を覗きにきました、
「おう、エンジンポンプがあるじゃねか、水は出たか」

16時半頃、今度はよっちゃんが遊びに来てくれました。軍手を渡して直ぐに働かせます。


よっちゃん 「到着して直ぐに働かせるのは酷いだろ。正月の挨拶位させろよ。」

儂 「はい、あけおめ、あけおめ。来るの遅いよ。」

よっちゃん 「…」


よっちゃんが遊びに来てくれました、
すかさず軍手を渡して働かせます

砂回収器:スクリュードライバー2号(SD2)で掘りクズを処置する目処が立ちました。ヤマに追われていますが、もう少しで始末できそうです。

次回はガッツリ、掘り下げたい。深度34mが目標です。


アルバム


2016年1月31日


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