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投稿日 2015年2月21日土曜日

団結層を突破しました、深度11メートル

本日の記録


作業時間 16:00〜19:00
掘削記録 10cm(深度1,100cm)
開始水位 550cm(水深540cm)

今日は色々頑張りました。


資材の購入


・M8×65 高力ボルト(ネット注文)
・W3/8 ナット
・M8 ナット
・鉢底ネット

鉢底ネットはトリカルネットという素材だそうです。


作業の準備


チゼルの保持ボルトを高力ボルトに交換して、チゼル型アースクラッシャーが完成しました。オーガもサイドブレードに落下防止具を付けて完了です。

高力ボルトが届きました
簡単ですが脱落防止具を付けました

予定外の作業ですが、オーガを小石浚いに改造します。鉢底ネットを切り取り、オーガに巻き付けてステンレス針金で結束しました。逆流防止具は、ネットの端を内側に巻き取り、針金で結束しました。いったんこれで試行してみます。

鉢底ネットを購入しました
ちょい不細工ですが、籠型砂利浚いの完成です


道具と材料


・オーガ本体+エクステンション×2+延長パイプ×5=1,192cm
・突き棒2号+塩ビHIVP25×200×6=1,360cm
・チゼル型アースクラッシャー


掘削の状況


もう夕方ですが、四週間振りの井戸掘り再開です。先ずはオーガのサイドブレードの溶接具合の確認を兼ねて、井戸底の砂利を浚ってみましょう。
オーガを井戸底に落とすと、前回サイドブレードを破壊した井戸壁の石に引っ掛かります。オーガの回転に力を加えると、石は砕けるようです。しかし、溶接がまだ信用できないので、フルパワーは控えています。力を加減しながら、砂利を浚いましょう。

四週間振りの井戸掘りです
無残ですが砂利浚いの成果です

砂利浚いの結果です。
全然、砂利が浚えていません。実は砂利がないのか、それとも取り入れ口の構造が悪いのかはわかりません。砂利は浚えませんでしたが、粗砂を掘り揚げることができることが判りました。
幸い、サイドブレードの溶接自体は問題はないようです。次回はフルパワーでやってみましょう。

粗砂も浚えることが判りました
洗ってみましたが砂利はありません

満を持してチゼル型アースクラッシャーの登場です。
重いです。井戸穴に落とすのはトラックロープを使って、騙し騙し入れました。しかし、それからがいけません。井戸底を突くのに滑車を使って、ドッシンドッシンやるつもりでしたが、滑車の径が小さくロープが手繰れません。人力でアースクラッシャーを持上げて叩き込むしかないです。ガラスの腰がやられそうです。
また、重すぎて井戸底を突いた際に、相手が石なのか固着した砂層なのか、感触がさっぱりわかりません。休み休みで30分井戸底と対峙しましたが、成果が出たのか不明です。
それでも、持ち手パイプの位置を確認すると、5センチほど沈んだようです。

さー結果を見てみましょう。石を砕いたか、団結した礫層を突破したか。
しかし、20kg超えのアースクラッシャーを地上に引き上げるのに、また大汗です。鉛ペレットの数を減らさないとダメです。運用に耐えられません。息を止めて踏ん張って引き上げていたら、マジで目の前が暗くなりました。
本当は高力ボルトの調子や、チャックの損傷等を確認したかったのですが、自信がある根気も種切れです。明日明日。

チゼル型アースクラッシャー出動です
チゼル型アースクラッシャー、無事帰投しました

ポンプ式井戸掘り器で井戸底を浚います。井戸底はフアフアした感触です。だいぶ土砂が溜まっています。アースクラッシャーで井戸底を突いた際に、井戸壁が崩れたようです。
一回目はゴム弁がずっこけて失敗。二回目は粗砂が40cmほど、久し振りの大量です。スイコの不調ではなかったようです。三回目は10cmほど、もう砂切れでしょうか?

