本日の記録
作業時間 11:00〜18:30
掘削記録 0cm(深度3,360cm)
開始水位 585cm(水深2,775cm) また水位が下がりました
本日は晴ですが、朝から寒い風が吹いています。幸い井戸掘り現場は山が風除けになり、陽溜まりの暖かさでした。
昨日はお世話になった方の送別会でした。2時間の立食パーティで腰が挫けました。腰を休めるため、2軒目の居酒屋に梯子したお陰で、また宿酔いです。頭痛い。(笑)
道具と材料
・オーガ本体+延長パイプ×18+90cm短尺パイプ=3,420cm
・突き棒2号+塩ビHIVP25×200×17=3,570cm
・ポンプ式井戸掘り器3号(V3)
・砂回収器:スクリュードライバー2号(SD2)
掘削の状況
深度33m5cm付近の砂利層が突破できません。今日も砂回収器:スクリュードライバー2号(SD2)で攻めますが、SD2は重たいので、回数をこなすのは辛いです。そこで砂利層より上に沈殿した土砂を、先にポンプ式井戸掘り器3号(V3)で始末することにしました。
V3を井戸底に降ろすと、マーキングの高さは94cmです。
V3を井戸底に押し込みます。沈殿した土砂は締りが緩いです。持ち手パイプを小刻みに上下すると、マーキング位置は高さ5cmまで下がりました。1m近く沈殿した土砂を浚うことが出来ました。
V3をいったん元の高さまで引き上げ、本体パイプの周囲に逃げた砂を井戸底に落とし込みます。これをまたV3で浚います。繰り返すこと3回、きれいに土砂を浚えたようです。
沈殿した土砂をポンプ式井戸掘り器3号(V3)で 浚います |
V3が着底しました、マーキングの高さは94cmです |
V3を井戸底に押し込みました、 マーキング位置は高さ3cmまで下がりました |
V3を引上げます。
浚い揚げた土砂と泥水は5リットルバケツから溢れるほどです。泥水を除けると、土砂はバケツの6割ほどです。約3リットルの砂と砂利が揚がりました。
V3が帰還しました |
泥水を除けると土砂はバケツの6割ほどです |
V3で浚った土砂を笊で篩い分けました。沈殿した土砂のはずですが、砂利がそこそこ揚がっています。ヤマ(井戸壁の崩落)が、まだ続いているようです。
土砂を笊で篩い分けました、 砂利がそこそこ揚がっています |
SD2を投入して、砂利層に挑戦です。
SD2を井戸底に降ろすと、ハンドル高さは136cmです。前回同様、180cm底尺パイプに45cm短尺パイプを挿げ足しています。
SD2を井戸底に捩じ込みますが、ハンドル高さ112cmで井戸底に突っ掛かりました。ハンドルを左右にフルパワーで回しますが、突破できません。粘りましたが、ハンドルが高さ110cmまで下がって限界です。前回と同じ箇所ですが、出戻っています。
V3で井戸底の土砂を突き固めてしまったのでしょうか? SD2では井戸底が固すぎて無理です。
砂回収器:スクリュードライバー2号(SD2)を 投入します |
SD2が着底しました、 180cm底尺パイプに45cm短尺パイプを挿げ足して、 ハンドル高さは136cmです |
SD2がハンドル高さ112cmで井戸底に 突っ掛かりました、粘りましたが 高さ110cmまで下がって限界です |
SD2を引上げます。
今回は20cmほどしか掘り下げていませんので、SD2の中身が少ないです。棒を差し込むと土砂の頂上は10cm下でした。
SD2が帰還しました、 SD2の中身が少ないです、 棒を差し込むと土砂の頂上は10cm下でした |
SD2から土砂を排出しました |
SD2で浚い揚げた土砂を、笊で篩い分けました。砂に比べて砂利が多いです。SD2が突っ掛かった位置と同じ土層なら、この砂利を含む砂がガッチリ突き固められているのでしょうか。
SD2で浚いあげた土砂を笊で篩い分けました、 砂が水と分離しません、 砂利はちょい多めです |
突き固められた土砂なら、オーガで解すしかありません。
でも、もしかしたら、もしかして。井戸壁からまた石が飛び出して、SD2が引っ掛かっているのかもしれません。径の細いロングホーン型スイコなら、砂利層の下まで土砂を浚えるかもしれません。井戸穴から溜まっている土砂を排出できれば、オーガで井戸壁を掃除するのも楽にできるはず。
