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投稿日 2015年10月12日月曜日

大き目の石に衝突した模様

本日の記録


作業時間 9:30〜16:30
掘削記録 45cm(深度2,775cm)
開始水位 525cm(水深2,205cm)

今日は午前中から、よっちゃんが助働きに来てくれました。
Thank you です。


道具と材料


・オーガ本体+延長パイプ×15+45cm短尺パイプ=2,880cm
・突き棒2号+塩ビHIVP25×200×14=2,970cm
・ポンプ式井戸掘り器


掘削の状況


沈殿した土砂を浚います。粘土と粗砂です。

沈殿した土砂を浚います、粘土と粗砂です

径50mmオーガで下穴を開けます。
前回はハンドル高さ40cmまで掘り下げました。今回、高さが足らないので、45cm短尺パイプで延長しました。
今日は1回に45cmずつ掘り下げることにします。これだと、掘削とパイプ延長の同期が取れるので現場で悩まなくてすみます。(でも、これが間違いの元。)
径50mmオーガを井戸底に降ろすと、ハンドル高さは110cmです。掘りクズが25cm程溜まっていますが続行です。(これが二番目の間違い。)

ハンドルを回転させて掘り進めます。砂利と衝突しますが、一昨日のようにオーガの回転がストップすることはありません。ハンドルに力を込めるとメリッと剥がれる感触がします。
しかし、ハンドル高さ50cm位置で径50mmオーガが噛んでしましました。右回転(進行)も左回転(後退)もできません。引き抜くこともできません。掘りクズが溜まって、砂利と噛み合ってしまったのでしょう。そこで、梃子でギコギコ作戦で脱出します。そして、掘削続行!!
結局、45cm分の下穴を開けるのに1時間10分掛かりました。ハンドル高さは40cmです。

径50mmオーガで下穴を開けます
径50mmオーガが着底しました、
ハンドル高さは110cmです
径50mmオーガで45cm分を掘り下げました、
ハンドル高さは40cmです

径75mmオーガで下穴を拡張します。
径75mmオーガを井戸底に降ろすと、ハンドル高さは115cmです。5cmですが、掘りクズの嵩が増しています。ブロックを2枚重ねて足場を確保します。
ハンドルを回しますが、砂利と衝突して重たいです。溜まった30cm分の堀クズを突破するのも辛い。ちょい上げ作戦も砂利が引っ掛かって難儀します。腰がやられそう。

昼前によっちゃんが登場しました。作業を交代しながら頑張ります。
ハンドルが高さ70cm位置程に下がると、直ぐにオーガが噛むようになりました。梃子でギコギコ作戦を交えて掘削を続けます。

お昼過ぎに下穴を開けた45cm分の拡張が完了しました。所要時間は1時間、深度27m75cmに到達です。

径75mmオーガで下穴を拡張します
径75mmオーガが着底しました、
ハンドル高さは115cmです
径75mmオーガが着底しました、
ハンドル高さは115cmです

掘り下げた土砂を浚います。
1回目はポンプ式井戸掘り器のパイプの上部まで、土砂が詰まっていました。細砂と粗砂が大半ですが、大きな石がコロンと上がってきました。長径6cm・短径4cmです。ポンプ式井戸掘り器のスイコの穴と比較すると、限界サイズです。これ以上大きな石は、今のポンプ式井戸掘り器では引き上げ不可です。
2回目の井戸底浚いも、細砂と粗砂が多量に上がりました。

掘り下げた土砂を浚います、
細砂と粘土です
長径6cm・短径4cmの石が揚がってきました

土砂は浚い切れたでしょうか?
オーガを降ろして堀クズが20cm以上あったら、解し直して土砂を浚い直し。それ以下なら掘削を続行とします。
径50mmオーガを井戸底に降ろすと、ハンドル高さは105cmです。先ほどハンドル高さ40cmまで掘り下げましたので、掘りクズが65cmも溜まっていることになります。土砂を浚ったはずですが、全然減っていません。
径50mmオーガで堀クズを解し直して、ポンプ式井戸掘り器で土砂を浚いましょう。掘りクズの解し直しは10分ほどで完了です。