スイコのゴム弁がずっこけました
粗砂が久し振りの大漁です

もう、すっかり日も暮れました。今日の掘削深度を確認するため、突き棒2号を井戸底に落としました。ついでに少し突いてみましょう。
井戸底の感触が変わりました。以前の石のようなコンコンした感じではありません。固いことは固いのですが、突いている内に崩れてきます。粗砂層のようです。


感想と構想


確信は持てませんが、アースクラッシャーの投入で、固い礫層は突破したようです。今日の掘削量は10cm、やっと11mに達しました。

昨年末に深度10m付近から土層が固くなり、一日頑張っても10~20cm、ひどい日は道具が壊れて1cmも掘れない始末でした。このためアースクラッシャーを三週間掛けて製作しましたが、固い土層は残り10cmだったようです。
しかも、礫層ではなかった? 砂利が揚がってきません。固く団結した粘土混じりの粗砂だったようです。10cmのために掛けた時間と費用を考えると、コストパフォーマンスが悪過ぎです。

本当に突破したかどうかは、明日確認しましょう。でも、雨の予報なんだよなー。


アルバム


2015年2月21日


投稿日 2015年2月20日金曜日

小石浚いを検討中

道具の検討


井戸底の小石を浚う方法を検討中です。ブログを読み返すと、オーガの改造について、以前軽く検討していました。ちょうど、サイドブレードの補修でオーガが手元にありますので、これを具体化しましょう。

2014年12月3日水曜日
オーガ強化型井戸掘り器の検討


(1)外筒式
最初に考えた、オーガの外側に鉄パイプを被せて土砂を保持する方式です。
外筒分、オーガが太くなりますし、サイドブレードは使えなくなります。そのため、大口径のオーガで下穴を開けて、外筒式オーガで内部の土砂を浚う想定でした。今回は掘り下げた穴に溜まっている小石の回収です。井戸穴の径もオーガの出し入れで拡がっているでしょう。外筒を付けても、そのまま井戸穴に挿し込めるかもしれません。
後は材料の探索です。オーガの外径は75mm、内径が75mm超えのパイプが欲しいのですか…。ドットジェイ(dot-J)さんでも、手頃なサイズはありません。はい、次。


(2)外缶式
今回は小石を浚うだけです。外筒式の鉄パイプのように、しっかりした構造は不要なことに気が付きました。薄いブリキ板を巻き付けて、粘りのあるステンレスの針金で結束すれば良いだけです。材料の問題はクリアです。「いいね!!」
後は逆流防止具の取付け方法です。ゴム弁ですかね。

ゴム弁を付けるには二つの構造が必要です。弁の接続部と、弁の脱落を押える保持部です。つまり、何らかの枠が必要なのです。これをドリルのブレードの間、もしくはシャフトに取付けます。小石浚い以外の掘削時には、オーガから外筒とか外缶は取り外さなくてはなりませんので、その考慮も必要です。
オーガの内側に弁枠を取付ける…。なら外缶も内側に取り付けられます。閃きました。


(3)内缶方式
サイドブレードの補修は、帯鉄をオーガのドリルに巻き付けました。今度はブリキ板を細く切って、ドリルのブレードの間、サイドブレードの内側に巻き付けましょう。サイドブレードにステンレス針金で固定すれば良い。これなら掘削時にサイドブレードが有効になります。新たに井戸底を掘下げる際も、取外しは不要です。
ゴム弁の枠はドリルのブレードの間、シャフト、サイドブレードを支点に取付ければ良い。でも、小石を浚うだけなので、そんなにしっかり取付ける必要はない気がしますが…。

ポンプ式井戸掘り器では浚えないサイズの小石を回収するため、オーガの改造を検討しています。しかし、オーガでも限界があります。浚える小石のサイズとしては、5〜6cmまででしょう。
ゴム弁の枠をオーガに取付けると、更に狭くなってしまいます。大きな小石(なんか日本語が変です)が拾えるように枠はなるべく小さく、拾えないサイズの小石が衝突しても壊れないように頑丈な構造に、若しくは柔構造にする。

うーん、アイデア、アイデア。閃きました。

オーガで引き揚げた最大の石(撮影:2014/11/15)

