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投稿日 2015年8月1日土曜日

深度22.50メートル、砂利層が突破できません

本日の記録


作業時間 11:00〜17:30
掘削記録 0cm(深度2,255cm) 掘れません、て言うか堀クズで10cm以上浅くなってます 
開始水位 497cm(水深1,758cm)

朝一でウメボシの天日干し、3日目。
今日明日とよっちゃんが、泊まり掛けで助け働きに来てくれました。当地は高温警報が発令され、気温35度超えです。さすがのよっちゃんも、グロッキー気味です。こちらも熱中症ギリギリ。(笑)


作業の準備


井戸掘りにかまけて、現場周辺の夏草が酷いことになっています。よっちゃんが来るまでに、エンジン式草刈機で薙ぎ払いました。


道具と材料


・オーガ本体+延長パイプ×12+90㎝短尺パイプ=2,340cm
・突き棒2号+塩ビHIVP25×200×12=2,570cm
・ポンプ式井戸掘り器
・75mmチゼル型アースクラッシャー
・ブルポイント型アースクラッシャー


掘削の状況


11時前によっちゃん登場!! 井戸掘りを開始しまぁす。
先ずは先週の井戸掘りで沈殿した粘土を浚います。ポンプ式井戸掘り器を降ろして軽く井戸底を突くと、粘土と細砂がたっぷり揚がりました。2度目は粗砂がちょっぴりです。
また砂が沈殿して固く締まっているのでしょうか? 突き棒を降ろして突くと、多少の堀クズ(多分、砂です)を感じます。しかし突き棒で突くと、その下の石にコンコンと弾かれます。先週、突破出来なかった砂利層です。

沈殿した粘土と細砂がたくさん揚がってきました、
60cmあります
井戸底浚い2回目、粗砂です

摺鉢状の井戸底をアースクラッシャーで砕きます。
先ずは周囲の山をチゼルで崩します。重量物なので、打ち込みはよっちゃんにお任せしましょう。
よっちゃんが手打ちで、チゼルを打ち込んでいると、何やらゴソゴソと工作を始めました。「手打ちじゃ、身体が持たん!!」と言う事で、単管パイプを使った梃子式の昇降機です。

おぉ、素晴らしい。重いチゼルを軽く跳ね上げて、打ち込める様になりました。
単管パイプはもう少し長さがあったほうが良いとの事ですが、弱点が一つ。持ち手パイプが暴れます。ヤグラの横棒や足場継手に持ち手パイプが衝突して壊れそうです。
梃子を操作する一方、持ち手パイプを誘導する必要があります。二人一組なら上手く使えますね。

チゼルで井戸底の摺鉢周辺の砂利を砕きます
よっちゃん考案、チゼルの梃子式昇降機です
梃子式昇降機、上がりまぁす

ひとしきりチゼルを打ち込み、次はブルポイントです。オーガの先端の三角錐の真下で邪魔をしている石を砕きます。
チゼル同様、梃子式昇降機でブルポイントを打ち込んでいると、井戸底に突き刺さって抜けなくなりました。砂利の間にブルポイントが噛んでしまった様です。持ち手パイプと引上げロープを、大人二人で引上げますがビクともしません。ぐぬぬ!!

持ち手パイプに接続した、吊りバンドのスリングを使ってみましょう。引き上げ時の保持ロープです。これに単管の梃子を掛けて引き上げてみました。しかし、吊りバンドがズルっと滑って失敗です。次にビニールテープを持ち手パイプに巻き付け、その上に吊りバンドを繋いでみました。滑り止めのつもりです。ここに梃子を掛けると、吊りバンドがズルズル滑って、また失敗です。次、行ってみよー。

吊りバンドはダメだわ。引上げロープにポリロープのスリングを編み込み、単管を梃子にして引き上げてみます。滑り止めの継手にポリロープを引っ掛けて、梃子を掛けると…。ポリロープが引き千切れました。継手の角が当たった様です。
次は古軍手を継手に被せて、ポリロープを交換して、再度梃子を掛けます。勝負勝負!!
フルパワーで梃子を掛けて、やっと外れました。