径50mmオーガが着底しました、
ハンドル高さは105cmです
径50mmオーガが帰還しました

ポンプ式井戸掘り器を井戸底に降ろします。井戸底を突いても20cm程しか下がりません。65cmも掘りクズが溜まっていれば、ズルズルと下がるはずですが変です。
ポンプ式井戸掘り器を引き上げると、中には細砂と粗砂が詰まっていました。砂利は少ないです。

掘りクズを解し直して細砂と粗砂が揚がりました


儂 「砂ばっかり上がってくるけど、ヤマが来てるのかな?」

よっちゃん 「水が入っていればヤマは来ないと思うけど、崩れるときは崩れるからねー。」

儂 「フムフム」

よっちゃん 「径75mmオーガで掘り直して石と衝突したら石のせい、石が無いならヤマが来とる。」
儂 「なるほど!!」


径75mmオーガを井戸底に降ろすと、ハンドル高さは105cmです。ちっとも進んでいません。
ハンドルを回転させると、10cm程下がった所でオーガが石に衝突して、噛んでしまいました。

よっちゃん 「でかい石があるみたい。」

儂 「だねー。」

よっちゃん 「径50mmオーガが通過できて、径75mmオーガが通過できないサイズってことか。」
儂 「径75mmオーガで一度井戸底まで通過しているから、シャフトとサイドブレードの間に収まるサイズだと思うわ。さっきはたまたま通過できたけど、今回は石の向きが悪くて井戸壁に引っ掛かっているんだとみた。」

よっちゃん 「それとも、径75mmオーガが通過した後、井戸壁からでかい石が剥がれ落ちたとか?」

儂 「それ最悪!!」


径75mmオーガで井戸底の石を捕らえてみましょう

先ほどの土砂浚いでも、大き目の石が揚がりました。あれより例えば1cmでも大きな石だと、ポンプ式井戸掘り器ではお手上げです。


よっちゃん 「なんか出来る事ないの?」

 「ウーン」


では、ロックリトリーバーを試してみましよう。石拾い器です。5月に作った試作機が現場に転がっています。
ロックリトリーバーを井戸底に降ろして突いてみます。徐々に持ち手パイプが下がっていきますが、10cm程下がった所で止まりました。径75mmオーガが井戸底で噛んだ位置です。やはり何かあります。多分、大き目の石。
ロックリトリーバーを引き上げてみましたが、何も入っていません。ぐぬぬ。

ロックリトリーバーで石を回収できるな(撮影:2015/5/24)


よっちゃん 「径75mmオーガなら、サイドブレードに石が引っ掛かるかもしれん。」

儂 「うーん、ダメぽい。それ、たまたまだもんね。」


日も暮れてきました。
無理をせず、本日は撤収です。


感想と構想


よっちゃんが助働きに来てくれました。予定では45cm掘削を2サイクルで90cmを一気に掘り下げるつもりでしたが、頓挫しました。

よっちゃん、高下駄で助働き中

石拾い器、ロックリトリーバーにゴム弁が無いのがダメです。


儂 「ロックリトリーバーを径75mmの鉄パイプに交換、口径を最大にしてにゴム弁をつけるか!!」

よっちゃん 「井戸穴が75mmだからギリは危ない。70mm程度に抑えるべきだよ。」

儂 「都合の良いサイズのパイプがあるかな?」

よっちゃん 「パイプが無ければ、鉄板を曲げて作れば良い。長さは必要ないし、30cmもあればいいんでしょ?」

儂 「おー、グッドアイデア!!」

よっちゃん 「茶筒の空き缶でもいいんじゃね。」

儂 「おー、エクセレント!!」


ロックリトリーバーの改造を検討します。


アルバム


2015年10月12日


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