ゴム板を円筒形に巻いて、パッキンを作れば良いです。円筒形ゴムが自立して保持部が不要になります。小石の取入れ口をなるべく広くするため、ゴム板はなるべく薄くする必要があります。でも、あんまり薄くすると腰がなくなりパッキンの役にたたないですね。
ゴム板より丈夫で柔軟な素材が必要です。塩ビとかのプラ板は曲げに弱いのでダメ。ポリバケツとかに使うPP樹脂とかがいいんだけとなー。

閃きました。鉢底ネットです。

植木鉢の鉢穴を塞ぐネットです。ポリエチレン製です。
ネット注文では週末に間に合いません。地元のホームセンターに置いてあるかな?
園芸用鉢底ネット ロール50×100cm
角利産業(KAKURI)

https://www.amazon.co.jp

この素材を見て更に閃きました。内缶の素材はブリキ板を考えていましたが、この樹脂製のネットで充分じゃないですか。ブリキより加工性も良いです。
オーガの直径は75 mm、円周は236mm、ドリルは三段なので70cm分は必要です。パッキン分を忘れないようにしましょう。


(4)籠方式
鉢底ネットを使って、ドリルのブレードの間、サイドブレードの内側に、小砂利を確保する樹脂製のネットを巻き付けて籠を作ります。虫籠のイメージです。逆流防止具も鉢底ネットを巻いて、入口部に取付けます。これで決定ですね。

ネットなので、素材を切り出すための位置取りも簡単です。透けて見えますからね。また、樹脂製なので、鋏等で簡単に切り出せます。オーガへの巻付けも楽チンでしょう。

最後の検討課題は取付方法です。籠やパッキンはサイドブレードにステンレス針金で結束することを考えています。しかし、サイドブレードには土層中の石を砕く刃が付いています。ここに針金を巻きつけると、粘りのあるステンレス針金でも掘削中に切断してしまうでしょう。
また取入れ口部分はしっかり固定しないと、サイドブレードとパッキンの間に砂利が入り込み、取りこぼす気がします。悪くするとパッキンが引き千切れてしまうでしょう。
浚った砂利を簡単に籠から取り出す仕組みも必要です。

うーん、出でよアイデア!!


アイデア切れです。
先ずは実践かな?
投稿日 2015年2月19日木曜日

井戸底には小石がザクザク?

道具の検討


ここ一ヶ月は井戸掘り道具の製作に精を出しており、実際の井戸掘りが出来ていません。年が明けてから、井戸掘りをしたのは六日間だけです。やっと、今週末には再開できる見込みです。
今回は井戸掘りの状況を振り返ってみましょう。

昨年末から粗砂層に混じる礫層の固さに苦労しています。一日で掘削できる深さも下がる一方です。そのための道具製作だったのですが、振り返ってみて気になる点があります。
突き棒やオーガで掘下げる深さに対して、ポンプ式井戸掘り器で排出される土砂が少な過ぎます。スイコの弁の不良を疑ってますが、それだけではないようです。礫層を掘っていますので、排出される粗砂が少ないのは道理ですが、砂利自体も少ないのです。礫層なので例えば20cm分の井戸底を掘下げれば、それだけの量の砂利が排出されるはずなのに。これは変です。

礫層は団結して固いと言うだけでなく、突破に苦労している感覚では、個々の砂利がそれなりの大きさです。しかし、稼働中のポンプ式井戸掘り器は、口径の制限で3〜4cm程度の砂利までしか浚えません。これより大きな砂利というか小石は取り残してしまうのです。

1月17日に浚った砂利を見てみましょう。小石が砂利サイズまで砕けたため、井戸掘り器で浚うことができましたが、元サイズのままだと井戸底に取り残されたことでしょう。

砕けてこのサイズの石が複数埋没しているようです
(撮影:2015/1/17)

掘削した深さは、突き棒が井戸穴に入った深さで判断しています。井戸底に小石が溜まっていても、突き棒では判りません。突き棒を井戸底に落とすと、多分、小石を掻き分けて井戸底まで達してしまうでしょう。
一方、ポンプ式井戸掘り器では、溜まっている小石が邪魔をして、それより下の粗砂や小砂利を浚うことができない。これが今の事象ではないでしょうか?