ブルポイントには梃子式昇降機は使用禁止です。ブルポイントをロープで引き上げて打ち込んでも、井戸底に突き刺さってしまいます。優しく手打ちするしかない様です。破壊力低下です。

ブルポイント型アースクラッシャーで、
オーガを邪魔している石を砕きます
ブルポイントが井戸底に突き刺さりました、
梃子で引き上げてます

チゼルとブルポイントのダブル攻撃で井戸底の砂利層は砕けたはずです。径25mmオーガで下穴を開けましょう。径25mmオーガは細いので、真下に石があっても多少は逃げることが出来るはずです。
径25mmオーガを降ろすと、ハンドル高さは80cmです。また堀クズが溜まっている様です。ハンドルをグリグリしますが、固いです。アースクラッシャーで砂利が突き固められた様です。力自慢のよっちゃんにお任せしましょう。


よっちゃん 「ハンドルが、何だか下がり始めたよー」

良か良か♪♪
そして30分経過

よっちゃん 「ハンドルが、何だか空回り始めたよー」

えー!!


ハンドル高さは62cm、先週(7/26)径25mmオーガが石に衝突した位置です。ちーとも成長しておらん。

径25mmオーガで井戸底を掻き回します、
石は動いたでしょうか
ハンドル高さ62cmでストップ、
石と衝突して進みません

失敗です。ブルポイントの攻撃が、堀クズで届かなかったのでしょうか?
摺鉢状になった井戸底の砂利を確実に除去して、堀クズを浚い切ってやり直すしかないです。
径75mmオーガを降ろすと、ハンドル高さは75cmです。よっちゃんが頑張りましたが、20分程でオーガが空回りし始めました。ハンドル高さは62cm。先程の径25mmオーガと同じ石と衝突していますね。

径75mmオーガが着底しました、
摺鉢状の砂利は砕けたかな?
径75mmオーガがハンドル高さ62cmまで
下がった所で空回りです、
真下の石が除去できませぬ
径75mmオーガが帰還しました

井戸底の堀クズを浚って、本日は仕事仕舞いとしましょう。熱中症だか、頭が痛い。
ポンプ式井戸掘り器を降ろすと、細砂と粗砂がたっぷり揚がってきました。しかし、砂利層と対峙しているはずですが、砂利が少ない。井戸壁が崩れてる?

井戸底を浚うと、細砂と粗砂が
たっぷり揚がります
砂利層なのに砂利の揚がりが少ないです、
ヤマが来てるのかな?


感想と構想 


今日の昼食はBBQと燃料補給でした。グビッ!!
井戸掘り現場は小山の裾です。夏の猛暑日でも、木々の間から涼しい風が下り降りてきます。汗が引いて、気持ち良い。

昼食はBBQです、豚トロとカルビ!!

よっちゃん、頑張ってます。16時半。
日中の木々からの涼しい風は、16時頃を過ぎると、ピタッと止まります。お陰で二人共、汗だくです。

よっちゃん、頑張ってます

オーガ、突き棒、アースクラッシャー、ポンプ式井戸掘り器を、井戸底に降ろして&上げての繰り返しです。今日はよっちゃんに、人間ウィンチで頑張ってもらいました。


よっちゃん 「オーガが、重過ぎ。あとアンテナマスト1組で限界だよ!!」

えーい、意気地なしめ。(笑)
それって、ちょうど深度30mまでに必要な資材です。

よっちゃん 「電動ウィンチと発電機を買えって。中古品もあるでよ。」

うーん、手掘りDIY井戸掘りのコンセプトが…。


手動のロープ巻取器の自作とか考えてみますか。


アルバム 


2015年8月1日


投稿日 2015年7月30日木曜日

アースドリルなる道具があるらしい

道具の検討 


今週末によっちゃんに助け働きを依頼しました。頼むでホンマに!!

