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投稿日 2015年2月1日日曜日

アースクラッシャー!!、完成しました

本日の記録


今日も道具製作で、井戸掘りはお休みです。


資材の購入


・ドリルスタンド(ネット注文)
・ボール盤バイス(ネット注文)

・W3/8ボルト 長短色々
・W3/8ナット
・W3/8スプリングワッシャー
・40mm丸座金
・鉄工用ドリル 10.0mm

朝一でホームセンターにボルトを購入に行きました。W3/8ボルトは呼び径9.5mmです。午後に、単管パイプにボルト穴を開けようと思ったら、手持ちのドリルは8.5mmまでしかありません。泣
また、ドリル1本のために、ホームセンターを往復しました。時間の無駄です。


作業の準備


午前はボルトの購入後、鉛ペレットのバリ取りです。鉄パイプに表面張力で盛り上がるまで鉛を充填してしまいました。掘削時に鉛の出っ張りが削り落ちる可能性があるので、このままでは不味いです。金槌で鉛を叩いて押し込み、ヤスリで削り落とすのに時間が掛かってしまいました。鉛を叩きすぎてパイプが拡がるというアクシデントもあり、午前中いっぱいが潰れました。
この後、鉛ペレットの上下を、ガムテープて保護しました。最下部のペレットのみ、径40mmのワッシャーを鉄パイプ内に収めて、衝撃から保護するようにしています。作成した鉛ペレットは単管パイプに気持ち良いくらい、ピッタリ収まりました。鉛ペレット一個の重さは約1.5kgです。
ヤスリ掛けした鉛の切り粉は余った鉛と一緒に溶解し直してインゴットにしました。鉛汚染防止です。

鉛ペレットのバリ取りに苦労しました

午後から本体製作です。
最初は突き棒3号として、アースクラッシャー!!を新規に作る予定でした。先端を交換式にするアイデアが出たことと、突き棒1号の刃先が潰れてメンテナンスが必要になったことから、突き棒1号を改造することにしました。
潰れてしまった突き棒1号の単管の先端を15cm分カットして本体とします。単管の長さは135cmになります。突き棒3号として確保していた150cmの単管から、30cm分を3本切り出しました。それぞれ、竹槍型、槌型とチゼル型になります。昨日切り出した鉄パイプの下3本がこれですね。
各ヘッドと本体の単管とは、32AのSGP管をコネクタとしてボルト締めします。

各ヘッド、単管本体、コネクタのSGP管に径10mmのボルト穴を開けます。ずれたらボルトは通りません。精度を出すのがまた苦労です。でもやりきりました。アースクラッシャー!!完成です。
溶接は衝撃に弱いとのことですので、ヘッドの溶接は取り止め。ヘッドと単管にボルトを貫通させて、ナットで締付けました。

鉄パイプの切断が完了しました(撮影:2015/1/31)
アースクラッシャー完成しました

アースクラッシャー!!に収めた鉛ペレットの数は大人の都合で11個です。総重量は約22キログラム。完成したアースクラッシャー!!のパワーを確認しましょう。
花崗岩の敷石の上に長径5cmほどの花崗岩の丸石を置きます。アースクラッシャー!!を30cmの高さから自由落下させると、小石は一度で砕けました。

長径5cm程の花崗岩の小石です
アースクラッシャーで砕けました

槌型のヘッドの次に、本来の突き棒1号の竹槍型のヘッドにもボルト穴を開けて、接続できるように加工しました。

竹槍型ヘッドも完成しました


感想と構想


花崗岩は御影石とも呼ばれ、石材の中でも硬い石質です。圧縮強度はコンクリートの10倍、剪断強度はコンクリートの4倍です。アースクラッシャーは、これを一瞬で砕きました。井戸底の粉砕に強力な武器となるでしょう。

◆天然石の性質と優位点|石材のことなら三国産業株式会社
http://www.mikunisangyo.co.jp/stone3.html


今週は井戸掘りができませんでしたが、来週が楽しみです。でも、その前にチゼルのチャックを作らないと…。


アルバム


2015年2月1日

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