ロングホーン型スイコはVP50パイプです。パイプ部分の長さは46cmです。
SD2にロングホーン型スイコを付けて井戸底に降ろしました。マーキング位置は47cmです。先ほどSD2で土砂を浚った深さとほぼ同じ。ロングホーンの長さ分、マーキング位置が高くなったいます。
ロングホーン型スイコで井戸底を突きます。しかし、目論見が外れて僅か2cmしか下がりません。土砂がやはり突き固めてられています。
V3にロングホーンを装着して土砂を浚ってみましょう |
ロングホーンはVP50のパイプなので少し細めです、 長さは46cmです |
V3ロングホーンバージョンが着底しました、 マーキング位置は47cmです、 井戸底を突きますが2cmしか下がりません |
V3ロングホーンバージョンを引上げます。敗北感…。
2cmしか下がらなかったので、浚い揚げた土砂は僅かです。
ロングホーンで浚い揚げた土砂を笊で篩い分けました。砂の割りに砂利が多めです。やはり、砂利層部分は、掘りクズに砂利が多く含まれているようです。砂利層といっても、15cmしかなかったので、ヤマで上部の井戸壁から沈下したものかもしれません。
SD2はいったん諦めて、オーガで掘りクズを解します。
SD2本体は長さ1m、オーガヘッドは長さ45cmです。今回、ハンドルが低いので45cm短尺パイプを90cm短尺パイプに交換することにしました。ハンドル高さの差は10cmになります。つまり、SD2がハンドル高さ110cmで突っ掛かるなら、オーガはハンドル高さ100cmが同じ位置になります。
径75mmオーガを井戸底に降ろしました。ハンドル高さは98cmです。おっと、いきなり2cm下がっています。計算違いかと思いましたが、計算は合っています。オーガ先端の三角錐の部分が先に沈下したのでしょう。
径75mmオーガを井戸底に捩じ込みますが、いきなり突っ掛かりました。石です。石がガチガチに固まっていてハンドルが回りません。ハンドルを左右に回して突破を試みますが、径75mmオーガが石で弾かれてしまいます。
こりゃあダメですわ。オーガヘッドを径25mmオーガに換装しないと、砂利層を突破で出来そうにありません。この部分は径75mmオーガで1月末から数回掘り下げています。SD2でもハンドル高さ97cmまでは土砂を浚っています。それがここまで固く締まってしまうとは予想外です。心が挫けそうです…。
いや、やるしかない!!
石に突っ掛かったら梃子を掛け、石を引き剥がします。フルパワーでハンドルを回し、固くて動かなければ逆回転で攻めます。径75mmオーガがジリジリ下がっていきます。やれそうです。
そして、ハンドルが高さ80cmまで下がると、やっとハンドルが1回転するようになりました。突き固められた砂利層の石を突破したようです。
ここから下は砂層のはずです。ですがハンドルが渋いです。素直に1回転しません。ハンドルを右回転(進行)と左回転(交替)と繰り返して、やっと1回転。また少し下がると引っ掛かります。また右回転と左回転と繰り返しです。
40分ほど掛けて、径75mmオーガのハンドル高さが65cmまで下がりました。相変わらずハンドルの回転が渋いです。おかしい。
砂利層の石がシャフトとサイドブレードの間に引っ掛かって、回転を邪魔しているとしか思えません。最深部まで25cmほど残っていますが、この状態で掘り下げるのは時間の無駄です。
径75mmオーガはここまでにしておきます。
突き固められた砂利層を径75mmオーガで解しました。SD2で掘りクズを浚う前に、突き棒でシェイクします。まとまって沈下している砂利を砂と掻き混ぜることで、スライム状にして取り込み易くします。
突き棒2号を井戸底に降ろしました。マーキング位置は高さ-4cmです。
これでは持ち手パイプが低すぎて、井戸底を突けません。
急遽、ストック品のVP25×200パイプで持ち手パイプを準備しました。
VP25の持ち手パイプのボンドが乾くのを待つ間に、もう一仕事です。
先ほどSD2を井戸底に降ろしたら、ゴム弁を支えるSUS針金が1本破断しました。この間交換したばっかりですが、砂利層で擦り切れたようです。
ゴム弁をフランジ毎、外してSUS針金を交換しました。
新たに加工したVP25の持ち手パイプを突き棒2号に連結します。