快く引き受けてくれたのは良いのですが、こちらの道具を整備しておかないと、パフォーマンスが出ません。
特に、径50mmオーガが問題です。修理と新規購入の2方向で考えていますが、週末に修理では井戸掘りに間に合いません。新規購入になると、Amazonプライムでも、今日明日がリミットです。

そんな訳で、休憩時間にネット検索すると気になるモノが見つかりました。世の中には「アースドリル」なる道具があるらしいです。

エンジン式のドリルです。本体のみで6万円弱。高くて手がでない。
ドリルは別売りで径35mm~250mmまであります。Good!!
カーツ 2サイクルエンジン ドリル・アース オーガー AG400 (ドリル無し) 【穴掘り機 穴掘機 掘削機】 [その他]
カーツ
https://www.amazon.co.jp
電動式のドリルです。1.8万円。
そもそも現場は電気が通ってないのでダメです。ドリル径も20~35mmなので足らない。
アースオーガー リョービ電気ドリル(D-1300VR)アースドリル(35mm)付き
RYOBI (リョービ)
https://www.amazon.co.jp
手動式のドリルです。ドリルと本体別売りでそれぞれ千円強なのでお安いです。
ドリル径が15~30mmまでしかないのが残念です。
スターエム アースドリル 園芸用 30.0 30-300
スターM
https://www.amazon.co.jp

検索するとエンジンドリル(エンジンオーガ)は幾つかのメーカーで出していました。トルクが調整できるなら使ってみたいです。お金も必要ですけどね。しかし手掘りのDIY井戸掘りのコンセプトから外れるー。

エンジンドリルのドリル刃も幾つかのメーカが出しています。価格は4~5千円からです。ドリル刃だけなら手がとどきます。現在使っているスパイラルボーラーでは、新しく購入しても補強が必要です。しかし、エンジンドリル用なら、ドリル刃もきっと丈夫でしょう。

でもー。チャックを作らないとダメです。やっぱり週末には間に合わないわ。


感想と構想 


砂利層はあと何メートル続くのでしょうか?
昨年末に深度10m前後に出現した砂利層は、4mの厚さでした。アースクラッシャーとかマグマライザーの道具作りを含めて、打ち抜くのに4ヶ月掛かりました。今回は道具はそれなりにありますが、深度20mなので道具の換装に手間と時間が掛かります。
暑い夏になりそうです。

4月に2日掛けて砂利層10cmを掘り下げた成果です(撮影:2015/4/5)


投稿日 2015年7月29日水曜日

径25mmオーガもやられてます

感想と構想 


井戸底の砂利層に手こずっています。
径25mmオーガで井戸底の砂利を抉じ開けていますが、先端の三角錐が摩耗して角が丸くなってきました。

三角錐の角が摩滅しています(撮影:2015/7/25)

メーカーの説明だと硬い素材らしいですが、井戸底の砂利には耐え切れなかった様です。恐るべし。

◆東亜インターシステム > 新商品 > スパイラルボーラー
先端部はシャープな槍型刃


特殊鋼使用、完全熱処理を施した槍形オーガー(キリ)形状を地面に挿したその時から穴掘りがスタート


角が無くなると、砂利を抉じ開けるパワーがダウンしてしまいます。最近、進捗が悪い原因の一つかもしれません。
対策は…、思い付きません。


投稿日 2015年7月28日火曜日

径50mmオーガが満身創痍です

感想と構想


井戸底の砂利層に手こずっています。
径25mm→径50mm→径75mmの順に、各オーガで井戸底の砂利を抉じ開けています。この内、径50mmオーガが重症です。

ブレードが歪んでいます。何度もロッキングプライヤーで矯正したため、金属疲労でクラックが入っています。これで余計に変形し易くなっています。

サイドブレードも引き千切れる寸前です。幅の半分近くまでクラックが拡がっています。

因みに錆々なのは先日の台風の影響です。当地は海沿いなので、雨水の塩分が高いです。鉄モノは直ぐに錆びます。特に南風の雨が降ると、こんな感じになってしまいます。

径50mmオーガのブレードが歪んでます(撮影:2015/7/25)
サイドブレードも引き千切れる寸前です

径50mmオーガの補修計画を考える必要があります。サイドブレードは径75mmオーガで実績がありますし、材料の帯鉄の残りもあったはず。

2015年2月14日土曜日
チゼル用チャック製作、四日目 オーガも補修しました




問題はブレードです。対処案を幾つか考えました。

案1 ブレードのクラックが入った部分は諦めて切り落とす。
一番簡単ですが…。これだと、掘削性能が確実に落ちます。先端部の三角錐から遠くなるので、その分を掘り下げる事が出来なくなります。
以前、クラック部分を1回切り取っていますが、それ以来、性能劣化した気がします。