感想と構想


ブログを読み返したら、一ヶ月前に気が付いていたようです。

2015年1月12日月曜日
また砂利層です

井戸底の小石を浚う方法というか、道具の検討が必要です。

アースクラッシャーは井戸底に固着した砂利や小石を砕く目的で製作しました。井戸底に溜まっている浮石を砕くのは無理でしょう。衝撃を与えても逃げてしまいます。
だとすると「お玉」とか、魚取りの「玉網」ですかね?

後は井戸穴を拡げて、ポンプ式井戸掘り器もサイズアップするとか?

うーん、アイデアよ降りてこい!!


投稿日 2015年2月18日水曜日

サイドブレード脱落防止方法、決定!!

道具の検討


オーガのサイドブレードの脱落防止方法を色々と考えています。今までのアイデアを整理します。といか、発想した順に並べてみましょう。

がっちり、溶接しました(撮影:2015/2/14)

(1)吊りバンド方式
オーガのシャフトに吊りバンドをはめて、プレートを連結してブレードとボルトで接続する方式です。
チゼルの脱落防止具の応用版ですね。吊りバンドのボルトでプレートを繋ぎ、ブレードにも穴を開けてボルトで接続すれば良いかなと考えました。しかしオーガを写真で観察すると、シャフトの周囲ににドリルを巻き付けて溶接してあります。吊りバンドをはめる余地はありません。却下!!

(2)長ボルト方式
オーガのシャフトに貫通する穴を開けて長ボルトで、ブレードとシャフトを接続する方式です。
オーガのシャフトに吊りバンドがはめられませんので、シャフト自体に穴を開けてボルトを通しましょう。ブレードに穴を開ければ、ボルト一本で作成できます。難点はシャフトに泥水が入って、オーガが腐りそうです。ブレードの外側にボルトの頭が出ますので、掘削時に擦れるのも気がかりです。保留!!

(3)ブレード延長方式
ブレードの終端にプレートを接続して延長し、持ち手パイプとボルトで接続する方式です。
ブレードの終端なので、ボルトの頭と井戸壁の摩擦も問題にはならないでしょう。ただし、ブレードの終端付近にはアイボルトやこれに連結したシャックルがあり、これらと接触しそうです。シャックルには救出用のワイヤーロープが繋がっているので、ワイヤーロープの切断事故を引き起こしそうです。しかし、これやるなら、最初からブレードを長いままで、溶接すれば良かったです。保留!!

(4)アイボルト吊り下げ方式
ブレードの終端に穴を開けて、ワイヤーロープでシャックルと連結する方式です。
ワイヤーロープなら井戸壁との摩擦は問題ないでしょう。良い感じです。ただし、シャックルがごちゃごちゃしそうです。あり得ないかも知れませんが、サイドブレード脱落とオーガ脱落が相次いで発生すると、シャックルが捩れて救出ロープの引き上げに影響が出そうです。いったん保留!!

(5)ワイヤーロープ括り付け方式
ブレードの終端に穴を開けて、付近のドリル本体にも穴を開けてワイヤーロープで連結する方式です。
これが一番簡単ですね。シンプルです。ワイヤーロープを繋ぐスリーブはアルミ製です。ここが弱いので井戸壁に接触しないように、ドリル部の内側で圧着すれば良いです。ワイヤーロープを保護するため、ドリル穴は角を取るようにヤスリ掛けしましょう。作業も簡単なので、他のアイデアが出なければこれに決定!!


