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投稿日 2018年5月14日月曜日

楽々井戸掘りへの道

道具の検討


平日は本業に真面目に勤しみましょう。週末の開墾で身体はガタガタですが。笑

井戸掘りが再開できていません。何とか奮い立たせた気持ちが萎えてしまいそうです。掘鑿道具の改良を頭の中で繰り返して、楽ちんで楽しい井戸掘りを夢想して慰めています。

楽々井戸掘りの掘鑿道具の重量軽減策はいったん目処がつきました。

2018年4月27日金曜日
もう少し精緻にシミュレーションしてみるか

でも、砂回収器3号で土砂を浚い上げる場合はどうなるでしょうか?
長さ2mのSTK76.3鋼管の容量は約8lです。内容物は土砂と地下水が半々ぐらいでした。

浚い上げた地下水と土砂を分離して
トップバケツに入れてみました、
地下水は半分以上溢れています
(撮影:2016/7/3) 

一度に浚い上げる土砂の重量を試算してみます。土砂の質量はこちらのサイトを参考にしました。

コンクリートメディカルセンター
https://concrete-mc.jp
単位体積質量・単位体積重量(比重)一覧

区分 種類 単位体積質量
t/m3
土砂及び砂利 土(乾燥状態) 1.3
土(通常状態) 1.6
土(飽水状態) 1.8
砂(乾燥状態) 1.7
砂(飽水状態) 2
砂利(乾燥状態) 1.7
砂利(飽水状態) 2.1
砂混じり砂利(乾燥状態) 2
砂混じり砂利(飽水状態) 2.3
軽石砕石(火山砂利) 1.3
軽石細砂(火山砂) 1.3
石炭ガラ 1.3
スラグ砂利 1.3
砂質シルト 1.6~1.8
粘土 1.7~2.6
陶土; 2.21

飽水状態の砂混じり砂利が2.3t/m3です。水の2.3倍ってことです。
地下水が4lで4.0kg、土砂が4lで9.2kg、合わせて重さ13.2kgが内容物です。結構重い印象でしたが、大したことはないです。でも、日に何回も浚い上げるなら重量軽減の意味があります。もう少し電線管をウレタンフォームで水密化した方が良い気がします。

上記4/27の記事では持ち手パイプ4セット12本の水密化で掘鑿道具の重さが9.7kgに軽減される試算です。浚い上げる土砂9.2kgを加えると18.9kgです。うーん、持ち手パイプ2セットを更に水密化すれば、重さは0.9kgに軽減されます。楽々井戸掘りに向けて魅力的です。


感想と構想


どうすんべ。
これは砂回収器3号に土砂が入っていない状態では、逆に8.1kgの浮力で浮き上がってしまう計算です。もっと軽いオーガの場合は、持ち手パイプ4セット12本の水密化で重さが0.3kgに軽減される試算です。追加の水密化を行うと17.7kgの浮力で浮き上がることになります。井戸穴に道具を押し込むだけで一苦労ですね。

持ち手パイプにウエイトを付ければ良いのかな?思案思案…

後記(5/17)
浮力の計算を間違えていました。浮き上がることは決してありません。

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