2015年4月4日土曜日
井戸、掘れません


案2 ブレードのクラックが入った部分を裏打ちして補強する。
裏打ちと同時に、以前切り取った位置までブレードを延長できると、掘削性能が復活するのですが…。現状のブレードは歪みに歪んでいるので、補強材で裏打ちするのは無理っぽい。


案3 ブレードのクラックが入った部分を切り取り、部材を交換する。
サイドブレード同様、丈夫な部材に交換する対処です。

リンク集の「井戸掘り参考ブログ」にリンクしている、以下の記事が参考になります。

◆井戸掘り
井戸掘り器(池田式ドリル)の作り方
https://homepage3.nifty.com/akomachi/ido2.htm  ←のキャッシュです


案4 径50mmオーガを買い直す。
最初に購入して、一目で構造に不安がありました。それなのに、そのまま現場投入して、壊してしまったのがそもそもの原因です。最初から補強しておけば良かった。でも、また5千円の出費はきつい。
補強はブレードの溶接と裏打ちが必要ですが、裏打ちのアイデアが固まらない。アイデアさえ出れば、案2でもいけるんじゃないすか?

2015年3月14日土曜日
径50mmオーガ、戦線投入

2015年3月15日日曜日
径50mmオーガ、戦線離脱



アイデア、アイデア、アイデア
修行するぞ、修行するぞ、修行するぞ

投稿日 2015年7月27日月曜日

井戸の深度を実測しました

感想と構想


ネット注文した50m巻尺で、先週末(7/25)に井戸の深度を実測しました。測定したのは、井戸掘り前の沈殿した粘土を浚った直後です。

錘に何を使うか悩みました。候補として、アースクラッシャー作成時に使った漁網の鉛錘の残りがあります。孔も開いてて具合が良いのですが、鉛汚染が気になります。
そこで手元にあったドリンク剤の空缶を使う事にしました。中に古ボルトを詰め込んで錘にしました。錘部の長さは20cmです。巻尺の数字に20cm足すと全長になる算段です。
沈殿した粘土を掃除した後に、測定して補正した結果は22m35cmでした。

井戸の深度を実測してみます(撮影:2015/7/25)
空缶に古ボルトを詰めた錘を長さ20cmに調整しました(撮影:2015/7/25)
実測深度は22m15cm、錘の長さを足すと22m35cmです(撮影:2015/7/25)

井戸の深度について整理しまぁす。(笑)
7/18にオーガのアンテナマストを繋いで計算した深度は22m50cmでした。
一方、7/20に突き棒を井戸底に降ろして測定した深度は22m30cmでした。20cm足らないです。
そして、7/25の巻尺の実測は22m35cmでした。15cm足らないです。
どれが正しいの? 勘ピューターを回転させましたが、多分、全て正しい。測っている状態が違うのでしょう。

7/25に巻尺で測定後、径25mmオーガを井戸底に降ろしましたが、堀クズが10cm溜まっていました。巻尺との誤差15cmの大半がこれです。7/26時点でも堀クズを取り切れていません。
残りの5cmはオーガ先端部の三角錐の長さです。これが井戸底に突き刺さった分を井戸の深度にカウントしていることになります。しかし、巻尺や突き棒ではこの部分まで下がりません。当然、深度にカウントされません。

突き棒で測定した際の20cmは何でしょうか。15cm分は巻尺の誤差と同じです。堀クズを浚い切ったと思ってましたが、残っていました。そして7/18の残り5cmは、7/25の最初の井戸浚いで掬い揚げた堀クズですね。