掘りクズをシェイクしながら、井戸底を突きます。井戸底に石は感じません、砂層のようですが、10cmしか下がりません。
突き棒の総延長は35.7mです。一方、井戸底に降ろした突き棒の残りは、GLからの高さ62cmとVP25が1本分です。ていうことは、今突いている井戸底の深度は33.08mです。掘り下げ済の深度は33.6mなので、後50cmほどは掘りクズが溜まっているはずですが、突き棒では解せません。
先程、径75mmオーガで掘りクズを残り25cmまで解したはずです。25cm分、勘定が合いません。
まあ良いか、取り敢えずシェイク、シェイク。
解した掘りクズをV3で浚います。
V3ロングホーンバージョンが帰還しました |
ロングホーンで浚い揚げた土砂です |
ロングホーンで浚い揚げた土砂を笊で篩い分けました。砂の割りに砂利が多めです。やはり、砂利層部分は、掘りクズに砂利が多く含まれているようです。砂利層といっても、15cmしかなかったので、ヤマで上部の井戸壁から沈下したものかもしれません。
ロングホーンで浚い揚げた土砂を 笊で篩い分けました、 砂の割りに砂利が多めです |
SD2はいったん諦めて、オーガで掘りクズを解します。
SD2本体は長さ1m、オーガヘッドは長さ45cmです。今回、ハンドルが低いので45cm短尺パイプを90cm短尺パイプに交換することにしました。ハンドル高さの差は10cmになります。つまり、SD2がハンドル高さ110cmで突っ掛かるなら、オーガはハンドル高さ100cmが同じ位置になります。
径75mmオーガを井戸底に降ろしました。ハンドル高さは98cmです。おっと、いきなり2cm下がっています。計算違いかと思いましたが、計算は合っています。オーガ先端の三角錐の部分が先に沈下したのでしょう。
径75mmオーガを井戸底に捩じ込みますが、いきなり突っ掛かりました。石です。石がガチガチに固まっていてハンドルが回りません。ハンドルを左右に回して突破を試みますが、径75mmオーガが石で弾かれてしまいます。
こりゃあダメですわ。オーガヘッドを径25mmオーガに換装しないと、砂利層を突破で出来そうにありません。この部分は径75mmオーガで1月末から数回掘り下げています。SD2でもハンドル高さ97cmまでは土砂を浚っています。それがここまで固く締まってしまうとは予想外です。心が挫けそうです…。
いや、やるしかない!!
石に突っ掛かったら梃子を掛け、石を引き剥がします。フルパワーでハンドルを回し、固くて動かなければ逆回転で攻めます。径75mmオーガがジリジリ下がっていきます。やれそうです。
そして、ハンドルが高さ80cmまで下がると、やっとハンドルが1回転するようになりました。突き固められた砂利層の石を突破したようです。
ここから下は砂層のはずです。ですがハンドルが渋いです。素直に1回転しません。ハンドルを右回転(進行)と左回転(交替)と繰り返して、やっと1回転。また少し下がると引っ掛かります。また右回転と左回転と繰り返しです。
40分ほど掛けて、径75mmオーガのハンドル高さが65cmまで下がりました。相変わらずハンドルの回転が渋いです。おかしい。
砂利層の石がシャフトとサイドブレードの間に引っ掛かって、回転を邪魔しているとしか思えません。最深部まで25cmほど残っていますが、この状態で掘り下げるのは時間の無駄です。
径75mmオーガはここまでにしておきます。
径75mmオーガで井戸壁を掃除し直します |
径75mmオーガが着底しました、 ハンドル高さは98cmです、 180cm定尺パイプと90cm短尺パイプを 挿げ足しています |
径75mmオーガがハンドル高さ65cmまで下がりました、 後25cmは省略です |
突き固められた砂利層を径75mmオーガで解しました。SD2で掘りクズを浚う前に、突き棒でシェイクします。まとまって沈下している砂利を砂と掻き混ぜることで、スライム状にして取り込み易くします。
突き棒2号を井戸底に降ろしました。マーキング位置は高さ-4cmです。
これでは持ち手パイプが低すぎて、井戸底を突けません。
急遽、ストック品のVP25×200パイプで持ち手パイプを準備しました。
突き棒2号で掘りクズをシェイクします |
突き棒2号が着底しました、 マーキング位置は高さ-4cmです、 持ち手パイプが短すぎます |
