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投稿日 2015年5月10日日曜日

本当に岩盤なんすか?

本日の記録


作業時間 13:30〜17:30
掘削記録 5cm(深度1,745cm)
開始水位 530cm(水深1,210cm)

午前中はトマト苗の植え付け。井戸掘りは午後から出撃です。昨日、岩盤に達しましたが、気のせいかもしれません。ただの大き目の石かも? 岩盤でも砂岩なら、工夫すれば掘り抜く事が可能かも?
資材は20m分、用意があります。ここで諦める訳にはいかないのです。
さあ、今日も元気良く、井戸掘りです。


道具と材料


・オーガ本体+延長パイプ×9+短尺90cmパイプ=1,800cm
・突き棒2号+塩ビHIVP25×200×9=1,970cm
・チゼル型アースクラッシャー
・ブルポイント型アースクラッシャー


掘削の状況


昨日は少ししか掘削できませんでしたが、井戸底を浚いましょう。沈殿した粘土と砂が揚がってきます。沈殿した土砂を浚うコツは突かないことです。ねっとりとした井戸底にポンプ式井戸掘器を差し込み、そっと引き抜きます。
ねっとりとした粘土がまとまって、揚がってきました。

昨日の掘りクズを浚います

昨日打ち込んだ、突き棒2号の刃先を確認しました。曲ってます。13.3mから5cm分を掘り下げただけですが、既に固い何か(岩盤?)と衝突していた様です。

突き棒の刃先がやられてました

井戸浚い完了です。オーガで昨日の下穴10cm分を拡張します。
オーガを回転させると、ガラガラと石のなかで回す感触があります。砂利をガリガリと砕く感触ではありません。回転が止る箇所がありますが、引き抜くと直ぐに抜けます。刃先が食い込んでいません。
頑張ってオーガが5cm下がりました。何かに衝突してこれ以上やると、刃先が曲がりそうです。前回のハンドル高を覚えていないので、10cm分全て拡張できたのかは、判らなくなりました。

径75mmオーガで井戸穴を拡張します
オーガは5cm程しか進みません
ブレードが少し曲がっていました

アースクラッシャーで井戸底の「何か」を砕きます。その前に、オーガで砕いた井戸底の土層を確認するため、土砂を浚います。
砕けた砂利と砂が揚がってきました。

砂と砂利が揚がってきました

岩盤なら切っ先の鋭いブルポイントの出番です。
ですが、ブルポイントを滑車で叩き込むと抜けなくなりました。引き抜くのに大汗です。柔らかい粘土層ではないはずなのに…。
手打ちでも刺さって抜けなくなります。高さ10cmから自由落下でも抜けなくなります。コツコツと手で突いても抜けなくなります。おーい!!
たぶん、竹槍型ヘッドで砕けた裂け目か何かがあって、そこにジャストミートしているのでしょう。竹槍型ヘッドは単管なので丸く裂け目があって、中央が堀残しになってる。だから、どこを突いても裂け目に食い込むのでしょう。

ブルポイントで岩盤を砕きます

ブルポイントでは刺さって効率が悪いのでチゼルに換装です。幅10cmでは掘り抜くのに力が分散してしまうので、幅5cmの小型チゼルです。
あぁ、しかし、小型チゼルも強く打ち込むと井戸底に突き刺さります。仕方ない、手打ちで細かくコツコツと打ち込み、井戸底を均します。その後に動滑車を使って、小一時間小型チゼルを打ち込みました。計測すると何とか5cm進みました。厳しいー。

幅50mmチゼル帰還

本日はここまで。
来週も小型チゼルで挑戦します。この方法で10cm程度まで掘り抜けられなければ、別の方法を考案しないとダメです。


感想と構想


オーガで井戸底を拡張した後に、土砂を浚いました。そこで、気になる砂利が揚がってきました。今迄の砂利は摩滅した丸石か、または丸石が砕けたものでした。また石は団結度の高い堆積岩でした。今回揚がってきたのは摩滅が一切無く、団結も緩い石です。岩盤の破砕帯にあるような石ですね。
井戸底で衝突しているのは、この石の塊かもしれません。
いずれにせよ、何とか掘り抜きたいものです。

今迄と違う石が揚がってきました


アルバム


2015年5月10日


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