感想と構想


脱落防止具を付ければ、安心してオーガを稼動できます。井戸底の礫層にフルパワーで挑戦です。


投稿日 2015年2月17日火曜日

道具製作、振返り

道具の検討


この一ヶ月の道具製作を振り返っています。作業モレやミスは無かったかと。
脆弱な部分や危険な個所は、予め対処しておきましょう。年末のような事故はゴメンです。

2014年12月28日日曜日 悲報、オーガ脱落


◆アースクラッシャー本体
・鉛ペレットを落下させないように、SGP管で保持し、ボルト二本で固定しました。ボルトが一本逝っても大丈夫なように、フェールセーフです。
・本体救出用の保持ロープは、強度の高いワイヤーロープに交換しました。
・救出ロープと繋ぐナスカンは、新しいSUS製の大型に変更しました。
・持ち手パイプに繋ぐインクリーザーには、タップビスを打込みました。

⇒やるべきことは、全てやったつもりです。

保持用ロープはワイヤーに交換しました(撮影:2015/2/15)


◆鉛ペレット
・鉛を鉄パイプに納めました。鉛が擦れて削り落ちないように、鉛汚染防止です。
・鉛ペレットの断面はガムテープで保護しています。

⇒鉛汚染は注意が必要です。でも、これで十分でしょう。

鉛ペレットのバリ取りに苦労しました(撮影:2015/2/1)

◆鎚型ヘッド
・本体との接続はSGP管をコネクタにして、ボルト2本で固定しました。ボルトが一本逝っても大丈夫なように、フェールセーフです。
・打込み用の座金は、溶接ではなくボルト締付けに変更しました。

⇒こちらは構造が簡単なので、対処すべき個所もあまりありません。それに、チゼル型を製作したので、活躍する場はないかもしれません。

アースクラッシャー完成しました(撮影:2015/2/1)

◆竹槍型ヘッド
・本体との接続はSGP管をコネクタにして、ボルト2本で固定しました。同上。

⇒こちらも構造が簡単です。対処すべき個所もありません。

竹槍型ヘッドも完成しました(撮影:2015/2/1)

◆チゼル型ヘッド
・本体との接続はSGP管をコネクタにして、ボルト2本で固定しました。同上。
・シャンクの括れ部をボルト4本で銜えてチゼルを固定しました。
・打込み用の座金を4本のボルトで固定すると共にチゼルのシャフトを固定しました。チゼルはシャンクと合わせて二カ所で固定です。フェールセーフです。
・チゼルのブレード下に立管バンドで落下防止具を装着しました。これもフェールセーフです。二重フェールセーフですね。
・チゼルからの衝撃を受ける保持ボルトは、高力ボルトに交換予定です。

⇒こちらも、やりきりました。後は運用ですね。何回か使用したら、バラして点検するようにしましょう。

ボルト穴の調整をして組み立て完了しました
(撮影:2015/2/15)

◆オーガ用持ち手パイプ(アンテナマスト)のコネクタ
・強度の高いSGP管でコネクタを製作しました。コネクタをパイプ内部に納めることで、接続部への砂の浸入を防止します。
・片側のボルト2本、計4本のボルトで固定しました。これはフェールセーフというより、荷重を分散させ、アンテナマストの変形防止です。

⇒こちらも十分です。カップリングを使用している他の接続部が気になりますが、別途考えましょう。

15Aの長ニップルを使いました(撮影:2015/2/11)

◆オーガのサイドブレード
・素材は破断したサイドブレードの1.5倍の肉厚にしました。
・元のサイドブレードは長短2本でした。長い方はドリル2段分、溶接は3ヶ所。短い方はドリル1段分、溶接は2ヶ所です。破断したのは短い方です。補修は両方共にドリル2段にして、溶接個所を増やしました。
・当初予定では、帯鉄をコの字に曲げて溶接範囲を拡げる予定でしたが、素材が手強く諦めました。強度に不安が残ります。

⇒サイドブレードの3ヶ所の熔接が一度に外れるとは考え難いです。しかし、万が一脱落したら、11メートルの井戸底から救出しなければなりません。今のままだとフェールセーフになっていません。何らかの対処が必要ですね。うーん、悩みます。

がっちり、溶接しました(撮影:2015/2/14)


感想と構想


井戸掘りのためとはいえ、我ながら色々と作ったものです。アイデアを形にするのは楽しいのですが、技術が伴わず苦労しました。
最後に、オーガのサイドブレードの落下防止方法のアイデア待ちです。