延長用のVP25持ち手パイプを急遽製作します |
VP25の持ち手パイプのボンドが乾くのを待つ間に、もう一仕事です。
先ほどSD2を井戸底に降ろしたら、ゴム弁を支えるSUS針金が1本破断しました。この間交換したばっかりですが、砂利層で擦り切れたようです。
ゴム弁をフランジ毎、外してSUS針金を交換しました。
SD2のゴム弁を支えるSUS針金が破断していました、 前回と同じ箇所です |
SD2のSUS針金を交換しました、だいぶ慣れてきました |
新たに加工したVP25の持ち手パイプを突き棒2号に連結します。
掘りクズをシェイクしながら、井戸底を突きます。井戸底に石は感じません、砂層のようですが、10cmしか下がりません。
突き棒の総延長は35.7mです。一方、井戸底に降ろした突き棒の残りは、GLからの高さ62cmとVP25が1本分です。ていうことは、今突いている井戸底の深度は33.08mです。掘り下げ済の深度は33.6mなので、後50cmほどは掘りクズが溜まっているはずですが、突き棒では解せません。
先程、径75mmオーガで掘りクズを残り25cmまで解したはずです。25cm分、勘定が合いません。
まあ良いか、取り敢えずシェイク、シェイク。
突き棒2号で井戸底を突きましたが、 10cmしか下がりませんでした、 マーキング位置は高さ-14cmです |
解した掘りクズをV3で浚います。
上手くいっていれば、砂利層部分も通過出来るかもしれません。
V3を引上げます。
V3から土砂を排出しましたが、量は少なめです。
V3で浚った土砂を笊で篩い分けました。砂から泥水がきれいに分離しました。つまり粘土質が少ないということです。砂利も少なめです。今までとは変わりました。
井戸底で突き固められた砂利は解しました。SD2でザックリと土砂を浚いましょう。
SD2を井戸底に降ろすと、ハンドル高さは129cmです。今回も、180cm定尺パイプに45cm短尺パイプを挿げ足しています。
SD2を井戸底に捩じ込みますが、またハンドル高さ113cmで井戸底に突っ掛かりました。ハンドルを左右にフルパワーで回しますが、突破できません。現象変わりません。先ほど、V3で掘りクズを浚ったときに、突き固めてしまったのでしょうか? 脱力感~
イヤ、頑張れば出来る子です。
前回試した掘り方です。いったんSD2を複合滑車で引上げて、ハンドル高さ120cmで固定します。ここでハンドルを回転させると難なく回ります。うん、問題なし。
次に、複合滑車のロープを緩めて5cmずつ下げていきます。ハンドル高さが115cmからちょい下がると、ハンドルの回転で石が当たりました。石が当たって回転がカクカクします。その内、石が突っ掛かり、ハンドルが回転しなくなります。ここでハンドルにフルパワーを掛けるとガクッと石が外れる感触がして、またカクカクと回転します。その内、石が突っ掛かり、ハンドルが回転しなくなります。次に左回転でフルパワーを掛けると、ガクッと石が外れました。以降は左右いずれの回転も問題ありません。上手くいきました。この掘り方を、「吊下回転作戦」と命名します。
ロープを緩めてハンドルを回すと渋いですが何とか回転できます。SD2が徐々に下がって、また突っ掛かりました。ここからロープでSD2を5cmほど引上げて、吊下回転作戦続行です。
吊下回転作戦を続けることで、SD2が下がっていきます。そしてハンドル高さ97cmを過ぎると、SD2が突っ掛かることはなくなりました。厚さ15cmの砂利層を突破したようです。
やったぜ!!
砂利層は突破しましたが、SD2の回転は渋く、ハンドルは重たいです。そして、SD2のハンドルが高さ80cmまで下がりました。最深部はハンドル高さ50cmが目標なので、残りは30cmです。ここまでで取り込んだ土砂の高さは50cm分ほどになります。せっかく取り込んだ砂利が、SD2の後部から零れ落ちてしまうのは困ります。いったんここでSD2を引上げます。
SD2が帰還しました。
SD2の中身はちょい少なめですが、指を差し込むと土砂の頂上は5cmほど下です。限界ギリギリ。
SD2で浚い揚げた土砂を、笊で篩い分けました。ゴロンと出てきたのは、凝灰岩の大きな石です。こいつですか、井戸底で邪魔をしていた犯人は!!