これが5cm分の堀クズです(撮影:2015/7/25)

これでスッキリしました。でも、20m超えの井戸穴を掘っているのですから、20〜30cmの誤差で一喜一憂しても仕方ないですね。大きな気持ちで井戸掘りを楽しみましょう。


投稿日 2015年7月26日日曜日

ガチガチに砂利が混入しています

本日の記録


作業時間 12:30〜18:30
掘削記録 5cm(深度2,255cm) 
開始水位 480cm(水深1,770cm)

朝一でウメボシの天日干し、2日目。その後に掘削道具の材料加工。井戸掘りは午後から開始です。
現場での実作業時間が短いのと、井戸底で砂利が邪魔しているため、進捗が上りません。


作業の準備


昨日購入したアンテナマストにボルト穴を開けて、持ち手パイプに加工します。
15Aのコネクターも3本作成しました。

アンテナマスト 2本と、コネクター 3本を加工しました


道具と材料


・オーガ本体+延長パイプ×12+90㎝短尺パイプ=2,340cm
・突き棒2号+塩ビHIVP25×200×12=2,570cm
・ポンプ式井戸掘り器


掘削の状況


いつもの様に、沈殿した粘土を浚います。
昨日の堀クズの細砂と粗砂も揚がってきます。

沈殿した粘土を浚います
細砂と粗砂も揚がってきました
パイプ下部には豆砂利が詰まっています

75mmチゼルで剥がした石が、井戸底の中心に転がっている様です。多分、突き固められているはず。突き棒で突いて、井戸底を解して掬い揚げたましょう。
突き棒を井戸底に降ろすと、持ち手パイプの残りは140cmです。突き棒で計測した深度は22m30cmになります。7/20に測定した深度と同じです。また堀クズが溜まっています。
突き棒で井戸底を突くと10cm下りました。これは堀クズですね。その下はコツコツと固い感触がします。多分、石が並んでいます。砂利層のような…。

突き棒で井戸底の砂利を解します
パイプの残りは140cmです
突き棒2号、5cm下がりました

20分程、井戸底を突いて、中心に転がった石は動いたと思います。て言うか飽きた。(笑)
砂利層の石に弾かれて、これ以上は突き棒の効果が出ません。堀クズを浚って次の手を考えましょう。
しかし、堀クズを浚いましたが、石は揚がってきません。

細砂と粗砂が揚がりました、砂利もちょっぴり

砂利層なら、径25mmオーガで抉じ開けましょう。
径25mmオーガを降ろすと、ハンドル高さは80cmです。また、堀クズが10cm程溜まっています。ぐぬぬ、7/18、7/20、7/25、7/26(今日)と進展がない。
オーガのハンドルをグリグリ回して、堀クズの10cmは下りました。中心に転がっていた石は排除できたようです。7/18に掘り下げた深度22.5mに達しました。7/25(昨日)に1時間頑張っても掘り抜けなかった地点です。

径25mmオーガを回転させますが、やはりここから掘り下げられません。昨日は気が付きませんでしたが、これも三角錐の真下に石がある様です。どうしたもんでしょう?

昨日の75mmチゼルの攻撃で、井戸底は少々解れているはずです。25mmオーガでグリグリやれば、当たっている石が動くのでは?
いや、径25mmオーガは細いので、体重を掛ければ軸が振れて当たっている石を避けるのでは?
いやいや、25mmオーガのハンドルに体重を掛ければ、当たっている石が砕けるのでは?

色々考えながら、ハンドルをグリグリやってますが、空回りするだけで進展ありません。(泣) これでダメなら、ブルポイントです。大丈夫、次の手はある!!

やがて、感触が変わりました。ガリッと手応えがありました。当たっていた石は何とかできた様です。そして、ガリガリ、ゴリゴリ、ギシギシと猛烈に固い砂利層の感触です。ハンドルも中々回りません。砂利がガチガチに締まっています。
ここでハンドルが下り出しました。そして、5cm下がると、砂利の感触が無くなりました。ハンドルはまだ下がります。砂層の様です。これで砂利層突破? 5cmの砂利層? 人騒がせな!!