投稿日 2015年2月16日月曜日

高力ボルト、購入しました

道具の検討


アースクラッシャー・チゼル版の強度試験で、保持ボルトが変形しました。対策が必要です。

ネットで高力ボルトを探しました。しかし、amazonモノタロウでは、呼び径M12=12mmまでしか販売していません。
現在のボルトは呼び径W3/8=9.5mmです。ボルト穴は10mmのドリルで開けています。12mmまで拡張するには、またドリル刃を購入するか、ヤスリでコジコジするしかありません。それでもかまいませんが、単管、SGP管、角パイプ、尾栓の各ボルト穴を何とかW3/8に調整していますので、更に2mmの拡張は自信がありません。
またボルトの長さは長さ65mmを探していますが、M12は長さ55mmまでしか扱っていません。長さ55mm以上はM16です。だめだこりゃ。

ネットを更に検索して以下のサイトを見つけました。
強度区分12.9のクロモリ鋼の高力ボルトを販売しています。呼び径はM9がないので、M8とM10から選ぶしかないです。ここはボルト穴の調整が不要なM8としましょう。

◆MISUMI-VONA 生産材コマース 規格品26万点 ねじ1本でも送料無料!
https://jp.misumi-ec.com/

六角中ボルトてす。
品番によって箱売りのみと、バラ売り可があります。長さ65mmは幸いバラ売りの対象です。予備を含めて5本、注文しました。
六角ボルト 強度区分=12.9【1~200個入り】
https://jp.misumi-ec.com

強度区分12.9とは1.2kN(122重量kg)の過重まで耐え、その90%の過重まで変形しないということらしいです。これは引っ張り強度の話です。一方、保持ボルトに掛る力は剪断力です。高力ボルトが剪断力にどれ位、耐えられるかは判りませんが、普通ボルトよりは頑張ってくれるでしょう。

ボルトの規格は、以下のサイトでお勉強しました。

◆株式会社 ヨット印・ダイワ 六角ボルトの基礎知識
http://www.yds-hp.co.jp/kisotishiki.htm


投稿日 2015年2月15日日曜日

チゼル用チャック、完成です

本日の記録


今日も道具製作で、井戸掘りはお休みです。


作業の準備


チゼル用チャック製作も最終段階です。
昨日、溶接が完了しましたので、チャック本体を単管ヘッドに納めて、仮組みします。ボルト穴が微妙にズレていますが、想定の範囲内です。小一時間、ヤスリ掛けしてボルト穴を調整して、組立完了です。構想から約一ヶ月、週末五日間を掛けた大作です。

ボルト穴の調整をして組み立て完了しました
アースクラッシャー・チゼル版、完成しました

組立てて判りましたが、ナットが二つ足りません。惜しい。笑
保持用ロープは3mmのワイヤーロープに交換しました。鉛ペレットの挿入時に保持ロープを保護するため、後部にもボルトを一本追加しました。ナスカンも強度の高いSUS製の大型に変更です。更にインクリーザーにタップビスを2本、打込みました。

刃先です、実はナットが二個足らないっす
保持用ロープはワイヤーに交換しました

ナットが足りませんが、強度試験に入ります。
海岸から拾ってきた花崗岩を砕いてみましょう。10cm程の丸石です。アースクラッシャー・チゼル版を30cmの高さから自由落下させます。五回目で割れました。
合計四個の花崗岩を割りました。打撃回数は十回です。衝撃音が凄いです。これ以上やると、ご近所からクレームがきそうなので打ち止めです。

長径10cmほどの花崗岩で強度試験実施
打撃五回目で割れました

チャックをいったん分解して、損傷の有無を確認します。チャック本体と尾栓は問題なし。チゼルの受けボルトはやはり曲がっています。普通ボルトでは強度が足らないようです。実戦までに、高力ボルトに交換要です。

チャックは無事ですが、保持ボルトが往きました


感想と構想


テスト用の石を拾ってきた海岸です。風も弱く、絶好の井戸掘り日なのですが…。
来週から、井戸掘り再開します!!

海岸でテスト用の石を拾ってきました


アルバム


2015年2月15日

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