この石と一緒に揚がった砂利がガッチリ固まっていたのですね。最初はこの石の一部が砂利層から飛び出ていてSD2の通過を拒んでいたわけです。そして、何とか井戸壁から引き剥がしたら、今度は浮石になって、SD2が回転する際に引っ掛かっていたという訳です。
石のサイズは、6.5×5.0×4.5cmのジャガイモみたいな形状です。
もう17時半です。周囲は真っ暗ですが、残りの掘りクズの30cm分を始末したい。
最後にもう一度、SD2を井戸底に降ろしました。ハンドル高さは108cmです。
SD2を井戸底に捩じ込みます。位置的には砂利層ですが、今回は引っ掛かりません。問題なく下がっていきます。
ハンドル高さ80cmまでは抵抗もあまりありません。これ以下になると、SD2では新たな土層になります。ハンドルは重いですが、なんとか回転しています。頑張れ俺。(笑)
そしてSD2のハンドルが高さ63cmまで下がりました。残り13cmですが、ここでまた突っ掛かりました。右回転、左回転と繰り返しますが、突破できません。そういえば2/6に径50mmオーガでこの地点で下穴を穿った際に大きな石に衝突していました。同じ石に衝突したようです。
吊下回転作戦で突破できると思いますが、既に18時近い時刻です。これからSD2を引上げて、土砂を始末して、道具を片付けて、…。時間がありません。今日はここまでにします。
SD2が帰還しました。
SD2の中身はちょい少なめですが、指を差し込むと土砂の頂上は5cmほど下です。今回も限界ギリギリです。
今日も肩と背中がパンパンです。大臀筋も痛い。腰もダメ。
肉体的にはボロボロですが、突破できて気分は最高です。
1/31から手を焼いていた、深度33m5cmの砂利層をやっと突破できました。結局、砂利層でSD2を邪魔していたのは、大物の石でした。これが井戸壁から飛び出ていたんですね。こんな石だとは思ってもいなかったです。デカ過ぎ。
石を除去した後、もう一回SD2を投入しましたが砂利層部分を難なく通過できました。
1/30、2/7にも大物の石が揚りましたが、全て同じ砂利層の石なのかも知れません。恐るべし。
V3を井戸底に降ろしました。マーキング位置は高さ71cmです。朝から20cmほど下がりました。
掘りクズはあまり解れていないようです。締りがきついです。持ち手パイプを小刻みに上下しても中々下がりません。やりすぎるとまた掘りクズを突き固めてしまいます。
なんとか、マーキング位置は高さ15cmまで下がりました。朝は高さ3cmまで下がったので、少し出戻っています。
V3で掘りクズを浚います |
V3が着底しました、 マーキング位置は高さ71cmです、 朝から20cmほど下がりました |
V3で井戸底を突きます、 マーキング位置は高さ15cmまで下がりました、 朝は高さ3cmまで下がりましたが、 やりすぎると彫りクズを突き固めてしまいます |
V3を引上げます。
V3から土砂を排出しましたが、量は少なめです。
V3が帰還しました |
V3で浚った土砂と泥水です、土砂は少なめです |
V3で浚った土砂を笊で篩い分けました。砂から泥水がきれいに分離しました。つまり粘土質が少ないということです。砂利も少なめです。今までとは変わりました。
SD2で浚った土砂です、 砂から泥水がきれいに分離しました、 砂利は少なめです |
井戸底で突き固められた砂利は解しました。SD2でザックリと土砂を浚いましょう。
SD2を井戸底に降ろすと、ハンドル高さは129cmです。今回も、180cm定尺パイプに45cm短尺パイプを挿げ足しています。
SD2を井戸底に捩じ込みますが、またハンドル高さ113cmで井戸底に突っ掛かりました。ハンドルを左右にフルパワーで回しますが、突破できません。現象変わりません。先ほど、V3で掘りクズを浚ったときに、突き固めてしまったのでしょうか? 脱力感~
イヤ、頑張れば出来る子です。
前回試した掘り方です。いったんSD2を複合滑車で引上げて、ハンドル高さ120cmで固定します。ここでハンドルを回転させると難なく回ります。うん、問題なし。
次に、複合滑車のロープを緩めて5cmずつ下げていきます。ハンドル高さが115cmからちょい下がると、ハンドルの回転で石が当たりました。石が当たって回転がカクカクします。その内、石が突っ掛かり、ハンドルが回転しなくなります。ここでハンドルにフルパワーを掛けるとガクッと石が外れる感触がして、またカクカクと回転します。その内、石が突っ掛かり、ハンドルが回転しなくなります。次に左回転でフルパワーを掛けると、ガクッと石が外れました。以降は左右いずれの回転も問題ありません。上手くいきました。この掘り方を、「吊下回転作戦」と命名します。
ロープを緩めてハンドルを回すと渋いですが何とか回転できます。SD2が徐々に下がって、また突っ掛かりました。ここからロープでSD2を5cmほど引上げて、吊下回転作戦続行です。
吊下回転作戦を続けることで、SD2が下がっていきます。そしてハンドル高さ97cmを過ぎると、SD2が突っ掛かることはなくなりました。厚さ15cmの砂利層を突破したようです。
やったぜ!!