ですが、砂利層突破は、気のせいでした。次に7cmまで下がると、またガリガリが始まりました。砂利層です。そして、8cmまで下がった位置でオーガが空回りし始めました。また、先端の三角錐が石に当たった様です。ぐぬぬ!!

径25mmオーガで突き固められた砂利を抉じ開けます
径25mmオーガ着底しました、ハンドル高さは80cmです
径25mmオーガで無理無理8cm掘り下げましたが、また空回りです

25mmオーガの先端に当たっている石は、回りの砂利を始末しないと動かせません。径50mmと径75cmオーガで周りの砂利を抉じ開けましょう。
径50mmオーガを降ろすとハンドル高さは75cmです。やはり進展してません。
ハンドルを回すと固いです。砂利に突っ掛かります。梃子を使うと確実にオーガを壊してしまいます。砂利に突っ掛かったら、人力でハンドルをちょい持ち上げ作戦です。
8cm分の下穴が開いていますが、径50mmオーガは7cmまでしか下がりません。突っ掛かった石が固くて、人力では外せません。ここ迄か…。

径50mmオーガで砂利を抉じ開けます
径50mmオーガ着底しました、ハンドル高さは75cmです
径50mmオーガでは7cmしか掘り下げられません

次に径75mmオーガで砂利を抉じ開けます。
径75mmオーガを降ろすと、ハンドル高さは70cmです。面白い、深度22.5mにピッタリ収まったと言う事です。今日、径25mmオーガを降ろしたときは、10cm分の堀クズがありました。これは何処に? 別の機会に考えてみましょう。
径75mmオーガでも砂利層は手強い。径50mmオーガより頑丈なので、力任せに回しても安心なのですが固い固い。結局、5cmまでしか拡張できませんでした。井戸底は3cmの深さの摺鉢状になっているはずです。

径75mmオーガで砂利を抉じ開けます
径75mmオーガ着底しました、ハンドル高さは70cmです
径75mmオーガでは更に5cmしか掘り下げられません

本日の堀クズを浚います。
1回目は細砂、粗砂、豆砂利がたくさん揚がりました。
2回目にポンプ式井戸掘り器を降ろすと、大量の砂の感触がします。砂があるとフワフワした感触があるので、手応えで判ります。しかし、ポンプ式井戸掘り器を引き上げると、失敗してました。誤って外筒部が土砂モードになっていました。つまり排水孔が開いていて、細砂も粗砂も流失して豆砂利しか揚がりません。
3回目、土水モードで再挑戦。細砂と粗砂がたくさん揚がりました。

細砂、粗砂、砂利のコンボです
砂が流失して豆砂利しか揚がりません
ポンプ式井戸掘り器を土水モードで投入、砂がたっぷり揚がりました

本日はここで終了です。半日で5cmしか進まなかった。(泣)
まあ、井戸底の様子が判ったので、良しとします。次回はアースクラッシャーの出動です。摺鉢の周囲の山を75mmチゼルで崩し、ブルポイントで中心に転がっている石を砕く作戦でいきましょう。久し振りに動滑車を使う事になりますが、資材は大丈夫だったかな? スリングを結んだ引き上げ用ロープは長さ20mだったはず。長さ足らないっす。(笑)
笑ってる場合じゃないや、どうしましょ?


感想と構想


とにかく井戸底が固いです。砂利混じり粗砂層です。しかし、大きな砂利は少ししか揚がってきません。
写真の、最後に揚がった楕円型の石には、表面に銀色の筋が何本も付いています。径25mmか、径50mmオーガの先端と衝突したのはこの石ですね。平たいので三角錐が当たっても逃げることが出来なかったのでしょう。

大物の砂利はあまり揚がってきません

揚がって来るのは、大部分は小砂利です。以前の小砂利は砕けて角が立ったモノでしたが、最近は丸い豆砂利が多くなりました。土層が変わりましたね。もしかしたら、第3帯水層かもしれません。


アルバム


2015年7月26日


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