道具の検討
ここ一ヶ月は井戸掘り道具の製作に精を出しており、実際の井戸掘りが出来ていません。年が明けてから、井戸掘りをしたのは六日間だけです。やっと、今週末には再開できる見込みです。
今回は井戸掘りの状況を振り返ってみましょう。
昨年末から粗砂層に混じる礫層の固さに苦労しています。一日で掘削できる深さも下がる一方です。そのための道具製作だったのですが、振り返ってみて気になる点があります。
突き棒やオーガで掘下げる深さに対して、ポンプ式井戸掘り器で排出される土砂が少な過ぎます。スイコの弁の不良を疑ってますが、それだけではないようです。礫層を掘っていますので、排出される粗砂が少ないのは道理ですが、砂利自体も少ないのです。礫層なので例えば20cm分の井戸底を掘下げれば、それだけの量の砂利が排出されるはずなのに。これは変です。
礫層は団結して固いと言うだけでなく、突破に苦労している感覚では、個々の砂利がそれなりの大きさです。しかし、稼働中のポンプ式井戸掘り器は、口径の制限で3〜4cm程度の砂利までしか浚えません。これより大きな砂利というか小石は取り残してしまうのです。
1月17日に浚った砂利を見てみましょう。小石が砂利サイズまで砕けたため、井戸掘り器で浚うことができましたが、元サイズのままだと井戸底に取り残されたことでしょう。
砕けてこのサイズの石が複数埋没しているようです (撮影:2015/1/17) |
掘削した深さは、突き棒が井戸穴に入った深さで判断しています。井戸底に小石が溜まっていても、突き棒では判りません。突き棒を井戸底に落とすと、多分、小石を掻き分けて井戸底まで達してしまうでしょう。
一方、ポンプ式井戸掘り器では、溜まっている小石が邪魔をして、それより下の粗砂や小砂利を浚うことができない。これが今の事象ではないでしょうか?
感想と構想
ブログを読み返したら、一ヶ月前に気が付いていたようです。
2015年1月12日月曜日
また砂利層です
井戸底の小石を浚う方法というか、道具の検討が必要です。
アースクラッシャーは井戸底に固着した砂利や小石を砕く目的で製作しました。井戸底に溜まっている浮石を砕くのは無理でしょう。衝撃を与えても逃げてしまいます。
だとすると「お玉」とか、魚取りの「玉網」ですかね?
後は井戸穴を拡げて、ポンプ式井戸掘り器もサイズアップするとか?
うーん、アイデアよ降りてこい!!
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