砂利層は突破しましたが、SD2の回転は渋く、ハンドルは重たいです。そして、SD2のハンドルが高さ80cmまで下がりました。最深部はハンドル高さ50cmが目標なので、残りは30cmです。ここまでで取り込んだ土砂の高さは50cm分ほどになります。せっかく取り込んだ砂利が、SD2の後部から零れ落ちてしまうのは困ります。いったんここでSD2を引上げます。
SD2でキツキツの井戸穴に挑戦します |
SD2が着底しました、ハンドル高さは129cmです |
SD2がハンドル高さ80cmまで下がりました、 砂利層を突破です |
SD2の中身はちょい少なめですが、指を差し込むと土砂の頂上は5cmほど下です。限界ギリギリ。
SD2が帰還しました、 SD2の中身はちょい少なめ、 指を差し込むと土砂の頂上は5cmほど下です |
SD2から土砂を排出します |
SD2で浚い揚げた土砂を、笊で篩い分けました。ゴロンと出てきたのは、凝灰岩の大きな石です。こいつですか、井戸底で邪魔をしていた犯人は!!
この石と一緒に揚がった砂利がガッチリ固まっていたのですね。最初はこの石の一部が砂利層から飛び出ていてSD2の通過を拒んでいたわけです。そして、何とか井戸壁から引き剥がしたら、今度は浮石になって、SD2が回転する際に引っ掛かっていたという訳です。
石のサイズは、6.5×5.0×4.5cmのジャガイモみたいな形状です。
D2で浚い揚げた土砂を笊で篩い分けました、 大物の石が揚りました |
深度33m5cm付近でSD2を邪魔していた石です、 サイズは6.5×5.0×4.5の大物です |
もう17時半です。周囲は真っ暗ですが、残りの掘りクズの30cm分を始末したい。
最後にもう一度、SD2を井戸底に降ろしました。ハンドル高さは108cmです。
SD2を井戸底に捩じ込みます。位置的には砂利層ですが、今回は引っ掛かりません。問題なく下がっていきます。
ハンドル高さ80cmまでは抵抗もあまりありません。これ以下になると、SD2では新たな土層になります。ハンドルは重いですが、なんとか回転しています。頑張れ俺。(笑)
そしてSD2のハンドルが高さ63cmまで下がりました。残り13cmですが、ここでまた突っ掛かりました。右回転、左回転と繰り返しますが、突破できません。そういえば2/6に径50mmオーガでこの地点で下穴を穿った際に大きな石に衝突していました。同じ石に衝突したようです。
吊下回転作戦で突破できると思いますが、既に18時近い時刻です。これからSD2を引上げて、土砂を始末して、道具を片付けて、…。時間がありません。今日はここまでにします。
SD2が着底しました、 ハンドル高さは108cmです、 残り30cm分の堀クズを始末します |
SD2がハンドル高さ63cmまで下がった所で 突っ掛かりました |
SD2が帰還しました。
SD2の中身はちょい少なめですが、指を差し込むと土砂の頂上は5cmほど下です。今回も限界ギリギリです。
SD2が帰還しました、 SD2の中身は今回も少なめ、 指を差し込むと土砂の頂上は5cmほど下です |
SD2から土砂を排出します、 篩い分けは次回に延伸です |
今日も肩と背中がパンパンです。大臀筋も痛い。腰もダメ。
肉体的にはボロボロですが、突破できて気分は最高です。
感想と構想
1/31から手を焼いていた、深度33m5cmの砂利層をやっと突破できました。結局、砂利層でSD2を邪魔していたのは、大物の石でした。これが井戸壁から飛び出ていたんですね。こんな石だとは思ってもいなかったです。デカ過ぎ。
石を除去した後、もう一回SD2を投入しましたが砂利層部分を難なく通過できました。
1/30、2/7にも大物の石が揚りましたが、全て同じ砂利層の石なのかも知れません。恐るべし。
アルバム
2016年2月11日 |
0 件のコメント:
コメントを投稿